JPH10293047A - 計器本体の取付構造 - Google Patents

計器本体の取付構造

Info

Publication number
JPH10293047A
JPH10293047A JP10116297A JP10116297A JPH10293047A JP H10293047 A JPH10293047 A JP H10293047A JP 10116297 A JP10116297 A JP 10116297A JP 10116297 A JP10116297 A JP 10116297A JP H10293047 A JPH10293047 A JP H10293047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
main body
base
circuit board
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10116297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
Koichi Sato
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP10116297A priority Critical patent/JPH10293047A/ja
Publication of JPH10293047A publication Critical patent/JPH10293047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減を図りながら、取付信頼性
を高めることが可能な計器本体の取付構造を提供する。 【解決手段】 回路基板(基体)4に係合孔44を形成
し、この係合孔44に対応する計器本体5位置に係合孔
44を貫通してその周縁部と係合するフック部561が
形成された突起部562を設け、この突起部562の延
長方向にして回路基板4に対向配置される導光体(対向
部材)3に、回路基板に貫通するフック部561を回路
基板4との締結方向に押圧付勢する押圧部31を形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計器本体を板状の基
体に取り付ける際の取付構造に関し、特にビスやネジを
使用しない計器本体の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の車両に搭載され、例
えば走行速度やエンジン回転数からなる計測量指示を行
うムーブメントとして、交差コイル式計器やステッピン
グモータ等からなる計器本体が使用されており、これら
計器本体の中には例えば表示板,導光体,回路基板,ケ
ース、あるいは専用の取付フレームといった板状の基体
(基体の板状部分)に取り付け固定されるものがある。
【0003】このように計器本体を基体に取り付ける場
合、ビスやネジによる取付固定が一般的であるが、ビス
やネジによる取付固定は、専用のビス(ネジ)締め工程
を必要として組み付け効率が低いと共に部品点数が増加
するため、例えば特開平8−226937号に示されて
いるように、導光体からなる基体に貫通孔状の係合孔を
形成すると共に、この係合孔に対応する計器本体の樹脂
部分に係合孔を貫通してその周縁部と係合するフック部
を有する突起部を設け、この突起部を係合孔に貫通して
その周縁にフック部を係合することによりワンタッチで
計器本体を基体に固定するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフック部の係合による計器本体の取付構造は、例え
ば係合孔あるいはフック部の寸法ばらつきや熱等の影響
によるフック部の変形により、基体側となる係合孔と計
器本体側となるフック部との間にガタツキが発生しやす
く、取付信頼性に劣るという問題がある。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あり、ネジやビスを廃止して取付作業効率を高めると共
に部品費の低減して製造コストの低減を図りながら、取
付信頼性を高めることが可能な計器本体の取付構造を提
供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、計器本体を板
状の基体に取り付ける計器本体の取付構造において、前
記基体に係合孔を形成し、この係合孔に対応する前記計
器本体位置に前記係合孔を貫通してその周縁部と係合す
るフック部が形成された突起部を設け、この突起部の延
長方向にして前記基体に対向配置される対向部材に、前
記基体に貫通する前記フック部を前記基体との締結方向
に押圧付勢する押圧部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、計器本体の取付
対象となる回路基板からなる基体には、貫通孔状の係合
孔が形成され、この係合孔に対応する計器本体の樹脂部
分には、係合孔を貫通してその周縁部と係合するフック
部を有する突起部が形成される。そして突起部を係合孔
