JPH0645884U - 車両の床構造 - Google Patents
車両の床構造Info
- Publication number
- JPH0645884U JPH0645884U JP8237692U JP8237692U JPH0645884U JP H0645884 U JPH0645884 U JP H0645884U JP 8237692 U JP8237692 U JP 8237692U JP 8237692 U JP8237692 U JP 8237692U JP H0645884 U JPH0645884 U JP H0645884U
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- Japan
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- underfloor
- vehicle
- underframe
- equipment
- floor structure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床下機器の取付けを容易にする。車両の軽量
化と低重心化を図る。 【構成】 車両用台枠1の下部に、複数の床下機器取付
用枠体6,7を固設する。
化と低重心化を図る。 【構成】 車両用台枠1の下部に、複数の床下機器取付
用枠体6,7を固設する。
Description
【0001】
本考案は、車両の床構造に関し、特に、各種床下機器を組付ける鉄道車両用に 適した床構造に関する。
【0002】
従来、一般の鉄道車両等においては、前後一対の台車上に装架される台枠の下 面に、各種空制品,電気品等の床下機器を取付けている。このような従来の床下 機器の車両の床構造においては、主要構造物として艤装の大重量物を吊る梁の強 度を上げたものを用いていた。さらに、各種艤装部品は、この梁に部品取付用の 機器吊り梁を追加して取付けられているが、機器吊り梁は、構体の構造物とは見 做していなかった。すなわち、機器吊り梁は、重量増加分の要素として見られて いた。
【0003】 また、車種によって床下機器の種類が異なるから、強度の高い梁と、それ以外 の梁とを使い分ける必要があり、多数の種別が生じるため、製造時に種別の管理 に多大な時間を費やしていた。
【0004】 一方、台枠の製造は、工程的に初期段階に位置しているため、設計が後工程と なる艤装関係の部品の取付けや加工を、この段階で行うことは困難であり、艤装 設計完了後には、変更,追加等の手戻りが多数生じていた。
【0005】 そこで本考案は、床下機器の取付けを容易に行えるとともに、車両の軽量化や 低重心化も図れる車両の床構造を提供することを目的としている。
【0006】
上記した目的を達成するため、本考案の車両の床構造は、車両用台枠の下部に 、複数の床下機器取付用枠体を固設したことを特徴とするものであり、台枠に強 度部材としての床下機器取付用枠体を固設し、該床下機器取付用枠体を固設した 状態で台枠に必要な強度を得るようにしたものである。
【0007】
上記構成によれば、構体製造時には、該構体の製造に必要な強度のみを台枠に 与え、完成状態で床下機器取付用枠体を固設した状態で車両として必要な強度を 得るようにすることができる。すなわち、構体製造時には、製造工程における強 度維持に必要な梁のみを台枠に取付けるだけでよく、床下機器取付用としての梁 を別に設ける必要がない。
【0008】 一方、各種床下機器は、あらかじめ床下機器取付用枠体に装着した状態で台枠 に取付けることができるので、構体の製造と平行して機器取付け工程を実施する ことができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は車両の台枠部分の要部を示す側面図、図2は平面図であって、まず、図 2に示すように、台枠1は、前後両端の端梁2、3と、両側の側梁4,5とを組 合わせて矩形状の枠体に形成されたもので、床下機器を取付ける台枠中央部には 、特に必要な横梁を設ける以外は開放された状態に形成される。
【0010】 そして、上記台枠中央部には、別に形成された複数の床下機器取付用枠体6, 7が側梁4,5にボルト締め等の適宜な固着手段8で固定され、該枠体6,7が 、従来の台枠における横梁と同様の強度部材として機能するように形成されてい る。
【0011】 すなわち、車両構体の製造時には、前記端梁2、3及び側梁4,5で構体製造 に必要な強度のみを有し、各種床下機器を装着した床下機器取付用枠体6,7を 台枠1に固設した状態で車両の台枠として必要な強度を有するように構成されて いる。
【0012】 床下機器取付用枠体は、用途に合わせて様々な形状とすることが可能で、例え ば図3に示す床下機器取付用枠体6は、矩形の枠部6aからのみ成り、図4に示 す床下機器取付用枠体7は、床下機器の支持枠7aと矩形の枠部7bとから形成 されている。また、図5に示される床下機器取付用枠体9は、床下機器を囲撓す るカバー9aと矩形の枠部9bとから形成されるもので、カバー9aにより床下 機器を保護できるとともに、防音効果もあることから、特に高速車両に適用する と効果的である。
【0013】 前記床下機器取付用枠体7及び床下機器取付用枠体9のような形態のものでは 、各種床下機器を、あらかじめ床下機器取付用枠体7,9に装着した後に、台枠 1に取付けることができるので、構体の製造と平行して機器取付け工程を実施す ることができる。さらに、支持枠7aやカバー9aを車両の下方限界まで延出し て設けることにより、各種床下機器を従来よりも下方に設置することができるの で、車両の重心を下げ、走行安定性を増すことができる。
【0014】 なお、図6に示すように、各種配線や配管10は、床材となるキーストンプレ ート11の溝部11aを利用して設けることができ、有効に配管スペースを設け ることができるとともに、艤装関係の部品の取付けや加工を効率よく行うことが できる。
【0015】
以上説明したように、本考案の車両の床構造は、車両用台枠の下部に、複数の 床下機器取付用枠体を固設したので、簡単な構造で、床下機器の取付けを容易に 行うことができるようになるとともに、車両の軽量化や低重心化を図ることがで きる。
【図1】 本考案の一実施例を示す車両の台枠部分の要
部側面図である。
部側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 床下機器取付用枠体の斜視図である。
【図4】 同じく斜視図である。
【図5】 同じく斜視図である。
【図6】 キーストンプレート張り台枠に床下機器取付
用枠体を取付けた状態の要部断面図である。
用枠体を取付けた状態の要部断面図である。
1…台枠、2,3…端梁、4,5…側梁、6,7,9…
床下機器取付用枠体、7a…支持枠、9a…カバー、6
a,7b,9b…枠部、8…固着手段、10…各種配線
や配管、11…キーストンプレート
床下機器取付用枠体、7a…支持枠、9a…カバー、6
a,7b,9b…枠部、8…固着手段、10…各種配線
や配管、11…キーストンプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用台枠の下部に、複数の床下機器取
付用枠体を固設したことを特徴とする車両の床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237692U JPH0645884U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 車両の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237692U JPH0645884U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 車両の床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645884U true JPH0645884U (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=13772871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8237692U Pending JPH0645884U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 車両の床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645884U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001259108A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Ibi Boeki Yugenkoshi | 動力付きスケートボード |
US10549765B2 (en) | 2015-02-27 | 2020-02-04 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Railcar |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP8237692U patent/JPH0645884U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001259108A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Ibi Boeki Yugenkoshi | 動力付きスケートボード |
US10549765B2 (en) | 2015-02-27 | 2020-02-04 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Railcar |
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