JPH0645509Y2 - 壁掛便器の取付け構造 - Google Patents
壁掛便器の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0645509Y2 JPH0645509Y2 JP7000889U JP7000889U JPH0645509Y2 JP H0645509 Y2 JPH0645509 Y2 JP H0645509Y2 JP 7000889 U JP7000889 U JP 7000889U JP 7000889 U JP7000889 U JP 7000889U JP H0645509 Y2 JPH0645509 Y2 JP H0645509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolts
- bolt
- mounting frame
- frame
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁側に掛止めされた便器の取付け構造に関
し、詳しくは床に横架された取付けフレームから突出さ
れたボルトに縦フレームを接続する作業を容易になすと
ともに複数本のボルトの相互位置の位置ずれもなくそう
とする技術に係るものである。
し、詳しくは床に横架された取付けフレームから突出さ
れたボルトに縦フレームを接続する作業を容易になすと
ともに複数本のボルトの相互位置の位置ずれもなくそう
とする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、第6図に示すように、床に横架された取付けフレ
ーム1から突出された複数本のボルト2に縦フレーム3
が接続され、この縦フレーム3に便器6を取付ける壁掛
便器の取付け構造においては、取付けフレーム1の通孔
にボルト2を下方から挿通し、このように挿通した複数
本のボルト2の頭部を接着剤やテープ等にて取付けフレ
ーム1に止めて、ボルト2を取付けフレーム1から突出
保持させていた。
ーム1から突出された複数本のボルト2に縦フレーム3
が接続され、この縦フレーム3に便器6を取付ける壁掛
便器の取付け構造においては、取付けフレーム1の通孔
にボルト2を下方から挿通し、このように挿通した複数
本のボルト2の頭部を接着剤やテープ等にて取付けフレ
ーム1に止めて、ボルト2を取付けフレーム1から突出
保持させていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように下方から挿通した複数本のボルト
2を接着剤やテープで取付けフレーム1に保持させる作
業が面倒であるとともに、取付けフレーム1から突出し
ているボルト2に縦フレーム3の通孔を挿通して縦フレ
ーム3をセットするのに、縦フレーム3がボルト2に当
たるとボルト2は容易にその保持が外れ、下方に落下す
るものとなる。このためボルト2を下方から押さえなが
ら縦フレーム3のセットを行うのであり、かかる作業も
面倒になり、複数本のボルト2の相互位置もずれやす
く、取付けフレーム1と縦フレーム3との取付け位置の
位置ずれ、結果として便器の取付け位置の位置ずれも生
じる等の問題があった。
2を接着剤やテープで取付けフレーム1に保持させる作
業が面倒であるとともに、取付けフレーム1から突出し
ているボルト2に縦フレーム3の通孔を挿通して縦フレ
ーム3をセットするのに、縦フレーム3がボルト2に当
たるとボルト2は容易にその保持が外れ、下方に落下す
るものとなる。このためボルト2を下方から押さえなが
ら縦フレーム3のセットを行うのであり、かかる作業も
面倒になり、複数本のボルト2の相互位置もずれやす
く、取付けフレーム1と縦フレーム3との取付け位置の
位置ずれ、結果として便器の取付け位置の位置ずれも生
じる等の問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、取付けフレームからボルトを
突出させて保持させるのを容易に安定化させることがで
き、取付けフレームに縦フレームを取付けるのを容易に
行うことができ、その施工性を高めることができ、かつ
複数本のボルトの相互位置の位置ずれをなくし、所定位
置の取付けを容易迅速に行うことができる壁掛便器の取
付け構造を提供することにある。
その目的とするところは、取付けフレームからボルトを
突出させて保持させるのを容易に安定化させることがで
き、取付けフレームに縦フレームを取付けるのを容易に
行うことができ、その施工性を高めることができ、かつ
複数本のボルトの相互位置の位置ずれをなくし、所定位
置の取付けを容易迅速に行うことができる壁掛便器の取
付け構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の壁掛便器の取付け構造は、床に横架された取付
けフレーム1から突出された複数本のボルト2に縦フレ
ーム3が接続され、この縦フレーム3に便器6を取付け
る壁掛便器の取付け構造であって、上記複数本のボルト
2はボルト保持板4に保持され、このボルト保持板4が
取付けフレーム1にビス5にて取付けられ、ボルト2が
取付けフレーム1から突出保持されて成ることを特徴と
するものである。
けフレーム1から突出された複数本のボルト2に縦フレ
ーム3が接続され、この縦フレーム3に便器6を取付け
