JPH11298268A - 利得可変型増幅器 - Google Patents

利得可変型増幅器

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JPH11298268A
JPH11298268A JP9605498A JP9605498A JPH11298268A JP H11298268 A JPH11298268 A JP H11298268A JP 9605498 A JP9605498 A JP 9605498A JP 9605498 A JP9605498 A JP 9605498A JP H11298268 A JPH11298268 A JP H11298268A
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capacitor
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amplifier
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JP9605498A
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Hironori Nagasawa
沢 弘 憲 長
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅利得の低下を抑制しながら、混変調歪み
の増加を抑制することができる構成の利得可変型増幅器
を提供する。 【解決手段】 本発明に係る利得可変型増幅器は、入力
信号に応じた出力信号を出力する第1及び第2の増幅器
と、第1の増幅器の出力ノードと第2の増幅器の入力ノ
ードとの間に直列接続された第1及び第2のキャパシタ
と、第1のキャパシタと第2のキャパシタとの接続ノー
ドに一端が接続され、他端が交流的に接地された可変抵
抗と、第1のキャパシタと第2のキャパシタとの接続ノ
ードと接地電位ノードとの間に接続された第1の抵抗と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利得可変回路が付
加された利得可変型増幅器に関するもので、特に、変調
された高周波数信号が複数入力される線形電力増幅器に
使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】1段の増幅器では得られない高利得を得
ることが必要とされる場合、その手段として複数段の増
幅器を縦続接続する構成を採用することが広く行われて
いる。
【0003】図4は、従来の多段増幅器の回路図であ
る。図4に示した従来の多段増幅器は、増幅素子として
電界効果型トランジスタを用いたものの一例であり、以
下のように構成されている。即ち、図4に示した従来の
多段増幅器は、入力ノードINにゲートが接続され、接
地電位ノードGNDにソースが接続された第1の電界効
果型トランジスタQ1と、電源電位ノードVddと第1の
電界効果型トランジスタQ1のドレインとの間に接続さ
れた第1のインダクタL1と、第1の電界効果型トラン
ジスタQ1のゲートとソースとの間に接続された第1の
抵抗R1と、第1の電界効果型トランジスタQ1のドレ
インと第1のインダクタL1との接続ノードに一方側電
極が接続されたキャパシタC1と、キャパシタC1の他
方側電極にゲートが接続され、接地電位ノードGNDに
ソースが接続された第2の電界効果型トランジスタQ2
と、電源電位ノードVddと第2の電界効果型トランジス
タQ2のドレインとの間に接続された第2のインダクタ
L2と、第2の電界効果型トランジスタQ2のゲートと
ソースとの間に接続された第2の抵抗R2とから構成さ
れ、第2の電界効果型トランジスタQ2のドレインと第
2のインダクタL2との接続ノードが出力ノードOUT
とされている。以上のように、第1のインダクタL1,
第1のトランジスタQ1及び第1の抵抗R1から構成さ
れる第1の増幅器1と、第2のインダクタL2,第2の
トランジスタQ2及び第2の抵抗R2から構成される第
2の増幅器2とがキャパシタC1を介して接続されてお
り、第1の増幅器1により増幅された信号は、キャパシ
タC1を介して第2の増幅器2に入力されることにより
さらに増幅されて出力される。
【0004】図5は、従来の第1の構成に係る利得可変
型増幅器の回路図である。従来の第1の構成に係る利得
可変型増幅器の回路構成は、図4に示した多段増幅器に
利得可変機能を付加する場合に、従来採用されていた構
成である。図5に示した従来の第1の構成に係る利得可
変型増幅器における第1の増幅器1及び第2の増幅器2
は、図4に示した多段増幅器と同様の構成のものである
が、第1の増幅器1と第2の増幅器2との間に利得を変
更するための並列トランスファゲート型利得可変回路が
付加されている。即ち、従来の第1の構成に係る利得可
変型増幅器における利得可変回路は、第1の電界効果型
