JPH02144353A - 帳票搬送制御装置 - Google Patents

帳票搬送制御装置

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JPH02144353A
JPH02144353A JP2514189A JP2514189A JPH02144353A JP H02144353 A JPH02144353 A JP H02144353A JP 2514189 A JP2514189 A JP 2514189A JP 2514189 A JP2514189 A JP 2514189A JP H02144353 A JPH02144353 A JP H02144353A
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古屋 勝彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明のl」的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的文字読取装置に使用される帳票
搬送制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば光学的文字読取装置には、読取対象の帳票
をスキャナ(光学的走査部)まで1枚づつ搬送するため
の帳票搬送装置が設けられている。このような帳票搬送
装置の中には、帳票が一度に2枚以上重なって搬送され
ること(重ね搬送)を防止するための搬送制御装置が設
けられたものがある。
この搬送制御装置は透過型の光電検出器を備えており、
この光電検出器の透過光を使用して重ね搬送を検出して
いる。具体的には、光量検出器の発光器から発光された
光が搬送される帳票により遮断された際に、その透過光
が光電検出器の受光器に受光されると、この受光器から
透過光量に応じた検出信号(電気信号)が出力される。
搬送制御装置は最初の1枚目の帳票が搬送された際に、
その透過光量の最大値を帳票の紙厚とみなした基準値と
する。そして、2枚目以降の帳票の搬送の際に、前記基
準値を外れた所定の許容範囲外の透過光量の場合に、重
ね搬送が発生したと検出する。
しかしながら、前記のような検出方式では、透過光量の
最大値を紙厚の基準値として使用しているため、搬送対
象の帳票の両面に対して黒色禁止帯を設けるなど、誤動
作が発生しないように帳票設計上の制限を行なう必要が
ある。即ち、帳票の表面に例えば写真等が印刷されてい
る場合、その写真+6に対する透過光ff1(白紙の場
合より低レベルの光量)の最大値が基準値となることが
ある。
このため、この写真等に対する透過光量が基準値として
使用されると、正常な1枚送り(1枚搬送)の場合でも
、重ね搬送の発生を検出するような誤動作が起こる。
このような欠点を解消するために、透過光量の最小値を
基準値とする検出方式(特願昭62−292755号)
が提案されており、写真等が印刷された帳票が搬送され
る際の重ね搬送を防止するこのが可能となる。しかし、
この方式では、帳票の両面に黒色間11−帯を設けるよ
うな制限は無くなるが、帳票の重なり部分が少ない2枚
送りが発生した場合には検出が不能となることがある。
また、帳票に使用される用紙の種類は必ずしも一定では
なく、例えば速量(所定の枚数分の重量)が70Kgの
上質紙又は55Kgの上質紙からなる各種の帳票が混在
して使用される場合もある。
速量に応じて帳票の1枚当りの紙厚が異なるため、前記
のように、光電検出器からの透過光量に応じた検出信号
のレベル(電圧レベル)は用紙の速量に応じて変化する
ことになる。このため、最初の1枚目の帳票を検出して
、その透過光量に応じた検出信号のレベルを基準値とし
た場合に、連mの異なる帳票が2枚以」二重なって搬送
