JP3473256B2 - 計器の取付け構造 - Google Patents

計器の取付け構造

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JP3473256B2 JP06086096A JP6086096A JP3473256B2 JP 3473256 B2 JP3473256 B2 JP 3473256B2 JP 06086096 A JP06086096 A JP 06086096A JP 6086096 A JP6086096 A JP 6086096A JP 3473256 B2 JP3473256 B2 JP 3473256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、速度計や燃料計等
の計器の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計器の取付け構造を図2に示す。
計器100は、文字板110に対してベース部120が
スクリュ130により固定されて、ハウジング140の
底部に設けられた爪150をプリント基板160にかし
めて固定している。また、文字板110は、ケース17
0のボス180にスクリュ190で固定されている。端
子の接続構造としては、プリント基板160に半田付け
された丸ピン状のオス端子200を計器100側のメス
端子210に嵌め合わせて接続し、プリント基板160
に固定されたプレス端子220とケース170側の配線
板230とをスクリュ240により締め付けて固定する
ことで電気的な接続が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2に示し
た取付け構造の場合、計器100のベース部120が文
字板110に固定されて、ハウジング140がプリント
基板160に固定されているため、指針軸250の軸方
向(図2の上下方向)における寸法のバラツキや、熱膨
張による寸法変化を吸収することができない。そのた
め、軸方向の寸法バラツキや寸法変化が生じた場合に、
その分の歪みが計器に加わり、計器作動上に支障を来す
という問題を有していた。また、端子の接続構造におい
ては、構成部品が非常に多いことから、コストが高くな
るという問題があった。本発明は、上記事情に基づいて
成されたもので、その目的は、簡単な構造(低コスト)
で計器の軸方向における寸法バラツキや、熱膨張による
寸法変化を吸収できる取付け構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、計
器に対して軸方向に変位可能な外部端子を設けて、この
外部端子を基板に位置決めされたスペーサで保持してい
る。このため、軸方向において計器の寸法バラツキや熱
膨張による寸法変化が生じても、その分、計器に対して
スペーサに保持された外部端子が軸方向に変位すること
により、計器の寸法バラツキや寸法変化を吸収すること
ができる。また、スペーサに保持された外部端子を直接
基板上の配線に接触させる簡単な構造で電気的な接続を
行っているため、従来のプレス端子やスクリュ等の部品
が不要となって、その分コストダウンを図ることができ
る。
【0005】請求項2の発明では、外部端子が基板に位
置決めされたスペーサに保持されて、且つその外部端子
に接点部を弾性保持する弾性保持部を設けたことによ
り、接点部は常に所定の接点圧で基板上の配線に接触す
ることができる。
【0006】請求項3の発明では、端子を構成する外部
端子と内部端子とが軸方向に相対変位可能な状態で嵌合
しているため、軸方向に計器の寸法バラツキや熱膨張に
よる寸法変化が生じても、その分、内部端子と外部端子
とが軸方向に相対的に変位することで、計器の寸法バラ
ツキや寸法変化を吸収することができる。
【0007】請求項4の発明では、計器が文字板に固定
されているため、軸方向に文字板と反対側に位置する基
板と計器との間にスペーサを介在させて、そのスペーサ
に外部端子を保持させる構造とすることにより、軸方向
の計器の寸法バラツキや寸法変化を基板側で効果的に吸
収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の計器の端子接続構
造を図面に基づいて説明する。図1は計器の取付け構造
を示す断面図である。計器1は、例えば車両用の速度計
や燃料計等であり、樹脂製のベース部2(上ベース部2
A)がスクリュ3によって文字板4と導光板5に固定さ
れ、計器1の底部側を覆う金属製ハウジング6の底面と
プリント基板7との間に樹脂製のスペーサ8が介在され
ている。文字板4と導光板5は、ケース9に設けられた
ボス部9aにスクリュ10で固定されている。また、プ
リント基板7は、ケース9に設けられた爪9bに支持さ
れて固定されている。
【0009】ベース部2は、上ベース部2Aと下ベース
部2Bから成り、両者で形成されるボビン2aの外周に
2つのコイル11が互いに直交する様に巻回されてい
る。各コイル11は、プリント基板7に導通する端子
(後述する)を通じて通電される。ボビン2aの内側に
は、2つのコイル11の合成磁界に応じて回転するマグ
ネット12が配されており、そのマグネット12の中心
部には指針軸13が取り付けられてベース部2に対して
回転自在に支持されている。指針軸13の先端には、文
