JPH10271794A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH10271794A
JPH10271794A JP6797797A JP6797797A JPH10271794A JP H10271794 A JPH10271794 A JP H10271794A JP 6797797 A JP6797797 A JP 6797797A JP 6797797 A JP6797797 A JP 6797797A JP H10271794 A JPH10271794 A JP H10271794A
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JP
Japan
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rotor
circuit board
insertion portion
axial direction
connection terminal
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JP6797797A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
Koichi Sato
浩一 佐藤
Motohiko Ogawa
元彦 小川
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータにおけるモータ本体構造
の共通化を図る。 【解決手段】 駆動軸531を有するロータ53とこの
ロータ53を収容するステータ54とでモータ本体51
を構成する。ロータ53の遠心方向にしてステータ54
の外周部に絶縁保持される略枠体形状をなした接続端子
57を設ける。ロータ53の軸方向に対応するモータ本
体51の一側面(背面)もしくは他側面(前面)の何れ
か側にステータ54と電気的に接続される回路基板52
を選択的に配置する。回路基板52に接続端子57に対
応してロータ53の軸方向に伸びる略棒状の通電端子5
21を設ける。接続端子57は回路基板52の選択的な
配置位置に応じて通電端子521をロータ53の軸方向
に沿って挿入可能とする第1の挿入部573と第2の挿
入部574とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板を備えたス
テッピングモータに関し、特に回路基板とモータ本体と
の電気接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータのモータ本体
とこれを駆動する駆動制御回路等が搭載された回路基板
との電気的な接続は、電気ケーブルあるいはコネクタ付
きケーブル等を介して行っていたが、結線作業が煩わし
く、大型化を余儀なくされる等の事情から、例えば特開
平8−111971号公報や特開平5−64411号公
報に開示されているように、モータ本体を回路基板に直
接装着する構造とし、モータ本体側に固定した接続端子
を回路基板に半田付けすることにより、電気ケーブルや
コネクタを使わずに、モータ本体と回路基板との電気接
続を図るようにしたものが知られている。
【0003】ところで近年、ステッピングモータは、例
えば自動車,オートバイといった車両用アナログ式計器
の駆動部(ムーブメント)として注目されてきており、
このようにアナログ型計器の駆動部としてステッピング
モータを用いる場合、モータ本体を回路基板に直接装着
すると共に両者の電気接続をモータ本体側に固定した接
続端子を通じて行う前述の接続構造がスペース的にもコ
スト的も好都合である。
【0004】図6,図7は、このような接続構造を有す
るステッピングモータをアナログ式計器に適用した場合
の具体例を示す断面図であり、まず、図6に示したステ
ッピングモータ1は、駆動軸2を備えたロータ3とこの
ロータ3を計測量に応じて回転駆動するステータ4とで
なるモータ本体5と、このモータ本体5が装着され且つ
電気接続される回路基板6とを備え、モータ本体5はこ
れのロータ3の軸方向に対応する一側面(背面)もしく
は他側面(前面)のうち、駆動軸1が突出しない一側面
を装着面として回路基板6に装着されており、駆動軸2
の先端にはロータ3と共動して回転する指針7が固定さ
れ、この指針7の背後には計測量に応じて回転駆動され
る指針7との対比判読を可能とする目盛,数字,文字等
の図示しない指標部が形成された計器文字板8が配置さ
れている。
【0005】そして、回路基板6にはステッピングモー
タ1のステータ4に計測量に応じた電気信号を供給する
ことによりロータ3の回転を制御する図示しない制御回
路が設けられており、この制御回路(回路基板6)とス
テッピングモータ6との電気接続は、ロータ3の遠心方
向に対応するステータ3の外周部に絶縁保持され、且つ
回路基板6側に伸びる接続端子9を回路基板5に半田付
けすることにより行われている。
【0006】回路基板6には、また、例えば発光ダイオ
ードからなる発光素子10が複数個接続固定されてお
り、これら発光素子10の光にて指針7と計器文字板8
の前記指標部が光輝するようになっている。
【0007】一方、図7に示したステッピングモータ1
は、モータ本体5が駆動軸2を備えたロータ3と、この
ロータ3を計測量に応じて回転駆動するステータ4と、
回路基板6を備える点、並びに駆動軸2の先端に指針7
が固定され、また指針7の背後には目盛,数字,文字等
の図示しない指標部が形成された計器文字板8が配置さ
れている点で図6のステッピングモータ1と同様である
が、モータ本体5に対する回路基板6の配置位置が図
とは異なっており、モータ本体5はこれのロータ3の軸
方向に対応する他側面(前面)もしくは一側面(背面)
のうち、駆動軸1が突出する他側面を装着面として回路
基板6に装着されており、駆動軸2が回路基板6を貫通
するように構成されている。
【0008】また図6同様、回路基板6には発光素子1
0が配置されており、このように発光素子10を有する
回路基板6をモータ本体5の駆動軸2が突出する一側面
に配置して発光素子10とその照明対象となる指針7及
び計器文字板8(指標部)との距離を短くすることによ
り、シンプルな構造でしかも高輝度な照明を可能として
いる。
【0009】このように例えばアナログ式計器の駆動部
としてステッピングモータ1を使用する場合、モータ本
体5に対する回路基板6の配置位置は、ロータ3の軸方
向に対応したモータ本体5の一側面もしくは他側面とな
るのが通常である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
本体5の一側面に回路基板6が配置される図6の場合と
モータ本体5の他側面に回路基板6が配置される図7の
場合とでは、回路基板6の配置位置に応じて接続端子9
の構造が異なり、このため接続端子構造の異なる2種類
のモータ本体5を用意しなければならなず、コストが高
くなってしまう。
【0011】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、モータ本体に対する回路基板の配
置位置が、ロータの軸方向に対応するモータ本体の一側
面と他側面とで異なる場合であっても、共通のモータ本
体を使用することができ、コスト低減が可能なステッピ
ングモータを提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、駆動軸を有するロータとこのロータを収容
するステータとでなるモータ本体と、前記ロータの遠心
方向にして前記ステータの外周部に絶縁保持される略枠
体形状をなした接続端子と、前記ロータの軸方向に対応
する前記モータ本体の一側面もしくは他側面の何れか側
に選択的に配置され前記ステータと電気的に接続される
回路基板と、この回路基板の前記接続端子に対応する位
置に導通固定され前記ロータの軸方向に伸びると共に前
記接続端子に電気接続される略棒状の通電端子とを備
え、前記接続端子が前記回路基板の選択的な配置位置に
応じて前記通電端子を前記ロータの軸方向に沿って挿入
可能とする第1の挿入部と第2の挿入部とを有すること
を特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記第1の挿入部と前記第
2の挿入部とが前記ロータの軸方向において互いに連通
しており、前記第1の挿入部と前記第2の挿入部との間
に前記通電端子と導通接触する接触部が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、駆動軸を有するロータとこ
のロータを収容するステータとでなるモータ本体と、前
記ロータの遠心方向にして前記ステータの外周部に絶縁
保持される略棒状の接続端子と、前記ロータの軸方向に
対応する前記モータ本体の一側面もしくは他側面の何れ
か側に選択的に配置され前記ステータと電気的に接続さ
れる回路基板と、この回路基板の前記接続端子に対応す
る位置に導通固定され前記ロータの軸方向に伸びると共
に前記接続端子に電気接続される略枠体形状をなした通
電端子とを備え、前記接続端子が前記回路基板の選択的
な配置位置に応じて前記ロータの軸方向に沿った前記通
電端子への挿入を可能とする第1の挿入部と第2の挿入
部とを備えることを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記第1の挿入部と前記第
2の挿入部が互いに一致する位置で前記ロータの軸方向
