JPH0647075Y2 - フリーアクセスフロア - Google Patents

フリーアクセスフロア

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JPH0647075Y2
JPH0647075Y2 JP7172388U JP7172388U JPH0647075Y2 JP H0647075 Y2 JPH0647075 Y2 JP H0647075Y2 JP 7172388 U JP7172388 U JP 7172388U JP 7172388 U JP7172388 U JP 7172388U JP H0647075 Y2 JPH0647075 Y2 JP H0647075Y2
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JP
Japan
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panel
free access
protrusion
hole
screw member
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JP7172388U
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義勝 松村
望東 三浦
俊郎 深沢
英夫 松林
正史 勝俣
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配線や配管を所望の位置から引き出せるフリ
ーアクセスフロアに関するものである。
〔従来技術〕
従来のフリーアクセスフロアの一例を図−6および図−
7に示す。このフリーアクセスフロアは、基礎床1上に
所定の配列で支持脚2を設置し、その支持脚2上に角部
を載せるようにして正三角形のパネル3を敷き詰めたも
のである。このようにすると二重床構造となり、基礎床
1とパネル3の間の空間に電線・ケーブル4や配管を引
き回すことができ、かつ所望のパネルを通して電線・ケ
ーブル4等を床上に引き出すことができるという利点が
ある。このためフリーアクセスフロアは最近、コンピュ
ータ室や病院などに広く使用されるようになってきてい
る。
なお三角形のパネルを使用するのは三点支持にしてパネ
ルのガタツキをなくすためであるが、四角形のパネルを
使用する場合もある。
〔課題〕
ところでフリーアクセスフロアは、基礎床が必ずしも水
平に仕上がっているとは限らないので、パネル上面を同
一水平面にそろえるためには、パネルのレベル調整(高
さ調整)が必要となる。従来このレベル調整は、支持脚
の支柱の上端にパネル支持部材をねじ結合し、パネル支
持部材を回転させてその高さを調整することにより行っ
ていた。しかしこのような構造ではパネルを敷き詰めた
後でレベル調整の必要な箇所が発見された場合には、そ
の部分のパネルを外してからでないとレベル調整を行う
ことができず、きわめて面倒であった。
また最近、電子機器のノイズによる障害を防止するた
め、室内を外部から電気的にシールドすることが検討さ
れているが、従来のフリーアクセスフロアでは、単に金
属製パネルが敷き詰められているだけであるので、パネ
ル同士の接触状態が不安定であり、確実な床面のシール
ド効果を得ることができない。
〔課題の解決手段〕
本考案は、上記のような課題を解決したフリーアクセス
フロアを提供するもので、その構成は、基礎床上に所定
の配列で支持脚を設置し、その支持脚上に角部を載せる
ようにして三角形または四角形のパネルを敷き詰めてな
るフリーアクセスフロアにおいて、上記パネルは金属製
で、各角部に上下方向に貫通する穴を設けたものからな
り、また上記支持脚は、金属製の基台と、この基台の上
部に垂直にねじ結合されて上下方向の位置が調整可能な
金属製のねじ部材とからなり、このねじ部材は、上部に
上記パネルを載せる肩部を有し、その肩部より上が上記
パネルの穴に嵌合する突起となっていて、その突起の上
面にねじ回し工具挿入穴が形成されたものからなり、前
記ねじ部材の突起の外周またはパネルの穴の内周に、相
手方と弾性的に接触する導電性の弾性接触部材を設けた
ことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成にすると、パネルを敷き詰めた場合、各
パネルの角部の上面にねじ部材のねじ回し工具挿入穴が
露出するから、この穴に、ねじ回し工具を挿入して、ね
じ部材を回転させれば、各パネル毎にレベル調整ができ
ることになる。
またパネルの穴の内周面とねじ部材の突起の外周面とが
弾性接触部材を介して確実に導通し、且つねじ部材と基
台はねじ結合で導通しているので、隣接するパネルが支
持脚を介して確実に電気的に接続されることになり、シ
ールド効果の確実なフロアを構成できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図−1および図−2は本考案の一実施例を示すもので、
符号11は基礎床、12は支持脚、13はパネルである。支持
脚12およびパネル13はすべて金属製である。
パネル13は、正方形の鋼板、アルミ合金板あるいはアル
ミ合金ダイカスト品等からなり、各角部に金属製の筒体
31を貫通させ、溶接することにより、上下方向に貫通す
る穴14を形成した構造となっている。
一方、支持脚12は、台座15から直立する支柱16の上端部
にフランジ17を一体に形成した基台と、そのフランジ17
に90°間隔で垂直にねじ込まれた4本のねじ部材18とか
ら構成されている。各ねじ部材18は、上部にパネル13の
筒体31を載せる肩部19を有し、その肩部19より上がパネ
ルの穴14に嵌合する突起20となっており、その突起20の
上面に断面正方形(正三角形または正六角形でも可)の
角穴(ねじ回し工具挿入穴)21が形成されているもので
ある。またねじ部材18の突起20の外周には弾性接触部材
32が装着されている。この弾性接触部材32は例えば図3
に示すように、弾性金属板を筒状にし、中間部に縦方向
の切れ目を入れて、その部分を外側に膨出させた構造と
なっている。
パネル13は、その穴14をねじ部材18の突起20に嵌合させ
るようにして支持脚12上に載置される。突起20は、その
上面がパネル13の上面と一致する高さに形成されてい
る。
支持脚12上にパネル13を載置すると、パネル13の上面に
ねじ部材18の角穴21が露出することになる。したがって
パネル13のレベルが適正でない場合は、ねじ部材18の角
穴21に、ねじ回し工具の角形頭部を挿入して、ねじ部材
18を回転させれば、パネル13がねじ部材18と共に上下す
るから、レベル調整ができることになる。