に貫通してその周縁にフック部を係合することにより基
体に対する計器本体の取付が行われるが、突起部の延長
方向にして基体に対向配置される対向部材には、基体に
貫通するフック部を基体との締結方向に押圧付勢する押
圧部を付加されている。これにより対向部材を組み付け
た後の状態にあっては、基体に貫通するフック部が押圧
部で締結方向に押圧されるため、基体側となる係合孔と
計器本体側となるフック部との固定状態が強固なものと
なって取付信頼性が高まり、また計器本体の基体への取
付にあっては、フック部付きの突起部を係合孔に貫通す
ることで計器本体が仮固定されると共に対向部材を組み
付けることで押圧部がフック部を締結方向に押圧し本固
定がなされるため、ビスやネジ締め工程を廃止でき取付
作業が容易である。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は、本発明の第1実施例による計器本
体の取付構造を適用した計器装置を示す分解斜視図、図
2は図1の組み付け状態にあってそのX−X線に沿った
断面図、図3(a)は仮止め状態のフック部を示す要部
断面図、図3(b)は本固定状態のフック部を示す要部
断面図、図4は図1の組み付け状態にあってそのY−Y
線に沿った断面図である。
【0010】本実施例による計器装置は、図1に示すよ
うに計器意匠が施された文字板1と、後述する計器本体
に取付固定され車速に応じて文字板1上を回動する指針
2と、文字板1の背後に配置される透明樹脂からなる導
光体(対向部材)3と、この導光体3の背後に配置され
後述する計器本体の取付基体となる回路基板(基体)4
と、この回路基板4の背後に配置される計器本体5とを
備えている。
【0011】文字板1は文字,目盛,指標等の計器意匠
となる透光性の表示部11が形成されており、この表示
部11を除く他の部分は遮光性を有する地部12となし
ている。
【0012】指針2は透光性の指示部21を有し計器本
体5にて回動駆動されることにより文字板1の表示部1
1を車速の変化量に応じて指示する。
【0013】回路基板4に対向する対向部材たる導光体
3は、後述する発光素子の光を指針2の指示部21及文
字板1の表示部11に導いてこれらを照明するもので、
計器本体5の後述する駆動軸の軸方向に沿って伸長し先
端が楔状に先細り形成された棒状の押圧部31と、同じ
く駆動軸の軸方向に沿って伸長する円柱状のボス部32
とを一体に備えており、回路基板4の前方に対向配置さ
れる。
【0014】板状の基体たる回路基板4は、導光体3を
通じて指針2の指示部21及文字板1の表示部11を背
後より照明する発光ダイオードからなる発光素子41
と、後述する駆動軸の軸方向に沿ってそれぞれが開口す
る挿通孔42,ネジ孔43,係合孔44と、駆動軸の軸
方向に沿って伸長する丸棒状の通電端子45とを備え、
発光素子41並びに通電端子45は図示しない回路パタ
ーンを通じて外部電源に電気接続され、また挿通孔4
2,ネジ孔43,係合孔44のそれぞれは各々後述する
駆動軸,ネジ,フック部位置に対応して形成されてい
る。
【0015】計器本体5は図2,図4に示すように、2
相永久磁石型ステッピングモータからなり、コイルが巻
かれた環状ボビン51と磁性金属体からなる一対の環状
ヨーク52とを2組み積層配置してなるステータコア5
3と、このステータコア53の積層方向に沿って伸長す
る駆動軸54を中心に有すると共にステータコア53の
中空内に配置されるロータ55と、このロータ55の駆
動軸54を軸支する一対の軸受部材56,57と、ステ
ータコア53の背後に配置される回路基板からなるモー
タ基板58とを備えている。
【0016】このように構成される計器本体5にあっ
て、環状ボビン51には、4本の接続端子510がイン
サート成形により固定されており、この接続端子510
の一端側に前記コイルが電気接続されると共にその他端
側はモータ基板58に電気接続されている(図2参
照)。
【0017】また軸受部材56,57のうち、軸受部材
56は合成樹脂よりなり、ステータコア53の前方から
側方を覆う枠体形状を有していて、ステータコア53の
前方に位置する基板部にして回路基板4の係合孔44に
対応する位置には、係合孔44を貫通するよう先端側が
駆動軸54の軸方向に延び係合孔44を貫通した際にそ
の周縁部と係合する一対のフック部561を有する突起
部562が形成されていると共に、回路基板4の通電端
子45に対応する前記基板部位置には、通電端子45を
挿入する挿入孔563が形成されている(図1,図4参
照)。なお軸受部材56とステータコア53との固定
は、環状ボビン51に形成された突出部511を軸受部
材56に溶着することによりなされる。
【0018】またモータ基板58には図1,図4に示す
ように、略箱形の挿入端子581が電気接続されてお
り、この挿入端子581の前方開口部は、軸受部材56
の挿入孔563に臨むように配置されており、この挿入
孔56を通じて挿入端子581内に通電端子45を挿入
接続することにより挿入端子581と通電端子45との
電気接続がなされるようになっていると共に、モータ基
板58には、挿入端子581と接続端子510とを電気
