JPH0121018Y2 - - Google Patents

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JPH0121018Y2
JPH0121018Y2 JP10437583U JP10437583U JPH0121018Y2 JP H0121018 Y2 JPH0121018 Y2 JP H0121018Y2 JP 10437583 U JP10437583 U JP 10437583U JP 10437583 U JP10437583 U JP 10437583U JP H0121018 Y2 JPH0121018 Y2 JP H0121018Y2
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JP
Japan
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box
foldable
booth
main body
front opening
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JP10437583U
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JPS6013275U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移動折り畳み式塗装用ブースに関する
ものである。
従来自動車の補修や塗り替え作業に使用される
塗装用ブースは、収容された自動車を動かせない
場合が多い関係上その周囲に十分な作業スペース
を必要とし、更に塗装や焼き付け作業に必要な各
種機材を収容しなければならないため極めて大が
かりなものとなり、多大の設備費用と設置スペー
スを要すると共に、大がかりな設備であるため一
個所に固定状態に設置せざるを得ず、従つて動か
ない自動車を塗装ブース内に収容するためには多
くの時間と労力とを要しているという問題があ
る。更に従来の塗装用ブースでは部分塗装を行う
場合他の部分を全て新聞紙等でマスキングしてお
く必要があり、このマスキング作業にも多くの時
間と労力を要するものである。
そこで本考案ではかかる問題点を全て解消し得
る移動折り畳み式塗装用ブースの構造を提供せん
とするものであり、その要旨とするところは換気
装置と移動用車輪とを備えた前面開口箱状本体
と、該箱状本体の前面開口部と連通する折り畳み
自在なブースとの組み合わせより成り、該折り畳
み自在なブースはその天井部材を箱状本体におけ
る前面開口部の上側開口縁部を中心として前面開
口部側に折り畳み自在な状態に枢着され、かつそ
の前壁部材及び左右両側壁部材を折り畳み自在な
柔軟な素材により構成し、該左右両側壁部材の後
方側縁部をそれぞれ箱状本体における前面開口部
の左右両側縁部に接続して成ることを特徴とする
移動折り畳み式塗装用ブースにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、図においてAは移動可能な箱状本体、Bは折
り畳み自在なブースを示す。
箱状本体Aはその前面側を開口した箱状をな
し、その底面の各コーナー近辺に取り付けられた
車輪1によつて望みの場所へ自由に移動し得る様
に構成されると共に、換気装置Cを備えている。
2は換気装置Cを構成する送風フアン、3は吸引
口、4は排出口であり、本実施例では箱状本体A
の上端部前面と後面にそれぞれ吸引口2を設けエ
アーフイルター5を経由して外気を吸引する一
方、箱状本体Aの後壁部下端に設けた排出口4か
らエアーフイルター5′及び送風フアン2を経由
して外部に排出させる様になしている。又図中6
は同箱状本体Aの側面に設けた出入用ドアー、
7,7′は照明燈、8は前面開口部aの下側開口
縁部と床面bとの間を閉塞する閉塞板であり、移
動時に邪魔にならない様に上方へ回動し得る様に
枢着されている。9は焼付用ヒーターを収納する
ための収納スペースであり、必要時に同収納スペ
ース9より引き出して使用される。
次に、折畳み自在なブースBは天井部材10、
前壁部材11及び左右両側壁部材12,12′に
より構成されている。天井部材10は枠体13と
シート14により構成され、枠体13の後側縁部
を箱状本体Aにおける前面開口部8の上側開口縁
部に枢着され、同枢着部cを中心として前面開口
部a側へ折り畳まれる様になしており、又前壁部
材11及び左右両側壁部材12,12′はビニー
ルシートや布等の様な折り畳み自在な柔軟な素材
により構成され十分な長さと広さとを有すると共
に、その左右両側壁部材12,12′の後方側縁
部をそれぞれ箱状本体における前面開口部aの左
右両側縁部に対して接続されている。なお天井部
材10を構成するシート14や前壁部材11及び
左右両側壁部材12,12′は外部の照明を有効
利用し得る点で透明素材を用いることが望ましい
が、内部照明も可能であるため透明素材に限定さ
れるものではない。又図中15は天井部材10を
構成するシート14に開設された吸引口であり、
フイルター5″を備える。16は伸縮調整可能な
天井部材10の支持杆、17は同じく伸縮自在な
支持柱、18は天井部材10の上下回動操作をス
ムーズに行わせるためのバランスウエイト、19
は補助枠体であり天井部材10の左右両側縁部に
対し出し入れ自在な状態に取り付けられている。
