JP2000136948A - 電気式計器の接続構造 - Google Patents

電気式計器の接続構造

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JP2000136948A
JP2000136948A JP10310872A JP31087298A JP2000136948A JP 2000136948 A JP2000136948 A JP 2000136948A JP 10310872 A JP10310872 A JP 10310872A JP 31087298 A JP31087298 A JP 31087298A JP 2000136948 A JP2000136948 A JP 2000136948A
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circuit board
electric instrument
connection terminal
drive shaft
soldering
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Toshiyuki Otake
俊幸 大竹
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気式計器の大型化を避けながらコストダウ
ンをはかることが可能な電気式計器の接続構造を提供す
る。 【解決手段】 ステッピングモータ70は駆動軸711
を有するロータ712とこのロータ712に回転力を与
えるコイル714とを有し駆動軸711の少なくとも出
力側を一側面より突出してなり、回路基板50はステッ
ピングモータ70の一側面に対向する位置で駆動軸71
1の出力側端部が貫通するように配置され、中継基板8
0はステッピングモータ70の一側面とは駆動軸711
の軸方向において対向する反対側の他側面に配置されて
なり、ステッピングモータにはコイル714と中継基板
80とを電気接続する第1の接続端子720と中継基板
80と回路基板50との間に位置して駆動軸711の軸
方向に伸長し中継基板80と回路基板50とを電気接続
する棒状の第2の接続端子90とを設け、回路基板50
には第2の接続端子90が挿入接続されるリセプタクル
端子からなる第3の接続端子52を半田付けにより導通
固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気式計器と回路基
板との電気的な接続構造に関し、特に電気式計器を車両
等移動体のアナログ型計器の駆動部として使用する場合
に好適な電気式計器と回路基板との接続構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば交差コイル式計器やステッ
ピングモータ式計器からなる電気式計器をアナログ型計
器の駆動部として使用する場合、電気式計器の駆動軸先
端に指針を取り付けると共に指針の背後に計器文字板を
配置し、また駆動軸の突出側とは反対側となる電気式計
器の底部側に回路基板を配置して電気式計器に設けた接
続端子を通じて電気式計器を回路基板に電気接続する構
造が一般的である。
【0003】この種のアナログ型計器にあっては、通
常、回路基板に白熱バルブを装着し、この白熱バルブに
て指針や計器文字板を照明するようにしていたが、近年
では白熱バルブに替えて例えばLED(発光ダイオー
ド)からなる小型の発光素子を用いるものがあり、この
ようにLEDを用いる場合、LEDを取り付ける回路基
板を電気式計器において駆動軸の出力側となる計器文字
板の背後に配置し、LEDを指針や計器文字板に近づけ
て照明効率を高めたり、装置自体の薄型化を狙った構造
を採用することがある。
【0004】このような構造を採用する場合、駆動軸の
出力側が回路基板を貫通するために、電気式計器の可動
部に対する半田の付着の問題を考慮すると、電気式計器
を回路基板に装着した状態での自動半田付けが難しくコ
スト上昇を招いてしまうため、特開平10−24823
3号に示されているように、電気式計器の背後に電気式
計器と電気接続される中継基板を設け、この中継基板側
に設けられたリセプタクル端子と回路基板側に設けられ
た棒状端子とを着脱自在に電気接続する構造が有利であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中継基
板を用いたかかる構造によれば、電気式計器を回路基板
に装着した状態で半田付けを行う必要がない点で、組み
付け作業性が優れるものの、中継基板側(電気式計器
側)にリセプタクル端子を配置する都合上、電気式計器
が大型化するという問題がある。しかも中継基板を用い
た前述構成では、回路基板に対し棒状端子を加締め固定
する別工程が必要となると共に棒状端子はその一部のみ
が加締め固定されるだけであるため棒状端子の垂直度管
理が難しくトータルコストが増加する等の問題があり、
これらの点で改良の余地が残されていた。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、電気式計器の大型化を避けること
が可能な電気式計器の接続構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、駆動軸を有するロータとこのロータに回転