される重ね搬送の検出が不可能になる場合がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来、帳票の搬送装置において、重ね搬送を検出するた
めに、2種類の検出方式が提案されているが、搬送対象
の帳票に黒色禁止帯を設ける制限が必要であり、又は帳
票の重なり部分が少ない2枚送りでは検出不可となるた
めに、各帳票のサイズ範囲に制限が必要となる。また、
連mが異なる各種の用紙からなる帳票が混在して使用さ
れる場合には、最初の1枚目の帳票を検出した際の検出
レベルを基準値とする方式では、重ね搬送の検出が不可
能になることがある。
本発明の目的は、例えば黒色禁止帯が設けられた帳票又
は速量が異なる各種の用紙からなる帳票が混在して使用
された場合でも、適正な重ね搬送検出動作により、重ね
搬送を確実に防止することが可能な帳票搬送制御装置を
提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段と作用) 本発明は、帳票を例えば光学的文字読取装置のスキャナ
の位置まで搬送する搬送機構に使用される帳票搬送制御
装置において、搬送対象の帳票に対する透過光量に対応
するディジタルの光量値データに変換するA/D変換手
段、この光量値データにおいて最大の光量値データであ
る1枚の帳票の紙厚における基準透過光量に基づいて帳
票の市ね搬送を検出する第1の重ね搬送検出手段及び最
小の光量値データである1枚の帳票の紙厚における基準
透過光量に基づいて帳票の重ね搬送を検出する第2の重
ね搬送検出手段を備えている。さらに、本発明は搬送さ
れる帳票に関する帳票情報に基づいて、重ね検出動作と
して適正な第1の重ね搬送検出手段又は第2の重ね搬送
検出手段の一方を選択的に動作させる制御手段を備えて
いる。
さらに、本発明は、光電検出手段から出力される検出信
号に基づいて1枚の前記帳票に対応する基準レベル値を
検出し記憶する基準レベル値検出手段、搬送機構により
搬送された帳票の検出信号のレベルが基準レベル値を越
える状態が帳票の所定の距離範囲で連続して発生する場
合に帳票の重ね搬送を検出する第1の重ね搬送検出手段
及び搬送機構により搬送された帳票の検出信号のレベル
が基準レベル値未満の状態が帳票の所定の距離範囲で連
続して発生する場合に帳票の重ね搬送を検出する第2の
重ね搬送検出手段を備えた搬送制御装置である。
このような構成により、例えば黒色禁止帯が設けられた
帳票又は速量が異なる各種の用紙からなる帳票が混在し
て使用された場合でも、2枚以上の重ね搬送を確実に検
出し、防止することが可能となる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の第1の実施例を説明する。
第1図は同実施例の構成を示すブロック図である。第1
図に示すように、同実施例の帳票搬送制御装置は、光電
検出器10.A/D変換回路11及び第1.第2の2枚
送り(重ね搬送)検出回路12a 、 12bとを備え
ている。光電検出器10は発光器13及び受光器14を
備えており、受光器14が発光器13から発光された光
(透過光)の光量に応じたレベルの電気信号(検出信号
)を出力するように構成されている。A/D変換回路1
1は受光器14から出力される検出信号(アナログ信号
)をディジタル信号の光量値データに変換するための回
路である。
第1及び第2の2枚送り検出回路12a 、 12bは
それぞれマイクロプロセッサからなり、搬送制御部21
により指定された一方が選択的に動作する。
搬送制御部21はホストコンピュータから出力される搬
送対象の帳票20に関する帳票情報に基づいて、第1及
び第2の2枚送り検出回路12a 、 12bに対する
選択的動作制御を行なう。ここで、帳票情報はOCRの
動作に必要なフォーマットコントロール情報の一部とし
