JP5130668B2 - 電子機器のパネル構造 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、車載あるいは携帯(例えば、エアバンド)型の電子機器に組み込むフラットパネルディスプレイ素子やスイッチを保持する電子機器のパネル構造に関するものである。
車載や携帯型の電子機器には、フロントパネルに液晶やELなどのフラットパネルディスプレイを組み込んだものがある。通常、こうしたディスプレイ素子と前記素子を駆動する基板との接続は、リード線によるハンダ付けを用いる方法が考えられる。しかし、リード線によるハンダ付けは、ハンダ付け工程による組立工定数の増加やハンダ付け作業による環境汚染の問題がある。また、故障修理の際には、ハンダ処理の煩雑な問題もある。
これらの問題を解決する一つの方法として、例えば、(特許文献1)には、図11に示すようなゼブラコネクタ1を使用するものがある。
すなわち、図11は、ゼブラコネクタ1を使用した携帯型無線機を示すもので、基板2、ELパネル3、LCD4、LCDホルダー5、ゼブラコネクタ1、ゼブラコネクタホルダー6とで構成されており、前記基板2とELパネル3は、端部を突出させて接点端子部 7を形成した構成となっている。
ここで、ゼブラコネクタ1は、複数の絶縁被覆導線の方向を揃えて一体化成形したもので、コネクタ1の端面に導線の断面を露出させ、この露出させた銅線の断面を電気接点に接触させることによって、基板2と電気的に接続するというものである。
そのため、図11のように、基板2、ELパネル3、LCD4を重ねて位置を決め、ゼブラコネクタホルダー6を取り付けて一体化したのち、フレーム8とフロントパネル9とに取り付けるというものである。
特開2002−40958号公報
ところで、上記のようにゼブラコネクタを使用するためには、基板とELパネルの両方にゼブラコネクタと対応する接点端子部を形成しなければならない。この接点端子部は基板やELパネルの仕様ごとに異なる。特に、ゼブラコネクタをバックライトのELパネルと基板間の接続に使用する場合に代えて、例えば、ELやLCDなどのフラットパネルディスプレイ素子と基板間の接続手段として用いる場合は、前記表示器の表示内容ごとに前記接点端子部の仕様は異なってしまう。このように接点端子部の仕様が表示内容(製品)ごとに異なると、製品ごとに接点端子部の異なる基板や表示器を新たに製作しなければならない。こうした新たな基板や表示器の製作を行なうと、イニシャルコストが膨大になり、開発コストもかかる。このとき、生産台数が多ければ償却できるが、生産台数が少ない少量多品種の生産には対応できない
この問題を解決するため、先のコストのかかる専用品に代えて、基板との接続手段に、FPC(フレキシブルプリント配線板)とコネクタを使用したコストの安い市販のフラットパネルディスプレイ素子(例えば、ガラス製のパネル本体にFPCを取り付けたLCDや自発光タイプのELなど)を使用することが考えられる。しかしながら、このような低コストのディスプレイ素子を簡単に低コストで装着できる上手い方法が無く、新たに開発しなければならない問題があった。
そこで、この発明の課題は、車載や携帯型の電子機器にFPC(フレキシブルプリント配線板)を設けた市販のEL素子11やLCD素子を低コストで装着できるようにすることである。
上記の課題を解決するため、この発明では、操作面の周囲に側面を形成したフロントパネルと、そのフロントパネルの内側に配置される回路基板間に弾性材料で形成したホルダー部材を設け、そのホルダー部材にフラットパネルディスプレイ素子を保持させて、前記フロントパネルの操作面に形成したディスプレイ表示窓に臨むようにして圧接するとともに、そのフラットパネルディスプレイ素子の接続ケーブルを、前記ホルダー部材に切欠けを設け、前記フラットパネルディスプレイ素子に接続される接続ケーブルが、上記切欠けによって前記回路基板に導かれる構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、ホルダー部材は、例えば、ゴム、スポンジなどの弾性材料で形成する。形成したホルダー部材にフラットパネルディスプレイ素子を保持させて前記操作面に形成したディスプレイ表示窓に臨むように回路基板を取り付けて圧接する。こうすることで、厚みの薄いフラットパネルディスプレイ素子のために回路基板との間に生じる隙間が発生しないように取り付ける。このような隙間は、従来は、クッションなどを基板と前記ディスプレイ素子の間に配置し、前後方向の潰しで無くしていたが、これだと位置合わせが困難であった。本願の場合、ディスプレイ表示窓にディスプレイ表示素子を保持するホルダー部材を圧接して位置合わせができる。そのため、位置決めが簡単で組み立て作業が楽にできる。また、前記ディスプレイ素子を保持するホルダー部材の端部に切欠きを設けることで、切欠きを介してディスプレイ素子の接続ケーブル(FPC)を後方の回路基板と接続することができる。そのため、FPCを使用したコストの安い市販のELやLCDのフラットパネルディスプレイ素子を使用できる。