本実施例では上記構成より成るため、第4図に
示す様に、例えば動かない自動車Dの側面側を部
分塗装するには、まず車輪1を利用して箱状本体
Aを自動車Dの側方まで移動させる。この場合自
動車Dの塗装側半分が天井部材10の下に隠れる
程度の位置関係となしておき、自動車D残り側半
分を前壁部材11及び左右両側壁部材12,1
2′によつて全て包み込んだ形となす。又以上の
様にして包み残された塗装範囲以外の部分は従来
通り新聞紙とマスキングテープ等を用いてマスキ
ングをすることによつて準備が完了し、次いで換
気装置Cを構成する送風フアン2を作動させて換
気を行ないながら塗装作業を行うものである。な
お、箱状本体A内に焼付用ヒーター9を備えてお
けば、塗装作業に引き続いてそのまま焼付け作業
をも行うことができる様になるものである。
以上の様にして全ての作業を完了した場合は、
第3図に示す様にまず前壁部材11及び左右両側
壁部材12,12′をその軟性を利用して折り畳
むと共に、天井部材cを箱状本体Aの前面開口部
a側に折り畳むことによつて極めてコンパクトな
形態となすことができ、この状態で工場の隅等に
移動し収納しておくことにより工場スペースを他
の作業スペース等として有効に利用し得る様にな
るものである。
以上詳細に説明した如く本考案によれば、移動
車輪を備えた前面開口箱状本体と、該箱状本体の
前面開口部と連通する折り畳み自在なブースとの
組み合せにより、箱状本体の重量を利用して安定
良くブースを拡張形成することができ、又不使用
時にはブースを折り畳んでコンパクトな形で収納
できると共に、以上の様に極めてコンパクトであ
りかつ移動用車輪によつて塗装用ブース自体の移
動が自由かつ容易に行えるため、塗装すべき自動
車を動かす必要がなくなり作業能率の向上と労力
の軽減が可能となり、しかもブースを構成する前
壁部材及び左右両側壁部材を折り畳み自在な柔軟
な素材により構成したことによつてこれを塗装を
要しない自動車表面のマスキングシートとして利
用することができ、従つて面倒なマスキング作業
の労力を軽減し、作業能率の向上を図り得る等、
数多くの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠平面
図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は同一部
切欠側面図、第4図は使用状態を示す断面説明
図、第5図は折畳み状態を示す斜視図である。 図中、A……箱状本体、B……ブース、C……
換気装置、a……前面開口部、1……車輪、10
……天井部材、11……前壁部材、12……左側
壁部材、12′……右側壁部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気装置と移動用車輪とを備えた前面開口箱状
    本体と、該箱状本体の前面開口部と連通する折り
    畳み自在なブースとの組み合わせより成り、該折
    り畳み自在なブースはその天井部材を箱状本体に
    おける前面開口部の上側開口縁部を中心として前
    面開口部側に折り畳み自在な状態に枢着され、か
    つその前壁部材及び左右両側壁部材を折り畳み自
    在な柔軟な素材により構成し、該左右両側壁部材
    の後方側縁部をそれぞれ箱状本体における前面開
    口部の左右両側縁部に接続して成ることを特徴と
    する移動折り畳み式塗装用ブース。
JP10437583U 1983-07-04 1983-07-04 移動折り畳み式塗装用ブ−ス Granted JPS6013275U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10437583U JPS6013275U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 移動折り畳み式塗装用ブ−ス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10437583U JPS6013275U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 移動折り畳み式塗装用ブ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS6013275U JPS6013275U (ja) 1985-01-29
JPH0121018Y2 true JPH0121018Y2 (ja) 1989-06-23

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JP10437583U Granted JPS6013275U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 移動折り畳み式塗装用ブ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5202818B2 (ja) * 2006-04-22 2013-06-05 株式会社ウエノコーポレーション 塗装ブース

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JPS6013275U (ja) 1985-01-29

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