JPH0646507U - 時計バンドの留め金具 - Google Patents

時計バンドの留め金具

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JPH0646507U
JPH0646507U JP085055U JP8505592U JPH0646507U JP H0646507 U JPH0646507 U JP H0646507U JP 085055 U JP085055 U JP 085055U JP 8505592 U JP8505592 U JP 8505592U JP H0646507 U JPH0646507 U JP H0646507U
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buckle
band
upper plate
pin
fastening
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坂 正 之 赤
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株式会社服部セイコー
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/18Fasteners for straps, chains or the like
    • A44C5/20Fasteners for straps, chains or the like for open straps, chains or the like
    • A44C5/2042Fasteners provided with a turnable clamping lever

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  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックル上板をバックル下板に対して確実に
保持できるようにする。 【構成】 バックル上板10の内面には第1の固定爪1
4と第2の固定爪15をバンドの長手方向に所定の距離
をおいて設ける。第1の固定爪14をバックル下板8の
端縁にスナップ係合させる。第1のバンド1のバックル
連結駒2の上板止め5の先端面に係止溝6,6を形成
し、この係止溝6,6に第2の固定爪15をスナップ係
合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は時計バンドの留め金具に係り、特にバックル下板に対してヒンジ結合 されたバックル上板の締結状態を確実に保持できるようにした時計バンドの留め 金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に腕時計のバンドはスナップバックルを使って締結される。従来のスナッ プバックルは、バックル下板とバックル上板とからなるスナップバックルが一方 のバンドの端にピン結合され、他方のバンドの端に留め枠がピン結合され、この 留め枠の留めピンをバックル上板側の留めフックに引っ掛けた状態で、バックル 上板をバックル下板に折り畳んで重ね合わせ、バックル上板側の固定爪をバック ル下板側の部材にスナップ係合させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のスナップバックルは、バックル上板の先端部が 、バンド上面から上方へ突き出しやすく、その先端が周辺の物に当たってバック ル上板が開いてバンドが緩んで外れやすくなったりする問題があった。また、貴 金属や宝石を使用した超高額時計においてはバンドを長めにして使用する場合も 多い。この場合にスナップバックルがピンを中心として回動してバックルが起立 姿勢をとることが希に生じ、洋服の袖口を損傷させたり、腕に怪我をしたり、他 人に怪我をさせる恐れもあった。さらに、バックル上板の先端部がバックル連結 駒の上に乗り上げるように接するから、バックル上板の厚さに相当する段差が生 じて美観上問題であった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、上記従来の時計バンドの留め金具が有する問題点を 解消し、バックル上板をバックル下板に対して確実に保持できるようにした時計 バンドの留め金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は第1のバンドの端にバックル下板をピン 結合し、このバックル下板の自由端にバックル上板を折り畳み可能にピン結合す る一方、第2のバンドの端に留め枠をピン結合し、この留め枠の留めピンを上記 バックル上板の内面に設けられた留めフックに引っ掛けるようにした時計バンド の留め金具において、前記バックル上板の内面に第1の固定爪および第2の固定 爪をバンドの長手方向に所定の距離をおいて設け、第1の固定爪を前記バックル 下板の端縁にスナップ係合させると共に第1のバンドの端のバックル連結駒の上 板止めの先端面に係止溝を形成し、この係止溝に前記第2の固定爪をスナップ係 合させるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】 また、本願の他の考案は、バックル上板の第2の固定爪をスナップ係合させる 係止溝を最先端のバンド駒の先端面または、メッシュバンドの先端に接合された 上板止めの先端面にそれぞれ形成したものである。
【0007】
【作用】
