JPH0646259B2 - 望遠レンズ系 - Google Patents

望遠レンズ系

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JPH0646259B2
JPH0646259B2 JP61075771A JP7577186A JPH0646259B2 JP H0646259 B2 JPH0646259 B2 JP H0646259B2 JP 61075771 A JP61075771 A JP 61075771A JP 7577186 A JP7577186 A JP 7577186A JP H0646259 B2 JPH0646259 B2 JP H0646259B2
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JP
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博幸 平野
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旭光学工業株式会社
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/02Telephoto objectives, i.e. systems of the type + - in which the distance from the front vertex to the image plane is less than the equivalent focal length
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/22Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with movable lens means specially adapted for focusing at close distances

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a.技術分野 この発明は、FNO(口径比)1:2.8で半画角が約9
゜クラスの望遠レンズ系に関するもので、特にそのフォ
ーカシング方式の改良に関するものである。
b.従来技術及びその問題点 写真レンズはレンズ系全体を移動させフォーカシングを
行うのが一般的であるが、従来より操作性の向上を図る
ためにレンズ系の一部の移動のみでフォーカシングを可
能にしているレンズ系が知られている(特開昭59-65820
号,特開昭59-65821号,特開昭59-169117号,特開昭59-
116709号等)。しかし、このようなフォーカシング方式
の場合、被写体が近付くにつれ、全系の焦点距離が短く
変化するため、同じ物像間距離だと、全体繰り出しの方
式と比べ撮影倍率が低くなってしまう。そのため、全体
繰り出しと同程度の撮影倍率を得ようとすると、移動群
の移動量を増すスペースが必要となり、全体繰り出しの
ものと比べ小型化に難がある。さらに、移動量を小さく
おさえた場合、近距離変化の補正のため構成が複雑にな
る等の問題点があった。
以上の理由から従来のものは最大倍率が1/10〜1/6倍程
度である。
c.目的 この発明は、レンズ系の一部を移動し、フォーカシング
を行う望遠レンズ系において、無限遠から最大撮影倍率
1/4倍程度まで描写性能が良好で小型な望遠レンズ系を
提供することを目的とするものである。
d.発明の構成 本発明の望遠レンズ系は、物体側より、正のパワーをも
つ第1レンズ群と、負のパワーをもつ第2レンズ群と、
負又は正のパワーをもつ第3レンズ群と、正のパワーを
もつ第4レンズ群との4つのレンズ群で構成され、第2
及び第3レンズ群を移動させてフォーカシングを行う望
遠レンズ系であって、以下の条件式を満足することを特
徴とするものである。
(1)−2.5<f/f2,3<−0.9 (2)−0.25<f2/f3<0.90 (3)0.40<X3/X2<1.00 (4)0.05<d2-3/f<0.15 (5)0.10<d3-4/f<0.18 但し、 f:無限遠物体に焦点合わせをしたときの全系の焦点距
離 f2,3:無限遠物体に焦点合わせをしたときの第2,第
3レンズ群の合成焦点距離 f:第iレンズ群の焦点距離 X:第iレンズ群の移動量 Di-j:第iレンズ群と第jレンズ群との空気間隔 上述のように構成された本発明の望遠レンズ系の構成を
