JP3405068B2 - 紙葉類判別装置及びその判別方法 - Google Patents

紙葉類判別装置及びその判別方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送路の全幅を走査
して搬送路上を搬送された紙葉類のイメージを読取る読
取り手段と搬送路上を搬送された紙葉類の特徴を検知す
る検知手段とを備え搬送路上を搬送された紙葉類の判別
を行う紙葉類判別装置及びその判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の現金自動取引装置等に搭載されて
いる紙葉類判別装置では、搬送路上を搬送される紙葉類
が有する複数の特徴をそれぞれの特徴を検知することが
できる複数の検知手段で検知し、各検知手段の検知結果
とそれぞれの特徴の判別基準とを比較することによりそ
の紙葉類の状態の判別を行っていた。これに対して、特
開平7−272041号公報に開示されている判別装置
のように、少なくとも2種類以上の紙葉類の特徴を順次
検知してそれぞれを紙葉類の所定エリア毎に分割してテ
ーブルに格納し、各特徴毎の判別テーブルを参照してエ
リア毎に互いの相関をとって紙葉類を判別することによ
り判別精度を高めていた。
【0003】また、特開平4−87673号公報には、
搬送路上の移動距離を求めるエンコーダと紙葉類を検知
する検知手段を設けて紙葉類のジャムを検出するものが
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】銀行等に設置されてい
る現金自動取引装置等に搭載されている紙葉類判別装置
では、正常な状態で搬送された紙葉類の状態(枚数、種
類、破損の有無等)を高精度に判別するとともに、現金
自動取引装置内の紙葉類の在高を管理するために正常な
状態で搬送された紙葉類のみならず重送のように異常な
状態で搬送された紙葉類も枚数などを判別する必要があ
り、そのためには、検知した特徴と紙葉類の塊の中での
検知位置とを対応付けておく必要がある。しかし、上記
従来技術では、検知した紙葉類の特徴データを紙葉類の
所定エリア毎に分割してテーブルに格納しており、紙葉
類が正常な状態で搬送された場合は判別することはでき
るが、紙葉類が異常な状態で搬送された場合には搬送さ
れた紙葉類の塊のどの部分で特徴データが検知されたか
が明確でないため紙葉類の状態を正確に判別することが
できないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、正常な状態で搬送された
紙葉類のみならず、異常な状態で搬送された紙葉類の状
態も正確に判別することができる紙葉類判別装置及びそ
の判別方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、搬送路の回
転軸に取り付けたエンコーダと、前記エンコーダのパル
スに同期して、前記搬送路上を搬送された紙葉類の特徴
を検知する特徴検知手段とを備える紙葉類判別装置にお
いて、前記エンコーダのパルスに基づき搬送路の全幅を
走査して搬送路上を搬送された紙葉類を検出してイメー
ジを読取る読取り手段を設け、前記読取り手段が前記紙
葉類を検出するまで常に前記読取り手段が走査している
ラインの1ライン前のデータもしくは複数ライン前まで
のデータを記憶する一時記憶手段と、前記読取り手段が
紙葉類を検出すると前記一時記憶手段に記憶したデータ
と前記読取り手段が読取ったデータから前記紙葉類のイ
メージを合成する合成手段と、前記読取り手段が紙葉類
を検出した1ライン前のデータもしくは複数ライン前の
データを読取った第3のタイミングを記憶する第3の記
憶手段と、前記特徴検知手段が前記紙葉類の特徴を検知
した第2のタイミングを記憶する第2の記憶手段と、前
記第3の記憶手段に記憶した第3のタイミングと第2の
記憶手段に記憶した第2のタイミングと前記読取り手段
と前記特徴検知手段の設置間隔とから前記合成手段が合
成した紙葉類のイメージに前記特徴検知手段が検知した
紙葉類の特徴を重ね合わせる融合手段と、前記融合手段
が生成したイメージに基づいて前記紙葉類の状態を判別
する判別手段を有することにより達成される。