接続する図示しない回路パターンが形成されている。従
って、挿入端子581に通電端子45を挿入接続するこ
とにより図示しないモータ駆動と電気接続された回路基
板4とモータ基板58との電気接続がなされ、同時にモ
ータ基板58を通じた回路基板4と前記コイルとの電気
接続がなされ、これにより計器本体5への車速に応じた
駆動信号供給ラインが形成され、計器本体5が駆動され
るようになっている。
【0019】つぎに本実施例による計器装置の組み付け
について説明すると、本実施例による計器装置の組み付
けは、計器本体5の前方に回路基板4を配置し、その前
方に導光体3を配置し、ぞの前方に文字板1を配置し、
回路基板の挿入孔42,導光体3,文字板1を貫通する
計器本体5の駆動軸54の先端に指針2を固定すること
により行われるが、計器本体5の取付にあっては、まず
計器本体5の突起部562に形成されたフック部561
の先端側を駆動軸54の軸方向に沿って回路基板4の係
合孔44に挿入して貫通させ、フック部561を係合孔
44の周縁に係合させることにより仮固定が行われる
(図3(a)参照)。そしてこの際、同時に挿入端子5
81への通電端子45の挿入接続が行われる。
【0020】つぎに背後に計器本体5が仮固定された回
路基板4の前方に導光体3を載置し、回路基板4のネジ
孔43を貫通し導光体3のボス部32に螺合するネジ6
により回路基板4と導光体3とを固定する。この際、図
3(b)に示すごとく回路基板4を貫通するフック部5
61は、互いに空間を隔てて対をなすフック部561間
に導光体3に形成した押圧部31が介入することにより
押圧部31にて押圧される。このように押圧部31がフ
ック部561を押圧する力は、本実施例の場合、フック
部561を強制的に外側に押し広げてフック部561を
回路基板4との締結方向に弾性変形させる力となり、こ
れにより計器本体5の回路基板4への本固定がなされ
る。
【0021】以上、詳述したように、本実施例では、計
器本体5を板状の基体となる回路基板4に取り付ける計
器本体5の取付構造において、回路基板4に係合孔44
を形成し、この係合孔44に対応する計器本体5位置に
係合孔44を貫通してその周縁部と係合するフック部5
61が形成された突起部562を設け、この突起部56
2の延長方向にして回路基板4に対向配置される導光体
3に、回路基板に貫通するフック部561を回路基板4
との締結方向に押圧付勢する押圧部31を形成したこと
により、導光体3を組み付けた後の状態にあっては、回
路基板4に貫通するフック部561が押圧部31で締結
方向に押圧されるため、回路基板側となる係合孔44と
計器本体5側となるフック部561との固定状態を強固
なものとなり、取付信頼性を高めることができ、また計
器本体5の回路基板4への取付にあっては、フック部5
61付きの突起部562を係合孔44に貫通することで
計器本体5が仮固定されると共に導光体3を組み付ける
ことで押圧部31がフック部561を締結方向に押圧し
本固定がなされるため、ビスやネジ締め工程を廃止で
き、取付作業を容易となすことができる。
【0022】図5は本発明の第2実施例による計器本体
の取付構造を適用した計器装置の要部断面図であり、本
実施例では、回路基板4上に計器本体5を固定すると共
に、計器本体5を取り付けた回路基板4をケース7に収
納する場合を示し、前述第1実施例ではステータコア5
3の前方に位置する軸受部材56に形成したフック部5
61付きの突起部562を、本実施例ではステータコア
53の背後に位置し、この場合、合成樹脂よりなる軸受
部材57に形成してフック部571付きの突起部572
となし、また前述第1実施例では対向部材としての導光
体3に形成した押圧部31をケース(対向部材)7に形
成して押圧部71となしており、その他の箇所は前述第
1実施例と同様であるので、詳しい説明は省略するが、
このように構成することによっても前述第1実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0023】なお、前述第1,第2実施例では、計器本
体5として2相永久磁石型ステッピングモータを例に説
明したが、他の計器本体5を使用することもでき、例え
ば交差コイル型可動磁石式計器を用いてもよい。
【0024】また前述第1,第2実施例では、単一の突
起部562,572に対して一対のフック部561,5
71を設けたが、単一の突起部562,572に対して
一対以上のフック部561,571を設けることもで
き、フック部561,571は押圧部31により回路基
板(基体)4との締結方向に変形可能であれば、適宜設
定が可能である。
【0025】また前述第1,第2実施例では、対向部材
として導光体3やケース7に押圧部31,71を設けた
が、回路基板(基体)4と対向する部材であれば、他の
部材を対向部材としてこれに押圧部31,71を設ける
こともできる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、計器本
体を板状の基体に取り付ける計器本体の取付構造におい
て、前記基体に係合孔を形成し、この係合孔に対応する