さらに詳しく説明すると、第1レンズ群は物体側より順
に、物体側に凸の正メニスカスの第1,第2及び第3レ
ンズと物体側に凸の負のメニスカスの第4レンズから成
り、第2レンズ群は少なくとも正レンズ1枚と負レンズ
1枚から成る接合レンズ、第3レンズ群は少なくとも1
枚の第2レンズ群よりパワーの小さい負又は正レンズか
ら成り、第4レンズ群は少なくとも1枚の正レンズから
成っている。
e.作用 本発明は、上述したように物体側より順に正,負,負又
は正,及び正のパワーをもつ4つのレンズ群で構成さ
れ、条件式(1)〜(5)を満足することにより、目的
の達成を行っている。条件式についてその作用を説明す
る。
条件式(1)は、第2,第3レンズ群の合成パワーに関
するもので、この下限を越える場合、移動レンズ群のパ
ワーが強くなり、近距離変化が大きくなり易く、1/4倍
程度の倍率での使用では球面収差が大きくなり、目的達
成が困難となる。逆に上限を越える場合は、テレ比が大
きくなり、小型化に不利である。
条件式(2)は、第2,第3レンズ群のパワー比に関す
るものである。第2,第3レンズ群は、第1レンズ群で
発生した球面収差,コマ収差,非点収差を補正するため
に必要なレンズ群であるが、両群とも負レンズの場合に
は、第3レンズ群は発散群としての役目をもつ第2レン
ズ群を補佐するためのものであるので、第2レンズ群よ
り幾分第3レンズ群のパワーが低いことが望ましく、上
限以下とすることが適切である。第3レンズ群が正のパ
ワーをもつときには、コマ収差の補正には有効である
が、パワーを正で増せば凸面(収束面)としての効果が
生ずるので、近距離の被写体に対して特に球面収差の変
化が大きくなるため、条件は下限以上とすることが望ま
しい。
条件式(3)は、第2,第3レンズ群のフォーカシング
移動量の比を表わしており、条件式(4),(5)と関
係し、この条件式(4),(5)の範囲に第2,第3レ
ンズ群の間隔及び第3,第4レンズ群の間隔を保つこと
により、目標倍率を達成するのに必要な移動スペースを
とりながら、全系として小型にするために必要な条件で
ある。この条件式(3)の上限を越える場合、条件式
(5)が満足出来ず、目標倍率に達する前に第3レンズ
群が第4レンズ群に当ってしまう。逆に条件式(3)の
下限を越える場合、条件式(4)が満足出来ず、目標倍
率に達する前に第2レンズ群と第3レンズ群が当ってし
まう。
条件式(4)は、第2,第3レンズ群の空気間隔に関す
るものであり、小型及び使用範囲内で十分な光量を保ち
ながら、画質低下の原因となるフレアー成分を除去する
ために必要な条件である。条件式(4)の上限を越える
場合、全長が延び小型化に反する。また、高倍率時にお
ける光量を十分にとろうとすると、第3レンズ群の径が
大きくなって、低倍率時におけるフレアー成分を除去出
来ずに画質の低下につながる。逆に下限を越える場合
は、軸上マージナル光線によって第3レンズ群の径が決
まるので大型化し、やはり小型化に反する。また、この
場合、上述のこととは反対に、高倍率でのフレアー成分
除去が出来ずに、やかはり画質が低下してしまう。さら
に下限を越える場合、(3)の条件を満たすならば、第
2,第3レンズ群が当ってしまい、1/4倍程度の高倍率
が得られない。
条件式(5)は、第3,第4レンズ群の空気間隔に関す
るものであり、条件式(3)を満たし、且つ小型化にす
るために必要な条件である。この上限を越える場合、像
面湾曲,歪曲収差に有利であるが、第4レンズ群の径が
大きくなり、また全長も長くなることから、小型化に不
利である。逆に下限を越える場合は、小型化には有利で
あるが、(3)の条件式を満たすと、第3,第4レンズ
群が当ってしまい、1/4倍程度の倍率が得られないばか
りか、像面湾曲,歪曲収差にも不利である。
さらに本発明を実施するにあたっては、第1レンズ群の
構成を、物体側から順に正,正,正,負の4枚構成とす
るのが小型化及び諸収差の補正に有効である。第1レン
ズ群が正,正,負の3枚の場合、正レンズそれぞれのパ
ワーが強くなり、球面収差,コマ収差の補正が困難とな
る。また、正,負,正、あるいは正,正,負などの場
合、色収差補正には有利となるものの、テレ比を小さく
するのが困難となる。正,正,正,負の場合、色収差補
正に対しては不利であるが、本発明(実施例)では、第
1レンズ群の第1正レンズに比較的分散の小さなガラス
を選ぶことにより解決している。
第2レンズ群は、移動群のため、それ自体で色消しにな