に略直線状に伸びていることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によるステッピングモータ
は、ロータとステータとで構成されるモータ本体と、回
路基板を備える。ロータはその中心に駆動軸を有する。
ステータはコイルが巻かれたコイルボビンとヨークとを
組み合わせてなる各々環状の一対のステータコアをロー
タの軸方向に積層してなり内部に中空部分を備える。こ
の中空部分にはロータが収容されその駆動軸の少なくと
も一方側はステータより突出する。ロータの遠心方向に
対応するステータの外周部には接続端子が絶縁保持され
る。回路基板はロータの軸方向に対応するモータ本体の
一側面もしくは他側面の何れか側に選択的に配置され、
接続端子に対応する位置にロータの軸方向に伸びると共
に接続端子に電気接続される略棒状の通電端子が導通固
定される。モータ本体側の接続端子は、回路基板の選択
的な配置位置に応じて回路基板側の通電端子をロータの
軸方向に沿って挿入可能とする第1の挿入部と第2の挿
入部とを備えた略枠体形状に形成される。モータ本体と
回路基板との電気接続に際して、回路基板がモータ本体
の一側面(背面)に配置される場合は、接続端子の第1
の挿入部に通電端子がロータの軸方向に沿って挿入接続
され、回路基板がモータ本体の他側面(前面)に配置さ
れる場合は、接続端子の第2の挿入部に通電端子がロー
タの軸方向に沿って挿入接続される。従って、接続端子
がモータ本体に対する回路基板の配置位置に応じた第1
の挿入部と第2の挿入部とをそれぞれ有していることに
よって、回路基板がモータ本体の一側面(背面)に配置
される場合と回路基板がモータ本体の他側面(前面)に
配置される場合とでモータ本体の構造が変化することが
なく、モータ本体の共通化が可能となり、コスト低減を
実現できる。
【0017】また略枠状の接続端子において、第1の挿
入部と前記第2の挿入部とがロータの軸方向において互
いに連通しており、前記第1の挿入部と前記第2の挿入
部との間に前記通電端子と導通接触する接触部が形成さ
れていることにより、接続端子の構造がシンプルなもの
となり、接続端子自体のコストを抑えることができる。
【0018】また通電端子を略枠体形状となし、接続端
子を回路基板の選択的な配置位置に応じてロータの軸方
向に沿った通電端子への挿入を可能とする第1の挿入部
と第2の挿入部とを備える略棒状となすことによって
も、回路基板がモータ本体の一側面(背面)に配置され
る場合と回路基板がモータ本体の他側面(前面)に配置
される場合とでモータ本体の構造が変化することがな
く、モータ本体の共通化が可能となり、コスト低減を実
現できる。
【0019】また略棒状の接続端子において、第1の挿
入部と前記第2の挿入部が互いに一致する位置でロータ
の軸方向に略直線状に伸びていることにより、接続端子
の構造がシンプルなものとなり、接続端子自体のコスト
を抑えることができる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0021】図1は、ステッピングモータを用いたアナ
ログ式計器に本発明を適用した実施例を示す分解斜視
図、図2は図1のステッピングモータを示す分解斜視
図、図3は図1のステッピングモータのX−X線に沿っ
た断面図、図4は回路基板をモータ本体の他側面に配置
した場合を示す断面図である。
【0022】図1においてアナログ式計器は、例えば自
動車の速度計として使用されるもので、長手状の指示部
20を有する指針21と、この指針21の背後に配置さ
れる目盛,文字,マーク等の指標部30が形成された計
器文字板31と、この計器文字板31の背後に配置され
る透光性材料よりなる導光体40と、この導光体40の
背後に配置されるステッピングモータ50とで構成さ
れ、ステッピングモータ50により指針21を車速の変
化量に応じて回転駆動し、計器文字板31の指標部30
との対比判読が可能となるようになっている。
【0023】指針21の指示部20と計器文字板31の
指標部30は、透光性を有する材料にて形成されてお
り、このように透光性を有する指示部20と指標部30
は、後述する回路基板に搭載された複数のチップ型LE
D(発光ダイオード)からなる発光素子60の発光によ
り導光体40を通じて光輝し、これにより例えば夜間等
周囲が暗い場合の視認性を確保するようになっている。
【0024】ステッピングモータ50は、モータ本体5
1と、回路基板52とから構成されており、以下、図
2,図3に基づきモータ本体51と回路基板52の構造
を説明する。
【0025】モータ本体51は、ロータ53と、ステー
タ54と、一対の軸受プレート55,56と、ロータ5
3の遠心方向に対応するステータ54の外周部に絶縁保