字板4の目盛りを指示する指針14が取り付けられてい
る。
【0010】端子は、ベース部2に保持される内部端子
15と、この内部端子15に接続される外部端子16と
から成る。内部端子15は、コイル11の端部が接続さ
れる巻付け部15aと、外部端子16と接続する筒形状
の接続部15bとが設けられて、この接続部15bが計
器1の底部側(図1の下側)を向いた姿勢で上、下ベー
ス部2A、2Bに形成された貫通孔2bに保持されてい
る。
【0011】外部端子16は、内部端子15の接続部1
5bに嵌合するピン形状の導通部16aと、この導通部
16aに対して弾力を持たせた平板状の弾性保持部16
bと、この弾性保持部16bの先端に設けられて、プリ
ント基板7上に形成された配線7aに接触する半球形状
の接点部16cとから成り、導通部16aの先端側がハ
ウジング6の底面に形成された挿入孔6a(貫通孔2b
と対応する位置に形成されている)より差し込まれて、
内部端子15の接続部15bに導通部16aが嵌合する
ことで内部端子15と電気的に接続される。但し、外部
端子16の導通部16aは、内部端子15の接続部15
bに対して指針軸13の軸方向に摺動可能な状態で嵌合
している。また、弾性保持部16bは、導通部16aに
対して略直角に折り曲げられており、導通部16aが内
部端子15の接続部15bに嵌め合わされた状態で、接
点部16cを軸方向に弾力を有して保持している。
【0012】スペーサ8は、計器1のハウジング6底面
に弾力を有して当接する弾力部8a、この弾力部8aの
弾力を受けてプリント基板7に当接するストッパ部8
b、プリント基板7の裏面に係止してスペーサ8を固定
する爪部8c、計器1を取り外す際に計器1側と係合す
る爪部8d、および外部端子16を保持する端子保持部
8eを備える。このスペーサ8は、弾力部8aに生じる
弾力によってストッパ部8bがプリント基板7に押し付
けられた状態で当接しているため、端子保持部8eは、
プリント基板7を基準位置として外部端子16を保持す
ることができる。即ち、プリント基板7に対して常に定
位置で外部端子16を保持することができる。
【0013】次に、本実施例の作用および効果を説明す
る。本実施例では、指針軸13の軸方向において計器1
の寸法バラツキや熱膨張による寸法変化が生じた場合、
その分、計器1に対してスペーサ8に保持された外部端
子16が内部端子15との間で軸方向に相対変位するこ
とにより、計器1の寸法バラツキや寸法変化を吸収する
ことができる。この時、外部端子16は、スペーサ8に
よりプリント基板7を基準位置として保持されているた
め、計器1の寸法バラツキや寸法変化が生じても、プリ
ント基板7に対する軸方向の位置が変化することはな
い。従って、外部端子16の接点部16cは、弾性保持
部16bの弾力により常に所定の接点圧でプリント基板
7上の配線7aに接触することができる。また、本実施
例では、スペーサ8に保持された外部端子16を直接プ
リント基板7上の配線7aに接触させる簡単な構造で電
気的な接続を行っているため、従来技術で説明したプレ
ス端子120やスクリュ220等の部品が不要となっ
て、その分コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】計器の取付け構造を示す断面図である。
【図2】従来の計器の取付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 計器 4 文字板 7 プリント基板(基板) 7a 配線 8 スペーサ 8a 弾力部 13 指針軸 15 内部端子(端子) 16 外部端子(端子) 16b 弾性保持部 16c 接点部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に設けられた配線から端子を通じて
    信号を入力し、その入力信号に基づいて指針軸を回転駆
    動する計器と、 この計器の底面側に配された前記基板と前記計器との間
    に介在されたスペーサとを備え、 前記端子は、前記計器に対して前記指針軸の軸方向に変
    位可能に設けられて、その端部が前記配線と電気的に接
    触する外部端子を有し、 前記スペーサは、軸方向に弾力を有する弾力部を有し、
    この弾力部の弾力を受けて前記基板に位置決めされた状
    態で前記外部端子を保持していることを特徴とする計器
    の取付け構造。
  2. 【請求項2】前記外部端子は、前記基板上の配線と電気
    的に接触する接点部と、この接点部を軸方向に弾性を有
    して保持する弾性保持部とから成ることを特徴とする請
    求項1記載の計器の取付け構造。
  3. 【請求項3】前記端子は、前記外部端子と、前記計器に
    保持された内部端子とから成り、前記外部端子と前記内
    部端子が軸方向に相対変位可能な状態で嵌合しているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の計器の取付け構
    造。
  4. 【請求項4】前記計器は、軸方向で前記基板と反対側に
    位置する文字板に固定されていることを特徴とする請求
    項1〜3記載の計器の取付け構造。
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