て与えられるようにしてもよい。
第1の2枚送り検出回路12aは、第3図のフローチャ
ートに示すような検出動作を実行し、搬送対象である帳
票20の2枚送り状態を検出する回路である。また、第
2の2枚送り検出回路12bは、第4図のフローチャー
トに示すような検出動作を実行し、搬送対象である帳票
20の2枚送り状態を検出する回路である。各2枚送り
検出回路12a。
12bはそれぞれ2枚送り状態を検出すると、エラー信
号Eを光学的文字読取装置(OCR)の制御部15へ出
力する。
ここで、OCRは読取対象の帳票20上を光学的に走査
し、帳票20に記録された文字を電気信号の画像パター
ンデータに変換するための光電変換回路を有するスキャ
ナ16を備えている。制御部15は第1及び第2の2枚
送り検出回路12a 、 12bの一方からエラー信号
Eが転送されると、スキャナ1Gの動作を停止させるよ
うに制御する。
次に、同実施例の動作を説明する。先ず、第2図のステ
ップS1に示すように、OCRの動作制御も兼ねている
ホストコンピュータから搬送対象の帳票20に関する帳
票情報が搬送制御部21へ入力される。この帳票情報は
2枚送り検出方式(I)。
(II)を選択するための情報であり、例えば帳票20
の両面に黒色禁止帯を設ける場合に該当する情報、又は
例えば写真等が印刷された帳票でサイズ範囲が制限され
た場合に該当する情報である。
次に、図示しない搬送機構により、搬送対象(ここでは
OCRの読取対象)の帳票20が1枚づつ送り出されて
、OCRのスキャナ16の位置まで搬送される動作が開
始される(ステップS2)。
帳票20は光電検出器10の発光器13と受光器14と
の間を遮断するように通過して、スキャナ16まで搬送
される。帳票20が発光器13からの光を遮断すると、
受光器14はその透過光量に応じた検出信号を出力する
。A/D変換回路11は受光器14からの検出信号を光
量値データに変換して、第1の2枚送り検出回路12a
又は第2の2枚送り検出回路12bへ出力する。
ここで、搬送制御部21はホストコンピュータから与え
られた帳票情報に基づいて、第1の2枚送り検出回路1
2a又は第2の2枚送り検出回路12bの一方を選択的
に動作させる(ステップS3)。
即ち、搬送対象の帳票20の種類に応じて、例えば帳票
20の両面に写真等の印刷を禁止した黒色禁止帯を設け
た帳票20を搬送する場合には、第1の2枚送り検出回
路12aによる方式(1)の2枚送り検出動作が選択さ
れる(ステップS4)。また、例えば写真等が印刷され
ているが、帳票のサイズが所定の範囲内に統一された帳
票20が搬送される場合には、第2の2枚送り検出回路
12bによる方式(II)の2枚送り検出動作が選択さ
れる(ステップS5)。
ステップS4に示す方式(1)の検出動作が選択される
と、第1の2枚送り検出回路12aは、A/D変換回路
11から出力される光量値データに基づいて、第3図の
フローチャートに示すような2枚送り検出動作を行なう
。即ち、最初の1枚目の帳票20が搬送されると(ステ
ップ511)、透過光量(光量値データ)のサンプリン
グを開始する(ステップ512)。即ち、帳票20が例
えば0.5+aa+搬送される毎に、透過光量値である
光量値データを読込み(ステップ513)、光量値デー
タP1〜Pnからなる光量値テーブルを作成する(ステ
ップ514)。最初の1枚目の帳票20の搬送が終了す
ると(ステップ515)、第1の2枚送り検出回路12
aは作成した光量値テーブルから最大の光量値データP
nを求め、これを1枚の帳票の紙厚における基準光量値
として決定する(ステップ516)。
次に、2枚目の帳票20が搬送されて、前記と同様に光
量値データが入力されると(ステップ517)、第1の
2枚送り検出回路12aは前記と同様に光量値データを
読込み、光量値テーブルを作成する(ステップS18.