る壁掛便器の取付け構造であって、上記複数本のボルト
2はボルト保持板4に保持され、このボルト保持板4が
取付けフレーム1にビス5にて取付けられ、ボルト2が
取付けフレーム1から突出保持されて成ることを特徴と
するものである。
[作用] このように、複数本のボルト2はボルト保持板4に保持
され、このボルト保持板4が取付けフレーム1にビス5
にて取付けられ、ボルト2が取付けフレーム1から突出
保持されることによって、複数本のボルト2はこれを保
持しているボルト保持板4を取付けフレーム1にビス5
にて取付けることで、複数本のボルト2の取付けを容易
にかつ取付けフレーム1から安定させて突出させておく
ことができ、ボルト2を接着剤やテープで固定するのに
比べてボルト2が不測に外れるのを確実に阻止し、かつ
複数本のボルト2の相互位置の位置ずれをなくし、所定
位置への取付けを行うことができるようにしたものであ
る。
され、このボルト保持板4が取付けフレーム1にビス5
にて取付けられ、ボルト2が取付けフレーム1から突出
保持されることによって、複数本のボルト2はこれを保
持しているボルト保持板4を取付けフレーム1にビス5
にて取付けることで、複数本のボルト2の取付けを容易
にかつ取付けフレーム1から安定させて突出させておく
ことができ、ボルト2を接着剤やテープで固定するのに
比べてボルト2が不測に外れるのを確実に阻止し、かつ
複数本のボルト2の相互位置の位置ずれをなくし、所定
位置への取付けを行うことができるようにしたものであ
る。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
縦フレーム3は上下の横材24を縦材9にて連結した一対
のコ字状体を連結フレーム10にて連結され、床に横架さ
れた取付けフレーム1から突出されたボルト2に下の横
材24の取付孔12が挿通され、ワッシャを介してナット13
にて締め付け固定され、そして上の連結フレーム10が壁
構成材の胴縁に接続され、しかして取付けフレーム1が
家屋の構成材に連結支持されている。かかる取付けフレ
ーム1の縦材9,9から取付けボルト14,14が突出され、こ
の取付けボルト14に便器6が取付けられ、ナット15にて
連結され、便器6がロータンク16に連結されるのであ
る。
のコ字状体を連結フレーム10にて連結され、床に横架さ
れた取付けフレーム1から突出されたボルト2に下の横
材24の取付孔12が挿通され、ワッシャを介してナット13
にて締め付け固定され、そして上の連結フレーム10が壁
構成材の胴縁に接続され、しかして取付けフレーム1が
家屋の構成材に連結支持されている。かかる取付けフレ
ーム1の縦材9,9から取付けボルト14,14が突出され、こ
の取付けボルト14に便器6が取付けられ、ナット15にて
連結され、便器6がロータンク16に連結されるのであ
る。
そしてロータンク16が取付けフレーム1の上の横材24上
に載設され、ロータンク16の吐出口17と便器6の導入口
18とが配管にて接続され、また、便器6の排出口20と床
面から突出された排出管19とが排出配管にて接続配管さ
れ、しかしてロータンク16から洗浄水を便器6に流して
便器6内を洗浄し、その洗浄水を排出管19から下水に排
出させることができるようにしてある。ロータンク16内
にはシスターン装置が内装され、便器6へ洗浄水を供給
したのちに、そのボールタップ22にてロータンク16内に
一定水位に洗浄水を貯溜することができるようにしてあ
る。
に載設され、ロータンク16の吐出口17と便器6の導入口
18とが配管にて接続され、また、便器6の排出口20と床
面から突出された排出管19とが排出配管にて接続配管さ
れ、しかしてロータンク16から洗浄水を便器6に流して
便器6内を洗浄し、その洗浄水を排出管19から下水に排
出させることができるようにしてある。ロータンク16内
にはシスターン装置が内装され、便器6へ洗浄水を供給
したのちに、そのボールタップ22にてロータンク16内に
一定水位に洗浄水を貯溜することができるようにしてあ
る。
そして箱型に形成されたキャビネット7で取付けフレー
ム1、便器6に洗浄水を供給するロータンク16、ロータ
ンク16から便器6への配管、便器6からの排出配管21等
を覆って、外観を高めてある。
ム1、便器6に洗浄水を供給するロータンク16、ロータ
ンク16から便器6への配管、便器6からの排出配管21等
を覆って、外観を高めてある。
第5図に示すように、2本の上記ボルト2,2はボルト保
持板4に溶接にて保持され、このボルト保持板4が取付
けフレーム1にビス5にて取付けられ、ボルト2が取付
けフレーム1から突出保持されている。
持板4に溶接にて保持され、このボルト保持板4が取付
けフレーム1にビス5にて取付けられ、ボルト2が取付
けフレーム1から突出保持されている。
このように複数本のボルト2は、これを保持しているボ
ルト保持板4を取付けフレーム1にビス5にて取付けて
おくことで、複数本のボルト2の取付けを容易に、かつ
取付けフレーム1から安定させて突出させておくことが
でき、ボルト2を接着剤やテープで固定するのに比べて
ボルト2が不測に外れるのを確実に阻止し、複数本のボ
ルト2の相互位置の位置ずれをなくし、取付けフレーム
1に対して縦フレーム3を所定位置に取付け、結果とし
て便器6を所定位置に取付けることができるのである。
