JPH064677U - 指示計器における固定構造 - Google Patents

指示計器における固定構造

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JPH064677U
JPH064677U JP9450491U JP9450491U JPH064677U JP H064677 U JPH064677 U JP H064677U JP 9450491 U JP9450491 U JP 9450491U JP 9450491 U JP9450491 U JP 9450491U JP H064677 U JPH064677 U JP H064677U
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JP
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instrument
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JP9450491U
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修一 山谷
徹 小島
忠洋 内山
範夫 関
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交差コイル型可動磁石式計器の計器本体と、
この計器本体を駆動するためプリント基板および計器ケ
ースを含む指示計器の奥行き寸法を小さくする。 【構成】 指針4と計器本体9との間にプリント基板を
配設し、前記計器本体9とプリント基板10とを電気的
に、かつ機械的に固定し、さらに前記プリント基板10か
ら計器ケース18の外部へと直接的に電気的に引き廻し形
成することにより、組み付け作業性を簡便し、しかも計
器の薄型化が計れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、交差コイル型可動磁石式計器に関するもので、特に可動磁石式計器 の薄型化を可能とする固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の交差コイル型可動磁石式計器は、たとえば実公平3−2862 号公報に開示されているように、可動磁石を内蔵した合成樹脂製のボビンにコイ ルを巻回するとともに、前記可動磁石に設けた指針軸の上端を前記ボビンから突 出させてその先端に指針を装着して構成している。
【0003】 この従来計器は外部との電気的な引き廻し構造として、指針が装着される面と 反対側の面である計器本体であるボビンの下面側に設けたプリント基板あるいは その計器本体を収納するケースと前記ボビンの適所に設けた前記コイルの端部と 接続した端子とをビスやナットなどにより締め付け固定している。
【0004】 従って、計器本体をケースに取り付ける際、プリント基板が計器本体の下面に あることによってケースと計器本体との間に所定のクリアランスを設ける必要が あるため、計器本体の高さ寸法に加えてプリント基板の取付スペースを確保しな ければならず、全体の計器装置の奥行きが深くなり、薄型化という要求を満足す ることができないことがあった。
【0005】 この点を幾分考慮するものとして、たとえば実開昭57−6062号公報に開 示されているように、指針が取り付けられる面である計器本体の上面側にプリン ト基板を配設することにより、計器本体の下面側とケースとの間のスペースを少 なくして計器装置全体の高さ寸法を低く抑えることができるというメリットがあ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来構造においては、計器本体であるボビンから外部 へと電気的に引き廻し形成するに際し、ボビンに設けた端子部分にケースの外面 からビスやナットなどで締め付け固定する必要があり、この際そのケース外面に 沿って配設したプリント配線板の回路パターンと前記端子との間をビスによって 締め付け固定し、前記プリント配線板を介して外部の電源側と電気的に接続しな ければならず、結果としてケースの外面側に電気的に引き廻し配線するための部 品を取り付けなければならないために奥行き寸法が増すとともに、外部との接触 によりショート現象などの不具合を招きやすいという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案はこれらの不都合を解決するもので、指針を取り付けた指針軸に可動磁 石を固定し、この可動磁石を内蔵するとともに外部にコイルを交差して巻線した ボビンとからなる計器本体と、この計器本体に信号を印加する電気部品などを組 み付けたプリント基板と、前記計器本体とプリント基板とを収納する計器ケース とから構成される指示計器において、前記計器本体には前記計器本体のコイル端 部と前記プリント基板とを電気的に接続する端子を設けるとともに、前記指針の 取り付け側に対応した計器本体の一部に前記プリント基板と機械的に固定する取 付部を設け、前記プリント基板には前記計器ケースの外部側と電気的に接続する 外部引出し部を設けた指示計器における固定構造である。