このとき、ホルダー部材に、フロントパネルに形成したスイッチ孔とそのスイッチ孔に対向して設けられた回路基板のタクトスイッチに連通する貫通孔を設け、その貫通孔に押しボタンスイッチつまみを嵌入した構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、回路基板上に設けたタクトスイッチをフロントパネルのスイッチつまみで操作できる。
このとき、押しボタンスイッチつまみを透光性の素材で形成するとともに、上記基板のタクトスイッチの近傍に前記スイッチと連動して点灯する発光素子を設けた構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、点灯する発光手段の光が透光性の素材で形成した押しボタンスイッチつまみを光らせるので、スイッチつまみを照光式とすることができる。このとき、ホルダー部材は、遮光性を有してつまみや基板に密着するので、他への光の漏れを防ぐことができる。
また、このとき、押しボタンスイッチつまみを嵌入する貫通孔のフロントパネル側の開口周囲に突部を形成し、その突部に当接するフランジを押しボタンスイッチつまみに設けた構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、貫通孔の開口の周囲に形成した突部が、つまみを押した際のダンパーとして作用するので、つまみに伸長圧を付与するバネを必要としない。
また、このとき、押しボタンスイッチつまみを嵌入する貫通孔の途中に段部を設けて基板側の寸法を縮小し、一方、前記貫通孔に嵌入される前記スイッチつまみを、前記貫通孔の形状に合わせて段部を設けて縮小した構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、つまみの先端の外周が基板側の貫通孔の縮小した孔にガイドされる。そのため、前記つまみは、例えば、斜めに押される意地悪押しに抗してタクトスイッチに真っ直ぐ接触するので、タクトスイッチの破損を防止し、長寿命化が図れる。また、その際、貫通孔の段部は、ストッパーとして前記つまみを支持してタクトスイッチに過荷重が掛かるのを防止するので、破損の防止や長寿命化が図れる。
この発明は、上記のように構成したことにより、車載や携帯型電子機器に、FPC(フレキシブルプリント配線板)を設けた市販のELやLCDなどの低コストのフラットパネルディスプレイ素子を装着できる。また、その装着も低コストでできる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この形態の電子機器は、図1に示すように、フロントパネル10の中央にフラットパネルディスプレイ素子としてEL素子11を設けた。例えば、車載用の無線機器で、前記素子11の左右に、ダイヤルつまみ12と押しボタンスイッチつまみ13を配置した構成となっている。
また、その内部は、図2に示すように、フロントパネル10と回路基板14の間にホルダー部材15を設ける構造となっており、前記ホルダー部材15には、EL素子11と押しボタンスイッチつまみ13を取り付ける構成となっている。
フロントパネル10は、パネル正面に、ディスプレイ表示窓16とスイッチ孔17及びダイヤル孔18を設け、その周囲に側面19を形成した形状となっている。また、その裏面側には、後述するように2本の突部20を設けて(図5参照)、ホルダー部材15を嵌入するようになっている。
回路基板14は、図示はしていないが、EL素子11のドライブ回路を搭載したもので、回路基板14の裏面のパターン面には、ドライブ回路とEL素子11とを接続するレセプタクル21が設けられている。また、回路基板14の表面の部品面には、タクトスイッチ22が設けられている。タクトスイッチ22は、前記フロントパネル10に形成したスイッチ孔17に対向するように設けたもので、押しボタンスイッチつまみ13でもって、フロントパネル10のスイッチ孔17から操作するようにしてある。このタクトスイッチ22の近傍(横)には、発光素子23を設けてある。前記発光素子23は、LEDでタクトスイッチ22の左右に設けられ、タクトスイッチ22と連動して点灯し、動作状況を照光表示する。このとき、タクトスイッチ22の近傍の発光素子23は、例えばタクトスイッチ22に内蔵されるLEDでも良い。すなわち、LEDを内蔵したタクトスイッチ22でも良い。