【0007】また、上記目的は、搬送路の回転軸に取り
付けたエンコーダのパルスに同期して、前記搬送路上を
搬送された紙葉類の特徴を検知し紙葉類の状態を判別す
る紙葉類判別装置の判別方法において、前記エンコーダ
のパルスに基づき読取り手段が前記紙葉類の検出とイメ
ージの読取りを行い、前記読み取り手段が前記紙葉類を
検出するまで走査しているラインの1ライン前のイメー
ジデータもしくは複数ライン前のイメージデータを読取
った第3のタイミングと1ライン前もしくは複数ライン
前までのイメージデータを記憶し、前記記憶したイメー
ジデータと現在読取ったイメージデータから前記紙葉類
のイメージを合成し、前記特徴を検知した第2のタイミ
ングと前記第3のタイミングと、前期イメージ読取りと
前期特徴の検知との間隔とから前期合成したイメージに
前記検出した特徴を重ね合わせ、前記特徴が重ね合わさ
れたイメージに基づいて前記紙葉類の状態を判別するこ
とにより達成される。
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により説明
する。図1は本発明を適用してなる一実施例の紙葉類判
別装置の構成図である。搬送路1上を紙葉類2が矢印の
方向に搬送され、エンコーダ3が搬送路1の回転軸に連
結されている。読取り手段4はエンコーダ3のパルスに
同期して搬送路1の全幅を走査して搬送路1上を搬送さ
れた紙葉類2を検出してイメージを読取り、特徴検知手
段5はエンコーダ3のパルスに同期して搬送路1上を搬
送された紙葉類2の特徴を検知する。
【0011】ここで、紙葉類2の特徴とは、紙葉類上の
模様や発光色、すかし及び磁気印刷部の他に紙葉類の厚
み等に関する状態をさしている。なお、特徴を検出する
センサとしては、透過、叉は反射型の光センサや超音波
センサ、磁気センサ等の他に、紙葉類の厚さはローラ等
を用いて変位を検出するように構成したものを用いても
良い。
【0012】第1の記憶手段6は読取り手段4が紙葉類
2を検出したタイミングを記憶し、第2の記憶手段7は
特徴検知手段5が紙葉類2の特徴を検知したタイミング
を記憶する。融合手段8は第1の記憶手段6及び第2の
記憶手段7に記憶したタイミングの差と読取り手段4と
特徴検知手段5の設置間隔とから読取り手段4が読取っ
た紙葉類2のイメージ上に特徴検知手段5が検知した紙
葉類2の特徴を重ね合わせる。判別手段9は融合手段8
が生成したイメージに基づいて紙葉類2の状態を判別す
るように構成した。ここで、紙葉類の状態とは、例えば
紙葉類の種類、枚数、紙葉類の劣化の状態等をいう。
【0013】このように構成される図1の実施例の装置
の動作を図2の処理フローを示す図を用いて説明する。
図示しない現金自動取引装置等の紙葉類集積部から紙葉
類2が繰り出され搬送路1上を図1に示す矢印の方向に
搬送されてくると読取り手段4は搬送路1の全幅の走査
を開始し(ステップ100)、走査を紙葉類2を検出す
るまで繰り返す(ステップ101)。読取り手段4が紙
葉類2を検出すると、第1の記憶手段6は読取り手段4
が紙葉類2を検出したタイミングとしてエンコーダ3の
パルス数のカウント値を記憶し(ステップ102)、読
取り手段4は搬送路1を走査して紙葉類2のイメージの
読取りを行う(ステップ103)。
【0014】このエンコーダ3のパルス数のカウントは
図示していない全体制御手段が行う。さらに紙葉類2が
矢印の方向に搬送されて特徴検知手段5が紙葉類2の特
徴を検知すると(ステップ104)、第2の記憶手段7
は特徴検知手段5が紙葉類2の特徴を検知したタイミン
グとしてエンコーダ3のパルス数のカウント値を記憶す
る(ステップ105)。その後、融合手段8が第1の記
憶手段6に記憶した読取り手段4が紙葉類2を検出した
タイミングと第2の記憶手段7に記憶した特徴検知手段
5が紙葉類2の特徴を検知したタイミングの差と読取り
手段4と特徴検知手段5が設置されている間を紙葉類2
を搬送するために必要な時間とから紙葉類2上での読取
り手段4が紙葉類を検出した位置からの特徴を検知した
位置を求めて読取り手段4が読取った紙葉類2のイメー
ジ上に特徴検知手段5が検知した紙葉類2の特徴を重ね
合わせる(ステップ106)。
【0015】この概要を図3及び図4に示す例を用いて