トランジスタQ1のドレインと第1のインダクタL1と
の接続ノードに一方側電極が接続された第1のキャパシ
タC1と、第1のキャパシタC1の他方側電極に一方側
電極が接続され、第2の電界効果型トランジスタQ2の
ゲートに他方側電極が接続された第2のキャパシタC2
と、第1のキャパシタC1の他方側電極と第2のキャパ
シタC2の一方側電極との接続ノードであるノードAに
ドレインが接続され、ゲート制御電圧VG が第3の抵抗
R3を介してゲートに印加される第3の電界効果型トラ
ンジスタQ3と、第3の電界効果型トランジスタQ3の
ドレインとソースとの間に接続された第4の抵抗R4
と、第3の電界効果型トランジスタQ3のソースと第4
の抵抗R4との接続ノードに一方側電極が接続され、他
方側電極が接地電位ノードGNDに接続された第3のキ
ャパシタC3と、第3の電界効果型トランジスタQ3の
ソースと第4の抵抗R4との接続ノードに一端が接続さ
れ、電源電位ノードVddに他端が接続された第5の抵抗
R5とから構成されている。
【0005】従来の第1の構成に係る並列トランスファ
ゲート型利得可変型増幅器においては、利得可変回路を
構成する第3の電界効果型トランジスタQ3のドレイン
とソースとを、第4,第5の抵抗R4,R5を用いて同
電位に保持し、かつ、ゲートに印加するゲート制御電圧
VG を変更することにより、第3の電界効果型トランジ
スタQ3を可変抵抗器として機能させることができる。
ノードAを伝搬する信号は、第3の電界効果型トランジ
スタQ3と、第3の電界効果型トランジスタQ3よりも
後段に位置する第2の電界効果型トランジスタQ2との
インピーダンス比率に応じて分圧されるので、第3の電
界効果型トランジスタQ3による可変抵抗値を変更する
ことにより、全体として、増幅器の利得を変化させるこ
とができる。
【0006】ここで、利得可変型増幅器を線形動作させ
る必要がある場合について検討する。例えば、振幅変調
信号を増幅する場合、信号の包絡線が情報を有するの
で、線形増幅を行わなければ、信号を正確に伝達するこ
とができない。増幅器が非線形動作をした場合には、出
力に歪み成分が現れる。歪みを定量的に把握する指標と
して、混変調歪みが用いられている。これは例えば、相
互に非常に近い周波数の信号を2波又はそれ以上の波数
だけ増幅器に入力したとき、その出力の周波数成分とし
て、入力信号に応じた周波数の出力信号波形の外側、即
ち、入力信号に応じた周波数の出力信号より低い周波数
成分及び高い周波数成分として現れるものである。
【0007】図6は、2波入力時における利得可変型増
幅器の出力の搬送波近傍周波数帯の電力スペクトルを表
したグラフである。
【0008】この例では、周波数の差がΔfだけある周
波数f3 ,f4 の2波が搬送波として出力されており、
搬送波の周波数f3 より2Δf,Δfだけ低い周波数f
1 ,f2 及び搬送波の周波数f4 よりΔf,2Δfだけ
高い周波数f5 、f6 の混変調歪みが現れている。この
混変調歪みが小さいほど、増幅器は線形に近い動作をし
ていることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な振幅変調信号を多段増幅器に入力した場合、変調波
(通常、搬送波に比較してかなり低い周波数である。)
が電源線路を経由して多段増幅器の入力側に帰還する。
この変調波が図5中のノードAに帰還すると、図5に示
した従来の第1の構成に係る利得可変型増幅器における
並列トランスファゲート型利得可変回路は混成器として
動作し、搬送波によってアップコンバートされる。これ
により、(搬送波の周波数)±(変調波の周波数)とい
う周波数成分が出力に現れるため、上記混変調歪み成分
の周波数近傍の電力が増加する。これが結局混変調歪み
の増加をもたらす。これが図5に示した従来の第1の構
成に係る利得可変型増幅器における問題点とされてい
た。この問題点を解決する手段として、従来、以下のよ
うな回路構成が採用されていた。
【0010】図7は、従来の第2の構成に係る利得可変
型増幅器の回路図である。図7に示した従来の第2の構
成に係る利得可変型増幅器の回路構成は、図5に示した
従来の第1の構成に係る利得可変型増幅器の回路構成と
比較すると、第1のキャパシタC1と第2のキャパシタ
C2との間に第6の抵抗R6が直列に挿入接続されてい
る点のみが異なっている。
【0011】従来の第2の構成に係る利得可変型増幅器
は、信号伝搬経路に直列抵抗R6を挿入することにより
搬送波の電力を減衰させ、これにより混成器として動作
する利得変換回路の変換利得を低減させ、混変調歪みの
増加を抑制することができるものである。
【0012】しかし、従来の第2の構成に係る利得可変
型増幅器においては、増幅器全体としての最大利得は著
しく低下する。利得の低下を抑えるためには、上記直列
抵抗R6の抵抗値を小さくすればよいが、それでは混変
調歪みの抑制という効果が期待できなくなる。