【0008】
【作用】
プリント基板に計器本体に設けた取付部を介して計器本体が機械的に固定され るとともに、計器本体に設けた端子と前記プリント基板とが電気的に接続され、 しかもそのプリント基板に設けた外部引出し部を介して計器ケースの外部に電気 的に引き廻し形成される。
【0009】
【実施例】
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の第1実施例を示すもので、上下に分割形成した合成樹脂製のボ ビン1内に指針軸2を介して可動磁石3が内蔵され、前記指針軸2の上端を前記 ボビン1の上方から上方に突出し、この先端に指針4が装着され、またボビン1 の周面にはコイル5が交差して巻線され、このコイル5とボビン1の脚部に立設 したピン状の端子6とを電気的に接続している。
【0010】 また前記ボビン1は可動磁石3を内蔵するとともに、指針軸2の軸受部材であ り、またコイル5を巻線するための枠体でもあり、その他コイル5から外部へ電 気的に引き廻し形成する端子6の保持部材でもるあるが、これらは外部要因とな る磁界、たとえば地磁気などの影響を受けないように金属性磁性材料からなるほ ぼ円筒状ケース7に収納して外乱要因を遮断するようにしている。
【0011】 またこの実施例では、指針4が取り付けられる面に位置したボビン1の上面側 には取付部8が形成され、全体の交差コイル型可動磁石式計器の計器本体9を構 成している。
【0012】 しかして、前記ボビン1の上面側にはプリント基板10が配設され、このプリン ト基板10に施された導電路と前記計器本体9に設けた端子6の端部とを電気的に 半田付け接続するとともに、計器本体9に設けられた取付部8と前記プリント基 板10とをビスなどの固定部材11を介して機械的に固定支持している。
【0013】 またプリント基板10には、計器本体9を駆動するための電気部品12などが組み 付けられるとともに、プリント基板10の適所に外部へと電気的に引き廻し形成す る電気コネクタなどからなる外部引出し部13が設けられている。
【0014】 プリント基板10の前面側には計器本体9に設けた指針4の指示を対比判読する ための文字板14が配設されるとともに、この文字板14の周縁部分を覆う見返し板 15が配設され、文字板14と見返し板15の前面側に、たとえば合成樹脂製などから なる透視可能な透視板16が配設されるとともに、前記計器本体9とプリント基板 10の後面側とを覆う蓋体17が配設され、前記透視板16と蓋体17とを主体にして計 器本体9,プリント基板10および文字板14などを収納する計器ケース18を構成し ている。
【0015】 なお、この実施例では計器ケース18の一部を構成する蓋体17部分の適所に、計 器本体9側からプリント基板10を介して計器ケース18の外部側へと電気的に引き 出し配設する電気コネクタなどの外部引出し部13を設けており、この外部引出し 部13を介してたとえば車両などの電源側に設けた電気コネクタ19などと電気的に 接続するようにしている。
【0016】 前記構成からなる指示計器においては、交差コイル型可動磁石式計器の計器本 体9に設けた端子6を指針4と計器本体9との余剰スペースとなる空間部に配設 したプリント基板10と半田付け接続することにより、省スペースで電気的に接続 することが可能となり、また計器本体9の一部を構成するボビン1から突設した 取付部8とプリント基板10とをビスなどの固定部材11によって強固に機械的に固 定することができ、しかも計器ケース18の背後側には従来のような配線部分、た とえばプリント配線基板や計器本体に設けた端子を引き廻し形成することなく、 計器本体9を直接固定するプリント基板10から外部引出し部13を介して計器ケー ス18の外部側へと簡単に電気結線することができ、これにより指示計器の全体構 造を薄型化することが可能となり、組み付け作業性をも簡便にし得るという効果 がある。
【0017】 図2は本考案の第2実施例を示すもので、ここでは計器本体9のボビン1に設 けたピン状の端子6の中間部に弯曲部6Aを形成したものであり、この弯曲部6 Aによって計器本体9側とプリント基板10側との寸法バラツキや外気温度の変化 に伴う部品の膨張率の差異による寸法精度のバラツキあるいはプリント基板10の 半田付け部分に加わりやすい応力を緩和するようにしている。
