JP2000058169A - 計器用コネクタの取付構造 - Google Patents

計器用コネクタの取付構造

Info

Publication number
JP2000058169A
JP2000058169A JP10224789A JP22478998A JP2000058169A JP 2000058169 A JP2000058169 A JP 2000058169A JP 10224789 A JP10224789 A JP 10224789A JP 22478998 A JP22478998 A JP 22478998A JP 2000058169 A JP2000058169 A JP 2000058169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
circuit board
printed circuit
instrument
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10224789A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ogiwara
純一 荻原
Kozo Ono
浩三 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP10224789A priority Critical patent/JP2000058169A/ja
Publication of JP2000058169A publication Critical patent/JP2000058169A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】計器の背面側に取り付けたプリント基板に対
し、その背面側からケーブル側コネクタを差し込むこと
ができ、片面半田付け用のプリント基板を使用して、低
コストでコネクタを取り付けることができる計器用コネ
クタの取付構造を提供する。 【解決手段】計器の背面側にプリント基板5が装着さ
れ、プリント基板5上にコネクタ10が取り付けられて
なる計器用コネクタの取付構造である。コネクタ10の
差し込み凹部12に対応した形状の開口部7がプリント
基板5に形成され、コネクタ10がプリント基板5の内
側に差し込み凹部12を開口部7に合わせて取り付けら
れ、コネクタ10の接続用ターミナル11の先端がプリ
ント基板5の背面側に半田付けされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の速度計、
回転計などの電気式計器に適用され、外部からの信号や
電源を計器に供給するためのコネクタを、その計器の背
面に設けたプリント基板上に取り付けるための計器用コ
ネクタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用の速度計、回転計等の電気
式計器において、計器を駆動・制御するためのプリント
基板が計器の背面に取り付けられ、そのプリント基板上
に、外部からの信号や電源を供給するためのコネクタが
設けられた構造の計器が知られている(例えば実開平3
−91683号公報等参照)。この種の従来の計器は、
コネクタが、プリント基板の上端部に上向きに取り付け
られ、ケーブル側コネクタはコネクタの上方から差し込
む構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、計器の上部
に通常位置するダッシュボートと計器との間が狭い車両
においては、ケーブル側コネクタの差し込みが上方から
はできにくいため、適用できないという問題があった。
そこで、計器の背面側に装着されたプリント基板に対
し、プリント基板の背面にコネクタを背面向きに取り付
け、計器の背面側からケーブル側コネクタを差し込む形
態のコネクタ取付構造が考えられている。
【0004】然しながら、このようにプリント基板の背
面にコネクタを取り付ける場合、通常、コネクタの接続
ターミナルを、プリント基板に設けた孔に、背面側から
内側に通して装着し、内側でハンダ付けを行なうことに
なる。しかし、このような計器用のプリント基板には、
回路素子が内側に実装され、その回路素子の端子はプリ
ント基板の孔を通して背面側に露出し、プリント基板の
背面が半田付け面となるから、両面半田付け用のプリン
ト基板が必要となり、また半田面の形成工程で、コネク
タを取り付ける箇所にマスキングを必要とするなど、プ
リント基板のコストが増大する問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、計器の背面側に取り付けたプリント基板に対し、そ
の背面側からケーブル側コネクタを差し込むことがで
き、片面半田付け用のプリント基板を使用して、低コス
トでコネクタを取り付けることができる計器用コネクタ
の取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の計器用コネクタの取付構造は、
計器の背面側にプリント基板が装着され、プリント基板