本考案の時計バンドの留め金具のバックル締結時には、第1のバンドのスナッ プバックルのバックル上板を引き起こし、第2のバンドの端の留め枠の留めピン を第1のバンドの側のバックル上板の内面の留めフックに引っ掛ける。バックル 上板をヒンジピン回りに折り畳み、バックル下板の上に重ね合わせ、第1の固定 爪をバックル下板の端にスナップ係合させると共に、第2の固定爪をバックル連 結駒の上板留めの前端面に形成された係止溝にスナップ係合させる。このように 、2個の固定爪を使ってスナップ係合させることでスナップバックルの回転を規 制し締結状態を確実に保持することができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案による時計バンドの留め金具の一実施例を図面を参照して説明する 。 図1(A)(B)において、符号1は、腕時計の側ケ−スの6時の位置から延 出した第1のバンドの一部を示しており、このバンド1の最先端にはバックル連 結駒2がピン4によってピン結合されている。上記バックル連結駒2は、バンド の長手方向に平行して配置された一対の側ア−ム3,3と、それらの間をコの字 状に連結する上板止め5とから構成されている。この上板止め5の上面の一部に は、表面よりわずかに低くなった段差部5aが形成されると共に前端面には、一 対の係止溝6,6が形成されている。また、前記側ア−ム3,3の先端には、接 続ピン7を介してバックル下板8がピン結合されている。このバックル下板8の 自由端にはバックル上板10がヒンジピン11を介して折り畳み可能に枢着され ている。
【0009】 上記バックル上板10の内面には、かぎの手状の留めフック12が突設されて いる。この留めフック12は顎部12aを前方へ突き出すようにして設けられて いる。また、バックル上板10の内面であって、自由端に近い位置には第1の固 定爪14,14と第2の固定爪15,15とが長手方向に所定の距離をおいて設 けられている。これらの固定爪14,14、15,15は、バックル上板10の 幅方向の両側に離間して設けられている。
【0010】 前記第1の固定爪14,14は、バックルの締結時に、前記バックル下板8の 端縁16,16にスナップ係合されると共に、第2の固定爪15,15は、前記 バックル連結駒2の上板止め5の係止溝6,6にスナップ係合される。このとき 、バックル上板10の先端は上板止め5の段差部5aに入り込んで表面が時計の バンドの表面と面一となる。
【0011】 また、図2に示すように、バックル上板10のヒンジピン11に近い位置には 、セーフティ板17がピン18を介してヒンジ結合されている。このセーフティ 板17は、先端の下面にセーフティ爪19を備え、このセーフティ爪19が前記 第1の固定爪14,14の根元部に形成された係止溝20と係合できるようにな っている。
【0012】 一方、図1において符号21は腕時計の側ケ−スの12時の位置から延出した 第2のバンドの一部を示しており、このバンド21の最先端には、留め枠22が ピン23によりピン結合されている。留め枠22は、バンドの長手方向に平行し て配置された一対の側ア−ム24,24を有し、それらの先端には留めピン25 が固着されている。
【0013】 次に上述した時計バンドの留め金具の使用の態様を説明する。
【0014】 まず、解放状態にある腕時計のバンドを腕の回りに掛け回し、図3に示したよ うに、バックル上板10を開きセーフティ板17の爪19を解放し、第2のバン ド21の留め枠22をバックル上板10に潜らせて留めピン25を留めフック1 2に引っ掛け、セーフティ板17を下ろして爪19を係止溝20に係合させる。 ついで、バックル上板10がバックル下板8の上に重なり合うように折り畳み、 、第1固定爪14,14をバックル下板8の端縁16,16にスナップ係合させ ると共に、第2の固定爪15,15を上板止め5の係止溝6にスナップ係合させ る。この時、バックル上板10の先端部は、上板止め5の段差部5aの上に乗り 上げて表面がバンドの面と一致して面一となる。
【0015】 次に図5および図6を参照して本考案の他の実施例による時計バンドの留め金 具を説明する。
【0016】 図5に示した実施例は、第2の固定爪15,15がスナップ係合するための係 止溝6,6が第1のバンド1を構成する一連のバンド駒の最先端のバンド駒26 の先端面に形成されている。このバンド駒26の上面の一部には、表面より僅か に低くなった段差部26aが形成されている。前記バンド駒26は、ピン4を介 して前記バックル連結駒2の側ア−ム3,3に結合されており、前述した実施例 の上板止め5は省略されている。
【0017】 図6に示した実施例は、メッシュタイプの腕時計バンド27に本考案を適用し た例である。この実施例では、バンド27の端面に上板止め28がロ−付け結合 され、この上板止め28の先端面に係止溝6,6が形成されている。この上板止 め28の上面は、メッシュバンドの表面より僅かに低くロー付け結合され、段差 部28aが形成されている。
【0018】 これらの実施例においても、第1の実施例と同様にして、バックル上板10の 側に形成された第2の固定爪15,15は、バンド駒26または上板止め28の 先端面に形成された係止溝6,6にスナップ係合される。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、バックル上板の内面の自由端に近い位置に 第1および第2の固定爪を突設し、バックル締結時に第1の固定爪がバックル下 板の端縁にスナップ係合する共に、第2の固定爪がバックル連結駒の上板留めま たは最先端のバンド駒またはメッシュバンドの端の上板止め前端面の係止溝にス ナップ係合するようにしたから、バックル上板を締結状態に確実に保持し、バッ クルの回動を防止できる。また、バックル上板が重なる上板止めまたは最先端の バンド駒の上面に段差部を形成したから、バックルの締結時にバックル上板がバ ンドの表面と面一となって美観上も好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による時計バンドの留め金具の一実施例
を示した斜視図。
【図2】バックル上板の内側から見た斜視図。
【図3】起立させたバックル上板に留め枠を組み合わせ
た状態を示した斜視図。
【図4】バックルの締結状態をした側断面図。
【図5】本考案の他の実施例による時計バンドの留め金
具を示した斜視図。
【図6】本考案のさらに他の実施例による時計バンドの
留め金具を示した斜視図。
【符号の説明】
1 第1のバンド 2 バックル連結駒 5 上板止め 5a 段差部 6 係止溝 10 バックル上板 12 留めフック 14 第1の固定爪 15 第2の固定爪 16 端縁 22 留め枠 25 留めピン 26 最先端のバンド駒 27 メッシュバンド 28 上板止め

