JPH0646284A - 同期信号分離器 - Google Patents
同期信号分離器Info
- Publication number
- JPH0646284A JPH0646284A JP4100077A JP10007792A JPH0646284A JP H0646284 A JPH0646284 A JP H0646284A JP 4100077 A JP4100077 A JP 4100077A JP 10007792 A JP10007792 A JP 10007792A JP H0646284 A JPH0646284 A JP H0646284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synchronizing signal
- signal
- reference voltage
- pulse
- sync signal
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ビデオ信号の同期信号を分離する回路であって
ビデオ入力信号の直流電圧成分の変動によって生じてク
ランプミスによる同期信号分離ミスを最小限に抑える同
期信号分離器を提供する。 【構成】ビデオ信号における水平同期信号の周波数以上
で色副搬送波以下の高域遮断周波数をもつローパルフィ
ルタ１と、水平同期信号の底であるシンクチップを一定
の電圧にクランプするクランプ回路２と、そのクランプ
されたビデオ信号から同期信号を検出分離するコンパレ
ータと、分離された水平同期信号がなくなってから水平
同期信号の１周期以上から２周期以内にわたり水平同期
信号を検出しない場合に、パルスを発生するパルス発生
器４と、そのパルスが発生している間オンとなり前記ク
ランプ回路の入力に一定の基準電圧を供給するスイッチ
５と、その一定の基準電圧を生成する引き込み基準電圧
源６とを備えている。
ビデオ入力信号の直流電圧成分の変動によって生じてク
ランプミスによる同期信号分離ミスを最小限に抑える同
期信号分離器を提供する。 【構成】ビデオ信号における水平同期信号の周波数以上
で色副搬送波以下の高域遮断周波数をもつローパルフィ
ルタ１と、水平同期信号の底であるシンクチップを一定
の電圧にクランプするクランプ回路２と、そのクランプ
されたビデオ信号から同期信号を検出分離するコンパレ
ータと、分離された水平同期信号がなくなってから水平
同期信号の１周期以上から２周期以内にわたり水平同期
信号を検出しない場合に、パルスを発生するパルス発生
器４と、そのパルスが発生している間オンとなり前記ク
ランプ回路の入力に一定の基準電圧を供給するスイッチ
５と、その一定の基準電圧を生成する引き込み基準電圧
源６とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号から水平同
期信号を分離する同期信号分離器に関する。
期信号を分離する同期信号分離器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の同期信号分離器は、図３に示すよ
うに、水平同期信号の周波数以上で色副搬送波以下の高
域遮断周波数をもつローパスフィルタ（ＬＰＦ１）と、
水平同期信号をグランドレベルから所定電圧でクランプ
するクランプ２と、後述する基準電圧ＶＨ１と比較する
コンパレータ３とから構成される。次に各部の信号を図
４のタイミングチャートにより説明する。ビデオ信号１
１が入力されると、ＬＰＦ１の出力信号１２は図４の波
形となる。次にコンデンサＣ１を通り、クランプ回路２
に入力される。クランプ回路２ではダイオードＤ１によ
りシンクチップを常にグランド電位に保ち、図４のクラ
ンプ信号１３のようになる。そしてコンパレータ３によ
って基準電圧ＶＴＨ１と比較され、図４のコンパレータ
出力信号１４の同期信号を出力する。
うに、水平同期信号の周波数以上で色副搬送波以下の高
域遮断周波数をもつローパスフィルタ（ＬＰＦ１）と、
水平同期信号をグランドレベルから所定電圧でクランプ
するクランプ２と、後述する基準電圧ＶＨ１と比較する
コンパレータ３とから構成される。次に各部の信号を図
４のタイミングチャートにより説明する。ビデオ信号１
１が入力されると、ＬＰＦ１の出力信号１２は図４の波
形となる。次にコンデンサＣ１を通り、クランプ回路２
に入力される。クランプ回路２ではダイオードＤ１によ
りシンクチップを常にグランド電位に保ち、図４のクラ
ンプ信号１３のようになる。そしてコンパレータ３によ
って基準電圧ＶＴＨ１と比較され、図４のコンパレータ
出力信号１４の同期信号を出力する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回路
では、図４のＡ期間のように入力されるビデオ信号の直
流電圧成分が正方向に変動した場合に、クランプ回路２
のダイオードＤ１はカットオフとなり、ビデオ信号はク
ランプされず、Ｃ１とＲ１で決まる時定数によりＢ期間
のような波形となり、この間同期分離が行なわれない欠
点がある。