ルト保持板4を取付けフレーム1にビス5にて取付けて
おくことで、複数本のボルト2の取付けを容易に、かつ
取付けフレーム1から安定させて突出させておくことが
でき、ボルト2を接着剤やテープで固定するのに比べて
ボルト2が不測に外れるのを確実に阻止し、複数本のボ
ルト2の相互位置の位置ずれをなくし、取付けフレーム
1に対して縦フレーム3を所定位置に取付け、結果とし
て便器6を所定位置に取付けることができるのである。
そして、取付けフレーム1にボルト2を介して縦フレー
ム3を取付けるのに、取付けフレーム1と縦フレーム3
の横材24間には床パン25が介在され、このように床パン
25の保持も行うことができるようにしてある。
ム3を取付けるのに、取付けフレーム1と縦フレーム3
の横材24間には床パン25が介在され、このように床パン
25の保持も行うことができるようにしてある。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、複数本のボルトはボルト保持板
に保持され、このボルト保持板が取付けフレームにビス
にて取付けられ、ボルトが取付けフレームから突出保持
されるから、複数本のボルトはこれを保持しているボル
ト保持板を取付けフレームにビスにて取付けることで、
複数本のボルトの取付けを容易にかつ取付けフレームか
ら安定させて突出させておくことができ、ボルトを接着
剤やテープで固定するのに比べてボルトが不測に外れる
のを確実に阻止し、かつ複数のボルトの相互位置の位置
ずれをなくし、所定位置への取付けを行うことができる
という利点がある。
に保持され、このボルト保持板が取付けフレームにビス
にて取付けられ、ボルトが取付けフレームから突出保持
されるから、複数本のボルトはこれを保持しているボル
ト保持板を取付けフレームにビスにて取付けることで、
複数本のボルトの取付けを容易にかつ取付けフレームか
ら安定させて突出させておくことができ、ボルトを接着
剤やテープで固定するのに比べてボルトが不測に外れる
のを確実に阻止し、かつ複数のボルトの相互位置の位置
ずれをなくし、所定位置への取付けを行うことができる
という利点がある。
第1図は本考案の一実施例の外観斜視図、第2図は同上
の支持構成を外した箇所の断面図、第3図は同上の支持
構成部分の断面図、第4図は同上の縦フレームとボルト
との関係を示す斜視図、第5図(a)(b)は同上のボ
ルトとボルト保持板との関係を示す側面図、底面図、第
6図は従来例の断面図であり、1は取付けフレーム、2
はボルト、3は縦フレーム、4はボルト保持板、5はビ
ス、6は便器である。
の支持構成を外した箇所の断面図、第3図は同上の支持
構成部分の断面図、第4図は同上の縦フレームとボルト
との関係を示す斜視図、第5図(a)(b)は同上のボ
ルトとボルト保持板との関係を示す側面図、底面図、第
6図は従来例の断面図であり、1は取付けフレーム、2
はボルト、3は縦フレーム、4はボルト保持板、5はビ
ス、6は便器である。
Claims (1)
- 【請求項1】床に横架された取付けフレームから突出さ
れた複数本のボルトに縦フレームが接続され、この縦フ
レームに便器を取付ける壁掛便器の取付け構造であっ
て、上記複数本のボルトはボルト保持板に保持され、こ
のボルト保持板が取付けフレームにビスにて取付けら
れ、ボルトが取付けフレームから突出保持されて成る壁
掛便器の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000889U JPH0645509Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 壁掛便器の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000889U JPH0645509Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 壁掛便器の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312982U JPH0312982U (ja) | 1991-02-08 |
JPH0645509Y2 true JPH0645509Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31605805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7000889U Expired - Lifetime JPH0645509Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 壁掛便器の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645509Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP7000889U patent/JPH0645509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312982U (ja) | 1991-02-08 |
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