JPS583494Y2 - 病害虫駆除性物質の燻煙装置 - Google Patents

病害虫駆除性物質の燻煙装置

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JPS583494Y2
JPS583494Y2 JP11836378U JP11836378U JPS583494Y2 JP S583494 Y2 JPS583494 Y2 JP S583494Y2 JP 11836378 U JP11836378 U JP 11836378U JP 11836378 U JP11836378 U JP 11836378U JP S583494 Y2 JPS583494 Y2 JP S583494Y2
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JP
Japan
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substance
fumigation
heat
drug substance
steam
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JP11836378U
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JPS5534730U (ja
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権士 近藤
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、病害虫駆除性の薬剤物質を加熱気化し、か
つ蒸気等の液状物質の生成噴射によって生ずる減圧雰囲
気中に上記薬剤物質の気化したものを吸引しかつ濃縮し
て大気中に放出拡散させる病害虫駆除性物質の燻煙装置
に関するものである。
病害虫駆除性物質の燻煙装置あるいは方式については従
来より各種行われている。
この考案は、器筐本体内におけるボイラ一部によって生
成した蒸気の大気中への噴射と、他方薬剤物質の加熱に
よる気化した薬剤を上記の噴射蒸気中に吸引して噴射蒸
気とともに気化した薬剤物質を大気中に放出拡散させる
燻煙装置において、燻蒸生成部における薬剤物質の気化
を適正加熱で機能的に行わしめる加熱制御機構を具備さ
せたものである。
以下添付図面に例示した実施例について詳細を説明する
図中1は器筐本体、2は器台部Aは器筐本体1の内底部
に備へた蒸気線部3と発熱体4および蒸気線部3への給
水槽5より成るボイラ一部、6は蒸気線部3の蒸気噴射
筒、Bはボイラ一部Aの上方に備へた薬剤物質7の燻蒸
生成部で薬皿8と当該薬皿8の加熱用発熱体9より成る
、薬皿8は中央部にノズル筒10を備へ、ノズル筒10
の基端取付部11を前記蒸気噴射筒6に螺合取付けるよ
うにして、薬皿8を器筐本体1内に設ける、12は薬皿
8の蓋体で取付部13をノズル筒10に螺合取付けるよ
うにして器筐本体1の頭蓋体14とともに取付けられる
、15は噴射ノズル部、16はノズル筒10の中間噴孔
部で薬皿8内の薬剤物質の燻蒸全面部に一部の蒸気を噴
射するようになっている、27は薬皿8の蓋体12に設
けた吸引孔部でノズル筒15よりの蒸気噴射により生ず
る減圧雰囲気によって薬皿8内の気化薬剤を吸引させる
ようになっている、17は頭蓋体14の撮み把手部、1
8は薬皿8の蓋体12と頭蓋体14に共通して設けた蒸
気噴射孔部、19は保護管20内に熱伝導体25を介し
て収納したサーモスタットで保護管20は器筐本体1の
装入筒21内にスプリング22を装填して上下に可動自
在としている、23は器体スイッチ、24はパイロット
ランプを示している。
本考案は、器体スイッチ23を入れることにより発熱体
9と4を通電発熱させ、ボイラ一部Aの発熱体4は、給
水槽5より給水を受ける蒸気線部3において蒸気を育成
して蒸気噴射筒部6より噴出させ、さらにノズル筒部1
0を通じてノズル部15より大気中に噴射放出するよう
になっている。
他方、病害虫駆除性の薬剤物質を入れた薬量8を加熱す
る発熱体9は薬剤物質を気化し、同時に薬量8の燻蒸全
面部にノズル筒部10の中間噴孔部16より噴出される
蒸気の一部をもって、上記薬皿8内の薬剤物質の気化を
強制促進させるものである。
かくして、生成された薬剤物質の燻蒸気体は薬量8の蓋
体12における吸引孔部27よりノズル部15から噴射
される蒸気によって生ずる減圧雰囲気により前記薬皿8
内の燻蒸気体を吸引して蒸気とともに、大気中に放出し
拡散されるようになっている。
上記の場合における病害虫駆除性の薬剤物質はその気化
による燻蒸化を促すため無臭灯油の如き可燃性の物質を
混合して加熱することが多ぐ、完全に蒸散効果を得るた
めには薬剤物質の温度コントロールが不可欠であり、効
率のよい発火点に近い加熱温度に対し必要以上の過熱は
可燃性の薬剤物質を発火させ、その駆除性を失うばかり
でなく火災等の事故を起すものである。
