JPH0645473U - タイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器 - Google Patents

タイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器

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JPH0645473U
JPH0645473U JP426491U JP426491U JPH0645473U JP H0645473 U JPH0645473 U JP H0645473U JP 426491 U JP426491 U JP 426491U JP 426491 U JP426491 U JP 426491U JP H0645473 U JPH0645473 U JP H0645473U
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JP
Japan
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electric heater
insecticidal
electric
insecticide
core
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JP426491U
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ヨングソル キム
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 電気ヒータによって殺虫剤を加熱して蒸発さ
せる構造の殺虫用燻蒸器において、使用後に放置してお
いても殺虫剤の無益な消耗を生じることが無く、電力の
浪費を生じることが無く、火災発生の虞が無く、しか
も、幼児が触れても火傷や薬害を被る虞の無い殺虫用電
気燻蒸器を提供する。 [構成] 殺虫液2を入れる殺虫液容器1の中に、毛細
管現象で殺虫液を吸い上げる芯3を立て、その上端付近
を加温する電気ヒータ4を設ける。上記の電気ヒータ4
を、タイマスイッチ7を介して電気コード8に接続す
る。前記の殺虫液容器1,芯3,電気ヒータ4をケーシ
ング(図1の実施例ではベース6とカバー5とによって
構成されている)内に収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液状の殺虫剤を加熱して蒸発させる電気式の燻蒸器に係り、特に、 電力や殺虫剤の浪費を防止するとともに安全性を改善した殺虫用電気燻蒸器に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭用ないし小規模業務用の殺虫剤燻蒸器は、従来一般に、マット状の固形殺 虫剤を電熱板上に置いて加熱する構造であって、電気コードのプラグをソケット に差し込むと前記の電熱板に通電され、プラグを引き抜くと通電が断たれるよう になっている。
【0003】 前記の殺虫剤マットは使用する毎に新品と交換するように作られており、1個 の殺虫剤マットを電熱板上に置くと有効成分が徐々に蒸発し、所定時間(例えば 8時間ないし12時間)経過すると蒸発し切って燻蒸機能が無くなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例の殺虫用電気燻蒸器は、コードのプラグをソケットに差し込んで電 熱板上に殺虫剤マットを置けば所定時間の燻蒸が行われるが、そのまま放置する と電熱板の通電が継続されて電力を浪費する。また、サーモスタットによって温 度が自動制御されていても、電熱板が通電されたままで放置されることは防災上 好ましくない。
【0005】 前記の殺虫剤マットは露出した状態で使用されるので、幼児が手を触れる虞が あり、さらに幼児が口に入れる危険性も有る。
【0006】 前記の殺虫剤マットは、通常の条件における1回の使用量として充分と考えら れる薬量を1個のマットに包含しているので、短時間の使用で足りる場合に1個 のマットを使うと不経済である。1個のマットを短時間だけ使用した後に使用を 中止して、未だ有効成分の残っているマットを保管しておいて再使用することも 可能であるが、その操作が煩わしい。
【0007】 本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、使用条件に応じて任意時間の燻 蒸を行うことができ、上記の任意に設定した時間を経過した後は電力も殺虫剤も 浪費されることが無く、その上、幼児が触れても安全な殺虫用電気燻蒸器を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成として本考案の殺虫用電気燻蒸器は、殺虫液 容器内の殺虫液を毛細管現象で吸い上げる芯と、上記の芯で吸い上げられた殺虫 液を加熱して蒸発させる電気ヒータとを設けるとともに、上記電気ヒータの給電 回路中にタイマスイッチを設け、かつ、上述の各構成部材をケーシング内に収納 するとともに、該ケーシングの頂部付近には殺虫液蒸気を放出するための開口を 設ける。ただしタイマスイッチは、その少なくとも一部がケース内に収納されて いれば足りる。
【0009】 前記の芯は、毛細管現象で殺虫液を吸い上げ得るように多孔質の材料で構成し 、かつ、前記の電気ヒータで加温し得る程度の耐熱性を有する材料で構成する。
【0010】
【作用】
前記の構成によれば、殺虫液容器内の殺虫液が芯によって吸い上げられるので 、この芯が電気ヒータで加熱されると殺虫液が蒸発し、加熱されないときはほと んど蒸発しない。
【0011】 そして上記の電気ヒータの通電時間がタイマスイッチによって制御されるので 、タイマの設定時間を経過すると電力消費はゼロとなり、殺虫液の蒸発もほとん どゼロとなる。このため、設定時間後は電力や殺虫液を浪費しない。
【0012】 また、前記の殺虫液容器,芯,電気ヒータなどはケース内に収納されていて、 蒸発した殺虫液蒸気がケースの開口から放出される構造であるから、使用中に幼 児が触れたりしても安全である。
【0013】
【実施例】
図1および図2は本考案に係るタイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器の1実施 例を示し、図1は分解斜視図、図2は断面図である。
【0014】 1は殺虫液容器であって、その中に殺虫液2が貯えられている。本例の殺虫液 は主として蚊を駆除する薬効を有し、常温ではほとんど蒸発せず、加温されると 蒸発する。
【0015】 上記殺虫液容器1の蓋1aを上下に貫通して丸棒形の芯3が設けられている。 この芯3の下端は殺虫液容器1の底面近くに位置して殺虫液2内に浸され、毛細 管現象によって殺虫液2を吸い上げる。このため、殺虫液容器1内に殺虫液2が 入っている場合、上記の芯3は殺虫液2によって常時濡らされている。
