JP2019002984A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 金属製フレームのコスト上昇を防止し、表示パネルの静電気対策を備えた表示装置を提供する。
【解決手段】 表示パネル1と、表示パネル1の背後に配設される回路基板5と、表示パネル1と回路基板5の間に配設され、表示パネル1を保持するケース3と、表示パネル1の前面の外周を覆う金属製の枠部材6と、を備え、枠部材6は、回路基板5の裏面を超えて延び、先端に折り曲げ形状の無い延出部62を有し、回路基板5は、延出部62に対応する位置に、端面から突出形成された突出部51を有し、ケース3は、突出部51の外形と一致若しくは僅かに外形からはみ出すように形成された突出片部33を有し、延出部62は、突出部51に係合される。
【選択図】図2
【解決手段】 表示パネル1と、表示パネル1の背後に配設される回路基板5と、表示パネル1と回路基板5の間に配設され、表示パネル1を保持するケース3と、表示パネル1の前面の外周を覆う金属製の枠部材6と、を備え、枠部材6は、回路基板5の裏面を超えて延び、先端に折り曲げ形状の無い延出部62を有し、回路基板5は、延出部62に対応する位置に、端面から突出形成された突出部51を有し、ケース3は、突出部51の外形と一致若しくは僅かに外形からはみ出すように形成された突出片部33を有し、延出部62は、突出部51に係合される。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置の実装構造に関し、特に液晶表示素子からなる表示パネルを用いた表示装置の組み付け構造に関するものである。
この種の表示装置として、例えば液晶表示素子による表示パネルからなる表示装置の多くは、樹脂製のセルケースを通じて表示パネルが支持されると共に、セルケースの背後側に回路基板が配設されて支持され、回路基板に装着した光源にて表示パネルがバックライト照明される。このような表示装置において、表示パネルに静電気が帯電すると、表示パネルの表示の一部あるいは全部が消えてしまうことがあり、また、予期せぬ誤表示を生じてしまう虞があり、その表示情報を把握できず誤読を生じさせてしまうといった問題点がある。
このような静電気の問題点を対策するものとして、例えば特許文献1などに開示されているように、金属製の材料からなる枠状のフレームを表示パネルの前面側から被せ、フレームの所要箇所に複数設けられた固定爪を回路基板の固定孔に差し込み、固定爪の先端部を折り曲げることにより、表示パネルに帯電した静電気を回路基板のグランドパターンに接地すると同時に、表示パネル及びセルケースを回路基板に固定保持するものが知られている。
しかしながら、このような固定爪の折り曲げ作業を伴う場合、一度、表示装置を反転させた後、固定爪を折り曲げ、再度反転させて元に戻す工程が必要となっていた。
そこで、折り曲げ作業を伴わないものとして、図3に示すように予め固定爪620の先端を外側に折り曲げ加工することで、この折り曲げ形状621が回路基板50の端面をスライドし、回路基板50を超え、回路基板50の突起部510に引っ掛かり、表示パネル10及びケース30を回路基板50に固定保持するものが知られている。
しかしながら、このような先端の折り曲げ加工は、金属製のフレーム60の成形において専用の工程が必要となるので、フレーム60のコストが高くなるといった問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、金属製フレームのコスト上昇を防止し、かつ、表示パネルの静電気対策を備えた表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、表示パネル1と、前記表示パネル1の背後に配設される回路基板5と、前記表示パネル1と前記回路基板5の間に配設され、前記表示パネル1を保持するケース3と、前記表示パネル1の前面の外周を覆う金属製の枠部材6と、を備え、前記枠部材6は、前記回路基板5の裏面を超えて延び、先端に折り曲げ形状621の無い延出部62を有し、前記回路基板5は、前記延出部62に対応する位置に、端面から突出形成された突出部51を有し、前記ケース3は、前記突出部51の外形と一致若しくは僅かに外形からはみ出すように形成された突出片部33を有し、前記延出部62は、前記突出部51に係合されることを特徴とする。
また、本発明は、前記突出片部33は、表示パネル1側に傾斜面33aを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記突出片部33は、前記延出部62に設けられた前記突出部51が係合される係止部62aに収容されることを特徴とする。
本発明に係る表示装置によれば、金属製フレームのコスト上昇を防止し、かつ、表示パネルの静電気対策を備えた表示装置を提供することができる。
以下に図1から図2に基づいて、本発明の実施形態を車両に搭載される計器装置に組み込まれる液晶表示装置を用いて説明する。また、表示装置の前後を、各図中に矢印にて示す。