っていることが望ましく、分散の異なる正レンズ,負レ
ンズを少なくとも1枚ずつ使用し、レンズ群の移動に対
し色収差の変動を小さくおさえることが重要である。
第3レンズ群は、第1レンズ群で発生する球面収差,及
びペッツバールサムの補正に関与しており、第3レンズ
群の第1面(r12)は、球面収差補正のためには物体側
に凹の発散面であることが好ましく、第3レンズ群全体
のパワーは他の収差のバランスを考え比較的小さなもの
でよい。又、第3レンズ群を1枚の負レンズで構成する
場合、第2レンズ群と同じように移動群なので、出来る
だけ分散の小さなガラスを使用するのが望ましい。
第4レンズ群は、特に像面湾曲,歪曲収差をバランスよ
く補正するために必要な正のパワーをもつレンズ群であ
る。
f.実施例 以下、本発明の実施例の数値を示す。ここで、fは焦点
距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、rはレンズ各面
の曲率半径、dはレンズ厚又はレンズ間隔、Ndは各レ
ンズのd-lineの屈折率、νdは各レンズのアッベ数であ
る。
〔実施例1〕 〔実施例2〕 〔実施例3〕 〔実施例4〕 〔実施例5〕 g.効果 以上説明したように、本発明によれば、正の第1,負の
第2,負又は正の第3,正の第4の4つのレンズ群で構
成される望遠レンズ系で、レンズ系の一部、即ち第2,
第3レンズ群を移動させてフォーカシングを行うもので
あって、前記(1)〜(5)の各条件を満足して構成す
ることにより、無限遠から最大撮影倍率(1/4倍程度)
まで諸収差が良好で、しかも小型な望遠レンズ系が得ら
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1,4,7,10,13図は、それぞれ実施例1,
2,3,4,5のレンズ断面図、 第2,5,8,11,14図は、それぞれ実施例1,
2,3,4,5の無限遠物体での収差図、 第3,6,9,12,15図は、それぞれ実施例1,
2,3,4,5の撮影倍率1/4倍での収差図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より、正のパワーをもつ第1レンズ
    群と、負のパワーをもつ第2レンズ群と、負又は正のパ
    ワーをもつ第3レンズ群と、正のパワーをもつ第4レン
    ズ群と4つのレンズ群で構成され、第2及び第3レンズ
    群を移動させてフォーカシングを行う望遠レンズ系であ
    って、以下の条件式を満足することを特徴とする望遠レ
    ンズ系。 (1)−2.5<f/f2,3<−0.9 (2)−0.25<f2/f3<0.90 (3)0.40<X3/X2<1.00 (4)0.05<d2-3/f<0.15 (5)0.10<d3-4/f<0.18 但し、 f:無限遠物体に焦点合わせをしたときの全系の焦点距
    離 f2,3:無限遠物体に焦点合わせをしたときの第2,第
    3レンズ群の合成焦点距離 f:第iレンズ群の焦点距離 X:第iレンズ群の移動量 Di-j:第iレンズ群と第jレンズ群との空気間隔
  2. 【請求項2】第1レンズ群は物体側より順に、物体側に
    凸の正メニスカスの第1,第2及び第3レンズと物体側
    に凸の負メニスカスの第4レンズから成り、第2レンズ
    群は少なくとも正レンズ1枚と負レンズ1枚から成る接
    合レンズ、第3レンズ群は少なくとも1枚の第2レンズ
    群よりパワーの小さい負又は正レンズから成り、第4レ
    ンズ群は少なくとも1枚の正レンズから成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の望遠レンズ系。
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JP3746942B2 (ja) * 2000-08-09 2006-02-22 ペンタックス株式会社 望遠レンズ
JP6771371B2 (ja) * 2016-12-12 2020-10-21 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52117126A (en) * 1976-03-26 1977-10-01 Minolta Camera Co Ltd Telephoto lens system

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