JPH0644901Y2 - 板材搬送装置 - Google Patents
板材搬送装置Info
- Publication number
- JPH0644901Y2 JPH0644901Y2 JP1987059265U JP5926587U JPH0644901Y2 JP H0644901 Y2 JPH0644901 Y2 JP H0644901Y2 JP 1987059265 U JP1987059265 U JP 1987059265U JP 5926587 U JP5926587 U JP 5926587U JP H0644901 Y2 JPH0644901 Y2 JP H0644901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- support table
- support
- end edge
- moving carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handcart (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は板材を搬送する搬送装置に係り、さらに詳細に
は、板材を傾斜した状態に保持して搬送する装置に関す
る。
は、板材を傾斜した状態に保持して搬送する装置に関す
る。
（従来の技術） 従来、台車等を利用して板材の搬送を行なう場合、板材
を載置したパレットごと台車上に載置しているのが普通
であり、パレットを使用しない場合であっても、板材を
台車上に水平に載置して搬送するのが一般的である。
を載置したパレットごと台車上に載置しているのが普通
であり、パレットを使用しない場合であっても、板材を
台車上に水平に載置して搬送するのが一般的である。
（考案が解決しようとする問題点） 上述のように、従来は、台車上に板材を水平に載置して
搬送するものであるから、比較的幅の広い搬送路が必要
であった。したがって、既に工作機械が設置されていて
搬送路の狭い工場等においては、比較的大きな板材の搬
送が困難である等の問題点がある。
搬送するものであるから、比較的幅の広い搬送路が必要
であった。したがって、既に工作機械が設置されていて
搬送路の狭い工場等においては、比較的大きな板材の搬
送が困難である等の問題点がある。
本考案は、上記のごとき従来の問題点に鑑みて考案した
もので、狭い搬送路であっても比較的大きな板材の搬送
を容易に行ない得る搬送装置を提供するものである。
もので、狭い搬送路であっても比較的大きな板材の搬送
を容易に行ない得る搬送装置を提供するものである。
（問題を解決するための手段） 前述したごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、車輪を
備えた移動台車の移動方向に対し直交する方向の一側に
支柱を設け、上記移動台車の移動方向と平行な枢軸を介
して上記支柱の上部に支持テーブルを水平に、かつ一端
縁が前記枢軸より低くかつ移動台車の上部空間領域内に
位置するように傾斜自在に設け、上記支持テーブルの一
端縁に、傾斜時に支持テーブル上の板材の下端縁を支持
する支持部を設けてなるものである。
備えた移動台車の移動方向に対し直交する方向の一側に
支柱を設け、上記移動台車の移動方向と平行な枢軸を介
して上記支柱の上部に支持テーブルを水平に、かつ一端
縁が前記枢軸より低くかつ移動台車の上部空間領域内に
位置するように傾斜自在に設け、上記支持テーブルの一
端縁に、傾斜時に支持テーブル上の板材の下端縁を支持
する支持部を設けてなるものである。
（作用） 前記構成により、支柱に支持された板材支持テーブルを
水平な状態に保持して板材を載置した後、支持テーブル
を傾斜すると、板材の下端縁側は支持テーブルに形成さ
れた支持部に支持されることとなる。したがって、支持
テーブルの傾斜をある程度大きくすることにより、板材
は立てかけられた態様となるので、水平方向の幅が小さ
くなり、比較的狭い搬送路であっても、板材の搬送を容
易に行ない得ることとなる。
水平な状態に保持して板材を載置した後、支持テーブル
を傾斜すると、板材の下端縁側は支持テーブルに形成さ
れた支持部に支持されることとなる。したがって、支持
テーブルの傾斜をある程度大きくすることにより、板材
は立てかけられた態様となるので、水平方向の幅が小さ
くなり、比較的狭い搬送路であっても、板材の搬送を容
易に行ない得ることとなる。
（実施例） 第１図，第２図および第３図を参照するに、板材Ｗを搬
送する搬送装置１は、複数の自在キャスタ３を備えると
共に適数の駆動車輪５を備えた移動台車７上に支柱９を
立設して構成してある。上記支柱９上には、板材Ｗを支
持する４角形状の支持テーブル11が枢軸13を介して傾斜
自在に支持されている。この支持テーブル11の適宜側縁
には、支持テーブル11が傾斜したときに板材Ｗの下端縁
を支持する支持部15が形成してある。また、支持テーブ
ル11の両側部には、板材Ｗが支持テーブル11から突出し
た部分を支持する棒状の支持部材17が着脱可能に取付け
てある。
送する搬送装置１は、複数の自在キャスタ３を備えると
共に適数の駆動車輪５を備えた移動台車７上に支柱９を
立設して構成してある。上記支柱９上には、板材Ｗを支
持する４角形状の支持テーブル11が枢軸13を介して傾斜
自在に支持されている。この支持テーブル11の適宜側縁
には、支持テーブル11が傾斜したときに板材Ｗの下端縁
を支持する支持部15が形成してある。また、支持テーブ
ル11の両側部には、板材Ｗが支持テーブル11から突出し
た部分を支持する棒状の支持部材17が着脱可能に取付け
てある。
前記支柱９は、第１図，第２図より明らかなように、移