持される接続端子57とから構成されている。
【0026】ロータ53は、駆動軸531を中心に有す
る永久磁石からなり、その径方向周面には回転方向に沿
って複数の磁極がN,S交互に着磁されている。
【0027】ステータ54は、コイルボビン541に巻
かれたコイル542と複数の極歯543を有する環状の
ヨーク544とを組み合わせてなる2つの環状のステー
タコアを、ロータ53の駆動軸531の軸方向に沿って
同心的に積層してなり、その中空内には駆動軸531の
両端がステータ54から突出するようロータ54が収容
されている。
【0028】第1の軸受プレート55は、ステータ54
から突出した駆動軸531の前方側を軸受け保持するも
ので、例えば合成樹脂から形成されていて、後に詳述す
る接続端子57に対応する位置に接続端子57を収容保
持する端子保持部551を備えている。
【0029】この端子保持部551は、ロータ53の軸
方向に沿って両端が開口する収容部552とスリット5
53とを有し、このスリット553を通じて収容部55
2に接続端子57を収容するようになっている。
【0030】第2の軸受プレート56は、ステータ54
から突出した駆動軸531の後方側を軸受け保持するも
ので、第1の軸受プレート55と同様、合成樹脂からな
り、接続端子57に対応する位置に接続端子57の背後
側端部を嵌入するフック形状の嵌合部561を有してい
る。
【0031】接続端子57は、ロータ53の遠心方向に
延びてコイルボビン541にインサート成形もしくは圧
入により固定されると共にコイル542が電気接続され
る基部571と、この基部571から一体に両端がロー
タ53の軸方向に延びると共に軸方向に開口する中空箱
形を呈する枠体部572とから構成されており、この枠
体部572が第1の軸受プレート55の端子収容部55
2、第2の軸受プレート56の嵌合部561を通じて保
持され、基部571は第1の軸受プレート55のスリッ
ト553内に挿通される。
【0032】枠体部572は、ロータ53の軸方向背後
側に開口する第1の挿入部573とロータ53の軸方向
前方側に開口する第2の挿入部574とを備え、これら
挿入部573,574との略中間に弾性を有する一対の
接触部575が一体形成されている。
【0033】このように構成されたモータ本体51は、
ロータ53の軸方向に対応する一側面(背面)もしくは
他側面(前面)のうち、駆動軸531がモータ本体51
より突出しない一側面を装着面として回路基板52に装
着されている。
【0034】回路基板52は、モータ本体51の接続端
子57に対応する板面位置に略棒状の通電端子521を
備え、この通電端子521は、その基端側が回路基板5
2に電気接続されると共にその先端側はロータ53の軸
方向に伸びており、ロータ53の軸方向に沿ってモータ
本体51を回路基板52に装着することにより、通電端
子521の先端側が接続端子57の第1の挿入部573
を通じて枠体部572内に挿入され、接触部575と電
気接続される。
【0035】回路基板52にはまた、計測量に応じてロ
ータ53の回転を制御する電気信号を形成する図示しな
い駆動制御回路が設けられ、通電端子521は回路基板
52に形成された回路パターン522を通じて前記駆動
制御回路と導通接続されており、前記駆動制御回路と導
通する通電端子521を、第1の挿入部573を通じて
接続端子57に電気接続することにより、コイル542
に前記電気信号が供給され、計測量に応じたロータ53
の回転駆動が可能となる。
【0036】図4は、ステッピングモータ50のモータ
本体51構造は図1〜図3と全く同一にして、モータ本
体51が、ロータ53の軸方向に対応する一側面(背
面)もしくは他側面(前面)のうち、駆動軸531がモ
ータ本体51より突出する他側面を装着面として回路基
板52に装着される場合を示しており、この場合、回路
基板52側となる通電端子521の先端側は、ロータ5
3の軸方向に沿って背後側に延びており、モータ本体5
1側となる接続端子57の第2の挿入部574を通じて
枠体部572内に挿入され、接触部575と電気接続さ
れている。なお図4中、符号70は回路基板52と計器
文字板31との間に介装されたスペーサ、同じく符号5
23は、駆動軸531が貫通する貫通孔である。
【0037】以上、詳述したように、本実施例では、ス
テッピングモータ50が、駆動軸531を有するロータ
53とこのロータ53を収容するステータ54とでなる
モータ本体51と、ロータ53の遠心方向にしてステー
タ54の外周部に絶縁保持される略枠体形状をなした接
続端子57と、ロータ53の軸方向に対応するモータ本
体51の一側面(背面)もしくは他側面(前面)の何れ
か側に選択的に配置されステータ54と電気的に接続さ
