JPH0647052U - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

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Publication number
JPH0647052U
JPH0647052U JP8438492U JP8438492U JPH0647052U JP H0647052 U JPH0647052 U JP H0647052U JP 8438492 U JP8438492 U JP 8438492U JP 8438492 U JP8438492 U JP 8438492U JP H0647052 U JPH0647052 U JP H0647052U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
glove box
glove
openings
lid
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Withdrawn
Application number
JP8438492U
Other languages
English (en)
Inventor
浩明 山田
Original Assignee
西川化成株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 西川化成株式会社 filed Critical 西川化成株式会社
Priority to JP8438492U priority Critical patent/JPH0647052U/ja
Publication of JPH0647052U publication Critical patent/JPH0647052U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボックス部内の塗装むらを防止する。 【構成】グローブボックス1を、リッド部7とボックス
部9とを一体に成形する。ボックス部9の上部に収納口
17が形成され、使用時においてリッド部7を開状態に
すると、ボックス部9は車室側に引き出されてグローブ
ボックス1の収納口17より小物を出し入れできるよう
になり、グローブボックス1の前壁13は上側となる。
該前壁13に複数の開口部23を設ける。吹き付け塗装
時にボックス部9の内面に一度吹き付けられた後の塗料
ミストは複数の開口部23から速やかに流出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、グローブボックスに係り、とくにボックス部の内面の吹き付け塗装 対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両のインストルメントパネル等に設けられるグローブボックスは、 ボックス部がインストルメントパネルのグローブボックス配設用凹部内に固定さ れてリッド部を開蓋してグローブボックス配設用凹部を開くことによってボック ス部の収納口を車室側に開く構造の他に、実開平2−85654号公報に開示さ れているように、ボックス部とリッド部とが一体成形され、該リッド部を車室側 に引き出してボックス部の収納口を車室側に開く構造がある。両構造ともに、ボ ックスの内側を塗装する場合、ボックス部内に向けて吹き付け塗装をしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記グローブボックスは、いずれのタイプの構造も、ボックス 部が箱状の形状であるためにボックス部の内面に吹き付けられた塗料ミストが内 部にこもって内面に不均一に付着し、塗装むらができるという問題があった。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであって、ボックス部内の塗装むら を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案が講じた解決手段は、ボックス部の内面に 吹き付け塗装が施されるグローブボックスを対象とし、開状態のときに上側とな る上記ボックス部の壁部に複数の開口部が設けられた構成とする。
【0006】
【作用】 上記の構成により、本考案では、ボックス部の内面の吹き付け塗装は、グロー ブボックスを使用時における開状態と同じ状態にしておき、ボックス部の収納口 から塗料ミストを吹き付けて行う。
【0007】 開状態のときに上側となるボックス部の壁部に複数の開口部が設けられている ので、一度吹き付けられた後の塗料ミストは滞留してボックス部内にこもること なく開口部から速やかに流出し、吹き付け後に余計な塗料ミストが塗装面に付着 しない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1および図2は、本考案の一実施例に係るグローブボックスが適用されたイ ンストルメントパネルを示し、図1はグローブボックスの閉状態を図2は開状態 をそれぞれ示している。
【0010】 本実施例に係るグローブボックス1は、インストルメントパネル3の助手席側 に形成されたグローブボックス1取付用凹部5内に配設されている。該グローブ ボックス1は、リッド部7と、該リッド部7の裏面側に設けられる小物を収納す るボックス部9とが一体成形されている。
【0011】 図3に示すように、ボックス部9には、壁部としての、車両幅方向の両側方の 側壁11,11と前壁13と底壁15とからなり、これらの側壁11と前壁13 と底壁15とリッド部7とによってボックス部9の上部に収納口17が形成され ている。また、両側壁11には車両幅方向に突出しグローブボックス1をインス トルメントパネル3に回動可能に軸支するヒンジ部19が設けられている。 一方、リッド部7は、グローブボックス1取付用凹部5を開閉するように構成 され、上部中央部に閉状態を保持するロック手段21が設けらている。