上にコネクタが取り付けられてなる計器用コネクタの取
付構造において、コネクタの差し込み凹部に対応した形
状の開口部がプリント基板に形成され、コネクタがプリ
ント基板の内側に差し込み凹部を開口部に合わせて取り
付けられ、コネクタの接続用ターミナルの先端がプリン
ト基板の背面側に半田付けされていることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2の計器用コネクタの取付構
造は、請求項1の取付構造において、コネクタが、その
前面の差し込み凹部側をプリント基板の内側に当接して
取り付けられ、コネクタの接続用ターミナルがコネクタ
の本体から外部に突出し本体の側壁に沿って前面側に曲
折され、プリント基板の開口部の周辺に設けた孔に接続
用ターミナルの先端が挿通され、プリント基板の背面に
形成した配線部に接続用ターミナルの先端が半田付けさ
れたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3の計器用コネクタの取付構
造は、請求項1または2の取付構造において、コネクタ
の接続用ターミナルがコネクタの本体底部を貫通して配
設され、差し込み凹部の接続ピンと一体に形成されてい
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項4の計器用コネクタの取付構
造は、請求項1乃至2の取付構造において、プリント基
板が、回路素子の実装部を内側にし、配線部を背面側に
して計器の背面側に配設されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用・効果】このような構成の計器用コネクタ
の取付構造では、プリント基板上に装着されコネクタ
に、車速センサや回転速度センサ等からの信号線や電源
線を接続したケーブル側コネクタが、計器の背面側か
ら、プリント基板の開口部を通して差し込むことによ
り、接続される。
【0011】ケーブル側コネクタを計器の背面側から接
続できるため、自動車用計器においても、スペース的に
余裕を持ってケーブル側コネクタを計器に接続すること
ができる。また、コネクタは、プリント基板の内側、つ
まり計器の文字盤とプリント基板との間に配設されるた
め、プリント基板の背面側つまり計器の背面側に突出せ
ず、計器の厚さを薄くできるという効果もある。
【0012】更に、コネクタの接続用ターミナルは、プ
リント基板の背面側つまり回路素子のリード線を出す配
線部側に出すことができるため、プリント基板はその背
面側のみを配線部つまり片面半田付け部として形成する
ことができ、コストが高くなる両面半田付けやコネクタ
のためのマスキングは不要となり、簡単に且つ安価にコ
ネクタを取り付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は自動車用の速度計と回転形
を設けた計器の正面図を示し、図2はその部分拡大断面
図を示している。2は文字盤、3は導光板であり、図示
しないケース上に、導光板3が計器の前面を覆うように
取り付けられ、その導光板3上に文字盤2が取着され
る。文字盤2の中央部の内側には、計器のムーブメント
4が配設される。
【0014】文字盤2は、例えば薄い透明合成樹脂板の
上に、文字、目盛り等を透光部とするように、文字、目
盛り等以外の部分を遮光塗料で印刷して形成される。導
光板3は、アクリル、ポリカーボネート等の透明合成樹
脂で板状に形成され、文字盤2上で照明したい任意の箇
所に例えば光拡散部が形成され、この光拡散部を介して
導光板内の光が文字盤2側に放射され、文字盤2に設け
た透光部を通して文字盤2を背面側から照明する。導光
板3内に光を照射するために、照明ランプ、発光ダイオ
ード等の光源15が後述のプリント基板5上に設けられ
る。
【0015】メータの軸心にあたる文字盤2、導光板3
の中心箇所に、指針軸用の孔が形成され、その孔の内側
の周囲に形成された取付部16によって、メータのムー
ブメント4が取り付けられる。ムーブメント4には、例
えば交差コイル式内機が使用され、その指針軸が文字盤
2、導光板3の中心孔内に位置し、その先端に、上方か
ら指針1の元部が嵌着される。プリント基板5はムーブ
メント4の下側つまり計器の背面側に配設され、図示し
ないケースやムーブメント4のピン状ターミナル8によ
ってプリント基板5は定位置に取り付けられる。そし
て、プリント基板5の内側の実装部上には、ムーブメン
ト4を駆動・制御するための回路素子(リードスルー部
品)6やコネクタ10が実装される。
【0016】プリント基板5は、上面に回路素子やコネ
クタ等を実装する実装部を、下面に半田付け面となる配
線部を有し、回路素子6やコネクタ10を取り付けるた
めの孔(スルーホール)が基板の各所に穿設される。基
板上面に配設された回路素子6のリード線やコネクタ1
0の接続用ターミナル11が、孔を通してプリント基板
5の背面側に突出し、その背面側の配線部に半田付けさ
れる。
【0017】更に、プリント基板5には、コネクタ10
の差し込み凹部12に対応した形状の開口部7が形成さ