【0016】 図2に示した4は電気ヒータであって、その中央部に透孔4aが設けられてい る。そして、前記丸棒形の芯3の上端部が上記透孔4aの内面に対向,離間して いる。
【0017】 この実施例のケーシングは、円板状のベース6と、有頂円筒状のカバー5とに よって構成されている。 上記ベース6の上面にはネジ管6aが固定されている。該ネジ管6aの外周に はオネジが形成されていて、前記カバー5に螺合され、着脱自在に結合される。 また、上記ネジ管6aの内周面と前記殺虫液容器1とは緩やかに嵌合して、該殺 虫液容器1は着脱自在に位置決めされている。
【0018】 前記のカバー5に対して前記の電気ヒータ4が取り付けられていて、図2に示 した組立状態において電気ヒータの透孔4aと芯3とが同心状に保持される。 このカバー5の頂面には、殺虫液の蒸気を大気中に放出するための開口5aが 設けられている。
【0019】 前記の電気ヒータ4は、タイマスイッチ7を介して電気コード8に接続され、 該電気コード8の先端にはプラグ9が接続されている。
【0020】 上記のタイマスイッチ7は、ダイヤルを回して任意の時間に設定すると電気接 点が閉じられ、上記の設定時間を経過すると電気接点が開く構造である。
【0021】 以上のように構成された本例の燻蒸器(図1,図2)を用いるには、予め殺虫 液容器1内に殺虫液2を入れておく。そして、タイマスイッチ7を操作して所望 の時間に設定すると、電気ヒータ4に通電されて芯3の上端部が温められる。
【0022】 芯3の上端部が温められると、該芯3に吸い上げられていた殺虫液が蒸発し、 カバー5の開口5aから大気中に放出されて蚊を駆除するなどの薬効を発揮する 。そして、設定時間を経過するとタイマスイッチ7が切れて通電が断たれ、殺虫 液の蒸発が停止する。従って、このままの状態で放置しても電力が浪費されるこ となく、また、殺虫液の蒸発消耗も実用上無視し得る程度に僅少である。
【0023】 上記のようにしてタイマスイッチが切れたままで放置しても、電気ヒータ4の 通電が断たれているので防災上の不都合が無く、幼児が触れるなどしても安全で ある。
【0024】 さらに、タイマスイッチ7が設定されて電気ヒータ4に通電されている状態に おいても、該電気ヒータ4はカバー5で覆われているので、幼児が直接電気ヒー タに触れる虞が無くて安全である。図示の5bは、幼児がカバーの開口5aから 手を差し入れたりなどしないように設けたプロテクタである。
【0025】 図3は前記と異なる実施例の分解斜視図である。本例が前例に比して異なると ころは、タイマスイッチ7と直列に手動操作スイッチ10を介挿接続したことで ある。本例によれば、タイマスイッチ7の設定時間中であっても随時,任意の電 気ヒータの通電を断ったり通電を再開させたりすることができる。また、プラグ 9を図外のコンセントに差し込んだままで長時間休止する場合、この手動操作ス イッチ10を切っておくと、安全性がいっそう高い。
【0026】
【考案の効果】
本考案の殺虫用電気燻蒸器によれば、使用の度に殺虫剤マットを交換する必要 が無く、殺虫液容器内の殺虫液を全部蒸発させて使い終るまでの間いつでも任意 にタイマスイッチを操作するだけで所望時間の燻蒸を行うことができ、しかも上 記所望時間が経過すると自動的に通電が断たれて、その後の無益な電力消費や殺 虫液の蒸発消耗が防止される。しかも電気ヒータの通電が断たれるので防災の面 からも好適である。
【0027】 その上、電気ヒータや殺虫液がケーシング内に収納されているので、幼児がこ の殺虫用電気燻蒸器に触れても、電気ヒータによって火傷を被ったり、殺虫剤に よって薬害を被ったりする虞が無くて安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタイマ装置を有する殺虫用電気燻
蒸器の1実施例における分解斜視図。
【図2】同じく、断面図。
【図3】前記と異なる実施例における分解斜視図。
【符号の説明】 1 殺虫液容器 1a 蓋 2 殺虫液 3 芯 4 電気ヒータ 4a 透孔 5 カバー 5a 開口 5b プロテクタ 6 ベース 6a ネジ管 7 タイマスイッチ 8 電気コード 9 プラグ 10 手動操作スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺虫液容器と、上記殺虫液容器内の殺虫
    液を毛細管現象によって吸い上げる耐熱性の多孔質材料
    で構成された芯と、上記芯の上端部付近に設けられた電
    気ヒータと、上記電気ヒータの給電回路中に設けられた
    タイマスイッチと、上述の各構成部材を収納したケーシ
    ングと、上記ケーシングの頂部付近に設けられた殺虫液
    蒸気放出用の開口と、を具備していることを特徴とす
    る、タイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器。
JP426491U 1990-11-30 1991-02-06 タイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器 Pending JPH0645473U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1990-14175 1990-11-30
KR1990-14174 1990-11-30
KR900014174 1990-11-30
KR900014175 1990-11-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645473U true JPH0645473U (ja) 1994-06-21

Family

ID=26628342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP426491U Pending JPH0645473U (ja) 1990-11-30 1991-02-06 タイマ装置を有する殺虫用電気燻蒸器

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JP (1) JPH0645473U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019512237A (ja) * 2016-03-11 2019-05-16 ソウル バイオシス カンパニー リミテッドSeoul Viosys Co.,Ltd. 紫外線発光ダイオードで蚊を誘引する殺虫剤燻蒸機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164466A (ja) * 1986-01-16 1987-07-21 高砂香料工業株式会社 加熱型有煙蒸散器

Patent Citations (1)

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