JP3894018B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コネクタの両側バネ接点の接触圧をバランスさせ、コネクタの接触信頼性を高められるコネクタ実装構造および電気光学装置、並びに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来の液晶表示装置の接続構造を示す断面図である。この液晶表示装置500は、液晶表示パネル1と実機側の回路基板2とを電気的に接続する構造であり、具体的には回路基板2上に形成された配線パターンのコンタクト端子3と、ガラス基板4の額縁4a上に形成された配線パターンのコンタクト端子5とを、両側接点を有するコネクタ501により接続した構造である。
【0003】
コネクタ501は、図11に示すように、断面が逆凸形状の長尺形状であり、上面および下面にバネ接点502を連設した構成であり、上下一対のバネ接点502はコネクタ本体501a内で電気的に接続されている。液晶表示パネル1は、2枚のガラス基板4,15の間に液晶16を封入した構成であり、各ガラス基板4,15の対向面にそれぞれ形成した電極パターンは、一部で上下導通が図られ、ドライバICを実装している額縁4a上まで配線されている。
【0004】
コネクタ501は、導光板やLED光源等で構成する照明装置を固定するライトガイドの機能を有するフレーム503の長穴504に圧入されて接着固定される。液晶表示パネル1は、額縁上面がコネクタ501のバネ接点502側になるようにフレーム503に固定される。これにより、額縁4aの上面に形成した配線パターンのコンタクト端子5が、コネクタ501のバネ接点502と所定の接触圧を以って電気的に接触する。
【0005】
一方、このフレーム503ごと液晶表示パネル1を図示しない筐体に固定することで、実機側の回路基板2上に形成した配線パターンのコンタクト端子3と、コネクタ501のバネ接点502とが所定の接触圧を以って電気的に接触する。この状態で、回路基板2の配線パターンと液晶表示パネル1の配線パターンとが上下導通する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のコネクタ実装構造では、コネクタ501をフレーム503に圧入固定するため、圧入不足等に起因して両側のバネ接点502の接触圧のバランスが悪くなる場合がある。また、液晶表示装置500に衝撃が加わった場合、コネクタ501と回路基板2、コネクタ501と液晶表示パネル1の位置関係にずれが起こり、残留歪が生じたり、接触不良が生じる事も生じ得る。
【0007】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コネクタの両側バネ接点の接触圧をバランスさせ、コネクタの接触信頼性を高められるコネクタ実装構造および電気光学装置、並びに電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明による電気光学装置は、所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、前記コネクタの端部に設けられた2箇所の鉤部の間には、前記フレームの穴の側面から突出する突出部が位置しており、上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記コネクタの2箇所の鉤部と前記フレームの突出部とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする。
【0009】
バネ端子が電気光学パネルの配線パターンと回路基板の配線パターンとの間に存在し、コネクタ本体がバネ端子を設けた方向に移動可能に保持されるから、両配線パターンに対する接触圧がバランスする。これにより、コネクタによる接触不良等が抑制され、コネクタの接続信頼性が向上する。
【0010】
また、所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、前記コネクタの一辺に設けられた2箇所の鉤部の間には、前記フレームの穴の端縁が位置しており、上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記コネクタの2箇所の鉤部と前記フレームの端縁とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする。
【0011】
また、前記コネクタの2箇所の鉤部は、前記コネクタのレバーの上下の先端に設けられており、該レバーが前記フレームの穴に押し込まれることにより、前記コネクタが前記フレームに保持されてなることを特徴とする。
【0012】
また、所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、前記フレームの上下面の穴周縁には枠板が貼り付けられ、該枠板の間には、前記コネクタの端部が位置しており、上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記枠板と前記コネクタの端部とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする。
【0016】
本発明による電子機器は、上記のいずれか一つに記載した電気光学装置を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者により置換可能かつ容易なもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の接続構造のコネクタを示す斜視図である。図2は、図1に示したコネクタによる接続状態を示す断面図である。図3は、図2のI−I断面図である。なお、図1は、一部破断図となる。この液晶表示装置100は、液晶表示パネル1と実機側の回路基板2とを電気的に接続する構造であり、具体的には、回路基板2上に形成された配線パターンのコンタクト端子3と、ガラス基板4の額縁4a上に形成された配線パターンのコンタクト端子5とを、両側接点を有するコネクタ6により接続した構造である。