液晶表示装置は、透過型の液晶表示パネル(表示パネル)1と、この液晶表示パネル1の背後に配設された導光体2と、液晶表示パネル1及び導光体2が収容、保持されるセルケース(ケース)3と、セルケース3の背後に配設され液晶表示パネル1及び導光体2を背後から照明する光源としての発光ダイオード(光源)4と、発光ダイオード4や液晶表示パネル1を駆動させる回路(図示せず)などが実装された硬質の回路基板5と、液晶表示パネル1やセルケース3を回路基板5に固定するための金属製の押さえ枠(枠部材)6と、を備えている。
液晶表示パネル1は、詳細は図示しないが周知の如く、2枚のガラス基板の間に液晶分子が封入され、各々のガラス基板の外側に偏光膜が貼られたものである。そして、各ガラス基板の内側に形成された電極部に外部測定量に応じた信号(電圧)が印加されると、車両の作動状態(例えば車両の速度や走行距離、或いは燃料残量)などが表示される液晶表示部が発光ダイオード4の点灯によって透過照明される。液晶表示部以外の背景部は、黒色で現れる。
また、液晶表示パネル1は、FPC(Flexible Printed Circuits)(図示せず)により回路基板5と電気的に接続され通電する。FPCは、可撓性接続部材からなり、一端が液晶表示パネル1に接続され、他端の自由端側の先端部に電極端子が形成され、回路基板5の後面に実装されるFPC用コネクタと嵌合し、液晶表示パネル1と回路基板5を電気的に接続する。そして、回路基板5からの電気信号を液晶表示パネル1に導き、液晶表示パネル1を駆動表示させる。
導光体2は、無色透明な合成樹脂からなる略平板であり、液晶表示パネル1の背後に位置する平板部21と、平板部21の端面が回路基板5の方向に垂れ下がった受光部22と、を有する。平板部21は、液晶表示パネル1側の表面である平板部前面21aにシボを有し、液晶表示パネル1側へ出射される光を拡散する。
セルケース3は、例えば白色の合成樹脂からなり、液晶表示パネル1及び導光体2の周囲を囲むように位置し、内側で液晶表示パネル1及び導光体2を固定する側壁31を有する。また、導光体2の背後に平板部21が載置される載置部32を有する。また、セルケース3は、側壁31の外側の後述する回路基板5の突出部51の外形と一致若しくは僅かに外形からはみ出すように略コの字状に突出形成された第1の突出片(突出片部)33を有する。第1の突出片33は、回路基板5に隙間なく設けられている。また、第1の突出片33は、液晶表示パネル1側の側壁31に傾斜状で連なる傾斜面33aを有する。また、セルケース3は、側壁31の外側に、後述する押さえ枠6の第2の延出部63が係合される第2の突出片34を有する。
押さえ枠6は、鉄製の金属板をプレス加工されたものであり、液晶表示パネル1の前面の外周の縁を連続的に覆う枠状の覆い部61と、覆い部61から適宜箇所に複数設けられ、セルケース3の側壁31に沿って回路基板5に向かい垂れ下がり、回路基板5の裏面を超えて延びる第1の延出部(延出部)62と、第1の延出部62とは異なる箇所の側壁31に沿って側壁31の途中まで延びる第2の延出部63と、を有する。第1の延出部62は、後述する回路基板5の突出部51を係合する矩形の第1の係止孔(係止部)62aを有する。第1の係止孔62aは、突出部51と共に、セルケース3の第1の突出片33を収容可能な大きさに設けられている。また、第2の延出部63は、第2の突出片34を係合する第2の係止孔63aを有する。
発光ダイオード4は、トップビュー型のLED(Light Emitting Diode)からなるものであり、白色の照明光を発する。この照明光は、導光体2の受光部22から導光体2内に入光され、平板部21に導光され、平板部背面21b及び載置部32で反射して平板部前面21aから出射され、液晶表示パネル1を透過照明する。
回路基板5は、液晶表示パネル1及び発光ダイオード4を駆動制御するための電子部品を実装し、各部品を接続する銅箔配線を印刷して回路パターンを構成した硬質プリント基板を適用できる。また、回路基板5は、液晶表示装置を包括する車両用計器の筐体内に収容されると共に、図示しないが外部コネクタやケーブルを介して車載される外部ユニットと通信可能に接続されている。また、回路基板5は、第1の係止孔62aに対応する位置に、回路基板5の端面から略コの字状に突出形成された突出部51を有する。
また、図示しないがセルケース3の適宜箇所には回路基板5に向かい突出する位置決めピンが突き出し形成されている。この位置決めピンは、回路基板5に設けられた位置決め孔に挿入され、セルケース3と回路基板5との位置決めとなるものである。
尚、覆い部61と液晶表示パネル1の周縁上面との間には合成ゴムシート7が配設されてある。この合成ゴムシート7は、覆い部61と液晶表示パネル1との緩衝用であって、予め押さえ枠6の覆い部61の裏面に貼られている。
液晶表示装置の組み付けは次の様にして行う。液晶表示パネル1と導光体2が保持されたセルケース3の位置決めピンを回路基板5の位置決め孔に挿入され後、液晶表示パネル1の上方側より押さえ枠6を装着する。その際、押さえ枠6に設けられた第1の延出部62及び第2の延出部63をセルケース3の側壁31に沿わせながら移動させる。
その後、第1の延出部62は、第1の突出片33の傾斜面33aを摺動しながら外側に押し広げられ、その後、回路基板5の突出部51の端面を摺動し、第1の係止孔62aが突出部51を超えると元に戻り、第1の係止孔62aが突出部51に係止される。また、同時に、第2の延出部63は、第2の係止孔63aが第2の突出片34に係合させる。第1の突出片33、傾斜面33a及び突出部51は、第1の係止孔62aに係止し収容された際に、第1の延出部62の外面とほぼ同一、又は、第1の延出部62の外面から僅かに飛び出るように形成される。