ホルダー部材15は、例えば、ゴム(合成(EPDM)でも可)、スポンジ(ゴム、ウレタン)などの黒色あるいはグレーの弾性材料で形成したもので、ここでは、概T字形にしてある。また、このT字形ホルダー部材15の中央部分の上端には、厚さ方向の切欠き24を形成し、後述のFPC25を通すようにしてある。そして、この切欠き24をU形の開口とするホルダー26を形成し、そのU形のホルダー26にEL素子11(フラットパネルディスプレイ素子)を嵌入できるようにしてある。すなわち、U形のホルダーは、図3のように、内側に張り出した係合部28により、EL素子11の周端に係合して保持する。
一方、T字形の下端には、厚さ方向に2本の凹部(ここでは溝)27を設けて先に述べたフロントパネルの突部20と嵌合するようにしてある。さらに、T形の左端に溝27を設け、裏面の突部20と嵌合するようにしてある。そのため、この溝27に合わせてホルダー部材15をフロントパネル10に嵌めることで、ホルダー部材15を収容する位置を一義的に決められるようにしてある。
このU形のホルダー26の左右には、貫通孔29が設けられている。前記貫通孔29は、フロントパネル10に形成したスイッチ孔17とそのスイッチ孔17に対向するように設けた前述の回路基板14のタクトスイッチ22に連通する。また、この貫通孔29は、図6に示すように、貫通孔29の途中に段部30を設け、その段部30から回路基板側の寸法を縮小してある。そのため、この貫通孔29に嵌入する前記スイッチつまみ13は、図6のように、前記貫通孔29の形状に合わせて段部31を設けた形状となっており、回路基板側の寸法を細く縮小した形状になっている。このように、貫通孔29の寸法を細く縮小したことにより、前記つまみ13の先端の外周が基板側の貫通孔29の縮小した孔にガイドされる。そのため、例えば、意地悪押しで斜めに押された場合でも真っ直ぐに進出するので、押しミスの発生を防止できる。また、タクトスイッチ22は、横から押されることが無くなり、横押しによる破損がなくなり、長寿命化も図れる。このとき、貫通孔29の段部30は、前記スイッチつまみ13の段部31と当接し、ストッパーとして前記つまみ13を支持するので、回路基板14のタクトスイッチ22に過荷重が掛かるのを防止することができる。
この貫通孔29の開口の周囲(フロントパネル側)には、突部32を形成してある。この突部32は、前記つまみ13を押した際のダンパーとして作用させるためのもので、この突部32と当接するフランジ33を前記スイッチつまみ13に形成してある。このようにすることにより、バネを設けることなく前記つまみ13に伸長圧を付与することができるので部品の削減も図れて低コストにも寄与する。
また、この前記つまみ13は、透明な樹脂(プラスチックス、アクリル(PMMA)樹脂、PCなど)で形成することにより、タクトスイッチ22の近傍に設けた発光素子23の点灯を外部へ導いて前記スイッチつまみ13を照光式とすることができる。このとき、ホルダー部材15は、遮光性を有して前記つまみ13や基板14に密着するので、他への光の漏れを防ぐことができる。
ちなみに、ここで、ホルダー部材15を概T字状としたのはダイヤルを配置するためで、この形状に限定されるものではない。また、ここでは、貫通孔29と押しボタンスイッチつまみ13は、断面を四角形としたがこれに限定されるものではなく、円形でも三角形でも構わない。
次に、EL素子11は、図2のように、方形で平板なELパネル本体34とFPC(フレキシブルプリント配線板)25とからなっており、FPC25の一端を前記パネル本体34の一方の長手側側面に取り付け、他端に接続コネクタ35を取り付けた構成となっている。
この形態は、上記のように構成されており、以下、このパネルの組み立て方法を述べることにより、本願のパネル構造を説明する。
このパネルでは、まず、EL素子11をホルダー部材15に取り付ける。すなわち図3のように、ホルダー部材15の切欠き24の設けられた上端から、U形の開口に向かってEL素子11を先端側から嵌入する。ここで、EL素子11の先端側とは、ELパネル本体34のFPC25が取り付けられていない側である。