また支持脚12上にパネル13を載置すると、突起20の外周
の弾性接触部材32が筒体31の内面に弾性的に接触するか
ら、隣合うパネル13はねじ部材18およびフランジ17を介
して電気的に接続された状態となる。したがって多数の
支持脚12のうちの一部をアースに落としておけば、パネ
ル13はすべてアース電位となり、確実なシールド効果が
得られることになる。
なお上記実施例では、パネル上面にねじ部材の角穴が露
出することになるが、この角穴は小さいのでパネル上に
カーペット等を敷いてしまえば、実質的に支障はない。
もしねじ部材の角穴が問題となるときは突起20の高さを
穴14の深さより少し低くして、そこに円板を詰めるよう
にするとよい。ねじ回し工具挿入穴は上記のような角穴
のほか、例えば間隔をあけて形成した複数の丸穴によっ
て構成することもできる。
また上記実施例は、ねじ部材が雄ねじの場合であるが、
ねじ部材は雌ねじで構成することもできる。その場合は
フランジ17に雄ねじを垂直に立てて溶接などにより固定
しておけばよい。
図−1の実施例では弾性接触部材32を突起20の外周に設
けたが、弾性接触部材32は図−4に示すように筒体31の
内周に装着することもできる。この場合の弾性接触部材
32は、中間部が内側に膨出した形となる。
図−5は本考案のさらに他の実施例を示す。このフリー
アクセスフロアは支持脚12の構造、特に基台の構造が前
記実施例のものと異なっている。すなわち支持脚12の基
台は台座15上に各ねじ部材18に対応させてそれと螺合す
る雌ねじ筒33を立設したものである。その他の構成は図
−1の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るフリーアクセスフロア
は、パネルの上面側からそのパネルを支持するねじ部材
を回転させて、パネルのレベル調整を行うことができ
る。このためパネルを敷き詰めた後でも簡単にパネルの
レベル調整ができるという利点がある。
またパネルの穴の内周面とねじ部材の突起の外周面とが
弾性接触部材を介して確実に導通するので、パネルを敷
き詰めるだけで各パネルが確実に電気的に接続されるこ
とになり、シールド効果のある床を簡単に構成できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2は本考案の一実施例係るフリーアク
セスフロアの断面図および平面図、図−3は図−1のフ
リーアクセスフロアに用いた弾性接触部材の斜視図、図
−4および図−5はそれぞれ本考案の他の実施例を示す
断面図、図−6は従来のフリーアクセスフロアの平面
図、図−7は図−6のX−X線における断面図である。 11:基礎床、12:支持脚、13:パネル、14:穴 15:台座、16:支柱、17:フランジ、18:ねじ部材 19:肩部、20:突起、21:角穴(ねじ回し工具挿入穴) 31:筒体、32:弾性接触部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松林 英夫 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河電 気工業株式会社平塚事業所内 (72)考案者 勝俣 正史 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河電 気工業株式会社平塚事業所内 (56)参考文献 実開 昭62−629(JP,U) 実開 昭63−62537(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎床上に所定の配列で支持脚を設置し、
    その支持脚上に角部を載せるようにして三角形または四
    角形のパネルを敷き詰めてなるフリーアクセスフロアに
    おいて、上記パネルは金属製で、各角部に上下方向に貫
    通する穴を設けたものからなり、また上記支持脚は、金
    属製の基台と、この基台の上部に垂直にねじ結合されて
    上下方向の位置が調整可能な金属製のねじ部材とからな
    り、このねじ部材は、上部に上記パネルを載せる肩部を
    有し、その肩部より上が上記パネルの穴に嵌合する突起
    となっていて、その突起の上面にねじ回し工具挿入穴が
    形成されたものからなり、前記ねじ部材の突起の外周ま
    たはパネルの穴の内周に、相手方と弾性的に接触する導
    電性の弾性接触部材を設けたことを特徴とするフリーア
    クセスフロア。
JP7172388U 1988-06-01 1988-06-01 フリーアクセスフロア Expired - Lifetime JPH0647075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7172388U JPH0647075Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 フリーアクセスフロア

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JP7172388U JPH0647075Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 フリーアクセスフロア

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Publication Number Publication Date
JPH01179941U JPH01179941U (ja) 1989-12-25
JPH0647075Y2 true JPH0647075Y2 (ja) 1994-11-30

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ID=31296918

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JP7172388U Expired - Lifetime JPH0647075Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 フリーアクセスフロア

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JP2528502Y2 (ja) * 1990-03-20 1997-03-12 フクビ化学工業株式会社 二重床用パネル

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JPH01179941U (ja) 1989-12-25

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