JPH0646946Y2 - 連結作業車 - Google Patents
連結作業車Info
- Publication number
- JPH0646946Y2 JPH0646946Y2 JP2641291U JP2641291U JPH0646946Y2 JP H0646946 Y2 JPH0646946 Y2 JP H0646946Y2 JP 2641291 U JP2641291 U JP 2641291U JP 2641291 U JP2641291 U JP 2641291U JP H0646946 Y2 JPH0646946 Y2 JP H0646946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- vehicle
- self
- work vehicle
- signal cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建築作業現場等で使用
する作業車に関し、特に２台の作業車を連結した連結作
業車に関する。
する作業車に関し、特に２台の作業車を連結した連結作
業車に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築現場の屋内で使用される作業
車は、エレベーター等によって運搬されるため、運搬時
の外径寸法をコンパクトにする必要があった。
車は、エレベーター等によって運搬されるため、運搬時
の外径寸法をコンパクトにする必要があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし上述のもので
は、作業をする人が使用できる作業台の大きさが限られ
てしまい、天井ボード張りや、下地工事あるいは空調設
備のダクト取付け工事等の広い作業スペースを必要とす
る作業には不向きであった。
は、作業をする人が使用できる作業台の大きさが限られ
てしまい、天井ボード張りや、下地工事あるいは空調設
備のダクト取付け工事等の広い作業スペースを必要とす
る作業には不向きであった。
【０００４】そこで本考案は、２台の作業車を連結して
広い作業スペースを確保でき、さらに一方を親機、他方
を子機として作動させることのできる連結作業車を提供
することを目的としている。
広い作業スペースを確保でき、さらに一方を親機、他方
を子機として作動させることのできる連結作業車を提供
することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の連結作業車は、車両の走行・操向及び作業
台の昇降を行う操作盤を備えた作業台を昇降可能に設け
た２台の自走車両を、車体同士を連結する着脱可能な連
結ステーと、作業台同士を連結する着脱可能なブリッジ
とで連結するとともに、両自走車両の連結側端面に、前
記操作盤に接続するコネクターをそれぞれ設け、両コネ
クターに、その連結方向によって一方の車両を運転車両
に、他方の車両を従動車両とする信号ケーブルを連結し
たことを特徴としている。
め、本考案の連結作業車は、車両の走行・操向及び作業
台の昇降を行う操作盤を備えた作業台を昇降可能に設け
た２台の自走車両を、車体同士を連結する着脱可能な連
結ステーと、作業台同士を連結する着脱可能なブリッジ
とで連結するとともに、両自走車両の連結側端面に、前
記操作盤に接続するコネクターをそれぞれ設け、両コネ
クターに、その連結方向によって一方の車両を運転車両
に、他方の車両を従動車両とする信号ケーブルを連結し
たことを特徴としている。
【０００６】
【作用】このように構成することにより、作業時には、
２台の自走車両の作業台をブリッジで連結するので、広
い作業スペースを確保することができ、また、一方の自
走車両を運転することで連結作業車の走行・操向及び作
業台の昇降を行え、さらに、連結ステー，ブリッジ，信
号ケーブルを取り外せば、それぞれの自走車両が単独で
自走及び作業できるので、作業車の運搬時にはコンパク
トな状態にして運搬することができる。
２台の自走車両の作業台をブリッジで連結するので、広
い作業スペースを確保することができ、また、一方の自
走車両を運転することで連結作業車の走行・操向及び作
業台の昇降を行え、さらに、連結ステー，ブリッジ，信
号ケーブルを取り外せば、それぞれの自走車両が単独で
自走及び作業できるので、作業車の運搬時にはコンパク
トな状態にして運搬することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】連結作業車１は、自力走行が可能な２台の
作業台車２，３を、着脱可能な連結ステー４，ブリッジ
５，信号ケーブル６を介して連結したものである。
作業台車２，３を、着脱可能な連結ステー４，ブリッジ
５，信号ケーブル６を介して連結したものである。