【0019】
コネクタ6は、断面が略四角形の長尺であり、両側にスナップ動作により本体の突起部7に遊嵌するレバー8で長穴9に固定されている。また、コネクタ6全体は、フレーム10の長穴9により遊びをもって保持される。レバー8には2箇所の鉤部11が設けられている。鉤部11と鉤部11との間隔Aは、フレーム10の突起部7の幅よりも大きい。この鉤部11の間隔Aによりコネクタ6の上下方向移動量が規制される。
【0020】
コネクタ6は、長穴9に一定の力で押し込むことで、レバー8先端の鉤部11が突起部7により変形させられ、そのまま押し込むと、レバー8の先端の鉤部11が突起部7を乗り越し、レバー8が元に戻る結果、コネクタ本体6aが長穴9に遊嵌される。また、コネクタ6は、プラスチック製であり当該レバー8を含めて射出成形により一体成形される。
【0021】
コネクタ6の上下両面には、本体6aに対して片持ちの複数のバネ接点12が連設されている。このバネ接点12は、金属製であり且つ上下一対のバネ接点12は本体6aの内部にて電気的に接続されている(接続部13)。バネ接点12同士の接続部13は、本体成形時のインサートモールドにより当該本体6aに埋設される。
【0022】
バネ接点12は、液晶表示パネル1をフレーム10に固定した状態で、液晶表示パネル1の配線パターンのコンタクト端子5に所定の接触圧をもって接触する。なお、フレーム10は、導光板やLED光源等からなる照明装置のライトガイドとして機能するが、これに限定されず、コネクタ6を当該位置に保持できればこの発明の目的を達成できる。このため、図示しないが、コネクタ6の本体6aを長穴9内にて遊びをもって保持し、且つレバー8が遊嵌する突起部7が設けられていれば、単なるコネクタ本体6aの周囲にのみ位置する枠体であっても良い。
【0023】
一方、回路基板2を図示しない実機筐体に固定することで、回路基板2上に形成した配線パターンのコンタクト端子3がバネ接点12と所定の接触圧をもって接触する。これにより、液晶表示パネル1の配線パターンと回路基板2の配線パターンとが、電気的に接続される。
【0024】
次に、このコネクタ6の機能について説明する。既述の通り当該コネクタ6は、バネ接点12の弾性力による接触圧が上下のバネ接点12でバランスする位置にて保持され、鉤部11と突起部7との間隔分だけ上下方向に移動可能な状態にある。ここで、液晶表示装置100が落下等による衝撃を受け、回路基板2とフレーム10との間隔C或いは液晶表示パネル1とフレーム10との間隔Dが変化した場合、コネクタ6は、上下一対のバネ接点12,12の弾性力により保持されているから、回路基板2とフレーム10、液晶表示パネル1とフレーム10との間隔のずれの影響を受けない。このため、バネ接点12,12の接触圧のバランスを崩すことなくコネクタ6が保持される。
【0025】
また、上記のような効果は、コネクタ6の有する移動量の範囲内で維持される。また、この液晶表示装置100では、従来の液晶表示装置のように、コネクタをフレームに圧入することがないので、初期状態における上下バネ接点12,12の接触圧のばらつきが殆どない。
【0026】
以上から、この実施の形態に係る液晶表示装置100では、コネクタ6の両側バネ接点12,12の接触圧が常にバランスするので、接触圧のばらつきに起因した残留歪や接触不良を抑制し、コネクタ6の接触信頼性を高めることができる。
【0027】
また、上記実施の形態1では、液晶表示装置100の場合を例に挙げたがこれに限定されるものではない。例えばパーソナルコンピュータや電子辞書等の内部で電気的接続を必要とする携帯電子機器に好適である。また、上記実施の形態1の構成は、液晶表示パネル1と回路基板2とを接続する場合に好適であるが、接続対象となる組み合わせはこれらに限定されない。例えば2つの回路基板同士を接続する場合等にも適用できる。また、上記コネクタ6の本体6aは分割構造であっても良い。その場合、分割した本体ごとに所定のバネ接点を設けるようにする。
【0028】
(実施の形態2)
図4は、この発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を示す断面図である。図5は、図4に示したコネクタの斜視図である。この液晶表示装置200は、上記実施の形態1の液晶表示装置100と略同一であるが、レバー201による遊嵌の形態が異なる。このコネクタ202では、レバー201がコネクタ本体202aの長辺に複数形成されている。それぞれのレバー201には、鉤部203,203が形成されており、この鉤部203と鉤部203との間隔Eはフレーム10の板厚tより大きくなっている。即ち、この寸法差がコネクタ202の上下移動を規制して、移動量を決定する。
【0029】
レバー201は、本体202aの射出成形時に一体成形する。複数のバネ接点204は、上記実施の形態1と同様にコネクタ本体202aにインサートモールドする。この実施の形態2の液晶表示装置200も同様に、コネクタ202をフレーム10の長穴9に押し込むと、レバー201先端の鉤部203が長穴端縁9aに接触してレバー201が押し込まれ、そのままコネクタ本体202aを押し込むことで長穴9にコネクタ202を嵌め入れることができる。この嵌め入れた状態で、コネクタ202は上下方向に所定の移動量を与えられる。
【0030】
バネ接点204は、液晶表示パネル1をフレーム10に固定した状態で、液晶表示パネル1の配線パターンのコンタクト端子5に所定の接触圧をもって接触する。一方、回路基板2を図示しない実機筐体に固定することで、回路基板2上に形成した配線パターンのコンタクト端子3がバネ接点204と所定の接触圧をもって接触する。これにより、コネクタ202は上下のバネ接点204,204の弾性力により保持され、これら上下一対のバネ接点204,204はコンタクト端子3,5に対する接触圧がバランスした状態となる。