説明する。図3は紙葉類2に読取り手段4では検知でき
ない蛍光発光や磁気印刷がある場合の例を示す。(a)
は読取り手段4が読取った紙葉類2のイメージであり、
(b)は特徴検知手段5が検知した紙葉類2の特徴であ
る。(c)は紙葉類2の図柄の位置に特徴を重ね合わせ
たときの概念図であり、実際の情報としては特徴がイメ
ージ上のどこに存在するかを記憶する。また、図4は紙
葉類2と紙葉類20が重なって搬送された場合の例を示
す。
【0016】(a)は読取り手段4が読取った紙葉類2
と紙葉類20の塊のイメージであり、(b)は紙葉類の
塊の厚さの情報である(この例では、紙葉類が1枚の時
はこの検出器の出力としては何もない場合と同じく出力
が出ないように設定されている)。(c)は紙葉類の塊
のイメージに厚さの情報を重ね合わせたときの概念図で
あり、実際の情報としてはイメージ上のどこからどこま
での厚みが厚いかを、図では斜線の部分の厚みが厚いこ
とを記憶する。次に、判別手段9が融合手段8が生成し
た特徴検知手段5が検知した特徴を重ね合わせた紙葉類
2のイメージに基づいて紙葉類2を判別する(ステップ
107)。ステップ104で特徴検知手段5が紙葉類2
の特徴を検知できなかった場合は読取り手段4が読取っ
た紙葉類2のイメージに何も重ね合わせないでステップ
107で紙葉類2の状態の判別を行う。
【0017】本実施例によれば、紙葉類のイメージ上で
特徴の存在する位置を把握することができるのでイメー
ジに基づいて存在すると予測される特徴と実際に検知さ
れた特徴を照合することにより正確に紙葉類の状態(正
常状態か異常状態か)を判別することができるという効
果がある。
【0018】次に、本発明を他の実施例により説明す
る。図5は本発明を適用してなる他の実施例の紙葉類判
別装置の構成図である。図1と符号が同じものは図1と
同じ機能を有するので一部説明を省略する。
【0019】一時記憶手段10は読取り手段4が紙葉類
2を検出するまで常に読取り手段4が走査しているライ
ンの1ライン前のデータもしくは複数ライン前までのデ
ータを記憶し、合成手段11は読取り手段4が紙葉類2
を検出すると一時記憶手段10に記憶したデータと読取
り手段4が読取ったデータから紙葉類2のイメージを合
成する。第3の記憶手段12は読取り手段4が紙葉類2
を検出した1ライン前のデータもしくは複数ライン前の
データを読取ったタイミングを記憶する。第2の記憶手
段7は特徴検知手段5が紙葉類2の特徴を検知したを記
憶しており、融合手段8は第3の記憶手段12及び第2
の記憶手段7に記憶したタイミングの差と読取り手段4
と特徴検知手段5の設置間隔とから合成手段11が合成
した紙葉類2のイメージ上に特徴検知手段5が検知した
紙葉類2の特徴を重ね合わせる。判別手段9は融合手段
8が生成したイメージに基づいて紙葉類2を判別するこ
のように構成される図5の実施例の装置の動作を図6の
処理フローを示す図を用いて説明する。図示しない現金
自動取引装置等の紙葉類集積部から紙葉類2が繰り出さ
れ搬送路1上を図5に示す矢印の方向に搬送されてくる
と読取り手段4は搬送路1の全幅の走査を開始し(ステ
ップ200)、一時記憶手段10が常に読取り手段4が
走査しているラインの1ライン前のデータもしくは複数
ライン前までのデータを記憶する(ステップ201)。
【0020】これを読取り手段4が紙葉類2を検出する
まで繰り返す(ステップ202)。読取り手段4が紙葉
類2を検出すると、第3の記憶手段12は読取り手段4
が紙葉類2を検出した1ライン前のデータもしくは複数
ライン前のデータを読取ったタイミングとしてエンコー
ダ3のパルス数のカウント値を記憶し(ステップ20
3)、読取り手段4は搬送路1を走査して紙葉類2のイ
メージの読取りを行う(ステップ204)。
【0021】このエンコーダ3のパルス数のカウントは
図示していない全体制御手段が行う。次に、合成手段1
1が読取り手段4が一時記憶手段10に記憶したデータ
と読取り手段4が読取ったデータから紙葉類2のイメー
ジを合成する(ステップ205)。この読取り及び合成
の概要を図7に示す例を用いて説明する。読取り手段4
は走査ライン上に長さL以上の紙が存在すると紙葉類2
が搬送されてきたものと判断する。紙葉類2が斜行して