こうしてEL素子11をU形のホルダー26に嵌入すると、EL素子11のFPC25を折り曲げて図4のように切欠き24に嵌入しておく。次に、このホルダー部材15の貫通孔29に押しボタンスイッチつまみ13を取り付ける。前記つまみ13は貫通孔29に嵌入した際、前記つまみのフランジ33が貫通孔29の開口の突部32に当接し、支持されるまで嵌入する。全てのつまみ13の取り付けが終わると、ホルダー部材15をフロントパネル10に取り付ける。このとき、図5のようにフロントパネル10の内側に形成された突部20にホルダー部材15の溝27が嵌まるように取り付ける。すると、ホルダー部材15に保持されたEL素子11が、フロントパネル10のディスプレイ表示窓16に臨む。また、ホルダー部材15に取り付けた前記つまみ13がフロントパネル10のスイッチ孔17に合致して、前記つまみ13の先端は図6のように突出する。
このように突部20と溝27を嵌め込むようにしたことにより、位置が一義的に決められるようになり、組み立てを容易にすることができる。なお、ここでは、フロントパネル10に突部32を設け、ホルダー部材15に溝27を設けたが、逆に、フロントパネル10に溝27を設け、ホルダー部材15に突部20を設けても良い。
こうしてフロントパネル10へのホルダー部材15の取り付けができると、回路基板14を取り付ける。回路基板14は、タクトスイッチ22が設けられた部品面をホルダー部材15の側にして被せるようにして取り付ける。取り付けの際の固定は、ここでは、図1のようなネジ止めで行なう。また、ネジに代えて、例えば、フロントパネル10の縁に爪を設けて回路基板14を引っ掛けて係止するような方法を採用してもよい。
このようにして、回路基板14を取り付けてホルダー部材15を圧接することにより、その圧接でディスプレイ表示窓16からのEL素子11のズレやスイッチ孔17からの押しボタンスイッチつまみ13のズレを防止する。また、その際、ホルダー部材15には弾性があるので、圧接によるガラス製のELパネル本体34の破損も防止できる。
このとき、EL素子11のFPC25は、例えば、図7のように、フロントパネル10と回路基板14との隙間から後部へ回り込ませるようになっており、回り込ませたFPC25のコネクタ35を回路基板14の背面のレセプタクル21に取り付ける。こうすることで、FPC25を有する市販のEL素子11が簡単に使用できるようになる。
一方、押しボタンスイッチつまみ13は、図8のように、先端がフロントパネル10裏面のスイッチ孔17から突出する。このとき、前記スイッチつまみ13のフランジ33の上部は、図9のように、フロントパネル10のスイッチ孔17の裏面の周縁に当接して抜け落ちの防止がなされる。他方、前記フランジ33の下部は、ホルダー部材15の貫通孔29の開口周囲に設けた突部32に支持されている。このフランジ33を支持する突部32は、前記つまみ13が押された際のダンパーとして作用する(このときの押し圧やストロークの調整は金型の変更で容易にできる)。このため、前記つまみ13を押し上げるための伸長圧を付与するバネを必要としないので、部品点数の削減効果が期待できる。その際、押された前記つまみ13は、つまみ13の段部31に貫通孔29の段部30が当接して支持するので、回路基板14のタクトスイッチ22に過荷重が掛かるのを防止することができる。また、このとき、前記つまみ13は、貫通孔29の基板側の縮小した孔にガイドされるので、例えば、斜めに押される意地悪押しで押された場合でも、それに追従し、タクトスイッチ22に真っ直ぐに接触することが可能になる。そのため、タクトスイッチ22の長寿命化や破損の抑制に効果がある。
このように組み立てたパネルは、フロントパネル10にホルダー部材15を圧接したことにより、U形のホルダー26がフロントパネル10に密着して光の漏れを防ぐので(U形の開口はFPC25で遮光する)、EL素子11を点灯しても隣接するスイッチ孔17から光の漏れを起こさない。
同様に、押しボタンスイッチつまみ13は、動作状況を示すタクトスイッチ22の近傍の発光素子23が点灯すると、その点灯光で照光表示を行なう。その際、点灯光は、図9のように回路基板14や押しボタンスイッチつまみ13とホルダー部材15が密着して漏れない。そのため、隣接するスイッチ孔17や隣接するディスプレイ表示窓16から漏れることはない。
このように、車載や携帯電子機器にFPC(フレキシブルプリント配線板)を設けた市販のELやLCDなどの低コストのフラットパネルディスプレイ素子を簡単に低コストで装着(組み込むことが)できる。その際、押しボタンスイッチつまみ13の照光化も簡単にできる。また、照光の際には、他のスイッチ孔17への光の漏れも防ぐことができる。さらに、ホルダー部材15の突部32によるスイッチ付勢用のバネに代わるダンパー構造の実現や前記スイッチつまみ13の倒れこみも防止できる。
なお、ここでは、ホルダー部材15の上端に切欠き24を設けてEL素子11のFPC25を回路基板14と接続するようにしたが、切欠き24を形成する部分は、貫通孔29の場所や回路基板14の形状あるいはEL素子11の仕様に合わせて変更する。例えば、図10(a)、(b)に示すように、切欠き24を上下左右に設けることもできるし、それに合わせてU形の形状を変えるようにできる。また、本形態では、フラットパネルディスプレイ素子としてEL素子11について述べたが、これに限定されるものではなく、LCDパネルについても同様に使用できる。
また、本形態では、ホルダー部材15を黒あるいはグレーにしたが、これに限定されるものではない。例えば、白色のものを使用することで、押しボタンスイッチつまみ13の照光時に光を反射して一層明るく表示させることもできる。また、押しボタンスイッチつまみ13は、同じ形状にすれば同一型で製作できるのでコストの低減が図れる。さらに、押しボタンスイッチつまみ13は、黒塗装してレーザによる文字抜きすることで文字照光も可能になる。
実施形態の斜視図 実施形態の分解斜視図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 実施形態のフロントパネルの斜視図 実施形態の縦断面図 実施形態の縦断面図 実施形態の横断面図 実施形態の拡大横断面図 (a)、(b)実施形態の他の態様を示す作用説明図 従来分解斜視図
符号の説明
10 フロントパネル
11 EL素子
13 押しボタンスイッチつまみ
14 回路基板
15 ホルダー部材
16 ディスプレイ表示窓
17 スイッチ孔
19 側面
20 突部
21 レセプタクル
22 タクトスイッチ
23 発光素子
24 切欠き
25 FPC
26 ホルダー
27 溝
28 係合部
29 貫通孔
30 段部
31 段部
32 突部
33 フランジ
34 パネル本体
35 接続コネクタ
36 コネクタ

Claims (4)

  1. 操作面の周囲に側面(19)を形成したフロントパネル(10)と、そのフロントパネル(10)の内側に配置される回路基板(14)の間に弾性材料で形成したホルダー部材(15)を設け、そのホルダー部材(15)にフラットパネルディスプレイ素子(11)を保持させて、前記フロントパネル(10)の操作面に形成したディスプレイ表示窓(16)に臨むようにして圧接するとともに、そのフラットパネルディスプレイ素子(11)の接続ケーブル(25)を、ホルダー部材(15)の端部に設けた切欠き(24)を介して後部の回路基板(14)に回り込ませて接続し、
    一方、前記ホルダー部材(15)に、フロントパネル(10)に形成したスイッチ孔(17)とそのスイッチ孔(17)に対向するように回路基板(14)に設けられたタクトスイッチ(22)に連通する貫通孔(29)を設け、その貫通孔(29)に押しボタンスイッチつまみ(13)を嵌入した電子機器のパネル構造。
  2. 上記押しボタンスイッチつまみ(13)を透光性の素材で形成するとともに、上記回路基板(14)のタクトスイッチ(22)の近傍に前記スイッチ(22)と連動して点灯する発光素子(23)を設けた請求項1に記載の電子機器のパネル構造。
  3. 上記押しボタンスイッチつまみ(13)を嵌入する貫通孔(29)のフロントパネル側の開口周囲に突部(32)を形成し、その突部(32)に当接するフランジ(33)を押しボタンスイッチつまみ(13)に設けた請求項1または2に記載の電子機器のパネル構造。
  4. 上記押しボタンスイッチつまみ(13)を嵌入する貫通孔(29)の途中に段部(30)を設けて基板側の寸法を縮小し、一方、前記貫通孔(29)に嵌入される前記スイッチつまみ(13)は、前記貫通孔(29)の形状に合わせて段部(31)を設けて縮小した請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器のパネル構造。
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