れ、コネクタ10はプリント基板5の内側に、その差し
込み凹部12を開口部7に合わせて取り付けられ、上記
の如く接続用ターミナル11の先端がプリント基板5の
背面側に半田付けされる。
【0018】コネクタ10は、図3、図4に示すよう
に、上部を開口した矩形箱形の本体17を有し、本体1
7内に差し込み凹部12が形成される。接続用ターミナ
ル11は所定の長さの金属線材を略コ字状に曲折して形
成され、その金属線材の一方の直線部を本体17の底部
に貫通させる形態で取り付け、本体17内の差し込み凹
部12に複数本の接続ピン18を配設している。各々の
接続用ターミナル11と接続ピン18は1本の金属線材
により一体に形成され、所定の間隔で配置される。接続
用ターミナル11は本体17の底部から背面側に突出
し、本体17の側壁に沿って前面側に曲折されて形成さ
れる。
【0019】このような差し込み凹部12内の接続ピン
18と一体の接続用ターミナル11は、その先端がプリ
ント基板5の開口部7の周辺に設けた孔に挿通され、プ
リント基板5の背面側つまり配線部に突出した先端部が
その配線部に半田付けされる。コネクタ10はこれらの
接続用ターミナル11の半田付けによってプリント基板
5上に取り付けられる。
【0020】一方、ムーブメント4は、図2、図4に示
すように、その背面に突設されたピン状ターミナル8
が、プリント基板5上に設けられた接続支持端子9に嵌
合・接続され、且つプリント基板5に穿設した孔に挿通
・支持される。即ち、ムーブメント4のピン状ターミナ
ル8に対応した位置のプリント基板5上に、先端がフッ
ク状に内側に曲折した複数対の接続支持端子9が、対応
した位置に穿設した孔に、嵌挿することにより、取り付
けられ、基板の配線部側に突き出した接続支持端子9の
先端が、その配線部に半田付けされて固定される。ムー
ブメント4のピン状ターミナル8はその両接続支持端子
9の間に挿通され、さらにプリント基板5の孔に差し込
まれ、着脱可能に装着される。
【0021】このように構成されプリント基板5上に装
着されコネクタ10には、車速センサや回転速度センサ
等からの信号線や電源線を接続したケーブル側コネクタ
13が、計器の背面側から、プリント基板5の開口部7
を通して差し込むことにより、接続される。また、コネ
クタ10は、プリント基板5の内側、つまり計器の文字
盤とプリント基板との間に配設されるため、プリント基
板の背面側つまり計器の背面側に突出せず、計器の厚さ
を薄くできるという効果もある。
【0022】また、コネクタ10の接続用ターミナル1
1は、プリント基板5の背面側つまり回路素子6のリー
ド線を出す配線部側に出すことができるため、プリント
基板5はその背面側のみを配線部つまり片面半田付け部
として形成することができ、コストが高くなる両面半田
付けやコネクタのためのマスキングは不要となり、簡単
に且つ安価にコネクタを取り付けることができる。
【0023】計器の動作の概略を説明すると、プリント
基板5上の制御駆動回路は、外部から入力される回転速
度信号、車速信号に基づき、ムーブメント4の各コイル
に駆動電流を供給し、回転速度信号、車速信号が示す位
置に指針1を回動させ、指針1は指示値を示す。光源1
5が点灯すると、そこから光が導光板3に向かって照射
され、導光板3内に入射し、そこから導光板3の上面に
取着された文字盤2上の文字、目盛り等の透光部から、
光がメータの正面側に出射され、文字、目盛り等が裏面
側から照明されて浮き上がるように表示される。
【0024】なお、上記実施例では、ムーブメント4の
ターミナルはピン状ターミナル8としたが、ボルトター
ミナルを使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動車用の計器の正
面図である。
【図2】図1のII-II 拡大断面図である。
【図3】プリント基板5上のコネクタ10部分の斜視図
である。
【図4】コネクタ10の取付部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
2−文字盤 3−導光板 4−ムーブメント 5−プリント基板 6−回路素子 7−開口部 10−コネクタ 11−接続用ターミナル 12−差し込み凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器の背面側にプリント基板が装着さ
    れ、該プリント基板上にコネクタが取り付けられてなる
    計器用コネクタの取付構造において、 該コネクタの差し込み凹部に対応した形状の開口部が該
    プリント基板に形成され、該コネクタが該プリント基板
    の内側に該差し込み凹部を該開口部に合わせて取り付け
    られ、該コネクタの該接続用ターミナルの先端が該プリ
    ント基板の背面側に半田付けされていることを特徴とす
    る計器用コネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記コネクタはその前面の差し込み凹部
    側を該プリント基板の内側に当接して取り付けられ、該