では、図４のＡ期間のように入力されるビデオ信号の直
流電圧成分が正方向に変動した場合に、クランプ回路２
のダイオードＤ１はカットオフとなり、ビデオ信号はク
ランプされず、Ｃ１とＲ１で決まる時定数によりＢ期間
のような波形となり、この間同期分離が行なわれない欠
点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の同期信号分離期
は、ビデオ信号における水平同期信号の周波数以上で色
副搬送波以下の高域遮断周波数をもつローパスフィルタ
と、前記水平同期信号の底であるシンクチップを一定の
電圧にクランプするクランプ回路と、そのクランプされ
たビデオ信号から同期信号を検出分離するコンパレータ
と、分離された水平同期信号がなくなってから水平同期
信号の１周期以上から２周期以内にわたり水平同期信号
を検出しない場合に、パルスを発生するパルス発生器
と、そのパルスが発生している間オンとなり前記クラン
プ回路の入力に一定の基準電圧を供給するスイッチと、
その一定の基準電圧を生成する引き込み基準電圧源とを
備えている。
は、ビデオ信号における水平同期信号の周波数以上で色
副搬送波以下の高域遮断周波数をもつローパスフィルタ
と、前記水平同期信号の底であるシンクチップを一定の
電圧にクランプするクランプ回路と、そのクランプされ
たビデオ信号から同期信号を検出分離するコンパレータ
と、分離された水平同期信号がなくなってから水平同期
信号の１周期以上から２周期以内にわたり水平同期信号
を検出しない場合に、パルスを発生するパルス発生器
と、そのパルスが発生している間オンとなり前記クラン
プ回路の入力に一定の基準電圧を供給するスイッチと、
その一定の基準電圧を生成する引き込み基準電圧源とを
備えている。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図、図２は各部
の信号のタイミングチャートである。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図、図２は各部
の信号のタイミングチャートである。
【０００６】図１の実施例はローパスフィルタ１、クラ
ンプ回路２、ダイオードＤ、コンパレータ３、パルス発
生器４、パルス発生器４を構成するリトリガ型のモノマ
ルチバイブレータ（ＭＭ１）４Ａ、モノマルチバイブレ
ータ（ＭＭ２）４Ｂ、スイッチ５、引き込み基準電圧源
（ＶＳ）６から構成される。
ンプ回路２、ダイオードＤ、コンパレータ３、パルス発
生器４、パルス発生器４を構成するリトリガ型のモノマ
ルチバイブレータ（ＭＭ１）４Ａ、モノマルチバイブレ
ータ（ＭＭ２）４Ｂ、スイッチ５、引き込み基準電圧源
（ＶＳ）６から構成される。
【０００７】次に図２により本実施例の動作を説明す
る。ここでパルス発生器４のＭＭ１はコンパレータ出力
信号１４の立ち下がりエッジでトリガされ、ハイパルス
を出力するリトリガ型モノマルチバイブレータ４Ａであ
り、そのパルス幅Ｔ１は１Ｈ（Ｈは水平走査時間）以
上、２Ｈ以下である。またＭＭ２はＭＭ１の出力信号１
５の立ち下がりエッジでトリガされ、ローパルスを出力
するモノマルチバイブレータ４Ｂであり、そのパルス幅
Ｔ２はＴ２＜２Ｈ−Ｔ１であり、かつスイッチ５をオン
するのに十分な時間とする。
る。ここでパルス発生器４のＭＭ１はコンパレータ出力
信号１４の立ち下がりエッジでトリガされ、ハイパルス
を出力するリトリガ型モノマルチバイブレータ４Ａであ
り、そのパルス幅Ｔ１は１Ｈ（Ｈは水平走査時間）以
上、２Ｈ以下である。またＭＭ２はＭＭ１の出力信号１
５の立ち下がりエッジでトリガされ、ローパルスを出力
するモノマルチバイブレータ４Ｂであり、そのパルス幅
Ｔ２はＴ２＜２Ｈ−Ｔ１であり、かつスイッチ５をオン
するのに十分な時間とする。
【０００８】Ａの期間ＭＭ１はコンパレータ出力信号１
４によってトリガされ、その期間は１ＨでありＴ１より
短いためトリガされる。この間、ＭＭ１の出力信号１５
は常時ハイとなり、ＭＭ２の出力信号１６はトリガパル
スが入力されず、ハイのままである。従ってスイッチ５
はオフの状態が続く。ここでＢ期間のように入力される
ビデオ信号の直流電圧成分が変動した場合に、クランプ
回路２のダイオードＤはカットオフとなり、クランプ信
号１３のように信号がクランプ出来なくなり、コンパレ
ータ出力信号１４となる。この状態がＭＭ１のパルス幅
Ｔ１をこえた時間続くと、ＭＭ１の出力信号１５のよう
になり、さらにＭＭ２は出力信号１６のように幅Ｔ２の
パルスを出力する。スイッチ５は、このＭＭ２のパルス
によってオンとなり、クランプ出力信号１３を瞬時にＶ
Ｓの電圧まで引き込む。電圧ＶＳは図２のように同期信
号の深さに一致しており、この瞬間Ａ期間の状態とほぼ
同じ状態となる。従ってこれ以降は再びクランプ回路２
によってクランプされ、Ｃ期間のように同期分離が正常
に復活する。
４によってトリガされ、その期間は１ＨでありＴ１より
短いためトリガされる。この間、ＭＭ１の出力信号１５
は常時ハイとなり、ＭＭ２の出力信号１６はトリガパル
スが入力されず、ハイのままである。従ってスイッチ５