【0013】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、増幅利得の低下を抑制しながら、混変
調歪みの増加を抑制することができる構成の利得可変型
増幅器を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る利得可変型
増幅器によれば、入力信号に応じた出力信号を出力する
第1及び第2の増幅器と、第1の増幅器の出力ノードと
第2の増幅器の入力ノードとの間に直列接続された第1
及び第2のキャパシタと、第1のキャパシタと第2のキ
ャパシタとの接続ノードに一端が接続され、他端が交流
的に接地された可変抵抗と、第1のキャパシタと第2の
キャパシタとの接続ノードと接地電位ノードとの間に接
続された第1の抵抗と、を備えたことを特徴とし、第1
又は第2のキャパシタと第1の抵抗とによりハイパスフ
ィルタが形成されるようにしたので、電源線路を経由し
て帰還する変調波である低周波成分を減衰させるととも
に、混成器としての可変抵抗の変換利得を低下させ、従
来よりも増幅利得の低下を抑制しながら、混変調歪みの
増加を抑制することができる。
【0015】第1のキャパシタと第2のキャパシタとの
接続ノードと接地電位ノードとの間に接続された第1の
抵抗の代わりに、第1のキャパシタと第2のキャパシタ
との接続ノードと接地電位ノードとの間に直列接続され
た第1の抵抗及び第3のキャパシタを備えたものとする
と、上記同様の効果を得るとともに、第1の抵抗に直流
電流が流れるのを防止することができる。
【0016】また、第1のキャパシタと第2のキャパシ
タとの接続ノードと接地電位ノードとの間に接続された
第1の抵抗の代わりに、第1のキャパシタと第2のキャ
パシタとの接続ノードと接地電位ノードとの間に直列接
続されたインダクタ及び第3のキャパシタを備え、さら
に、インダクタのインダクタンス及び第3のキャパシタ
のキャパシタンスは、変調波の周波数において直列共振
を発生するように設定されているものとすると、低周波
である変調波の減衰に関しては一層効果がある一方で、
搬送波に対しては高いインピーダンスを有するので、増
幅器としての最大利得の低下を抑制することができる。
【0017】可変抵抗は、ドレインが上記一端、ソース
が上記他端とされた電界効果型トランジスタであって、
ソース・ドレイン間に接続された第2の抵抗、並びに、
ソースに一端が接続され、電源電位ノードに他端が接続
された第3の抵抗によってソース及びドレインが同電位
に保持され、所定の制御信号がゲートに入力されるもの
とするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る利得可変型増
幅器の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
利得可変型増幅器の回路図である。図1に示した本発明
の第1の実施の形態に係る利得可変型増幅器は、入力ノ
ードINにゲートが接続され、接地電位ノードGNDに
ソースが接続された第1の電界効果型トランジスタQ1
と、電源電位ノードVddと第1の電界効果型トランジス
タQ1のドレインとの間に接続された第1のインダクタ
L1と、第1の電界効果型トランジスタQ1のゲートと
ソースとの間に接続された第1の抵抗R1と、第1の電
界効果型トランジスタQ1のドレインと第1のインダク
タL1との接続ノードに一方側電極が接続された第1の
キャパシタC1と、第1のキャパシタC1の他方側電極
に一方側電極が接続された第2のキャパシタC2と、第
2のキャパシタC2の他方側電極にゲートが接続され、
接地電位ノードGNDにソースが接続された第2の電界
効果型トランジスタQ2と、電源電位ノードVddと第2
の電界効果型トランジスタQ2のドレインとの間に接続
された第2のインダクタL2と、第2の電界効果型トラ
ンジスタQ2のゲートとソースとの間に接続された第2
の抵抗R2と、第1のキャパシタC1の他方側電極と第
2のキャパシタC2の一方側電極との接続ノードである
ノードAにドレインが接続され、ゲート制御電圧VG が
第3の抵抗R3を介してゲートに印加される第3の電界
効果型トランジスタQ3と、第3の電界効果型トランジ
スタQ3のドレインとソースとの間に接続された第4の
抵抗R4と、第3の電界効果型トランジスタQ3のソー
スと第4の抵抗R4との接続ノードに一方側電極が接続
され、他方側電極が接地電位ノードGNDに接続された
第3のキャパシタC3と、第3の電界効果型トランジス
タQ3のソースと第4の抵抗R4との接続ノードに一端
が接続され、電源電位ノードVddに他端が接続された第
5の抵抗R5と、ノードAと接地電位ノードGNDとの
間に接続された第6の抵抗R6とから構成され、第2の
電界効果型トランジスタQ2のドレインと第2のインダ
クタL2との接続ノードが出力ノードOUTとされてい
る。
【0020】図1に示した本発明の第1の実施の形態に