【０００９】作業台車２，３は同一の構成で、床板７と
該床板７の周囲に立設する手摺８とを有する作業台９を
シリンダ１０，シザースリンク１１によって昇降可能に
設けている。また、作業台９の上面には、走行・操向及
び作業台９の昇降等を操作する操作盤１２が設けられて
いる。
該床板７の周囲に立設する手摺８とを有する作業台９を
シリンダ１０，シザースリンク１１によって昇降可能に
設けている。また、作業台９の上面には、走行・操向及
び作業台９の昇降等を操作する操作盤１２が設けられて
いる。
【００１０】さらに、作業台車２，３は、後部に連結用
ブラケット１３，接続コネクター１４をそれぞれ備えて
おり、両連結用ブラケット１３，１３間に前記連結ステ
ー４を、接続コネクター１４，１４間に信号ケーブル６
をそれぞれ接続する。
ブラケット１３，接続コネクター１４をそれぞれ備えて
おり、両連結用ブラケット１３，１３間に前記連結ステ
ー４を、接続コネクター１４，１４間に信号ケーブル６
をそれぞれ接続する。
【００１１】また、ブリッジ５は、床板５ａと該床板５
ａの周囲に立設する手摺５ｂを有したもので、作業台
９，９間に着脱可能に取付けられ、ブリッジ５が取付け
られる部分の作業台９の手摺８は、取外し可能に設けら
れている。
ａの周囲に立設する手摺５ｂを有したもので、作業台
９，９間に着脱可能に取付けられ、ブリッジ５が取付け
られる部分の作業台９の手摺８は、取外し可能に設けら
れている。
【００１２】信号ケーブル６は、作業車２，３の一方を
親機，他方を子機として作動させるもので、例えば作業
車２を親機としたとき、親機に備えられた操作盤１２で
運転操作を行うと、その指令を子機となる作業車３の操
作盤１２に電気信号として伝送するものである。
親機，他方を子機として作動させるもので、例えば作業
車２を親機としたとき、親機に備えられた操作盤１２で
運転操作を行うと、その指令を子機となる作業車３の操
作盤１２に電気信号として伝送するものである。
【００１３】親機，子機の指定は、信号ケーブル６の接
続の方向により設定する方式で、図２に示すように、線
番Ａと線番Ｂの２本の線を非対称にしておき、Ａ−Ｂ短
絡ならば親機、Ａ−Ｂ開放ならば子機として制御回路に
入力しておく。したがって、信号ケーブル６の接続を逆
にすれば親子が逆になり、切り替えスイッチを用いるこ
となく親機，子機の指定ができる。さらに、操作盤１２
に親機，子機の表示が出るようにしておく。
続の方向により設定する方式で、図２に示すように、線
番Ａと線番Ｂの２本の線を非対称にしておき、Ａ−Ｂ短
絡ならば親機、Ａ−Ｂ開放ならば子機として制御回路に
入力しておく。したがって、信号ケーブル６の接続を逆
にすれば親子が逆になり、切り替えスイッチを用いるこ
となく親機，子機の指定ができる。さらに、操作盤１２
に親機，子機の表示が出るようにしておく。
【００１４】上述のような連結作業車１は、連結ステー
４，ブリッジ５，信号ケーブル６を取外した場合には、
作業台車２，３が単独で走行・操向及び作業台９の昇降
ができるので、運搬の際には別々にエレベーター等に乗
せて運搬する。
４，ブリッジ５，信号ケーブル６を取外した場合には、
作業台車２，３が単独で走行・操向及び作業台９の昇降
ができるので、運搬の際には別々にエレベーター等に乗
せて運搬する。
【００１５】一方、天井ボード張りや、下地工事あるい
は空調設備のダクト取付け工事等の作業をする際は、作
業台車２，３の、連結用ブラケット１３，１３に連結ス
テー４を、接続コネクター１４，１４に信号ケーブル６
をそれぞれ接続し、さらに作業台９，９にブリッジ５を
取付け、ブリッジ５側の手摺８を取外す。これにより、
作業をする人は作業車２の作業台９，ブリッジ５の床板
５ａ，作業車３の作業台９に亙って作業することができ
る。
は空調設備のダクト取付け工事等の作業をする際は、作
業台車２，３の、連結用ブラケット１３，１３に連結ス
テー４を、接続コネクター１４，１４に信号ケーブル６
をそれぞれ接続し、さらに作業台９，９にブリッジ５を
取付け、ブリッジ５側の手摺８を取外す。これにより、
作業をする人は作業車２の作業台９，ブリッジ５の床板
５ａ，作業車３の作業台９に亙って作業することができ
る。
【００１６】また、連結作業車１の操作は、親機の操作
盤１２によって行うが、走行，ステアリングについて
は、親機，子機はそれぞれ信号を受信すると、表１に示
すような作動をするようにシーケンスが組まれている。
また、作業台車２のタイヤのステアリングは、連結作業
車１のスピードが遅く、荷重も小さいので横スベリする
ことなく旋回できる。
盤１２によって行うが、走行，ステアリングについて
は、親機，子機はそれぞれ信号を受信すると、表１に示
すような作動をするようにシーケンスが組まれている。
また、作業台車２のタイヤのステアリングは、連結作業
