JPH0645849A - マイクロ波増幅器 - Google Patents

マイクロ波増幅器

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Publication number
JPH0645849A
JPH0645849A JP4215799A JP21579992A JPH0645849A JP H0645849 A JPH0645849 A JP H0645849A JP 4215799 A JP4215799 A JP 4215799A JP 21579992 A JP21579992 A JP 21579992A JP H0645849 A JPH0645849 A JP H0645849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
circuit board
capacitor
capacitors
bias circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4215799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Kojima
孝秀 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4215799A priority Critical patent/JPH0645849A/ja
Publication of JPH0645849A publication Critical patent/JPH0645849A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波用コンデンサと抵抗との接続箇所
および使用部品点数を、削減可能にする。 【構成】 周波数帯域に応じたインピーダンス特性を有
するマイクロ波用コンデンサ6a,6bおよび抵抗5
を、金ワイヤを使わずに一体化して、同一のセラミック
基板8上に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波の周波数
帯域に応じたバイアス特性を設定するマイクロ波増幅器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば実開昭62−143320
号公報に示された従来のマイクロ波増幅器を示す正面図
であり、図において、1は接地用キャリア、2はマイク
ロ波電界効果トランジスタ、3は抵抗5を設けた入力側
バイアス回路基板、4は出力側バイアス回路基板、6
a,6bは入力側バイアス基板3上の抵抗5やスタブ1
4と金ワイヤ7で接続されたマイクロ波用コンデンサ、
6cは出力側バイアス回路基板4上のスタブ15と金ワ
イヤ7で接続されたマイクロ波用コンデンサである。
【0003】図4は上記マイクロ波増幅器の回路図であ
り、10はマイクロ波信号の入力端子、11は出力端
子、12,13は直流カット用のカップリングコンデン
サである。また、このほかの図3と同一の回路部分に
は、同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
【0004】次に動作について説明する。まず、マイク
ロ波電界効果トランジスタ2の入力側には、金ワイヤ7
で接続されたマイクロ波用コンデンサ6b,入力側バイ
アス回路基板3上に形成された抵抗5,マイクロ波用コ
ンデンサ6aおよび入力側バイアス回路基板3上に形成
されλg/4長のスタブ14を通じて、バイアス電圧が
供給される。
【0005】一方、マイクロ波信号の入力時において
は、所望の周波数帯域において、入力側バイアス回路基
板3上に形成されたλg/4長のスタブ14とマイクロ
波用コンデンサ6aによってショートスタブ状態とな
り、一方、マイクロ波主線路16に対しオープンにな
る。
【0006】また、入力側バイアス回路基板3上に形成
された抵抗5とマイクロ波用コンデンサ6a,6bは、
発振に起因する信号を減衰させ、あるいは接地する。そ
して、入力端子に入力されたマイクロ波信号は、上記シ
ョートスタブ状態およびオープン状態に応じた周波数帯
域ごとに、マイクロ波電界効果トランジスタにより電圧
増幅されて、出力端子11より出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波増幅
器は以上のように構成されているので、所定のバイアス
特性を得るのに各マイクロ波用コンデンサ6a,6bと
抵抗5とを金ワイヤで接続しなければならず、部品点数
が多くなるほか、作業工数が増加し、結果的にコスト高
になるなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、金ワイヤによる接続箇所を削減
することにより、部品点数を削減し、作業工数を低減で
きる安価なマイクロ波増幅器を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
波増幅器は、周波数帯域に応じたインピーダンス特性を
有するマイクロ波用コンデンサおよび抵抗と設定長のス
タブとを有し、これらを通じてバイアス電圧が供給され
る入力側バイアス回路基板と、設定周波数帯域における
マイクロ波信号を上記入力側バイアス回路基板上のマイ
クロ波主線路を通じて受け、これを増幅して出力する接
地用キャリア上のマイクロ波電界効果トランジスタとを
備えて、上記マイクロ波用コンデンサおよび抵抗を一体
化して、同一のセラミック基板上に設けたものである。
【0010】
【作用】この発明におけるバイアス電圧を決定するマイ
クロ波用コンデンサおよび抵抗は、同一のセラミック上
にて一体接続されるため、従来のようにこれらを結ぶラ
インに金ワイヤを用いる必要がなくなり、かかる金ワイ
ヤによる結線作業を省くことができ、作業工数の低減と
ローコスト化を図れるようにする。
【0011】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1は接地用キャリア、
2はマイクロ波電界効果トランジスタ、3は入力側バイ
アス回路基板、4は出力側バイアス回路基板、8は互い
に一体接続されたマイクロ波用コンデンサ6a,6bと
抵抗5を設置したセラミック基板であり、マイクロ波用
コンデンサ6aのみが入力側バイアス回路基板3上のス
タブ14に一本の金ワイヤ7で接続されている。6cは
出力側バイアス回路基板4上のスタブ15に接続された