係る利得可変型増幅器は、図5に示した従来の第1の構
成に係る利得可変型増幅器と比較すると、第1の増幅器
1から第2の増幅器2への信号伝搬経路として直列接続
された第1のキャパシタC1と第2のキャパシタC2と
の接続ノードであるノードAと接地電位ノードGNDと
の間に、利得可変回路を構成する第3の電界効果型トラ
ンジスタQ3と並列に接続された第6の抵抗R6が備え
られている点が異なっている。
【0021】本発明の第1の実施の形態に係る利得可変
型増幅器においても、従来の第1の構成に係る利得可変
型増幅器と同様に、並列トランスファゲート型利得可変
回路を構成する第3の電界効果型トランジスタQ3のド
レインとソースとを、第4,第5の抵抗R4,R5を用
いて同電位に保持し、かつ、ゲートに印加するゲート制
御電圧VG を変更することにより、第3の電界効果型ト
ランジスタQ3を可変抵抗器として機能させることがで
きる。ノードAを伝搬する信号は、第3の電界効果型ト
ランジスタQ3と、第3の電界効果型トランジスタQ3
よりも後段に位置する第2の電界効果型トランジスタQ
2とのインピーダンス比率に応じて分圧されるので、第
3の電界効果型トランジスタQ3による可変抵抗値を変
更することにより、全体として、増幅器の利得を変化さ
せることができる。
【0022】本発明の第1の実施の形態に係る利得可変
型増幅器においては、さらに、並列トランスファゲート
型利得可変回路に並列接続された第6の抵抗R6を付加
したことにより、第1の増幅器1を構成する第1のイン
ダクタL1が電源電位ノードVddを介して接続されてい
る電源線路を経由して帰還する変調波である低周波成分
に対し、第1のキャパシタC1及び第6の抵抗R6によ
りハイパスフィルタを形成し、低周波成分を減衰させる
ことができる。同様に、第2の増幅器2を構成する第2
のインダクタL2が電源電位ノードVddを介して接続さ
れている電源線路を経由して帰還する変調波である低周
波成分に対し、第2のキャパシタC2及び第6の抵抗R
6によりハイパスフィルタを形成し、低周波成分を減衰
させることができる。同時に、搬送波の電力も減衰する
ので、利得可変回路を構成する第3の電界効果型トラン
ジスタQ3が混成器として動作するときの変換利得を低
下させることになる。これら2つの作用により、従来問
題とされていた混変調歪みを抑制することができる。
【0023】変調波である低周波成分に対するハイパス
フィルタを第1のキャパシタC1又は第2のキャパシタ
C2とともに形成するために付加した第6の抵抗R6の
抵抗値を小さくすると、混変調歪みの抑制効果は大きく
なるが、増幅器としての最大利得が低下する。逆に、第
6の抵抗R6の抵抗値を大きくすると、増幅器としての
最大利得の低下は抑制されるが、混変調歪みの抑制効果
は小さくなる。
【0024】しかし、図7に示した従来の第2の構成に
係る利得可変型増幅器と比較すると、同程度に混変調歪
みを抑制するように回路定数を設定した場合、本発明の
第1の実施の形態に係る利得可変型増幅器の方が最大利
得を大きくすることができる。例えば、搬送波の周波数
1.9GHz、変調波の周波数200kHz、第3の電
界効果型トランジスタQ3のゲート幅及び第2の電界効
果型トランジスタQ2のゲート幅が0.2mm、第1,
第2のキャパシタC1,C2の容量がともに3pF乃至
4pFであるとき、本発明の第1の実施の形態に係る利
得可変型増幅器では、第6の抵抗R6の抵抗値を10k
Ω程度にすると、増幅利得の低下を抑制しながら、混変
調歪みの増加を抑制することに関し、従来の第2の構成
に係る利得可変型増幅器よりも大きな効果を発揮する。
尚、本実施の形態では、第6の抵抗R6に直流電流が流
れるが、実用上は、増幅段に流す直流電流に比較すると
無視できる程度の大きさである。
【0025】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
利得可変型増幅器の回路図である。図2に示した本発明
の第2の実施の形態に係る利得可変型増幅器は、入力ノ
ードINにゲートが接続され、接地電位ノードGNDに
ソースが接続された第1の電界効果型トランジスタQ1
と、電源電位ノードVddと第1の電界効果型トランジス
タQ1のドレインとの間に接続された第1のインダクタ
L1と、第1の電界効果型トランジスタQ1のゲートと
ソースとの間に接続された第1の抵抗R1と、第1の電
界効果型トランジスタQ1のドレインと第1のインダク
タL1との接続ノードに一方側電極が接続された第1の
キャパシタC1と、第1のキャパシタC1の他方側電極
に一方側電極が接続された第2のキャパシタC2と、第
2のキャパシタC2の他方側電極にゲートが接続され、
接地電位ノードGNDにソースが接続された第2の電界
効果型トランジスタQ2と、電源電位ノードVddと第2
の電界効果型トランジスタQ2のドレインとの間に接続
された第2のインダクタL2と、第2の電界効果型トラ