搬送されると走査ライン上に紙葉類2が存在しても走査
ライン上に存在する長さがLになるまでは紙葉類2の先
端は検出されない。
【0022】そこで、無視される最大の長さL/2走査
の間隔をWで除した商+1だけのライン数分前のデータ
を記憶し、一時記憶手段10に記憶した紙葉類21のデ
ータと読取り手段4が紙葉類2を検出した後に読取った
紙葉類2のデータを合成手段11で合成することにより
紙葉類2の正確なイメージを生成する。
【0023】さらに紙葉類2が矢印の方向に搬送されて
検知手段5が紙葉類2の特徴を検知すると(ステップ2
06)、第2の記憶手段7は特徴検知手段5が紙葉類2
の特徴を検知したタイミングとしてエンコーダ3のパル
ス数のカウント値を記憶する(ステップ207)。
【0024】その後、融合手段8が第3の記憶手段12
に記憶した読取り手段4が紙葉類2を検出した1ライン
前のデータもしくは複数ライン前のデータを読取ったタ
イミングと第2の記憶手段7に記憶した特徴検知手段5
が紙葉類2の特徴を検知したタイミングの差と読取り手
段4と特徴検知手段5が設置されている間を紙葉類2を
搬送するために必要な時間とから紙葉類2の先端からの
特徴を検知した位置を求めて合成手段11が合成した紙
葉類2のイメージ上に特徴検知手段5が検知した紙葉類
2の特徴を重ね合わせる(ステップ208)。
【0025】この概要は図2の場合と同様である。次
に、判別手段9が融合手段8が生成した特徴検知手段5
が検知した特徴を重ね合わせた紙葉類2のイメージに基
づいて紙葉類2を判別する(ステップ209)。ステッ
プ206で特徴検知手段5が紙葉類2の特徴を検知でき
なかった場合は合成手段11で合成した紙葉類2のイメ
ージに何も重ね合わせないでステップ209で紙葉類2
の判別を行う。
【0026】本実施例によれば、読取り手段が読取り可
能な紙葉類の全てのイメージを確実に読取ることができ
るので紙葉類のイメージ上で特徴の存在する正確な位置
を把握することによりができ、イメージに基づいて存在
すると予測される特徴と実際に検知された特徴を照合す
ることにより正確に紙葉類を判別することができるとい
う効果がある。
【0027】また、本実施例によれば、1枚の異常な紙
葉類であるのか複数枚の紙葉類が異常に搬送されたのか
を判別できるという効果がある。
【0028】本実施例の各タイミングとしてエンコーダ
のパルス数のカウント値をそれぞれ記憶したが、第1の
タイミング又は第3のタイミングでカウンタを0クリア
し、その後のパルス数のカウント値を第2のタイミング
として記憶しても良く、紙葉類の先端が特徴検知手段に
到達してから特徴が検知されるまでに紙葉類が搬送され
た距離がわかればよい。
【0029】また、読取り手段は透過型でも反射型でも
よく、搬送方向で特徴検知手段の上流側に設置すること
が望ましいが、下流側に設置してもよく、この場合はイ
メージの読取り処理と特徴の検知処理を逆にし、読取り
手段で紙葉類を検知した位置から逆算して特徴を検知し
た位置を求めることにより同様に紙葉類を正確に判別す
ることができる。
【0030】また、本実施例では特徴検知手段を1個と
したが、これな限るものではなく、複数の場合も同様に
その特徴が検出されたタイミングを記憶して紙葉類のイ
メージ上に重ね合わせることにより紙葉類を正確に判別
することができる。
【0031】また、本実施例の全体処理は紙葉類集積部
から紙葉類が繰り出されてから紙葉類が紙葉類判別装置
に到達するまでに開始すればどのタイミングで開始して
もよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、エンコーダのパルスに
基づき紙葉類のイメージ上の正確な位置に紙葉類の特徴
を重ね合わせて判別するので、正常な状態で搬送された
紙葉類のみならず、異常な状態で搬送された紙葉類も正
確に判別することができる。
【0033】また、読取り手段で読取り可能な紙葉類の
イメージを確実に読取ることができるので、紙葉類の状
態を正確に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる一実施例の紙葉類判別装
置の構成図
【図2】本発明を適用してなる一実施例の紙葉類判別装