319)。この光量値テーブルに基づいて、ステップS
16で決定した基僧光量値データPnに対して所定の許
容範囲内の光量値データからなる新たな光量値テーブル
を作成する。帳票20の搬送が終了すると(ステップ5
20)、新たな光量値テーブルにおける光量値の総和を
算出する(ステップ521)。この総和は1枚分の帳票
20において所定の間隔毎に求めた光量値の総和である
この後、第1の2枚送り検出回路12aは算出した総和
値と予め決定される総和基準値とを比較しくステップ5
22)、その総和値が総和基章値以」−であれば2枚送
り(重ね搬送)が発生したと検出する(ステップ823
)。第1の2枚送り検出回路12aは2枚送りを検出す
ると、エラー信号EをOCRの制御部15へ出力する。
これにより、制御部15はスキャナ16の動作を停止さ
せる制御を行なう(ステップ524)。
一方、第2図のステップS3においてステップS5に示
す方式(II)の検出動作が選択されると、第2の2枚
送り検出回路12bは、A/D変換回路11から出力さ
れる光量値データに基づいて、第4図のフローチャート
に示すような2枚送り検出動作を行なう。即ち、前記方
式(1)の検出動作と同様な処理を行なうが、ステップ
S36において、第2の2枚送り検出回路12bは作成
した光量値テーブルから最小の光量値データPnを求め
、これを1枚の帳票の紙厚における基準光量値として決
定する。
そして、2枚目の帳票20が搬送されて、光量値データ
が入力されると(ステップ537)、第2の2枚送り検
出回路12bは前記と同様に光量値データを読込み、光
量値テーブルを作成する(ステップ338.539)。
この光量値テーブルに基づいて、ステップS36で決定
した基準光量値データPnに対して所定の許容範囲内の
光量値データからなる新たな光量値テーブルを作成する
。帳票20の搬送が終了すると(ステップ540)、新
たな光量値テーブルにおける光量値の総和を算出する(
ステップ541)。
この後、第2の2枚送り検出回路12bは算出した総和
値と予め決定される総和基準値とを比較しくステップ5
42)、その総和値が総和基準値未満であれば2枚送り
(重ね搬送)が発生したと検出する(ステップ543)
。第2の2枚送り検出回路12bは2枚送りを検出する
と、エラー信号EをOCRの制御部15へ出力する。こ
れにより、制御部15はスキャナ16の動作を停止させ
る制御を行なう(ステップ544)。
このようにして、搬送対象の帳票20に関する帳票情報
に基づいて、第1及び第2の2枚送り検出回路12a、
12bのいずれか一方を選択し、適正な検出方式により
2枚送り検出動作を行なう。このため、例えば両面の写
真等の印刷が禁止された黒色禁止帯を設けた帳票を搬送
する場合には、前記方式(1)による2枚送り検出動作
を実行し、−度に2枚以上の帳票が搬送される重ね搬送
を確実に検出することができる。また、表面に写真等が
印刷されているが、サイズが所定の範囲内に制限されて
いる帳票が搬送される場合には、前記方式(11)によ
る2枚送り検出動作を実行し、−度に2枚以−にの帳票
が搬送される重ね搬送を確実に検出することができる。
第5図は本発明の第2の実施例に係わるブロック図であ
る。同実施例では、光電検出器IOから出力される検出
信号(透過光量に応じた信号)を増幅する増幅器30、
この増幅器30の出力信号(電圧信号)と各スライスレ
ベルV sl、 V s2・・・VSnとを比較する比
較器31a〜3In s各比較器31a〜31nの出力
(2値化信号)をラッチするラッチ回路32及びラッチ
回路32にラッチされた信号に基づいて2枚送り(重ね
搬送)を検出し、エラー信号を出力する2枚送り判定制
御部(以下単に判定制御部と称す)33が設けられてい
る。光電検出器lOは、第1図に示すように、発光器1
3及び受光器14を備えており、受光器14から検出信
号を出力する。
次に、第2の実施例の動作を説明する。先ず、帳票が収
納されたホッパから最初の1枚口が取出されて光tUX
険出器IOまで搬送される(第7図のステップS51,
552)。光電検出器10は最初の1攻目の帳票に対す
る透過光量に応じた検出信号を出力する。増幅器30は
光′IIS検出器10からの検出信号を増幅した信号S
を各比較器31a−13nへ出力する。各比較器31a