マイクロ波用コンデンサである。
【0012】次に動作について説明する。まず、電界効
果トランジスタ2の入力側には、マイクロ波用コンデン
サ6aと6bとの間に抵抗5を接続,形成したセラミッ
ク基板8と、入力側バイアス回路基板3上に形成された
λg/4長のスタブ14を通じて、バイアス電圧が供給
される。
【0013】一方、マイクロ波信号の入力時において
は、所望の周波数帯域において、入力側バイアス回路基
板3上に形成されたλg/4長のスタブ14と、マイク
ロ波用コンデンサ6aとによってショートスタブ状態が
形成され、一方、マイクロ波主線路に対しオープンにな
る。
【0014】また、セラミック基板8上に形成,接続さ
れた抵抗5とマイクロ波用コンデンサ6a,6bとによ
って、発振に起因する信号を減衰させ、あるいは接地す
る。また、このような動作は、金ワイヤを使わずに、抵
抗5とマイクロ波用コンデンサ6a,6bとが一体接続
される場合にも、従来と同様にして得られる。
【0015】実施例2.なお、上記実施例ではマイクロ
波電界効果トランジスタ2を用いたものを説明したが、
図2に示すようにモノリシックマイクロ波集積回路9を
用いたものであってもよい。ここで、1は接地用キャリ
ア、6a〜6dはマイクロ波用コンデンサで、9はこれ
らを金ワイヤ7を介して接続するモノリシックマイクロ
波集積回路であり、マイクロ波コンデンサ6a〜6dは
同一の高誘電率のセラミック基板8上に形成されてい
る。モノリシックマイクロ波集積回路9では周波数帯域
に応じた所定の信号処理を実行する。そして、これによ
れば、電界効果トランジスタ,マイクロ波主線路,スタ
ブ,マイクロ波用コンデンサおよび抵抗がGAS 基板
上に一体形成されるため、部品点数の削減と小形化を実
現できる。
【0016】また、上記実施例では、2個のマイクロ波
コンデンサ6a,6bと1個の抵抗5を同一セラミック
基板8上に形成したもの、あるいは4個のマイクロ波コ
ンデンサ6a〜6dを同一セラミック基板8上に形成し
たものを示したが、上記以外の複数個でもよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば周波数
帯域に応じたインピーダンス特性を有するマイクロ波用
コンデンサおよび抵抗と設定長のスタブとを有し、これ
らを通じてバイアス電圧が供給される入力側バイアス回
路基板と、設定周波数帯域におけるマイクロ波信号を上
記入力側バイアス回路基板上のマイクロ波主線路を通じ
て受け、これを増幅して出力する接地用キャリア上のマ
イクロ波電界効果トランジスタとを備えて、上記マイク
ロ波用コンデンサおよび抵抗を一体化して、同一のセラ
ミック基板上に設けるように構成したので、マイクロ波
増幅器を構成する部品の点数および組立工数を削減で
き、しかも、増幅器を安価に提供できるものが得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるマイクロ波増幅器を
示す正面図である。
【図2】この発明の他の実施例によるマイクロ波増幅器
を示す正面図である。
【図3】従来のマイクロ波増幅器を示す正面図である。
【図4】従来のマイクロ波増幅器を示す回路図である。
【符号の説明】
1 接地用キャリア 2 マイクロ波電界効果トランジスタ 3 入力側バイアス回路基板 5 抵抗 6a,6b マイクロ波用コンデンサ 8 セラミック基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数帯域に応じたインピーダンス特性
    を有するマイクロ波用コンデンサおよび抵抗と設定長の
    スタブとを有し、これらを通じてバイアス電圧が供給さ
    れる入力側バイアス回路基板と、設定周波数帯域におけ
    るマイクロ波信号を上記入力側バイアス回路基板上のマ
    イクロ波主線路を通じて受け、これを増幅して出力する
    接地用キャリア上のマイクロ波電界効果トランジスタと
    を備えたマイクロ波増幅器において、上記マイクロ波用
    コンデンサおよび抵抗を一体化して、同一のセラミック
    基板上に設けたことを特徴とするマイクロ波増幅器。
JP4215799A 1992-07-22 1992-07-22 マイクロ波増幅器 Pending JPH0645849A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4215799A JPH0645849A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 マイクロ波増幅器

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JP4215799A JPH0645849A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 マイクロ波増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645849A true JPH0645849A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16678444

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4215799A Pending JPH0645849A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 マイクロ波増幅器

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JP (1) JPH0645849A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085110B2 (en) 2007-01-31 2011-12-27 Mitsubishi Electric Corporation Microwave device, high-frequency device, and high-frequency equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050426

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Effective date: 20060530