【0031】
この液晶表示装置200においても、上記同様にコネクタ202の両側バネ接点204,204の接触圧が常にバランスするので、接触圧のばらつきに起因した残留歪や接触不良を抑制し、コネクタ202の接触信頼性を高めることができる。
【0032】
(実施の形態3)
図6は、この発明の実施の形態3に係る液晶表示装置を示す断面図である。この液晶表示装置300は、断面が四角形の長尺のコネクタ本体301aに複数のバネ接点302をモールド成形し、このコネクタ本体301aをフレーム10の長穴9に入れ、矩形の枠板303を上下面の長穴周縁に貼り付けたものである。コネクタ本体301aの厚さはフレーム10の板厚より小さく、且つ枠板303により長穴9内に拘束されているので、フレーム10の板厚とコネクタ本体301aの厚さの差がコネクタ301の移動量となる。係る構成によれば、コネクタ301の構造が簡単になるから製造し易い。また、小さいレバー等が突出していないのでコネクタ301が損傷し難い。このコネクタ301の作用効果は上記実施の形態1および2と同様であるから説明を省略する。
【0033】
(実施の形態4)
図7は、この発明の実施の形態4に係る液晶表示装置を示す断面図である。図8は、図7のコネクタを示す斜視図である。この液晶表示装置400は、回路基板2上に形成された配線パターンのコンタクト端子3と、ガラス基板4の額縁4a上に形成された配線パターンのコンタクト端子5とを、両側接点を有するコネクタ401により接続した構造である。
【0034】
コネクタ401は、プラスチックフィルム上にストライプ状の配線パターン402を形成し、当該プラスチックフィルムを円筒状に湾曲維持させた構造である。また、フレーム10には、コネクタ401を挿入する長穴9が設けられており、この長穴9の長さはコネクタ401の長さより若干大きめで、長穴9の幅は円筒状のコネクタ401の径より若干大きめとなる。長穴9の両端には突起部403が形成されており、コネクタ401を長穴9に押し込むことでフィルム端部401aが変形し、そのまま押し込むとコネクタ401内部に突起部403が入り、コネクタ401は長穴9内で保持される。また、コネクタ401の直径は、フレーム10の厚さより大きい。
【0035】
円筒状に成形されたコネクタ401は、プラスチックフィルムにより構成されているので、それ自体が弾性力を有し、上記実施の形態1〜3のバネ接点と同じように作用する。即ち、フレーム10の長穴9からの突出部分401bには、ストライプ状に配線パターン402が形成されており、この突出部分401bが液晶表示パネル1のコンタクト端子5に所定の接触圧をもって接触する。接触した状態で突出した円筒形状が若干つぶれて変形する。同様に、実記の回路基板2の突出部分401cが所定の接触圧をもって接触する。これにより、コネクタ401の周囲に形成した配線パターンにより液晶表示パネル1の配線パターンと回路基板2の配線パターンとが電気的に接触する。
【0036】
次に、このコネクタ401の機能について説明する。コネクタ401は、コネクタ自体の弾性力による接触圧が上下でバランスする位置にて保持される。ここで、液晶表示装置400が落下等による衝撃を受け、回路基板2とフレーム10との間隔或いは液晶表示パネル1とフレーム10との間隔が変化した場合、コネクタ401は、それ自体の弾性力で上下接触圧をバランスして保持しているから、回路基板2とフレーム10、液晶表示パネル1とフレーム10との間隔のずれの影響を受けることなく、コネクタ401の接触圧のバランスを崩すことなく保持される。
【0037】
また、この液晶表示装置400では、従来の液晶表示装置のように、コネクタ401をフレーム10に圧入することがないので、初期状態における接触圧のばらつきが殆どない。更に、配線パターンをストライプ状に形成して湾曲させるだけでよいので、コネクタの製造が簡単である。
【0038】
(実施の形態5)
図9は、この発明の実施の形態5に係る電子機器である携帯電話機を示す斜視図である。この携帯電話機2000は、各操作ボタン2001が設けられマイクを内蔵した本体部2002と、表示画面やアンテナを備えスピーカを内蔵した表示部2002とを有し、本体部2001と表示部2002とが相互に折りたたみ自在に構成されている。表示部2002内には上記の液晶表示装置100が内蔵され、その内面上には、上記液晶表示パネル110の表示画面が視認可能に構成され、また、外面上には、上記液晶表示パネル130の表示画面が視認可能に構成されている。
【0039】
この実施の形態では、図9(a)に示すように、本体部2001から表示部2002を開くことによって、上記中央制御部からの指令によって液晶表示パネル110が点灯し、所定の画像が表示され、また図9(b)に示すように表示部2002を本体部2001上に折り畳むことにより、液晶表示パネル110が消灯し、その代わりに、液晶表示パネル130が点灯して所定の画像が表示されるように構成することができる。
【0040】
この実施の形態では、上記のように液晶表示装置の接続信頼性が高いため、落下等の衝撃を加えても、接続不良等を起こし難い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るコネクタ実装構造では、コネクタ本体の両側に弾性体接点が設けられ、この弾性体接点がそれぞれ対向している導電体に弾性変形しつつ接触することで導電体同士を電気的に接続し、且つ弾性体接点の弾性力により全体がフロー状態で保持されるので、コネクタの接続信頼性を高めることができる。
【0042】
また、この発明に係るコネクタ実装構造では、コネクタ本体の両側に複数のバネ接点が設けられ、この両側一対のバネ接点はそれぞれ電気的に接続しており、コネクタ本体は、フレームの穴に非固定状態で入れて保持し且つバネ接点を設けた方向に移動可能であり、前記バネ接点は、前記コネクタ本体の両側に対向する位置の導電体と所定の接触圧で接触しているので、コネクタの両側バネ接点の接触圧がバランスし、コネクタの接触信頼性が高まる。