動台車７の移動方向（第１図，第２図において紙面に垂
直な方向）に対して直交する方向（同、左右方向）の一
側に立設してある。そして、前記支持テーブル11は、第
１図より明らかなように、傾斜時にはその下端縁が移動
台車７の上部空間領域内に位置し、平面に投影したとき
の左右方向の幅は移動台車７の左右方向の幅より狭くな
るものである。
動台車７の移動方向（第１図，第２図において紙面に垂
直な方向）に対して直交する方向（同、左右方向）の一
側に立設してある。そして、前記支持テーブル11は、第
１図より明らかなように、傾斜時にはその下端縁が移動
台車７の上部空間領域内に位置し、平面に投影したとき
の左右方向の幅は移動台車７の左右方向の幅より狭くな
るものである。
前記支持テーブル11を適宜に傾斜するために、前記支柱
９には傾斜作動装置19が装着してある。上記傾斜作動装
置19として、本実施例においては流体圧シリンダ21が例
示してある。上記流体圧シリンダ21は、支持軸23を介し
て前記支柱９に揺動自在に支承されており、かつそのピ
ストンロッド25の先端部は前記支持テーブル11の適宜位
置に枢支連結してある。
９には傾斜作動装置19が装着してある。上記傾斜作動装
置19として、本実施例においては流体圧シリンダ21が例
示してある。上記流体圧シリンダ21は、支持軸23を介し
て前記支柱９に揺動自在に支承されており、かつそのピ
ストンロッド25の先端部は前記支持テーブル11の適宜位
置に枢支連結してある。
上記構成により、流体圧シリンダ21を作動することによ
り、支持テーブル11は適宜に傾斜されることとなる。し
たがって、支持テーブル11に対して板材Ｗの載置を行な
う場合、あるいは支持テーブル11から板材Ｗの取出しを
行なう場合には支持テーブル11を水平な状態に保持する
ことにより、板材Ｗの載置等を容易に行ない得るもので
ある。
り、支持テーブル11は適宜に傾斜されることとなる。し
たがって、支持テーブル11に対して板材Ｗの載置を行な
う場合、あるいは支持テーブル11から板材Ｗの取出しを
行なう場合には支持テーブル11を水平な状態に保持する
ことにより、板材Ｗの載置等を容易に行ない得るもので
ある。
また、支持テーブル11上に板材Ｗを載置して移動台車７
の移動を行なう場合には、支持テーブル11を第１図に示
すごとく傾斜することにより、板材Ｗの下端縁が支持部
15に支持されて、立てかけられた態様となる。したがっ
て、水平方向の幅が小さくなるので、比較的大きな板材
Ｗであっても、狭い搬送路を容易に搬送できるものであ
る。
の移動を行なう場合には、支持テーブル11を第１図に示
すごとく傾斜することにより、板材Ｗの下端縁が支持部
15に支持されて、立てかけられた態様となる。したがっ
て、水平方向の幅が小さくなるので、比較的大きな板材
Ｗであっても、狭い搬送路を容易に搬送できるものであ
る。
ところで、本考案は、前述の実施例のみに限るものでは
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
も実施可能なものである。例えば、支柱９を上下に２分
して、適宜の螺子機構等によって上下方向に伸縮調節自
在な構成とすること、換言すれば、支持テーブル11の高
さ位置を調節自在な構成とすることができる。このよう
に構成することにより、工作機械等に対して板材Ｗの供
給を行なう場合、或は工作機等から板材Ｗを載置する場
合に、パスラインを一致せしめることができ望ましいも
のである。また、支持テーブル11のテーブル面に対して
支持部15の突出高さ位置を調節自在な構成として、載置
される板材Ｗの枚数に対応できることが望ましいもので
ある。すなわち本考案は、種々の変更態様でも実施可能
なものである。
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
も実施可能なものである。例えば、支柱９を上下に２分
して、適宜の螺子機構等によって上下方向に伸縮調節自
在な構成とすること、換言すれば、支持テーブル11の高
さ位置を調節自在な構成とすることができる。このよう
に構成することにより、工作機械等に対して板材Ｗの供
給を行なう場合、或は工作機等から板材Ｗを載置する場
合に、パスラインを一致せしめることができ望ましいも
のである。また、支持テーブル11のテーブル面に対して
支持部15の突出高さ位置を調節自在な構成として、載置
される板材Ｗの枚数に対応できることが望ましいもので
ある。すなわち本考案は、種々の変更態様でも実施可能
なものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、車輪（５）を備えた移動台車（７）の移
動方向に対し直交する方向の一側に支柱（９）を設け、
上記移動台車（７）の移動方向と平行な枢軸（13）を介
して上記支柱（９）の上部に支持テーブル（11）を水平
に、かつ一端縁が前記枢軸（13）より低くかつ移動台車
（７）の上部空間領域内に位置するように傾斜自在に設
け、上記支持テーブル（11）の一端縁に、傾斜時に支持
テーブル（11）上の板材（Ｗ）の下端縁を支持する支持
部（15）を設けてなるものである。
るに本考案は、車輪（５）を備えた移動台車（７）の移
動方向に対し直交する方向の一側に支柱（９）を設け、
上記移動台車（７）の移動方向と平行な枢軸（13）を介
して上記支柱（９）の上部に支持テーブル（11）を水平
に、かつ一端縁が前記枢軸（13）より低くかつ移動台車
（７）の上部空間領域内に位置するように傾斜自在に設
け、上記支持テーブル（11）の一端縁に、傾斜時に支持
テーブル（11）上の板材（Ｗ）の下端縁を支持する支持
部（15）を設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、移動