力を与えるコイルとを有し前記駆動軸の少なくとも出力
側を一側面より突出してなる電気式計器と、この電気式
計器の一側面に対向する位置で前記駆動軸の出力側端部
が貫通するように配置される回路基板と、前記電気式計
器の一側面とは前記駆動軸の軸方向において対向する反
対側の他側面に配置される中継基板とを備え、前記電気
式計器に前記コイルと前記中継基板とを電気接続する第
1の接続端子を設けると共に前記中継基板と前記回路基
板との間に位置して前記駆動軸の軸方向に伸長し前記中
継基板と前記回路基板とを電気接続する棒状の第2の接
続端子を設け、前記回路基板に前記第2の接続端子が挿
入接続される第3の接続端子を半田付けにより導通固定
したことを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記電気式計器がその前記
一側面に前記回路基板に対向する絶縁性の対向部材を有
し、この対向部材に前記第2の接続端子が取り付けられ
ることを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記回路基板が前記電気式
計器に対向する面とは反対側が半田付け面として設定さ
れ、前記第3の接続端子は前記回路基板に形成した貫通
孔を通じて前記半田付け面側に突出し外周が前記回路基
板に半田付け接続されると共に前記第2の接続端子の挿
入方向に開口する中空の閉塞筒体からなるハウジング部
と、このハウジング部の中空内に設けられ前記第2の接
続端子に接触する接触部とを備えることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記ハウジング部が前記電
気式計器に対向する前記回路基板の板面側に当接して前
記貫通孔への挿入深さを規制する規制部を有することを
特徴とする。
【0011】また本発明は、前記第3の接続端子に対応
する前記対向部材箇所に前記第3の接続端子を逃げる段
部が形成されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による電気式計器の接続構
造によれば、電気式計器は駆動軸を有するロータとこの
ロータに回転力を与えるコイルとを有し駆動軸の少なく
とも出力側を一側面より突出してなり、回路基板は電気
式計器の一側面に対向する位置で駆動軸の出力側端部が
貫通するように配置され、中継基板は電気式計器の一側
面とは駆動軸の軸方向において対向する反対側の他側面
に配置されてなり、電気式計器にはコイルと中継基板と
を電気接続する第1の接続端子と中継基板と回路基板と
の間に位置して駆動軸の軸方向に伸長し中継基板と回路
基板とを電気接続する棒状の第2の接続端子とを設け、
回路基板には第2の接続端子が挿入接続されるリセプタ
クル端子からなる第3の接続端子を半田付けにより導通
固定したことにより、電気式計器側となる第2の接続端
子を棒状となすことで、電気式計器の幅方向における大
型化を避けることができる。また回路基板側となる第3
の接続端子を半田付けにより電気接続されるリセプタク
ル端子となしたことで、従来のごとく別工程による加締
めや端子の垂直度管理が不要となりコストダウンをはか
ることができる。
【0013】また電気式計器がその一側面に回路基板に
対向する絶縁性の対向部材を有し、この対向部材に第2
の接続端子を取り付けたことにより、第2の接続端子を
取り付ける専用部材が不要となり、部品点数の増加を抑
え、更なるコストダウンをはかることができる。
【0014】また電気式計器に対向する面とは反対側が
回路基板の半田付け面として設定されている場合には、
第3の接続端子を、回路基板に形成した貫通孔を通じて
半田付け面側に突出し外周が回路基板に半田付け接続さ
れると共に第2の接続端子の挿入方向に開口する中空の
閉塞筒体からなるハウジング部と、このハウジング部の
中空内に設けられ第2の接続端子に接触する接触部とか
ら構成すれば、第3の接続端子内への半田の進入を抑え
ることができ、自動半田付けに好適となって更なるコス
トダウンが可能となる。
【0015】またハウジング部に電気式計器に対向する
回路基板の板面側に当接して貫通孔への挿入深さを規制
する規制部を設ければ、例えば半田付け前の状態にあっ
ては、回路基板に対し第3の接続端子を仮保持しておく
ことができ、また装着時においては、その挿入高さが機
械的に決まるので、作業性を高めることができる。
【0016】また第3の接続端子に対応する対向部材箇
所に第3の接続端子を逃げる段部を形成すれば、電気式
計器の軸方向寸法を小さくすることができる。
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0017】図1は、本発明の実施例としてステッピン
グモータからなる電気式計器をアナログ式計器に適用し
た例を示す分解斜視図、図2は図1のステッピングモー
タのX−Xに沿った断面図、図3は図1のステッピング
モータのY−Y線に沿った断面図、図5は第3の接続端
子の断面図である。
【0018】図1においてアナログ式計器は、例えば自
動車の速度計として使用されるもので、長手状の指示部
20を有する指針21と、この指針21の背後に配置さ
れる目盛,文字,マーク等の指標部30が形成された計
器文字板31と、この計器文字板31の背後に配置され