ンジスタQ2のゲートとソースとの間に接続された第2
の抵抗R2と、第1のキャパシタC1の他方側電極と第
2のキャパシタC2の一方側電極との接続ノードである
ノードAにドレインが接続され、ゲート制御電圧VG が
第3の抵抗R3を介してゲートに印加される第3の電界
効果型トランジスタQ3と、第3の電界効果型トランジ
スタQ3のドレインとソースとの間に接続された第4の
抵抗R4と、第3の電界効果型トランジスタQ3のソー
スと第4の抵抗R4との接続ノードに一方側電極が接続
され、他方側電極が接地電位ノードGNDに接続された
第3のキャパシタC3と、第3の電界効果型トランジス
タQ3のソースと第4の抵抗R4との接続ノードに一端
が接続され、電源電位ノードVddに他端が接続された第
5の抵抗R5と、ノードAと接地電位ノードGNDとの
間に直列接続された第6の抵抗R6及び第4のキャパシ
タC4とから構成され、第2の電界効果型トランジスタ
Q2のドレインと第2のインダクタL2との接続ノード
が出力ノードOUTとされている。
【0026】図2に示した本発明の第2の実施の形態に
係る利得可変型増幅器の回路構成が、図1に示した本発
明の第1の実施の形態に係る利得可変型増幅器の回路構
成と異なる点は、ノードAに一端が接続された第6の抵
抗R6の他端を直接接地電位ノードGNDに接続せず
に、第4のキャパシタC4を介して接続した点である。
即ち、直列接続された第6の抵抗R6及び第4のキャパ
シタC4が、ノードAと接地電位ノードGNDとの間
に、利得可変回路を構成する第3の電界効果型トランジ
スタQ3と並列に接続されている。
【0027】第4のキャパシタC4の容量は、変調波の
角周波数をωとすると、低周波である変調波に対して、 Z=R6+1/(jωC4) と表されるインピーダンスZが、第1の実施の形態にお
ける第6の抵抗R6のインピーダンスと同等の値になる
ように設定しなければならない。
【0028】本発明の第2の実施の形態に係る利得可変
型増幅器においても、増幅利得の低下を抑制しながら、
混変調歪みの増加を抑制することができ、さらに、第6
の抵抗R6に直流電流が流れないという利点がある。但
し、第4のキャパシタC4が必要であるため、回路規模
が大きくなり得る。
【0029】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
利得可変型増幅器の回路図である。図3に示した本発明
の第3の実施の形態に係る利得可変型増幅器は、入力ノ
ードINにゲートが接続され、接地電位ノードGNDに
ソースが接続された第1の電界効果型トランジスタQ1
と、電源電位ノードVddと第1の電界効果型トランジス
タQ1のドレインとの間に接続された第1のインダクタ
L1と、第1の電界効果型トランジスタQ1のゲートと
ソースとの間に接続された第1の抵抗R1と、第1の電
界効果型トランジスタQ1のドレインと第1のインダク
タL1との接続ノードに一方側電極が接続された第1の
キャパシタC1と、第1のキャパシタC1の他方側電極
に一方側電極が接続された第2のキャパシタC2と、第
2のキャパシタC2の他方側電極にゲートが接続され、
接地電位ノードGNDにソースが接続された第2の電界
効果型トランジスタQ2と、電源電位ノードVddと第2
の電界効果型トランジスタQ2のドレインとの間に接続
された第2のインダクタL2と、第2の電界効果型トラ
ンジスタQ2のゲートとソースとの間に接続された第2
の抵抗R2と、第1のキャパシタC1の他方側電極と第
2のキャパシタC2の一方側電極との接続ノードである
ノードAにドレインが接続され、ゲート制御電圧VG が
第3の抵抗R3を介してゲートに印加される第3の電界
効果型トランジスタQ3と、第3の電界効果型トランジ
スタQ3のドレインとソースとの間に接続された第4の
抵抗R4と、第3の電界効果型トランジスタQ3のソー
スと第4の抵抗R4との接続ノードに一方側電極が接続
され、他方側電極が接地電位ノードGNDに接続された
第3のキャパシタC3と、第3の電界効果型トランジス
タQ3のソースと第4の抵抗R4との接続ノードに一端
が接続され、電源電位ノードVddに他端が接続された第
5の抵抗R5と、ノードAと接地電位ノードGNDとの
間に直列接続された第3のインダクタL3及び第4のキ
ャパシタC4とから構成され、第2の電界効果型トラン
ジスタQ2のドレインと第2のインダクタL2との接続
ノードが出力ノードOUTとされている。
【0030】図3に示した本発明の第3の実施の形態に
係る利得可変型増幅器の回路構成が、図2に示した本発
明の第2の実施の形態に係る利得可変型増幅器の回路構
成と異なる点は、第6の抵抗R6の代わりに第3のイン
ダクタL3を用いている点である。即ち、直列接続され
た第3のインダクタL3及び第4のキャパシタC4が、
ノードAと接地電位ノードGNDとの間に、利得可変回
路を構成する第3の電界効果型トランジスタQ3と並列
に接続されている。
【0031】本発明の第3の実施の形態に係る利得可変