車１のスピードが遅く、荷重も小さいので横スベリする
ことなく旋回できる。
【００１７】
【表１】
【００１８】尚、本考案の連結作業車１は２台を連結し
ないで１台のみで使用することもできる。
ないで１台のみで使用することもできる。
【００１９】
【考案の効果】本考案は以上のように、作業台を昇降可
能に設けた２台の自走車両を、着脱可能な連結ステー，
ブリッジ，信号ケーブルを介して連結するとともに、両
自走車両の操作盤同士を連結し、連結方向によって一方
の車両を運転車両とする信号ケーブルを両自走車両にそ
れぞれ設けた接続コネクターに連結したことにより、作
業時には、広い作業スペースを確保することができ、ま
た、一方の自走車両を運転することで連結作業車の走行
・操向及び作業台の昇降を行え、さらに、連結ステー，
ブリッジ，信号ケーブルを取り外せば、それぞれの自走
車両が単独で自走及び作業できるので、作業車の運搬時
にはコンパクトな状態にして運搬することができる。
能に設けた２台の自走車両を、着脱可能な連結ステー，
ブリッジ，信号ケーブルを介して連結するとともに、両
自走車両の操作盤同士を連結し、連結方向によって一方
の車両を運転車両とする信号ケーブルを両自走車両にそ
れぞれ設けた接続コネクターに連結したことにより、作
業時には、広い作業スペースを確保することができ、ま
た、一方の自走車両を運転することで連結作業車の走行
・操向及び作業台の昇降を行え、さらに、連結ステー，
ブリッジ，信号ケーブルを取り外せば、それぞれの自走
車両が単独で自走及び作業できるので、作業車の運搬時
にはコンパクトな状態にして運搬することができる。
【図１】 連結作業車の斜視図である。
【図２】 信号ケーブルの回路図である。
１…連結作業車 ２，３…作業台車 ４…連結ステ
ー ５…ブリッジ ６…信号ケーブル ９…作業台 １４…接続コネク
ター
ー ５…ブリッジ ６…信号ケーブル ９…作業台 １４…接続コネク
ター
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の走行・操向及び作業台の昇降を行
う操作盤を備えた作業台を昇降可能に設けた２台の自走
車両を、車体同士を連結する着脱可能な連結ステーと、
作業台同士を連結する着脱可能なブリッジとで連結する
とともに、両自走車両の連結側端面に、前記操作盤に接
続するコネクターをそれぞれ設け、両コネクターに、そ
の連結方向によって一方の車両を運転車両に、他方の車
両を従動車両とする信号ケーブルを連結することを特徴
とする連結作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2641291U JPH0646946Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 連結作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2641291U JPH0646946Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 連結作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122590U JPH04122590U (ja) | 1992-11-04 |
| JPH0646946Y2 true JPH0646946Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31910911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2641291U Expired - Lifetime JPH0646946Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 連結作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646946Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6272532B1 (ja) * | 2017-05-18 | 2018-01-31 | 有田工業株式会社 | 柱状材支持装置 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP2641291U patent/JPH0646946Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122590U (ja) | 1992-11-04 |
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