JPH057221B2 - - Google Patents

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JPH057221B2
JPH057221B2 JP20426785A JP20426785A JPH057221B2 JP H057221 B2 JPH057221 B2 JP H057221B2 JP 20426785 A JP20426785 A JP 20426785A JP 20426785 A JP20426785 A JP 20426785A JP H057221 B2 JPH057221 B2 JP H057221B2
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JP
Japan
Prior art keywords
underframe
equipment
joined
width direction
underfloor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP20426785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6264667A (ja
Inventor
Michifumi Takechi
Masato Okazaki
Sueo Kawai
Keiji Oomura
Yukimasa Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP20426785A priority Critical patent/JPS6264667A/ja
Publication of JPS6264667A publication Critical patent/JPS6264667A/ja
Publication of JPH057221B2 publication Critical patent/JPH057221B2/ja
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  • Metal Rolling (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、鉄道車両の台枠に係り、特に該台枠
下面に各種機器を取付ける車両に好適な鉄道車両
用台枠構造に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の鉄道車両用台枠において、その構成は
「車両技術」第159号(社)日本鉄道車両工業会
1981年発行第43頁に記載のようにI型あるいはコ
型の横はりのフランジ部分に床下機器取付金を溶
接によつて取付け、該床下機器取付金によつて各
種の床下機器を支持している。このような従来の
台枠構造を第7図ないし第10図によつて説明す
る。第7図は従来の台枠構造を有する鉄道車両の
側面図、第8図は第7図の鉄道車両における台枠
の平面図、第9図は第7図のA−A部断面図、第
10図は第9図のB−B部断面図である。同図に
おいて、1は車両構体、2は該車両構体1下部に
配置される台枠、3は該台枠2の下部に設置され
る床下機器である。4は前記台枠1の両側に平行
に配置される側はり、5は台枠1の前後端部に配
置される端はり、6は該端はり5の車体中央側に
前記側はり4に平行に配置される中はり、7は台
枠1の台車設置位置に設けられる枕はりで前記中
はり6の車体中央側に前記端はり5に平行に配置
されている。8は台枠1の両側に配置された側は
り4の間に配置される横はり、9は前記各種はり
の上面に配置されるキーストンプレートである。
次に、10は前記横はり8のフランジ部に溶接に
よつて取付けられた床下機器取付金である。11
は床下機器3を床下機器取付金10に取付けるた
めのボルトおよびナツトからなる結合具である。
このような構成においては、前記台枠2の横は
り8で床上の乗客および腰掛等の室内艤装品の重
量さらに各種の床下機器3の重量を支持してい
る。したがつて、前記横はり8は一般に500mmピ
ツチで車体長手方向に順次設置されており、その
断面形状は前述した重量を十分安全に保持できる
剛性と強度を有するように例えば第10図に示す
ようにコ型鋼で適度な高さおよび断面形状のもの
としている。このため、前記横はり8は台枠2の
重量のうち20%前後を占めることになり、構体1
の軽量化を図る上で障害となつていた。また、床
下機器3を取付けるために、前記床下機器取付金
10を横はり8下面に溶接によつて結合する必要
があり、前記床下機器3を取付ける空間が狭く床
下艤装作業が非常に困難で製作工数が増大すると
いう欠点があつた。さらに、必要に応じて前記台
枠2下面に断熱材を設ける場合には、前記欠点が
助長されるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、台枠の軽量化を
図るとともに床下機器取付空間を十分確保できる
鉄道車両用台枠構造を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、台枠の幅方向両側位置に該台枠の長
手方向に引き通して配置される側はりと、台枠の
長手方向両端位置に該台枠の幅方向に引き通して
配置され、かつ、それぞれの長手方向端部が前記
側はりに接合される端はりと、前記側はりの間で
あつて該台枠の台車との連結位置に、台枠の幅方
向に引き通して配置され、かつ、それぞれの長手
方向端部が前記側はりに接合される枕はりと、前
記枕はりと端はりとの間であつて台枠の幅方向央
位置に、台枠の長手方向に引き通して配置されそ
れぞれの長手方向端部が前記枕はりおよび端はり
に接合される中はりと、前記側はりの間で、か
つ、前記枕はりの間の位置に、その長手方向を台
枠幅方向に引き通すとともに台枠長手方向に互い
に隣接するとともに接合して連続配置され、それ
自体の垂直幅方向の断面形状が上方が開口した箱
型をなす横はりと、前記隣接配置された横はりの
互いの接合面下部に形成された溝に挿入して接合
され、床下機器を支持する機器取付レールと、か
ら構成したことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第6図に
よつて説明する。第1図ないし第4図は本発明に
よる台枠構造の一実施例を示し、第1図は全体の
平面図、第2図は第1図のC−C部断面図、第3
図は第1図のD−D部断面図、第4図は第3図中
のE部の拡大断面図である。同図において、前記
従来例と同一符号は同一部材を示すものである。
12は台枠両側に配置される側はりで、内側には
横はり13を支持するフランジ部12aが設けら
れている。なお、前記横はり13は薄板を塑性加
工によつてそれ自体の幅方向断面形状が上方が開
口した箱型となるように成形され、縦フランジ部
13aの下部には機器取付部材である機器取付金
具用レール溝13bが形成されている。14は前
記横はり13を車体長手方向に順次接合して配置
した上面に設置される床板である。なお、該床板
14に代えてキーストンプレートを設けてもよ
い。15は前記横はり13の機器取付金具用レー
ル溝13bに嵌合するように形成された機器取付
レールであり、16は前記機器取付レールに挿入