型増幅器においては、第3のインダクタL3と第4のキ
ャパシタC4との直列共振を利用することにより、即
ち、変調波の周波数で共振を起こすように第3のインダ
クタL3及び第4のキャパシタC4のそれぞれの値を設
定することにより、低周波である変調波の減衰に関して
は、第1及び第2の実施の形態に比して一層効果がある
一方で、搬送波に対しては高いインピーダンスを有する
ので、増幅器としての最大利得の低下を抑制することが
できる。但し、第3のインダクタL3及び第4のキャパ
シタC4が必要であるため、回路規模が大きくなり得
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る利得可変型増幅器によれ
ば、信号伝搬経路に配設された第1及び第2のキャパシ
タ、並びに、第1のキャパシタと第2のキャパシタとの
接続ノードと接地電位ノードとの間に接続された第1の
抵抗を備え、第1又は第2のキャパシタと第1の抵抗と
によりハイパスフィルタが形成されるようにしたので、
電源線路を経由して帰還する変調波である低周波成分を
減衰させるとともに、混成器としての可変抵抗の変換利
得を低下させ、従来よりも増幅利得の低下を抑制しなが
ら、混変調歪みの増加を抑制することができる。
【0033】第1のキャパシタと第2のキャパシタとの
接続ノードと接地電位ノードとの間に接続された第1の
抵抗の代わりに、第1のキャパシタと第2のキャパシタ
との接続ノードと接地電位ノードとの間に直列接続され
た第1の抵抗及び第3のキャパシタを備えたものとする
と、上記同様の効果を得るとともに、第1の抵抗に直流
電流が流れるのを防止することができる。
【0034】また、第1のキャパシタと第2のキャパシ
タとの接続ノードと接地電位ノードとの間に接続された
第1の抵抗の代わりに、第1のキャパシタと第2のキャ
パシタとの接続ノードと接地電位ノードとの間に直列接
続されたインダクタ及び第3のキャパシタを備え、さら
に、インダクタのインダクタンス及び第3のキャパシタ
のキャパシタンスは、入力信号として入力される搬送波
の周波数に応じて発生する変調波の周波数において直列
共振を発生するように設定されているものとすると、低
周波である変調波の減衰に関しては一層効果がある一方
で、搬送波に対しては高いインピーダンスを有するの
で、増幅器としての最大利得の低下を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る利得可変型増
幅器の回路図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る利得可変型増
幅器の回路図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る利得可変型増
幅器の回路図。
【図4】従来の多段増幅器の回路図。
【図5】従来の第1の構成に係る利得可変型増幅器の回
路図。
【図6】2波入力時における利得可変型増幅器の出力の
搬送波近傍周波数帯の電力スペクトルを表したグラフ。
【図7】従来の第2の構成に係る利得可変型増幅器の回
路図。
【符号の説明】
1 第1の増幅器 2 第2の増幅器 Q 電界効果型トランジスタ R 抵抗 L インダクタ C キャパシタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に応じた出力信号を出力する第1
    及び第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力ノードと前記第2の増幅器の入
    力ノードとの間に直列接続された第1及び第2のキャパ
    シタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードに一端が接続され、他端が交流的に接地された可
    変抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に接続された第1の抵抗
    と、を備えたことを特徴とする利得可変型増幅器。
  2. 【請求項2】入力信号に応じた出力信号を出力する第1
    及び第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力ノードと前記第2の増幅器の入
    力ノードとの間に直列接続された第1及び第2のキャパ
    シタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードに一端が接続され、他端が交流的に接地された可
    変抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第1の
    抵抗及び第3のキャパシタと、を備えたことを特徴とす
    る利得可変型増幅器。
  3. 【請求項3】入力信号に応じた出力信号を出力する第1