【0012】 そして、上記グローブボックス1は、リッド部7を乗員の手前側(車室側)へ 倒して開状態にすることによってグローブボックス1取付用凹部5内からグロー ブボックス1が車室側に引き出されてグローブボックス1の収納口17より小物 を出し入れできるように構成されている。そして、開状態においてグローブボッ クス1の前壁13は上側となる。
【0013】 本考案の特徴として、ボックス部9の前壁13には、略全面にわたって複数の 四角形状の開口部23,23,…が設けられ、該複数の開口部23は4つの群A ,A,…に分けて形成されている。
【0014】 次に、上記グローブボックス1を吹き付け塗装する場合、図4に示すように、 使用時の開状態と同じ状態にしておき、塗装ガン25によってボックス部9の内 面を順に吹き付け塗装していく。
【0015】 本実施例では、開状態のときにボックス部9の上側となるボックス部9の前壁 13に複数の開口部23が設けられているので、一度吹き付けられた後の塗料ミ ストBは滞留してボックス部9内にこもることなく速やかに流出し、吹き付け後 に余計な塗料ミストが塗装面に付着しない。したがって、ボックス部9の内面に 塗装むらが生じるのを防止でき、均一な塗装面を確保することができる。
【0016】 また、複数の開口部23を設けることにより、グローブボックス1を軽量化す ることができる。
【0017】 次に、図5は上記実施例の変形例である。本変形例は、リッド部7とボックス 部9とが一体になっている前実施例に代え、リッド部7とボックス部9とが別体 であって、ボックス部9は回動しない、いわゆるリッドヒンジタイプに適用した ものである。
【0018】 具体的に、上記リッドヒンジタイプのグローブボックス1は、ボックス部9が 側壁11,11と前壁13と底壁15に加えて壁部としての天壁27を有して収 納口17が車室側に向けて形成され、リッド部7がボックス部9の収納口17の 縁部29に回動可能に装着され、ボックス部9は車室側に引き出されず、リッド 部7のみが開閉してボックス部9の収納口17を開閉するように構成されている 。
【0019】 そして、開状態のときにボックス部9の上側となるボックス部9の天壁27に 開口部23,23,…が設けられ、該開口部23は上記実施例の四角形状に代え て円形状に形成されている。
【0020】 本変形例によっても、吹き付け塗装時には、リッド部7を開状態にして収納口 17から吹き付け塗装を行う。一度吹き付けられた後の塗料ミストは天壁27の 開口部23から速やかに流出し、上記実施例と同様の作用効果を発揮することが できる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、開状態のときに上側となるボックス部の壁部 に複数の開口部が設けられているので、一度吹き付けられた後の塗料ミストをボ ックス部外へ速やかに流出させてボックス部の内面に塗装むらが生じるのを防止 でき、均一な塗装面を確保することができる。
【0022】 また、複数の開口部を設けることにより、グローブボックスを軽量化すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るグローブボックスが適
用されたインストルメントパネルであって、グローブボ
ックスの閉状態の斜視図である。
【図2】上記インストルメントパネルであって、グロー
ブボックスの開状態の斜視図である。
【図3】上記グローブボックスの斜視図である。
【図4】上記グローブボックスであって、吹き付け塗装
時の斜視図である。
【図5】上記実施例の変形例のグローブボックスの斜視
図である。
【符号の説明】
9 ボックス部 23 開口部 13 前壁(開状態のときにおける上側の壁部) 27 天壁(開状態のときにおける上側の壁部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス部の内面に吹き付け塗装が施さ
    れるグローブボックスであって、開状態のときに上側と
    なる上記ボックス部の壁部に複数の開口部が設けられて
    いることを特徴とするグローブボックス。
JP8438492U 1992-12-08 1992-12-08 グローブボックス Withdrawn JPH0647052U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8438492U JPH0647052U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 グローブボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8438492U JPH0647052U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 グローブボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647052U true JPH0647052U (ja) 1994-06-28

Family

ID=13829072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8438492U Withdrawn JPH0647052U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 グローブボックス

Country Status (1)

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JP (1) JPH0647052U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19970306