    コネクタの接続用ターミナルは該コネクタの本体から外
    部に突出し該本体の側壁に沿って前面側に曲折され、該
    プリント基板の開口部の周辺に設けた孔に該接続用ター
    ミナルの先端が挿通され、該プリント基板の背面に形成
    した配線部に該接続用ターミナルの先端が半田付けされ
    たことを特徴とする請求項1記載の計器用コネクタの取
    付構造。
  3. 【請求項3】 前記コネクタの接続用ターミナルは、コ
    ネクタの本体底部を貫通して配設されると共に、該差し
    込み凹部の接続ピンと一体に形成されている請求項2記
    載の計器用コネクタの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記プリント基板は、回路素子の実装部
    を内側にし、配線部を背面側にして計器の背面側に配設
    されている請求項1乃至3記載の計器用コネクタの取付
    構造。
JP10224789A 1998-08-07 1998-08-07 計器用コネクタの取付構造 Withdrawn JP2000058169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10224789A JP2000058169A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 計器用コネクタの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10224789A JP2000058169A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 計器用コネクタの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000058169A true JP2000058169A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16819235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10224789A Withdrawn JP2000058169A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 計器用コネクタの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000058169A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI399592B (zh) * 2008-05-02 2013-06-21 Lg Display Co Ltd 背光單元

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI399592B (zh) * 2008-05-02 2013-06-21 Lg Display Co Ltd 背光單元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4414749B2 (ja) メータ
EP0420650A2 (en) Meter device
JP2000058169A (ja) 計器用コネクタの取付構造
CN113895225B (zh) 用于车辆的仪表装置
JPH11135965A (ja) コネクタ付プリント基板の保持構造
JP5189268B2 (ja) 車両用表示装置
US6389896B1 (en) Vehicular meter unit
JP4572694B2 (ja) 表示装置
JP3350928B2 (ja) 計器装置
JP3738988B2 (ja) メータおよびメータへの指針取付け方法
JP2985926B2 (ja) 指示計器
JPH0547509Y2 (ja)
JP3346476B2 (ja) 表示装置
JPH0961800A (ja) Lcd表示装置
JP3540173B2 (ja) 計器のムーブメント固定構造
JP2007198941A (ja) 指針式表示装置及び指針式表示装置の製造方法
JP2528821Y2 (ja) メータケースの配線接続構造
JP3811438B2 (ja) メス型電接端子及びこれを用いた車両用計器
JP2019002984A (ja) 表示装置
JP4370534B2 (ja) 表示パネルの接続構造
JP2001130285A (ja) 車両用計器
JP2003115649A (ja) 計器用プリント配線板の電気接続構造
JP2001066165A (ja) 指示計器
JPH0798234A (ja) 計器の照明装置
JP2000289491A (ja) 自動車のインストゥルメントパネルにおける配線構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050225

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101