    及び第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力ノードと前記第2の増幅器の入
    力ノードとの間に直列接続された第1及び第2のキャパ
    シタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードに一端が接続され、他端が交流的に接地された可
    変抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続されたインダ
    クタ及び第3のキャパシタと、 を備えたことを特徴とする利得可変型増幅器。
  4. 【請求項4】前記インダクタのインダクタンス及び前記
    第3のキャパシタのキャパシタンスは、入力信号として
    入力される搬送波の周波数に応じて発生する変調波の周
    波数において直列共振を発生するように設定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の利得可変型増幅器。
  5. 【請求項5】前記可変抵抗は、ドレインが前記一端、ソ
    ースが前記他端とされた電界効果型トランジスタであっ
    て、ソース・ドレイン間に接続された第2の抵抗、並び
    に、ソースに一端が接続され、電源電位ノードに他端が
    接続された第3の抵抗によってソース及びドレインが同
    電位に保持され、所定の制御信号がゲートに入力される
    ものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の利得可変型増幅器。
  6. 【請求項6】電源電位ノードと接地電位ノードとの間に
    直列接続された第1のインダクタ及び第1の電界効果型
    トランジスタ、並びに、前記第1の電界効果型トランジ
    スタのゲート・ソース間に接続された第1の抵抗から構
    成され、前記第1の電界効果型トランジスタのゲートが
    信号入力ノード、前記第1のインダクタと前記第1の電
    界効果型トランジスタのドレインとの接続ノードが信号
    出力ノードとされた第1の増幅器と、 電源電位ノードと接地電位ノードとの間に直列接続され
    た第2のインダクタ及び第2の電界効果型トランジス
    タ、並びに、前記第2の電界効果型トランジスタのゲー
    ト・ソース間に接続された第2の抵抗から構成され、前
    記第2の電界効果型トランジスタのゲートが信号入力ノ
    ード、前記第2のインダクタと前記第2の電界効果型ト
    ランジスタのドレインとの接続ノードが信号出力ノード
    とされた第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の信号出力ノードと前記第2の増幅器
    の信号入力ノードとの間に直列接続された第1及び第2
    のキャパシタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第3の
    電界効果型トランジスタ及び第3のキャパシタと、 前記第3の電界効果型トランジスタのソース・ドレイン
    間に接続された第3の抵抗と、 前記第3の電界効果型トランジスタのソースと前記第3
    の抵抗との接続ノードと電源電位ノードとの間に接続さ
    れた第4の抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に接続された第5の抵抗
    と、を備えたことを特徴とする利得可変型増幅器。
  7. 【請求項7】電源電位ノードと接地電位ノードとの間に
    直列接続された第1のインダクタ及び第1の電界効果型
    トランジスタ、並びに、前記第1の電界効果型トランジ
    スタのゲート・ソース間に接続された第1の抵抗から構
    成され、前記第1の電界効果型トランジスタのゲートが
    信号入力ノード、前記第1のインダクタと前記第1の電
    界効果型トランジスタのドレインとの接続ノードが信号
    出力ノードとされた第1の増幅器と、 電源電位ノードと接地電位ノードとの間に直列接続され
    た第2のインダクタ及び第2の電界効果型トランジス
    タ、並びに、前記第2の電界効果型トランジスタのゲー
    ト・ソース間に接続された第2の抵抗から構成され、前
    記第2の電界効果型トランジスタのゲートが信号入力ノ
    ード、前記第2のインダクタと前記第2の電界効果型ト
    ランジスタのドレインとの接続ノードが信号出力ノード
    とされた第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の信号出力ノードと前記第2の増幅器
    の信号入力ノードとの間に直列接続された第1及び第2
    のキャパシタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第3の