この考案は、薬量8の加熱を薬量8の底部に感熱保護管
20の一部を接触する当該保護管20内のサーモスタッ
ト19で適確に検知して、発熱体9による加熱を自動的
に制御するものであって、薬剤物質の過熱による駆除性
の失効を防ぎ、薬剤物質の機能的な燻蒸生成を行わしめ
るものである。
しかも、薬量8の螺合取付けに迎合するようにサーモス
タット19の感熱保護管20は取付装入筒21内にスプ
リング22を装填して上下に可動自在に装入取付け、ス
プリング22のアクションにより薬量8に感熱保護管2
0を確実に接衝して薬量8の加熱温度を適確に検知する
ようになっている。
上記サーモスタット19は耐薬性に富む保護管20内に
熱伝導体25を介して収納され、この熱伝導体25によ
り薬量8の温度を適確に検知するようになっている。
以上のように、本考案は、器筐本体内におけるボイラ一
部と病害虫駆除性の薬剤物質の燻蒸生成一部との間にお
いて、特に薬量の加熱温度を適切に検知し、かつ自動制
御するようにして、病害虫駆除性の薬剤物質を燻蒸生成
を機能的に行わしめるものであり、かつ薬量の加熱を自
動制御するサーモスタットを当該薬皿の取付けに迎合す
るようにスプノングアクションを付与して薬量との接衝
性を維持させ加熱温度の検知を適切に行わしめることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠せる正面図、第2図はサーモ
スタットの説明図である。 ”A・・・・・・ボイラ一部、B・・・・・・燻蒸生
戒部、1・・・・・・器筐本体、7・・・・・・薬剤物
質、8・・・・・・薬量、12・・・・・・蓋体、15
・・・・・・ノズル部、19・・・・・・サー、モスタ
ット、20・・・・・・感熱保護管、21・・・・・・
取付装入筒、22・・・・・・スプリング、23・・・
・・・器体スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 病害虫駆除性の薬剤物質の容器および当該容器を加熱す
    る発熱体により薬剤物質を気化する燻蒸生成部と、発熱
    体および蒸気線部により蒸気を発生させるボイラ一部よ
    り成り、このボイラ一部の蒸気の一部をもって、燻蒸生
    成部における薬剤物質の気化を促進し、かつ気化した蒸
    剤物質の蒸気の噴出部に吸引しかつ濃縮して大気中に放
    出拡散させる燻煙装置において、器筐本体内のボイラ一
    部と薬剤物質の燻蒸生成部における薬皿の間に感熱保護
    筒に熱伝導体を介装して収納されたサーモスタットを設
    け、上記感熱保護筒は薬皿に常時接触させるようにスプ
    リングアクションを設けて取付けた病害虫駆除性物質の
    燻煙装置。
JP11836378U 1978-08-31 1978-08-31 病害虫駆除性物質の燻煙装置 Expired JPS583494Y2 (ja)

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JP11836378U JPS583494Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 病害虫駆除性物質の燻煙装置

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JP11836378U JPS583494Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 病害虫駆除性物質の燻煙装置

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Publication Number Publication Date
JPS5534730U JPS5534730U (ja) 1980-03-06
JPS583494Y2 true JPS583494Y2 (ja) 1983-01-21

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ID=29072626

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JP11836378U Expired JPS583494Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 病害虫駆除性物質の燻煙装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508267B2 (ja) * 1989-05-17 1996-06-19 井関農機株式会社 野菜移植機

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JPS5534730U (ja) 1980-03-06

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