置の処理フローを示す図
【図3】紙葉類のイメージと特徴の例を示す図
【図4】紙葉類のイメージと特徴の他の例を示す図
【図5】本発明を適用してなる他の実施例の紙葉類判別
装置の構成図
【図6】本発明を適用してなる他の実施例の紙葉類判別
装置の処理フローを示す図
【図7】紙葉類のイメージの例を示す図
【符号の説明】
3…エンコーダ、4…読取り手段、5…特徴検知手段、
6…第1の記憶手段、7…第2の記憶手段、8…融合手
段、10…一時記憶手段、11…合成手段、12…第3
の記憶手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加古 豊 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 大熊 康雄 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 小西 義治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (56)参考文献 特開 平5−46842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 7/00 - 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路の回転軸に取り付けたエンコーダ
    と、前記エンコーダのパルスに同期して、前記搬送路上
    を搬送された紙葉類の特徴を検知する特徴検知手段とを
    備える紙葉類判別装置において、 前記エンコーダのパルスに基づき搬送路の全幅を走査し
    て搬送路上を搬送された紙葉類を検出してイメージを読
    取る読取り手段を設け、前記読取り手段が前記紙葉類を
    検出するまで常に前記読取り手段が走査しているライン
    の1ライン前のデータもしくは複数ライン前までのデー
    タを記憶する一時記憶手段と、前記読取り手段が紙葉類
    を検出すると前記一時記憶手段に記憶したデータと前記
    読取り手段が読取ったデータから前記紙葉類のイメージ
    を合成する合成手段と、前記読取り手段が紙葉類を検出
    した1ライン前のデータもしくは複数ライン前のデータ
    を読取った第3のタイミングを記憶する第3の記憶手段
    と、前記特徴検知手段が前記紙葉類の特徴を検知した第
    2のタイミングを記憶する第2の記憶手段と、前記第3
    の記憶手段に記憶した第3のタイミングと第2の記憶手
    段に記憶した第2のタイミングと前記読取り手段と前記
    特徴検知手段の設置間隔とから前記合成手段が合成した
    紙葉類のイメージに前記特徴検知手段が検知した紙葉類
    の特徴を重ね合わせる融合手段と、前記融合手段が生成
    したイメージに基づいて前記紙葉類の状態を判別する判
    別手段を有することを特徴とする紙葉類判別装置。
  2. 【請求項2】搬送路の回転軸に取り付けたエンコーダの
    パルスに同期して、前記搬送路上を搬送された紙葉類の
    特徴を検知し紙葉類の状態を判別する紙葉類判別装置の
    判別方法において、 前記エンコーダのパルスに基づき読取り手段が前記紙葉
    類の検出とイメージの読取りを行い、前記読み取り手段
    が前記紙葉類を検出するまで走査しているラインの1ラ
    イン前のイメージデータもしくは複数ライン前のイメー
    ジデータを読取った第3のタイミングと1ライン前もし
    くは複数ライン前までのイメージデータを記憶し、前記
    記憶したイメージデータと現在読取ったイメージデータ
    から前記紙葉類のイメージを合成し、前記特徴を検知し
    た第2のタイミングと前記第3のタイミングと、前期イ
    メージ読取りと前期特徴の検知との間隔とから前期合成
    したイメージに前記検出した特徴を重ね合わせ、前記特
    徴が重ね合わされたイメージに基づいて前記紙葉類の状
    態を判別することを特徴とする紙葉類判別装置の判別方
    法。
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