る透光性材料よりなる拡散板40と、この拡散板40の
背後に配置される回路基板50と、この回路基板50と
拡散板40との間に介装されるスペーサ60と、回路基
板50の背後に配置されるステッピングモータ(電気式
計器)70と、このステッピングモータ70の背後に配
置される中継基板80とで構成され、ステッピングモー
タ70により指針21を車速変化量に応じて回転駆動
し、計器文字板31の指標部30との対比判読が可能と
なるようになっている。
【0019】指針21の指示部20と計器文字板31の
指標部30は、透光性を有する材料にて形成されてお
り、このように透光性を有する指示部20と指標部30
は、回路基板50に搭載された複数のチップ型のLED
(発光ダイオード)51の発光により拡散板40を通じ
て光輝するようになっており、これにより例えば夜間等
周囲が暗い場合の視認性を確保するようになっている。
【0020】回路基板50は、LED51の他に後に詳
述する第3の接続端子52を備えており、これらLED
51と第3の接続端子52は、図示しない導電回路パタ
ーン上に電気接続されている。
【0021】ステッピングモータ70は、いわゆるPM
(永久磁石)型で、図2,図3に示すように、駆動軸7
11を中心に有する永久磁石からなるロータ712と、
環状ボビン713に巻かれたコイル714と環状ヨーク
715とを組み合わせてなる2つの環状ステータコア7
16をロータ712の駆動軸711の軸方向に沿って同
心的に積層してなる環状ステータ体717と、この環状
ステータ体717の開口側にそれぞれ固定される一対の
軸受プレート(対向部材)718,719とで構成さ
れ、環状ステータ体717の中空内にロータ712を収
容して各軸受プレート718,719にて駆動軸711
を軸支すると共に駆動軸711の出力側を環状ステータ
体717の軸受プレート718の前面側(ステッピング
モータ70の一側面)より突出してなり、コイル714
への車速の変化量に応じた駆動信号(電圧)供給により
ロータ712を回転駆動するようになっている。
【0022】また図3中、下側に位置する環状ステータ
コア716の環状ボビン713には、一端がロータ71
2の径方向に突出して各コイル714と電気接続される
と共に他端が駆動軸711の軸方向に突出して後に詳述
する中継基板80に電気接続される略L字状の4つの第
1の接続端子720がインサート成形にて固定されてい
る。
【0023】各軸受プレート718,719のうち、前
方側に位置する軸受プレート718は、回路基板50と
対向する絶縁性の対向部材として形成されており、回路
基板50における第3の接続端子52に対応する位置に
は、それぞれが段部718aを介して環状ステータ体7
17の周囲に連続し且つ駆動軸711と平行に延びる一
対の端子保持部718bが連続形成されており、この端
子保持部718b内に、駆動軸711の軸方向に伸長す
る棒状の4つの第2の接続端子90が貫通固定され、こ
の第2の接続端子90は中継基板80の取付状態におい
て、ステッピングモータ70の背後側で中継基板80に
半田付けにより電気接続されている。
【0024】中継基板80は、図1〜図3に示すよう
に、ステッピングモータ70に固定された第1の接続端
子720と第2の接続端子90の各背後側端部が貫通す
る端子孔81,82を備え、これら端子90,720の
貫通端は中継基板80の裏側で半田付けにより電気接続
され、これにより図示しない回路パターンを通じて接続
端子720と第2の接続端子90とが互いに電気接続さ
れている。
【0025】このように予め中継基板80が導通装着さ
れたステッピングモータ70の前方側には、回路基板5
0,スペーサ60,拡散板40,計器文字板31がそれ
ぞれ積層状態に装着され、また駆動軸711の出力側
(先端側)は回路基板50,拡散板40,計器文字板3
1のそれぞれを貫通し、その貫通端には指針21が取り
付けられる。
【0026】ステッピングモータ70に対する回路基板
50の装着にあっては、回路基板50をステッピングモ
ータ70の一側面に配置した際、第2の接続端子90に
対応する回路基板50箇所に導通固定した4つの第3の
接続端子52内に、第2の接続端子の前方側端部が挿入
接続されるようになっていて、これにより回路基板50
とステッピングモータ70との電気接続がはかられる。
【0027】回路基板50はまた、ステッピングモータ
70と対向する面とは反対側が半田付け面として設定さ
れると共に第3の接続端子52は、第2の接続端子90
に対応する回路基板50箇所にあけられた貫通孔53内
に挿入された状態で半田付けにより回路基板50に電気
接続されている。
【0028】第3の接続端子52は、図5に示すよう
に、貫通孔53を通じて回路基板50の半田付け面側に
突出し且つその外周周囲が回路基板50に半田付け接続
されると共に第2の接続端子90の挿入方向に開口する
中空の閉塞筒体からなるハウジング部521と、このハ
ウジング部521の開口側に設けられ貫通孔52への挿
入深さを規制する規制部522と、ハウジング部521
の中空内に設けられ第2の接続端子90に弾性を有して
接触する別付け部品にて設けられた接触部523とから
構成されるリセプタクル端子からなるもので、ハウジン
グ部521が閉塞筒体からなることにより、自動半田付
け工程による半田付けに有利である。