可能に形成された床下機器取付金17と一体に形
成されている摺動接手部材である。18は断熱材
で横はり13内に設けられている。
このような構成において、台枠構成時には、ま
ず、側はり12を所定間隔で配置し、その間に横
はり13を順次その側面を密着して接合する。こ
の時、前記横はり13相互の結合はスポツト溶接
部13cを形成することにより行なう。また、機
器取付レール15は機器取付金具用レール溝13
bに挿入し、スポツト溶接部13dを形成するこ
とによつて結合される。機器取付金17はその両
端に摺動接手部材16を溶接によつて結合した
後、該摺動接手部材16を機器取付レール15に
挿入し所定位置に溶接によつて固定される。そし
て、前記機器取付金17に床下機器3を結合具に
よつて固定する。
このような構成によれば、機器取付レール15
を機器取付金具用レール溝13bに挿入固定し、
かつ、摺動接手部材16を前記機器取付レール1
5に嵌合する構成であるため、箱型断面の横はり
13により形成された台枠であつても床下機器3
の支持構造が特別な部材を設けることなく簡単で
小型軽量なものにできる。また、上下方向の寸法
を極力短くできるため、床下機器3の設置空間を
十分確保でき、作業性もよく製作工数を低減でき
る。さらに、断熱材18は横はり13内に設置さ
れるため、台枠下面に該断熱材18を設置する空
間を確保する必要がなく、床下機器3の設置空間
確保を阻害することがない。また、機器取付レー
ル15に摺動接手部材16を挿入するだけで、床
下機器3の重量は十分支持できるため、該機器取
付レール15と摺動接手部材16との接合は相対
的にずれない程度でよく、作業を非常に簡略化で
きる。
次に、本発明による台枠構造の他の実施例を第
5図および第6図によつて説明する。第5図は前
記第3図と同一部分に相当する断面図、第6図は
第5図のF−F部断面図である。同図において、
本実施例と前記一実施例との相違点は、前記一実
施例の摺動接手部材16および機器取付金17に
代えて機器吊り金具19によつて床下機器3を支
持した点である。該機器吊り金具19は両端が機
器取付レール15に嵌合する形状となつており、
かつ、中間部で床下機器3を支える構成となつて
いる。
このような構成によれば、機器吊り金具19に
よつて床下機器3を支持するため、該床下機器3
が長尺の電線ダクト等の場合に特に有効である。
この場合、床下機器3の支持部材は前記機器吊り
金具19でよいため、部品点数が少なくてすむと
ともに、工数も低減できる。また、床下機器3を
台枠に対して密着配置できるため、床下の空間を
有効に利用でき、保守作業等が容易に行なえる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、台枠の軽
量化が行なえるとともに、床下機器設置空間を十
分確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による台枠構造の一実施例を示
す台枠の平面図、第2図は第1図のC−C部断面
図、第3図は第1図のD−D部断面図、第4図は
第3図のE部拡大断面図、第5図は本発明による
台枠構造の他の実施例を示す台枠の車体長手方向
垂直断面図、第6図は第5図のF−F部断面図、
第7図は従来の鉄道車両の側面図、第8図は第1
図の台枠平面図、第9図は第1図のA−A部断面
図、第10図は第9図のB−B部断面図である。 3……床下機器、12……側はり、13……横
はり、14……床板、15……機器取付レール、
16……摺動接手部材、17……機器取付金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 台枠の幅方向両側位置に該台枠の長手方向に
    引き通して配置される側はりと、 台枠の長手方向両端位置に該台枠の幅方向に引
    き通して配置され、かつ、それぞれの長手方向端
    部が前記側はりに接合される端はりと、 前記側はりの間であつて該台枠の台車との連結
    位置に、台枠の幅方向に引き通して配置され、か
    つ、それぞれの長手方向端部が前記側はりに接合
    される枕はりと、 前記枕はりと端はりとの間であつて台枠の幅方
    向央位置に、台枠の長手方向に引き通して配置さ
    れそれぞれの長手方向端部が前記枕はりおよび端
    はりに接合される中はりと、 前記側はりの間で、かつ、前記枕はりの間の位
    置に、その長手方向を台枠幅方向に引き通すとと
    もに台枠長手方向に互いに隣接するとともに接合
    して連続配置され、それ自体の垂直幅方向の断面
    形状が上方が開口した箱型をなす横はりと、 前記隣接配置された横はりの互いの接合面下部
    に形成された溝に挿入して接合され、床下機器を
    支持する機器取付レールと、 から構成したことを特徴とする鉄道車両用台枠構
    造。
JP20426785A 1985-09-18 1985-09-18 鉄道車両用台枠構造 Granted JPS6264667A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20426785A JPS6264667A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 鉄道車両用台枠構造

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JP20426785A JPS6264667A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 鉄道車両用台枠構造

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Publication Number Publication Date
JPS6264667A JPS6264667A (ja) 1987-03-23
JPH057221B2 true JPH057221B2 (ja) 1993-01-28

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ID=16487637

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JP20426785A Granted JPS6264667A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 鉄道車両用台枠構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5697953B2 (ja) * 2010-11-08 2015-04-08 川崎重工業株式会社 鉄道車両の床構造
JP5583553B2 (ja) * 2010-11-08 2014-09-03 川崎重工業株式会社 鉄道車両の台枠構造

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JPS6264667A (ja) 1987-03-23

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