−13nは、予め設定されるスライスレベルV sl、
 V s2・・・VSnと検出信号Sのレベルとを比較
し、検出信号Sのレベルが低い場合にハイレベルとなる
2値化信号(CA、CB等)を出力する。スライスレベ
ルV sl、 V s2・・・VSnはそれぞれ、帳票
を構成する用紙の速量(例えば72KgのOCR用紙、
70Kg上質紙、55Kg上質紙等)に対応するレベル
であり、即ち帳票の紙厚に対応するレベルである。比較
器31a−13nの各比較結果はラッチ回路32にラッ
チされる。
判定制御部33はラッチ回路32のラッチ状態に応じて
、最初の1攻目」の帳票の紙厚(連最)に対するレベル
判定を行なう(ステップ853)。即ち、第6図に示す
ように、検出信号SとスライスレベルVslとの比較に
より、比較器31aから2値化信号CAのみが出力され
た場合には、判定制御部33は例えば72KgのOCR
用紙であると判定する。
このとき、判定制御部33は、ラッチ回路32のラッチ
状態に応じて、帳票の紙厚が極端に薄い場合や逆に厚い
場合には、搬送エラーやジャムが発生したとして、エラ
ー信号を出力する。エラーでない場合には、判定制御部
33は例えば72Kgの紙厚に相当するレベル値Llを
、最初の1攻目の帳票に対する基準値として設定し、記
憶する(ステッブ553)。このレベル値Llは紙厚が
薄い程小さく、厚い程大きくなる値であるとする。この
場合、判定制御部33は、帳票の所定区間をサンプリン
グし、最多となるレベル値を1枚目のレベル値として設
定する。
次に、2枚目以降の帳票が搬送されると、1枚目の場合
と同様に、検出信号Sと各スライスレベルV sl、 
V s2・・・Vsnとの比較結果が、比較器31a〜
31nから出力される。この場合、第6図に示すように
、例えば比較器31a 、 31bから2値化信号CA
、CBIが出力された場合には、判定制御部33はその
CBIに相当するレベル値LOを設定する。そして、判
定制御部33は前記のように記憶した1枚目のレベル値
L1に所定のマージンA(誤差分)を加算した値rL1
 +AJと2枚目のレベル値LOとを比較する(ステッ
プ554)。この比較結果によりレベル値LOの方が大
きい場合には、判定制御部33は例えば72Kg0紙厚
の帳票が2枚送り(重ね搬送)されたと判定する。判定
制御部33は、2枚送りの判定結果が帳票の搬送が所定
のN0I11の距離だけ連続した場合(ステップ557
)、2枚送りエラーを最終的に確認してエラー信号を出
力する(ステップ558)。このステップS57の判定
処理により、搬送時の帳票のばたつきによるレベル変動
又は帳票の一部の汚れによる誤検出を防止することがで
きる。
ここで、ステップS54の判定処理で2枚送りでない場
合には、判定制御部33は1枚目のレベル値L1から所
定のマージンA(誤差分)を減算した値rLl−AJと
2枚目のレベル値LOとを比較する(ステップ555)
。この比較結果によりレベル値LOの方が小さい場合に
は、判定制御部33は例えば72Kgの紙厚の帳票が最
初に2枚送りされて、その後に1枚毎の帳票が搬送され
たと判定する。この場合でも、帳票の搬送が所定のNn
a+の距離だけ連続した場合(ステップ559)に、判
定制御部33はエラー信号を出力することになる。
なお、第6図に示すように、例えば70 K g 1質
紙の2枚分に相当する検出信号Saが出力された場合に
、比較器31bの比較結果は2値化信号CB2のように
なる。即ち、判定制御部33は、ラッチ回路32にラッ
チされた比較結果CB2の状態により、例えば70 K
 g Ix質紙の2枚分に相当するレベルLOを設定す
ることができる。これにより、判定制御部33は帳票の
1枚当りの紙厚がそれ程違わない場合でも、各紙厚の2
枚送りを検出することが可能である。
このようにして、第2の実施例では、最初の1枚目の帳
票の紙厚に応じた基準レベル値(レベル値Ll)を求め
、この基準レベル値に対して2枚目以降に対応するレベ
ル値が許容範囲より大きいか又は小さい状態が所定の搬
送距離だけ連続する場合には、2枚送りが発生したと判
定される。したがって、紙厚の異なる帳票が混在して搬
送される場合でも、最初の1枚目の状態と2枚目以降の
状態との相違から、2枚送り搬送(重ね搬送)を確実に
検出することができる。さらに、搬送時の帳票のばたつ