れる回路基板52と、この回路基板52の接続端子57
に対応する位置に導通固定されロータ53の軸方向に伸
びると共に接続端子57に電気接続される略棒状の通電
端子521とを備え、接続端子57が回路基板52の選
択的な配置位置に応じて通電端子521をロータ53の
軸方向に沿って挿入可能とする第1の挿入部573と第
2の挿入部574とを有することにより、モータ本体5
1と回路基板52との電気接続に際して、回路基板52
がモータ本体51の一側面(背面)に配置される場合
は、接続端子57の第1の挿入部573に通電端子52
1がロータ53の軸方向に沿って挿入接続され、回路基
板52がモータ本体51の他側面(前面)に配置される
場合は、接続端子57の第2の挿入部574に通電端子
521がロータ53の軸方向に沿って挿入接続される。
従って、接続端子57がモータ本体51に対する回路基
板52の配置位置に応じた第1の挿入部573と第2の
挿入部574とをそれぞれ有していることによって、回
路基板52がモータ本体51の一側面(背面)に配置さ
れる場合と回路基板52がモータ本体51の他側面(前
面)に配置される場合とでモータ本体51の構造が変化
することがなく、モータ本体51を共通化することがで
きるため、コスト低減を実現することができる。
【0038】また本実施例では、第1の挿入部573と
第2の挿入部574とがロータ53の軸方向において互
いに連通しており、第1の挿入部573と第2の挿入部
574との間に通電端子521と導通接触する接触部5
75が形成されていることにより、接続端子57の構造
がシンプルなものとなり、接続端子57構造自体のコス
トを抑えることができる。
【0039】図5は、本発明による他の実施例を示し、
本実施例では、通電端子521を前記実施例の接続端子
57のように略枠体形状となし、接続端子57を回路基
板52の選択的な配置位置に応じてロータ53の軸方向
に沿った通電端子521への挿入を可能とする第1の挿
入部576と第2の挿入部577とを備える略棒状とな
しており、かかる構成によっても、回路基板52がモー
タ本体51の一側面(背面)に配置される場合と回路基
板52がモータ本体51の他側面(前面)に配置される
場合とでモータ本体51の構造が変化することがなく、
モータ本体51の共通化が可能となり、コスト低減を実
現できる。なお本実施例において接続端子57はコイル
ボビン544に一体形成した保持部541aにインサー
ト成形もしくは圧入により固定保持されている。
【0040】また本実施例では、略棒状の接続端子57
において、第1の挿入部576と第2の挿入部677と
が互いに一致する位置でロータの軸方向に略直線状に伸
びており、かかる構成により接続端子57の構造がシン
プルなものとなり、接続端子57構造自体のコストを抑
えることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、駆動軸
を有するロータとこのロータを収容するステータとでな
るモータ本体と、前記ロータの遠心方向にして前記ステ
ータの外周部に絶縁保持される略枠体形状をなした接続
端子と、前記ロータの軸方向に対応する前記モータ本体
の一側面もしくは他側面の何れか側に選択的に配置され
前記ステータと電気的に接続される回路基板と、この回
路基板の前記接続端子に対応する位置に導通固定され前
記ロータの軸方向に伸びると共に前記接続端子に電気接
続される略棒状の通電端子とを備え、前記接続端子が前
記回路基板の選択的な配置位置に応じて前記通電端子を
前記ロータの軸方向に沿って挿入可能とする第1の挿入
部と第2の挿入部とを有することにより、モータ本体に
対する回路基板の配置位置が、ロータの軸方向に対応す
るモータ本体の一側面と他側面とで異なる場合であって
も、共通のモータ本体を使用することができ、コスト低
減が可能なステッピングモータを提供することができ
る。
【0042】また本発明は、前記第1の挿入部と前記第
2の挿入部とが前記ロータの軸方向において互いに連通
しており、前記第1の挿入部と前記第2の挿入部との間
に前記通電端子と導通接触する接触部が形成されている
ことにより、接続端子の構造がシンプルなものとなり、
接続端子自体のコストを抑えることができる。
【0043】また本発明は、駆動軸を有するロータとこ
のロータを収容するステータとでなるモータ本体と、前
記ロータの遠心方向にして前記ステータの外周部に絶縁
保持される略棒状の接続端子と、前記ロータの軸方向に
対応する前記モータ本体の一側面もしくは他側面の何れ
か側に選択的に配置され前記ステータと電気的に接続さ
れる回路基板と、この回路基板の前記接続端子に対応す
る位置に導通固定され前記ロータの軸方向に伸びると共
に前記接続端子に電気接続される略枠体形状をなした通