【0018】 図3は本考案の第3実施例を示すもので、この実施例では計器本体9のボビン 1に板状端子6Bを圧入固定し、この板状端子6Bのほぼ中程にコイル5の端末 を半田付け接続し、前記板状端子6Bの上端部分を折曲形成して雌型端子部6C を設け、この雌型端子部6Cと対応させてプリント基板10にピン端子20を設け、 このピン端子20に計器本体9側の雌型端子6Cを装着して電気的に接続するよう に構成している。従って、計器本体9側とプリント基板10側との電気的な脱着が 各端子9C,20の結合によって簡単に行うことができ、たとえば部品交換作業な どの作業能率を高めることができる。
【0019】 なお、上述した実施例ではプリント基板と計器本体との電気的な接続を半田付 けによる接続や雌雄端子による結合によって行っているが、部品の取り付け位置 などにおいて制約を受ける場合にあっては、計器本体側とプリント基板側とにそ れぞれ電気コードを介してその先端に設けた各電気コネクタの嵌合により電気的 に接続してもよいものであり、またプリント基板側と計器本体側との機械的な接 続として、プリント基板と計器本体との間に計器本体の一部を兼ねる取付パネル を介して固定保持するようにしてもよいものであり、またプリント基板から計器 ケースの外部へと電気的に引き廻し形成する外部引出し部を、図3に示すように プリント基板10から一体に部分的に突出する接続片13Aを設け、この接続片13A 箇所に設けた導電路と電源側から引き廻し案内された電気コネクタ19などと電気 的に接続するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、指針と計器本体との間にプリント基板を 配設し、指針の取り付け側に対応した計器本体部分にプリント基板と電気的に接 続する端子を設けるとともに、計器本体の一部に前記プリント基板と機械的に接 続する取付部を設けることにより、指針と計器本体との余剰スペースとなる空間 部にプリント基板を配設することによってスペースの有効活用を計ることができ るとともに、計器の薄型化を可能にすることができ、しかも計器本体を電気的か つ機械的に固定するプリント基板側から直接的に計器ケースの外部へと電気的に 引き廻し形成することができ、これにより指示計器全体の薄型化が実現でき、し かも組み付け作業性をも簡便にし得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】本考案の第2実施例の要部断面図である。
【図3】本考案の第3実施例の要部断面図である。
【符号の説明】 1 ボビン 2 指針軸 3 可動磁石 4 指針 5 コイル 6 端子 7 円筒状ケース 8 取付部 9 計器本体 10 プリント基板 11 固定部材 12 電気部品 13 外部引出し部 14 文字板 15 見返し板 16 透視板 17 蓋体 18 計器ケース 19 電気コネクタ
フロントページの続き (72)考案者 内山 忠洋 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精機 株式会社アール・アンド・デイ・センター 内 (72)考案者 関 範夫 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精機 株式会社アール・アンド・デイ・センター 内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針を取り付けた指針軸に可動磁石を固
    定し、この可動磁石を内蔵するとともに外部にコイルを
    交差して巻線したボビンとからなる計器本体と、この計
    器本体に信号を印加する電気部品などを組み付けたプリ
    ント基板と、前記計器本体とプリント基板とを収納する
    計器ケースとから構成される指示計器において、前記計
    器本体には前記計器本体のコイル端部と前記プリント基
    板とを電気的に接続する端子を設けるとともに、前記指
    針の取り付け側に対応した計器本体の一部に前記プリン
    ト基板と機械的に固定する取付部を設け、前記プリント
    基板には前記計器ケースの外部側と電気的に接続する外
    部引出し部を設けたことを特徴とする指示計器における
    固定構造。
JP9450491U 1991-10-22 1991-10-22 指示計器における固定構造 Pending JPH064677U (ja)

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