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のバンドの端にバックル下板をピン結
    合し、このバックル下板の自由端にバックル上板を折り
    畳み可能にピン結合する一方、第2のバンドの端に留め
    枠をピン結合し、この留め枠の留めピンを上記バックル
    上板の内面に設けられた留めフックに引っ掛けるように
    した時計バンドの留め金具において、前記バックル上板
    の内面に第1の固定爪および第2の固定爪をバンドの長
    手方向に所定の距離をおいて設け、第1の固定爪を前記
    バックル下板の端縁にスナップ係合させると共に第1の
    バンドの端のバックル連結駒の上板止めの先端面に係止
    溝を形成し、この係止溝に前記第2の固定爪をスナップ
    係合させるようにしたことを特徴とする時計バンドの留
    め金具。
  2. 【請求項2】第1のバンドの端にバックル下板をピン結
    合し、このバックル下板の自由端にバックル上板を折り
    畳み可能にピン結合する一方、第2のバンドの端に留め
    枠をピン結合し、この留め枠の留めピンを上記バックル
    上板の内面に設けられた留めフックに引っ掛けるように
    した時計バンドの留め金具において、前記バックル上板
    の内面に第1の固定爪および第2の固定爪をバンドの長
    手方向に所定の距離をおいて設け、第1の固定爪を前記
    バックル下板の端縁にスナップ係合させると共に第1の
    バンドの最先端のバンド駒の先端面に係止溝を形成し、
    この係止溝に前記第2の固定爪をスナップ係合させるよ
    うにしたことを特徴とする時計バンドの留め金具。
  3. 【請求項3】第1のバンドの端にバックル下板をピン結
    合し、このバックル下板の自由端にバックル上板を折り
    畳み可能にピン結合する一方、第2のバンドの端に留め
    枠をピン結合し、この留め枠の留めピンを上記バックル
    上板の内面に設けられた留めフックに引っ掛けるように
    した時計バンドの留め金具において、前記バックル上板
    の内面に第1の固定爪および第2の固定爪をバンドの長
    手方向に所定の距離をおいて設け、第1の固定爪を前記
    バックル下板の端縁にスナップ係合させると共に、メッ
    シュタイプの第1のバンドの先端に上板止めを接合し、
    この上板止めの先端面に形成された係止溝に第2の固定
    爪をスナップ係合させるようにしたことを特徴とする時
    計バンドの留め金具。
JP1992085055U 1992-12-10 1992-12-10 時計バンドの留め金具 Expired - Lifetime JPH088642Y2 (ja)

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JP1992085055U JPH088642Y2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 時計バンドの留め金具
GB9325070A GB2273738B (en) 1992-12-10 1993-12-07 Buckle for watchband
DE4341893A DE4341893A1 (de) 1992-12-10 1993-12-08 Verschluß fuer ein Uhrarmband
IT93RM000814A IT1266454B1 (it) 1992-12-10 1993-12-09 Fibbia per cinturino di orologio.
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JPH088642Y2 JPH088642Y2 (ja) 1996-03-13

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HK (1) HK3297A (ja)
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GB2273738A (en) 1994-06-29
HK3297A (en) 1997-01-17
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