【0029】以上のように本実施例によるアナログ式計
器によれば、ステッピングモータ70は駆動軸711を
有するロータ712とこのロータ712に回転力を与え
るコイル714とを有し駆動軸711の少なくとも出力
側を一側面より突出してなり、回路基板50はステッピ
ングモータ70の一側面に対向する位置で駆動軸711
の出力側端部が貫通するように配置され、中継基板80
はステッピングモータ70の一側面とは駆動軸711の
軸方向において対向する反対側の他側面に配置されてな
り、ステッピングモータにはコイル714と中継基板8
0とを電気接続する第1の接続端子720と中継基板8
0と回路基板50との間に位置して駆動軸711の軸方
向に伸長し中継基板80と回路基板50とを電気接続す
る棒状の第2の接続端子90とを設け、回路基板50に
は第2の接続端子90が挿入接続されるリセプタクル端
子からなる第3の接続端子52を半田付けにより導通固
定したことにより、ステッピングモータ70側となる第
2の接続端子90を棒状となすことで、ステピングモー
タ70の幅方向における大型化を避けることができる。
また本実施例では、回路基板50側となる第3の接続端
子52を半田付けにより電気接続されるリセプタクル端
子となしたことで、従来のごとく別工程による加締めや
接続端子の垂直度管理が不要となり、これによりコスト
ダウンをはかることができる。
【0030】また本実施例では、ステッピングモータ7
0がその一側面に回路基板50に対向する絶縁性の軸受
プレート(対向部材)718を有し、この軸受プレート
718に端子保持部718bを連続して設け、この端子
保持部718bに第2の接続端子90を取り付けて保持
させたことにより、第2の接続端子90を取り付ける専
用部材が不要となり、これにより部品点数の増加を抑
え、さらなるコストダウンをはかることができる。端子
保持部718bの駆動軸711に沿った延長長さは、第
2の接続端子90を安定的に保持できればよい。
【0031】また本実施例では、回路基板50はステッ
ピングモータ70に対向する面とは反対側が半田付け面
として設定され、第3の接続端子52は、回路基板50
に形成した貫通孔53を通じて半田付け面側に突出し外
周が回路基板50に半田付け接続されると共に第2の接
続端子90の挿入方向に開口する中空の閉塞筒体からな
るハウジング部521と、このハウジング部521の中
空内に設けられ第2の接続端子90に接触する接触部5
23とから構成すれば、第3の接続端子52内への半田
の進入を抑えることができ、自動半田付けに好適となっ
て更なるコストダウンが可能となる。なお自動半田付け
を考慮しない場合は、他の実施例として図6に示すよう
に、非閉塞枠体からなるハウジング部521とこのハウ
ジング部521から連続形成される接触部523とから
なるリセプタクル端子を用いることもできる。
【0032】また本実施例では、閉塞筒体からなる第3
の接続端子52において、ハウジング部521に、ステ
ッピングモータ70に対向する回路基板50の板面側に
当接して貫通孔53への挿入深さを規制する規制部52
2を設けたことにより、例えば半田付け前の状態にあっ
ては、回路基板50に対し第3の接続端子52を仮保持
しておくことができ、また装着時においては、その挿入
高さが機械的に決まるので、半田付け作業性,装着作業
性を高めることができる。
【0033】また本実施例では第3の接続端子52に対
応する軸受プレート718箇所に第3の接続端子52を
逃げる段部718aを形成したことにより、第3の接続
端子52のステッピングモータ70側への突出分を吸収
でき、ステッピングモータ70の軸方向寸法を小さくす
ることができる。
【0034】なお本実施例では電気式計器としてステッ
ピングモータ70を例に説明したが、交差コイル式計器
をはじめとする他の種類の電気式計器であってもよい。
また前述実施例では回路基板50と第2の接続端子90
との電気接続に閉塞筒体からなるリセプタクル端子(第
3の接続端子)を用いたが、半田付けに替えて中継基板
80と第2の接続端子90との接続、あるいは中継基板
80と第1の中継端子720との接続に、前述のごとき
閉塞筒体からなる接続端子を用いてもよく、この際、中
継基板80における半田付け面設定、第1,第2の接続
端子720,90の挿入方向に応じて閉塞筒体からなる
ハウジング部の開口向きを定めればよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、駆動軸
を有するロータとこのロータに回転力を与えるコイルと
を有し前記駆動軸の少なくとも出力側を一側面より突出
してなる電気式計器と、この電気式計器の一側面に対向
する位置で前記駆動軸の出力側端部が貫通するように配
置される回路基板と、前記電気式計器の一側面とは前記
駆動軸の軸方向において対向する反対側の他側面に配置
される中継基板とを備え、前記電気式計器に前記コイル
と前記中継基板とを電気接続する第1の接続端子を設け
ると共に前記中継基板と前記回路基板との間に位置して
前記駆動軸の軸方向に伸長し前記中継基板と前記回路基
板とを電気接続する棒状の第2の接続端子を設け、前記
回路基板に前記第2の接続端子が挿入接続される第3の
接続端子を半田付けにより導通固定したことにより、電
気式計器の大型化を避けながらコストダウンをはかるこ