    電界効果型トランジスタ及び第3のキャパシタと、 前記第3の電界効果型トランジスタのソース・ドレイン
    間に接続された第3の抵抗と、 前記第3の電界効果型トランジスタのソースと前記第3
    の抵抗との接続ノードと電源電位ノードとの間に接続さ
    れた第4の抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第5の
    抵抗及び第4のキャパシタと、を備えたことを特徴とす
    る利得可変型増幅器。
  8. 【請求項8】電源電位ノードと接地電位ノードとの間に
    直列接続された第1のインダクタ及び第1の電界効果型
    トランジスタ、並びに、前記第1の電界効果型トランジ
    スタのゲート・ソース間に接続された第1の抵抗から構
    成され、前記第1の電界効果型トランジスタのゲートが
    信号入力ノード、前記第1のインダクタと前記第1の電
    界効果型トランジスタのドレインとの接続ノードが信号
    出力ノードとされた第1の増幅器と、 電源電位ノードと接地電位ノードとの間に直列接続され
    た第2のインダクタ及び第2の電界効果型トランジス
    タ、並びに、前記第2の電界効果型トランジスタのゲー
    ト・ソース間に接続された第2の抵抗から構成され、前
    記第2の電界効果型トランジスタのゲートが信号入力ノ
    ード、前記第2のインダクタと前記第2の電界効果型ト
    ランジスタのドレインとの接続ノードが信号出力ノード
    とされた第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の信号出力ノードと前記第2の増幅器
    の信号入力ノードとの間に直列接続された第1及び第2
    のキャパシタと、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第3の
    電界効果型トランジスタ及び第3のキャパシタと、 前記第3の電界効果型トランジスタのソース・ドレイン
    間に接続された第3の抵抗と、 前記第3の電界効果型トランジスタのソースと前記第3
    の抵抗との接続ノードと電源電位ノードとの間に接続さ
    れた第4の抵抗と、 前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続
    ノードと接地電位ノードとの間に直列接続された第3の
    インダクタ及び第4のキャパシタと、を備えたことを特
    徴とする利得可変型増幅器。
  9. 【請求項9】前記第3のインダクタのインダクタンス及
    び前記第4のキャパシタのキャパシタンスは、入力信号
    として入力される搬送波の周波数に応じて発生する変調
    波の周波数において直列共振を発生するように設定され
    ていることを特徴とする請求項8に記載の利得可変型増
    幅器。
  10. 【請求項10】前記第3の電界効果型トランジスタのソ
    ースとドレインとは同電位に保持されていることを特徴
    とする請求項6乃至9のいずれかに記載の利得可変型増
    幅器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6285257B1 (en) 1999-03-10 2001-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Feedback type variable gain amplifier
KR100441437B1 (ko) * 2002-05-16 2004-07-23 인티그런트 테크놀로지즈(주) 피드백 가변 이득 증폭기
KR100447387B1 (ko) * 2000-10-31 2004-09-04 엘지전자 주식회사 무선가입자망 수신기의 자동 이득조정 루프회로
KR100499787B1 (ko) * 2002-11-29 2005-07-07 인티그런트 테크놀로지즈(주) 스위치 모드 동작을 하는 선형성이 우수한 광대역 가변이득 증폭기

Cited By (4)

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KR100447387B1 (ko) * 2000-10-31 2004-09-04 엘지전자 주식회사 무선가입자망 수신기의 자동 이득조정 루프회로
KR100441437B1 (ko) * 2002-05-16 2004-07-23 인티그런트 테크놀로지즈(주) 피드백 가변 이득 증폭기
KR100499787B1 (ko) * 2002-11-29 2005-07-07 인티그런트 테크놀로지즈(주) 스위치 모드 동작을 하는 선형성이 우수한 광대역 가변이득 증폭기

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