はオフの状態が続く。ここでＢ期間のように入力される
ビデオ信号の直流電圧成分が変動した場合に、クランプ
回路２のダイオードＤはカットオフとなり、クランプ信
号１３のように信号がクランプ出来なくなり、コンパレ
ータ出力信号１４となる。この状態がＭＭ１のパルス幅
Ｔ１をこえた時間続くと、ＭＭ１の出力信号１５のよう
になり、さらにＭＭ２は出力信号１６のように幅Ｔ２の
パルスを出力する。スイッチ５は、このＭＭ２のパルス
によってオンとなり、クランプ出力信号１３を瞬時にＶ
Ｓの電圧まで引き込む。電圧ＶＳは図２のように同期信
号の深さに一致しており、この瞬間Ａ期間の状態とほぼ
同じ状態となる。従ってこれ以降は再びクランプ回路２
によってクランプされ、Ｃ期間のように同期分離が正常
に復活する。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は入力信号
の直流電圧成分の変動によるクランプミスが生じても、
水平同期信号の２周期の時間２Ｈ以内の短時間で回復
し、同期分離ミスを最小限に抑えることが出来る効果が
ある。
の直流電圧成分の変動によるクランプミスが生じても、
水平同期信号の２周期の時間２Ｈ以内の短時間で回復
し、同期分離ミスを最小限に抑えることが出来る効果が
ある。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本実施例の各部の信号のタイミングチャートで
ある。
ある。
【図３】従来の同期信号分離器のブロック図である。
【図４】従来例の各部の信号のタイミングチャートであ
る。
る。
１ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ２ クランプ回路 ３ コンパレータ ４ パルス発生器 ４Ａ，４Ｂ モノマルチバイブレータ ５ スイッチ ６ 引き込み基準電圧源
Claims (2)
- 【請求項１】 ビデオ信号における水平同期信号の周波
数以上で色副搬送波以下の高域遮断周波数をもつローパ
スフィルタと、前記水平同期信号の底であるシンクチッ
プを一定の電圧にクランプするクランプ回路と、そのク
ランプされたビデオ信号から同期信号を検出分離するコ
ンパレータと、分離された水平同期信号がなくなってか
ら水平同期信号の１周期以上から２周期以内にわたり水
平同期信号を検出しない場合に、パルスを発生するパル
ス発生器と、そのパルスが発生している間オンとなり前
記クランプ回路の入力に一定の基準電圧を供給するスイ
ッチと、その一定の基準電圧を生成する引き込み基準電
圧源とを備えているこを特徴とする同期信号分離器。 - 【請求項２】 前記パルス発生器がリトリガ型のマノマ
ルチバイブレータと、モノマルチバイブレータとを縦続
接続して構成されていることを特徴とする請求項１記載
の同期信号分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100077A JPH0646284A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 同期信号分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100077A JPH0646284A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 同期信号分離器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646284A true JPH0646284A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=14264390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4100077A Withdrawn JPH0646284A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 同期信号分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646284A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010258813A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 映像信号入力回路 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4100077A patent/JPH0646284A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010258813A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 映像信号入力回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |