JPH0644793B2 - 原稿斜行検出方式 - Google Patents

原稿斜行検出方式

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JPH0644793B2
JPH0644793B2 JP61222986A JP22298686A JPH0644793B2 JP H0644793 B2 JPH0644793 B2 JP H0644793B2 JP 61222986 A JP61222986 A JP 61222986A JP 22298686 A JP22298686 A JP 22298686A JP H0644793 B2 JPH0644793 B2 JP H0644793B2
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重男 松永
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 原稿斜行検出方式であって、振幅検出手段によって原稿
の白黒を決めるためのスライスレベル波形の振幅を検出
し、その振幅値から原稿の斜行を判定することにより、
原稿の斜行による無効送信が防止でき、それによる手間
と費用が省略できる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばファクシミリ装置において、送信原稿
を読み取るときの原稿の斜行を検出する原稿斜行検出方
式に関するものである。
〔従来の技術〕
現在のファクシミリ装置における送信原稿は、様々な紙
質,大きさ,複写カーボンの有無などにより多様化して
いる。そのため送信原稿を読み取る時に原稿が斜行する
ということが生じる。
原稿が斜行してしまうと、紙づまりの原因になり、紙づ
まりに至らないまでも原稿の一部が欠落した状態で送信
されてしまう。
また、原稿が斜行すると、原稿の読取りに先立ちスライ
スレベルを決めるときに、原稿の一部あるいは原稿端の
影を読んでスライスレベルとしてしまうため、正常な原
稿の読取りが行なわれないことがある。
第5図(a)および(b)は、このようなことを避けるための
従来の斜行検出方式を示す。
原稿269は、原稿検出センサ265を介して自動給紙
ローラ261によって給紙口(図示せず)から導入され
る。そして、原稿269に蛍光灯271の光をあて、読
取りライン273が読み取られ、送りローラ263によ
って紙送りが行なわれる。
原稿先端検出センサ481,原稿先端検出センサ26
7,原稿先端検出センサ483では、原稿の先端が検出
される。原稿先端検出センサ267が原稿先端を検出し
た時、他の原稿先端検出センサ481,原稿先端検出セ
ンサ483も原稿先端を検出していれば原稿が正常に給
紙されていると判断される。また、原稿先端検出センサ
267が原稿先端を検出した時、原稿先端検出センサ4
81,原稿先端検出センサ483のいずれか一方しか原
稿先端を検出していなければ原稿が斜行していると判断
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来方式にあっては、複数の原稿先
端センサのオン・オフにより斜行を判定する方式である
ため、原稿先端センサ間のオン・オフタイミングのばら
つき及び原稿幅の大きさによっては、確実に原稿の斜行
を検出できないという問題点があった。
また、斜行検出のためだけに2個の原稿先端検出センサ
が余分に必要であり、コストの面から上述した従来方式
も採用されるに至っていない。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、センサのばらつきや原稿幅の大小に影響されず
に、確実に原稿の斜行が検出できるようにした原稿斜行
検出方式を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原稿斜行検出方式の原理ブロック図
である。
図において、振幅検出手段111は、原稿の白黒を決め
るためのスライスレベル波形から、その波形の振幅を検
出する。
斜行判定手段113は、振幅検出手段111で検出され
た振幅値と基準値を比較して、原稿の斜行を判定する。
従って、全体として、白黒を決めるためのスライスレベ
ル波形から原稿の斜行の判定ができるように構成されて
いる。
〔作 用〕
振幅検出手段111には、原稿の白黒を決めるためのス
ライスレベル波形が導入される。そして、その波形の振
幅値が求められる。
斜行判定手段113は、その振幅値が基準値より大きい
かどうかということから、原稿の斜行を判定する。
本発明にあっては、白黒を決めるためのスライスレベル
波形から原稿の斜行の判定を行なうことにより、原稿の
斜行による無効送信が防止でき、それによる手間と費用
が省略できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図(a)および(b)は、本発明の一実施例における原稿
斜行検出方式の機構の側面および平面を示す。
第3図は、本発明の一実施例における原稿斜行検出方式
の構成を示す。
I.実施例と第1図との対応関係 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示して
おく。
振幅検出手段111は、スライスレベル振幅検出部21
1に相当する。
斜行判定手段113は、スライスレベル振幅検出部21
1に相当する。
II.実施例の構成 以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
第2図,第3図において、例えば、ファクシミリ装置で
は、原稿269の搬送経路に沿って原稿検出センサ26
5,自動給紙ローラ261,送りローラ263が配置さ
れ、更に自動給紙ローラ261と送りローラ263の間
には、読取り板275,その直前に原稿先端検出センサ
267,読取り板275とは原稿269の搬送経路を挟
んで反対側に蛍光灯271が配置されている。また、読
取りライン273の光伝播経路上にレンズ277が配置
されている。
原稿269は、原稿検出センサ265を介して自動給紙
ローラ261によって導入され、送りローラ263によ
って紙送りされる。
読取り板275は、原稿の読取りに先立ち、スライスレ
ベルを決めるための白い反射板である。
読取り板275または原稿269からの読取りライン2
73の信号は、レンズ277を通ってCCD(Charge C
oupled Device )221で読み取られ、アンプ223で
増幅される。
そして、シェーディング歪A/D変換部225でディジ
タル信号に変換され、シェーディングメモリ227に記
憶される。シェーディング歪D/A変換部229では、
シェーディングメモリ227に記憶されているディジタ
ル信号をアナログ信号に変換し、2値スライスレベル作
成部231では、スライスレベルを作成する。2値スラ
イス部233は、スライスレベルとアンプ223からの
信号を比較して映像データ237を作成する。
ここで、シェーディング歪D/A変換部229からの出
力信号は、スライスレベル振幅検出部211にも導かれ
る。
また、タイミング制御部235はそれぞれの動作タイミ
ングを調整する。
III.実施例の動作 第4図は実施例の検出の原理説明図を示す。
以下、第2図〜第4図を参照する。
いま、原稿269がファクシミリ装置に導入され、原稿
先端検出センサ267で検出されると、タイミング制御
部235からの指示で、読取り板275の白情報がレン
ズ277を介してCCD221で読み取られる。
CCD221で読み取られた信号はアンプ223で増幅
され、シェーディング歪A/D変換部225を介してシ
ェーディングメモリ227に記憶される。
次に、タイミング制御部235からの指示により、シェ
ーディングメモリ227に記憶された内容が読み出さ
れ、シェーディング歪D/A変換部229を介して2値
スライスレベル作成部231に入力される。
2値スライスレベル作成部231では、読取り波形35
1にある一定定数を掛けて、スライスレベル353を作
成する。第4図(b)に示すように、原稿が斜行して読
取りライン273と交差すると(C点)、原稿の黒情報
あるいは原稿端の影が読み取られるので、反射光が減衰
しC点に対応するスライスレベル353の波形が下が
る。
スライスレベル振幅検出部211では、スライスレベル
353の最大値から最小値を引いて振幅値とし、この振
幅値が実験等で求められた基準値より大きいときは、原
稿が斜行していると判定して、警報信号239を出力す
る。
第4図(a)に示すように原稿が斜行していなければ、
2値スライス部233では、CCD221で読み取った
読取りライン273の信号と、2値スライスレベル作成
部231で作成されたスライスレベル353を比較す
る。そして、スライスレベル353より大きな信号は、
反射が大であるから白、他の場合は黒とみなし、映像デ
ータ237が出力される。
IV.実施例のまとめ このように、2値スライスレベル作成部231で作成さ
れたスライスレベル353の振幅値の大小によって、原
稿の斜行を検出する。
従って、原稿が斜行していることを知らずに送信してし
まうことがなく、そのことによる手間と費用が省略でき
る。
V.発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、ファクシミ
リ装置の原稿斜行検出方式を考えたが、この他にも文
字,図形情報を光を利用して読み取る装置に本発明は適
用できる。
また、「I.実施例と第1図との対応関係」において、
第1図と本発明との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、各種の変形態様があることは当
業者であれば容易に推考できるであろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、原稿の白黒を決める
ためのスライスレベル波形の振幅値から原稿の斜行を判
定することができるので、実用的には極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原稿斜行検出方式の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例による原稿斜行検出方式の機
構図、 第3図は本発明の一実施例による原稿斜行検出方式の構
成ブロック図、 第4図は本発明の実施例による原稿斜行検出方式の原理
説明図、 第5図は従来例の機構図である。 図において、 111は振幅検出手段、 113は斜行判定手段、 211はスライスレベル振幅検出部、 221はCCD、 223はアンプ、 225はシェーディング歪A/D変換部、 227はシェーディングメモリ、 229はシェーディング歪D/A変換部、 231は2値スライスレベル作成部、 233は2値スライス部、 235はタイミング制御部、 237は映像データ、 239は警報信号、 261は自動給紙ローラ、 263は送りローラ、 265は原稿検出センサ、 267は原稿先端検出センサ、 269は原稿、 271は蛍光灯、 273は読取りライン、 277はレンズ、 351は読取り波形、 353はスライスレベルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の白黒を決めるためのスライスレベル
    波形が導入され、その波形の振幅を検出する振幅検出手
    段(111)と、 振幅検出手段(111)で検出された振幅値を基準値と
    比較することにより、原稿の斜行を判定する斜行判定手
    段(113)と、 を具え、白黒を決めるためのスライスレベル波形から原
    稿の斜行の判定ができるように構成したことを特徴とす
    る原稿斜行検出方式。
JP61222986A 1986-09-20 1986-09-20 原稿斜行検出方式 Expired - Lifetime JPH0644793B2 (ja)

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JP2009181594A (ja) * 2009-05-18 2009-08-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置

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JP2513291B2 (ja) * 1989-01-23 1996-07-03 日本電気株式会社 ファクシミリ送信機

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