前記計器本体位置に前記係合孔を貫通してその周縁部と
係合するフック部が形成された突起部を設け、この突起
部の延長方向にして前記基体に対向配置される対向部材
に、前記基体に貫通する前記フック部を前記基体との締
結方向に押圧付勢する押圧部を形成したことにより、製
造コストの低減を図りながら、取付信頼性を高めること
が可能な計器本体の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による計器本体の取付構造
を適用した計器装置を示す分解斜視図。
【図2】図1の組み付け状態にあってそのX−X線に沿
った断面図。
【図3】(a)は仮止め状態のフック部を示す要部断面
図、(b)は本固定状態のフック部を示す要部断面図。
【図4】図1の組み付け状態にあってそのY−Y線に沿
った断面図。
【図5】本発明の第2実施例による計器本体の取付構造
を適用した計器装置の要部断面図。
【符号の説明】
1 文字板 2 指針 3 導光体(対向部材) 4 回路基板(基体) 5 計器本体 44 係合孔 561,571 フック部 562,572 突起部 31,71 押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体を板状の基体に取り付ける計器
    本体の取付構造において、前記基体に係合孔を形成し、
    この係合孔に対応する前記計器本体位置に前記係合孔を
    貫通してその周縁部と係合するフック部が形成された突
    起部を設け、この突起部の延長方向にして前記基体に対
    向配置される対向部材に、前記基体に貫通する前記フッ
    ク部を前記基体との締結方向に押圧付勢する押圧部を形
    成したことを特徴とする計器本体の取付構造。
JP10116297A 1997-04-18 1997-04-18 計器本体の取付構造 Pending JPH10293047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10116297A JPH10293047A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 計器本体の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10116297A JPH10293047A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 計器本体の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10293047A true JPH10293047A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14293354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10116297A Pending JPH10293047A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 計器本体の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10293047A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6356046B1 (en) Instrument panel having pointer driven by stepping motor
US5977670A (en) Connection structure of stepping motor
JPH10293047A (ja) 計器本体の取付構造
KR100343102B1 (ko) 교차코일형 지시계기
JP3203637B2 (ja) 計器ユニットの取付構造
JPH08152441A (ja) 指示計器の取付構造
JP3194457B2 (ja) 指示計器の取付構造
JPH11154549A (ja) 端子台
JP2000136948A (ja) 電気式計器の接続構造
JP3095125B2 (ja) 計器ムーブメントの電気接続構造
JPH07244075A (ja) クロスコイル型指示計器の取付構造
JP2001066165A (ja) 指示計器
JP3818119B2 (ja) 計器
JP2991160B2 (ja) 回路基板の固定構造
JP2944023B2 (ja) スピードメータ装置
JP3530039B2 (ja) 計器のムーブメント組付構造
JP3473256B2 (ja) 計器の取付け構造
JPH10214648A (ja) ターミナル装置
JPH0632576Y2 (ja) クロスコイル形指示計器
WO2016017399A1 (ja) 計器装置
JPS6234311Y2 (ja)
JPH09196971A (ja) 指示計器における中継端子の取付構造
JP3540173B2 (ja) 計器のムーブメント固定構造
JP3796942B2 (ja) 交差コイル型指示計器
JP3417308B2 (ja) 指示計器