【0043】
また、この発明に係るコネクタ実装構造では、コネクタ本体にレバーを設けると共に当該レバーに2箇所の鉤部を設け、一方でフレームの穴の側面に前記レバーの鉤部と鉤部の間に入れ込む突起部を形成し、この突起部の幅よりも鉤部と鉤部との間隔が大きく、当該差をもってコネクタ本体の移動量を規制するので、コネクタ本体の保持を行うと共に所定移動量の確保を実現できる。
【0044】
また、この発明に係る電気光学装置では、所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、電気光学パネルを重ねて固定するフレームと、電気光学パネルの反対側に配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、フレームに設けた穴にフロー状態で入れられ、且つコネクタ本体の上下にはコネクタ本体からバネ端子が突出し、バネ端子が電気光学パネルの配線パターンと回路基板の配線パターンとに接触してこれらを電気的に接続するコネクタとを備えたので、コネクタの両側バネ接点の接触圧がバランスし、コネクタの接触信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の接続構造のコネクタを示す斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタによる接続状態を示す断面図である。
【図3】図2のI−I断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図5】図4に示したコネクタの斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態3に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図7】この発明の実施の形態4に係る液晶表示装置を示す斜視図である。
【図8】図7のコネクタを示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態5に係る電子機器である携帯電話機を示す斜視図である。
【図10】従来の液晶表示装置の接続構造を示す断面図である。
【図11】図10に示したコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
100 液晶表示装置
1 液晶表示パネル
2 回路基板
3,5 コンタクト端子
4 ガラス基板
6 コネクタ
7 突起部
8 レバー
9 長穴
10 フレーム
11 鉤部
12 バネ接点
13 接続部

Claims (5)

  1. 所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、
    前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、
    前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、
    前記コネクタの端部に設けられた2箇所の鉤部の間には、前記フレームの穴の側面から突出する突出部が位置しており、
    上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記コネクタの2箇所の鉤部と前記フレームの突出部とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする電気光学装置。
  2. 所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、
    前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、
    前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、
    前記コネクタの一辺に設けられた2箇所の鉤部の間には、前記フレームの穴の端縁が位置しており、
    上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記コネクタの2箇所の鉤部と前記フレームの端縁とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする電気光学装置。
  3. 前記コネクタの2箇所の鉤部は、前記コネクタのレバーの上下の先端に設けられており、該レバーが前記フレームの穴に押し込まれることにより、前記コネクタが前記フレームに保持されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光学パネル。
  4. 所定の配線パターンが形成されている電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルと重なるように配置され、所定の配線パターンが形成されている回路基板と、
    前記電気光学パネルと前記回路基板との間に配置され、前記電気光学パネルの配線パターンと前記回路基板の配線パターンとを上下のバネ端子により所定の接触圧をもって電気的に接続するコネクタと、
    前記コネクタを穴に保持すると共に前記電気光学パネルを固定するフレームとを備え、
    前記フレームの上下面の穴周縁には枠板が貼り付けられ、該枠板の間には、前記コネクタの端部が位置しており、
    上下の前記バネ端子の弾性力によって、前記電気光学パネル及び前記回路基板の夫々の配線パターンに対する接触圧のバランスをとるために、前記枠板と前記コネクタの端部とは、前記コネクタが上下方向に移動可能なように相互に離間してなることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載した電気光学装置を有する電子機器。
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