電端子とを備え、前記接続端子が前記回路基板の選択的
な配置位置に応じて前記ロータの軸方向に沿った前記通
電端子への挿入を可能とする第1の挿入部と第2の挿入
部とを備えることにより、モータ本体に対する回路基板
の配置位置が、ロータの軸方向に対応するモータ本体の
一側面と他側面とで異なる場合であっても、共通のモー
タ本体を使用することができ、コスト低減が可能なステ
ッピングモータを提供することができる。
【0044】また本発明は、前記第1の挿入部と前記第
2の挿入部が互いに一致する位置で前記ロータの軸方向
に略直線状に伸びていることにより、接続端子の構造が
シンプルなものとなり、接続端子自体のコストを抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログ式計器に本発明を適用した実施例を示
す分解斜視図。
【図2】図1のステッピングモータを示す分解斜視図。
【図3】図1のステッピングモータのX−X線に沿った
断面図。
【図4】回路基板がモータ本体の他側面に配置される場
合を示す断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図6】従来例を示す断面図。
【図7】同じく従来例を示す断面図。
【符号の説明】
50 ステッピングモータ 51 モータ本体 52 回路基板 53 ロータ 54 ステータ 57 接続端子 521 通電端子 531 駆動軸 572 枠体部 573,576 第1の挿入部 574,577 第2の挿入部 575 接触部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を有するロータとこのロータを収
    容するステータとでなるモータ本体と、前記ロータの遠
    心方向にして前記ステータの外周部に絶縁保持される略
    枠体形状をなした接続端子と、前記ロータの軸方向に対
    応する前記モータ本体の一側面もしくは他側面の何れか
    側に選択的に配置され前記ステータと電気的に接続され
    る回路基板と、この回路基板の前記接続端子に対応する
    位置に導通固定され前記ロータの軸方向に伸びると共に
    前記接続端子に電気接続される略棒状の通電端子とを備
    え、前記接続端子が前記回路基板の選択的な配置位置に
    応じて前記通電端子を前記ロータの軸方向に沿って挿入
    可能とする第1の挿入部と第2の挿入部とを有すること
    を特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の挿入部と前記第2の挿入部と
    が前記ロータの軸方向において互いに連通しており、前
    記第1の挿入部と前記第2の挿入部との間に前記通電端
    子と導通接触する接触部が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 【請求項3】 駆動軸を有するロータとこのロータを収
    容するステータとでなるモータ本体と、前記ロータの遠
    心方向にして前記ステータの外周部に絶縁保持される略
    棒状の接続端子と、前記ロータの軸方向に対応する前記
    モータ本体の一側面もしくは他側面の何れか側に選択的
    に配置され前記ステータと電気的に接続される回路基板
    と、この回路基板の前記接続端子に対応する位置に導通
    固定され前記ロータの軸方向に伸びると共に前記接続端
    子に電気接続される略枠体形状をなした通電端子とを備
    え、前記接続端子が前記回路基板の選択的な配置位置に
    応じて前記ロータの軸方向に沿った前記通電端子への挿
    入を可能とする第1の挿入部と第2の挿入部とを備える
    ことを特徴とするステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 前記第1の挿入部と前記第2の挿入部が
    互いに一致する位置で前記ロータの軸方向に略直線状に
    伸びていることを特徴とする請求項3記載のステッピン
    グモータ。
JP6797797A 1997-03-21 1997-03-21 ステッピングモータ Pending JPH10271794A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101014094B1 (ko) * 2008-10-14 2011-02-10 엘지이노텍 주식회사 스텝 액츄에이터 장치
KR101338551B1 (ko) * 2010-09-13 2013-12-06 엘지이노텍 주식회사 스텝 액츄에이터 장치

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