きによるレベル変動又は帳票の一部の汚れによる誤検出
を防止することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、例えば黒色禁止帯
に関する制限及び各帳票のサイズ範囲に関する制限等の
帳票情報に基づいて、搬送対象の帳票の種類に応じた導
圧な検出方式により重ね搬送検出動作を確実に行なうこ
とができる。また、紙厚の異なる帳票が混在して搬送さ
れる場合でも、重ね搬送を確実に検出することができる
。さらに、搬送時の帳票のばたつきによるレベル変動又
は帳票の一部の汚れによる誤検出を防止することができ
る。これにより、結果的に帳票の重ね搬送を事前に防止
して、例えば光学的文字読取装置を安定に動作させるこ
とが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる帳票搬送制御装
置の構成を示すブロック図、第2図は同実施例の基本的
動作を説明するためのフローチャー1、第3図及び第4
図はそれぞれ同実施例の2枚送り検出動作を説明するた
めのフローチャート、第5図は本発明の第2の実施例に
係わるブロック図、第6図は第2の実施例の動作を説明
するためのタイミングチャート、第7図は第2の実施例
の動作を説明するためのフローチャートである。 10・・・光電検出器1O112a 、 12b・・・
2枚送り検出回路、21・・・搬送制御部、31a〜3
1n・・・比較器、33・・・2枚送り判定制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送対象の帳票を目標位置まで搬送する搬送機構
    と、 この搬送機構により搬送される前記帳票に対して発光さ
    れた際の透過光量に応じた検出信号を出力する光電検出
    手段と、 この光電検出手段から出力される検出信号の透過光量を
    ディジタルの光量値データに変換するA/D変換手段と
    、 このA/D変換手段から出力される光量値データに基づ
    いて最大の光量値データを1枚の帳票の紙厚における基
    準透過光量として決定し、この基準透過光量に基づいて
    前記搬送機構により搬送される帳票の重ね搬送を検出す
    る第1の重ね搬送検出手段と、 前記A/D変換手段から出力される光量値データに基づ
    いて最小の光量値データを1枚の帳票の紙厚における基
    準透過光量として決定し、この基準透過光量に基づいて
    前記搬送機構により搬送される帳票の重ね搬送を検出す
    る第2の重ね搬送検出手段と、 前記搬送機構により搬送される帳票に関する帳票情報に
    基づいて重ね搬送検出動作として適正な前記第1の重ね
    搬送検出手段又は前記第2の重ね搬送検出手段の一方を
    選択的に動作させる制御手段とを具備したことを特徴と
    する帳票搬送制御装置。
  2. (2)搬送対象の帳票を目標位置まで搬送する搬送機構
    と、 この搬送機構により搬送される前記帳票に対して発光さ
    れた際の透過光量に応じた検出信号を出力する光電検出
    手段と、 この光電検出手段から出力される検出信号に基づいて1
    枚の前記帳票に対応する基準レベル値を検出し、記憶す
    る基準レベル値検出手段と、前記搬送機構により搬送さ
    れた前記帳票の検出信号のレベルが前記基準レベル値を
    越える状態が前記帳票の所定の距離範囲で連続して発生
    する場合に帳票の重ね搬送を検出する第1の重ね搬送検
    出手段と、 前記搬送機構により搬送された前記帳票の検出信号のレ
    ベルが前記基準レベル値未満の状態が前記帳票の所定の
    距離範囲で連続して発生する場合に帳票の重ね搬送を検
    出する第2の重ね搬送検出手段とを具備したことを特徴
    とする帳票搬送制御装置。
JP1025141A 1988-05-11 1989-02-03 帳票搬送制御装置 Expired - Lifetime JP2916159B2 (ja)

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JP11385688 1988-05-11
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