台車７の移動方向に対し直交する方向の一側に支柱９が
立設してあり、この支柱９の上部に枢軸13を介して支持
テーブル11が水平にかつ傾斜自在に支持されており、こ
の支持テーブル11の傾斜時には、支持テーブル11の一端
縁は前記枢軸13より低くかつ移動台車７の上部空間領域
内に位置するものである。
台車７の移動方向に対し直交する方向の一側に支柱９が
立設してあり、この支柱９の上部に枢軸13を介して支持
テーブル11が水平にかつ傾斜自在に支持されており、こ
の支持テーブル11の傾斜時には、支持テーブル11の一端
縁は前記枢軸13より低くかつ移動台車７の上部空間領域
内に位置するものである。
したがって、支持テーブル11の一端側に設けた支持部15
でもって板材Ｗの下端縁を支持するように支持テーブル
11が傾斜した状態においては、支持テーブル11の下端縁
が枢軸13より低く安定し、かつ支持テーブル11は移動台
車７の幅内に位置するものであり、幅の広い板材Ｗであ
っても立てかけた態様でもって狭い搬送路を容易に搬送
することができるものである。
でもって板材Ｗの下端縁を支持するように支持テーブル
11が傾斜した状態においては、支持テーブル11の下端縁
が枢軸13より低く安定し、かつ支持テーブル11は移動台
車７の幅内に位置するものであり、幅の広い板材Ｗであ
っても立てかけた態様でもって狭い搬送路を容易に搬送
することができるものである。
【図面の簡単な説明】 第１図は本考案の実施例に係る装置の正面図、第２図は
状態変化を示す同正面図、第３図は第２図の右側面図で
ある。 ５……車輪、７……移動台車、９……支柱、15……支持
部
状態変化を示す同正面図、第３図は第２図の右側面図で
ある。 ５……車輪、７……移動台車、９……支柱、15……支持
部
Claims (1)
- 【請求項１】車輪（５）を備えた移動台車（７）の移動
方向に対し直交する方向の一側に支柱（９）を設け、上
記移動台車（７）の移動方向と平行な枢軸（13）を介し
て上記支柱（９）の上部に支持テーブル（11）を水平
に、かつ一端縁が前記枢軸（13）より低くかつ移動台車
（７）の上部空間領域内に位置するように傾斜自在に設
け、上記支持テーブル（11）の一端縁に、傾斜時に支持
テーブル（11）上の板材（Ｗ）の下端縁を支持する支持
部（15）を設けてなることを特徴とする板材搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987059265U JPH0644901Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 板材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987059265U JPH0644901Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 板材搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166559U JPS63166559U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0644901Y2 true JPH0644901Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=30890598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987059265U Expired - Lifetime JPH0644901Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 板材搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644901Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3998790B2 (ja) * | 1998-01-16 | 2007-10-31 | 大日本印刷株式会社 | マスク準備装置 |
| JP2003140323A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 運搬用台車および感光板の運搬方法 |
| JP2005280894A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nec Nagano Ltd | 水平作業台に転換する運搬台車 |
| JP5536613B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2014-07-02 | 大一機材工業株式会社 | 台車 |
| CN111003044B (zh) * | 2019-12-31 | 2020-10-27 | 吴开楠 | 一种太阳能板安装定位装置及其定位方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0741984B2 (ja) * | 1985-05-10 | 1995-05-10 | 株式会社アマダ | パネル状製品集積装置 |
-
1987
- 1987-04-21 JP JP1987059265U patent/JPH0644901Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166559U (ja) | 1988-10-31 |
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