このように形成されることにより、液晶表示パネル1はセルケース3に保持されると共に、回路基板5に組み付けられる。また、第1の延出部62が回路基板5の裏面のグランドパターンと接触することにより、液晶表示パネル1の表示面側から印加される静電気を回路基板5のグランドパターンへ流すことができる。尚、セルケース3を回路基板5に配設した後に、液晶表示パネル1と導光体2をセルケース3に保持させるようにしても良い。また、液晶表示パネル1はセルケース3の側壁31に圧入固定止め、或いは側壁31に弾性を有する係止片を設けて所謂フック止めとされても良い。
また、第1の突出片33を設けたことにより、第1の延出部62を突出部51に挿入される際に、第1の延出部62の先端が回路基板5の表面に接触することがないので、回路基板5の端部の削り屑の発生を抑えることが可能となる。また、第1の延出部62が傾斜面33aに沿って弾性変形しながら移動されるため、挿入作業性が良い。また、セルケース3に傾斜面33aを設けてあるので、第1の延出部62の先端に、図3の折り曲げ形状621のような折り曲げ加工をする必要が無いので、折り曲げ工程の削減によるコストの低減をすることができる。
また、押さえ枠6に合成ゴムシート7を設けたことにより、液晶表示パネル1及び導光体2が更に確実にセルケース3に保持され、車両の振動による異音や擦れ粉の発生を抑えることに有利となる。なお、合成ゴムシート7が電気絶縁性であるため、所望の経路にて静電気を接地側へ導く作用を有し、液晶表示パネル1やFPC側へ静電気が流れることを抑止できる。
尚、本発明の表示装置の固定構造を上記した実施形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
例えば、液晶表示パネル1と回路基板5との通電部材としてFPCを用いていたが、金属製のピン又は導電ゴムであってもよい。また、液晶表示パネル1を背後から照明するものとして、導光体2を使用したが、薄板樹脂シートの表裏面に印刷を施した拡散板や、光学フィルム等であってもよい。
また、液晶表示装置が速度計や回転計などを備えた車両用の計器装置に組み込まれる場合であっても、本発明の液晶表示装置が適用でき、その場合、セルケース3は計器装置を構成する計器ケースと一体であっても良い。
本発明は、車両用の表示装置に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される表示装置に適用することができる。
1 液晶表示パネル(表示パネル)
3 セルケース(ケース)
33 第1の突出片(突出片部)
33a 傾斜面
5 回路基板
51 突出部
6 押さえ枠(枠部材)
62 第1の延出部(延出部)
62a 第1の係止孔部(係止部)
621 折り曲げ形状
3 セルケース(ケース)
33 第1の突出片(突出片部)
33a 傾斜面
5 回路基板
51 突出部
6 押さえ枠(枠部材)
62 第1の延出部(延出部)
62a 第1の係止孔部(係止部)
621 折り曲げ形状
Claims (3)
- 表示パネルと、
前記表示パネルの背後に配設される回路基板と、
前記表示パネルと前記回路基板の間に配設され、前記表示パネルを保持するケースと、
前記表示パネルの前面の外周を覆う金属製の枠部材と、を備え、
前記枠部材は、前記回路基板の裏面を超えて延び、先端に折り曲げ形状の無い延出部を有し、
前記回路基板は、前記延出部に対応する位置に、端面から突出形成された突出部を有し、
前記ケースは、前記突出部の外形と一致若しくは僅かに外形からはみ出すように形成された突出片部を有し、
前記延出部は、前記突出部に係合されることを特徴とする表示装置。 - 前記突出片部は、表示パネル側に傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記突出片部は、前記延出部に設けられた前記突出部が係合される係止部に収容されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017116434A JP2019002984A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017116434A JP2019002984A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019002984A true JP2019002984A (ja) | 2019-01-10 |
Family
ID=65005894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017116434A Pending JP2019002984A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019002984A (ja) |
-
2017
- 2017-06-14 JP JP2017116434A patent/JP2019002984A/ja active Pending
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