とが可能な電気式計器の接続構造を提供することができ
る。
【0036】また本発明は、前記電気式計器がその前記
一側面に前記回路基板に対向する絶縁性の対向部材を有
し、この対向部材に前記第2の接続端子が取り付けられ
ることにより、更なるコストダウンをはかることができ
る。
【0037】また本発明は、前記回路基板が前記電気式
計器に対向する面とは反対側が半田付け面として設定さ
れ、前記第3の接続端子は前記回路基板に形成した貫通
孔を通じて前記半田付け面側に突出し外周が前記回路基
板に半田付け接続されると共に前記第2の接続端子の挿
入方向に開口する中空の閉塞筒体からなるハウジング部
と、このハウジング部の中空内に設けられ前記第2の接
続端子に接触する接触部とを備えることにより、更なる
コストダウンをはかることができる。
【0038】また本発明は、前記ハウジング部が前記電
気式計器に対向する前記回路基板の板面側に当接して前
記貫通孔への挿入深さを規制する規制部を有することに
より、作業性を高めることができる。
【0039】また本発明は、前記第3の接続端子に対応
する前記対向部材箇所に前記第3の接続端子を逃げる段
部が形成されることにより、ステッピングモータの軸方
向寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となるステッピングモータを用
いたアナログ式計器の分解斜視図。
【図2】図1ステッピングモータのX−X線に沿った断
面図。
【図3】図1ステッピングモータのY−Y線に沿った断
面図。
【図4】図1のアナログ式計器の組み付け状態を示す断
面図。
【図5】第3の接続端子を示す断面図。
【図6】他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
50 回路基板 52 第3の接続端子 70 ステッピングモータ(電気式計器) 80 中継基板 90 第2の接続端子 711 駆動軸 712 ロータ 714 コイル 720 第1の接続端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を有するロータとこのロータに回
    転力を与えるコイルとを有し前記駆動軸の少なくとも出
    力側を一側面より突出してなる電気式計器と、この電気
    式計器の一側面に対向する位置で前記駆動軸の出力側端
    部が貫通するように配置される回路基板と、前記電気式
    計器の一側面とは前記駆動軸の軸方向において対向する
    反対側の他側面に配置される中継基板とを備え、前記電
    気式計器に前記コイルと前記中継基板とを電気接続する
    第1の接続端子を設けると共に前記中継基板と前記回路
    基板との間に位置して前記駆動軸の軸方向に伸長し前記
    中継基板と前記回路基板とを電気接続する棒状の第2の
    接続端子を設け、前記回路基板に前記第2の接続端子が
    挿入接続される第3の接続端子を半田付けにより導通固
    定したことを特徴とする電気式計器の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記電気式計器はその前記一側面に前記
    回路基板に対向する絶縁性の対向部材を有し、この対向
    部材に前記第2の接続端子が取り付けられることを特徴
    とする請求項1記載の電気式計器の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記回路基板は前記電気式計器に対向す
    る面とは反対側が半田付け面として設定され、前記第3
    の接続端子は前記回路基板に形成した貫通孔を通じて前
    記半田付け面側に突出し外周が前記回路基板に半田付け
    接続されると共に前記第2の接続端子の挿入方向に開口
    する中空の閉塞筒体からなるハウジング部と、このハウ
    ジング部の中空内に設けられ前記第2の接続端子に接触
    する接触部とを備えることを特徴とする請求項1もしく
    は請求項2記載の電気式計器の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング部が前記電気式計器に対
    向する前記回路基板の板面側に当接して前記貫通孔への
    挿入深さを規制する規制部を有することを特徴とする請
    求項3記載の電気式計器の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記第3の接続端子に対応する前記対向
    部材箇所に前記第3の接続端子を逃げる段部が形成され
    ることを特徴とする請求項2から請求項4記載の電気式
    計器の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356031A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Yazaki Corp 車両用計器装置
JP2012170242A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Yazaki Corp 端子構造

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