JPH07228389A - 画像読取装置の原稿重送検知装置 - Google Patents
画像読取装置の原稿重送検知装置Info
- Publication number
- JPH07228389A JPH07228389A JP1975194A JP1975194A JPH07228389A JP H07228389 A JPH07228389 A JP H07228389A JP 1975194 A JP1975194 A JP 1975194A JP 1975194 A JP1975194 A JP 1975194A JP H07228389 A JPH07228389 A JP H07228389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- paper thickness
- paper
- detection
- double feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2553/00—Sensing or detecting means
- B65H2553/40—Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
- B65H2553/41—Photoelectric detectors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2553/00—Sensing or detecting means
- B65H2553/40—Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
- B65H2553/41—Photoelectric detectors
- B65H2553/414—Photoelectric detectors involving receptor receiving light reflected by a reflecting surface and emitted by a separate emitter
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、画像読取装置の原稿重送検知装置
に関し、搬送中の原稿の変位量を正確に捉えるようにし
て、原稿の紙厚の検出精度を向上させることができ、原
稿の重送を確実に検知することができる画像読取装置の
原稿重送検知装置を提供することを目的としている。 【構成】 原稿Ｐの搬送路25ｂを挟んで配設された紙厚
検知センサ34、35によって紙厚Ｐの紙厚を検知してい
る。
に関し、搬送中の原稿の変位量を正確に捉えるようにし
て、原稿の紙厚の検出精度を向上させることができ、原
稿の重送を確実に検知することができる画像読取装置の
原稿重送検知装置を提供することを目的としている。 【構成】 原稿Ｐの搬送路25ｂを挟んで配設された紙厚
検知センサ34、35によって紙厚Ｐの紙厚を検知してい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置の原稿重
送検知装置に関し、詳しくは、スキャナー、自動原稿搬
送装置、複写機、ファクシミリ装置、プリンター装置等
に適用可能で、原稿の重送を検知することができる画像
読取装置の原稿重送検知装置に関する。
送検知装置に関し、詳しくは、スキャナー、自動原稿搬
送装置、複写機、ファクシミリ装置、プリンター装置等
に適用可能で、原稿の重送を検知することができる画像
読取装置の原稿重送検知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の画像読取装置の原稿重送
検知装置としては、例えば、図３〜５に記載されたよう
なものが知られている。図３において(本図は特開昭６
０−１４４２５６号公報参照)、１、２は図示しない原
稿給紙トレイからの原稿Ｐが案内される上ガイド、下ガ
イド板であり、該ガイド板１、２に案内される原稿Ｐは
搬送ローラ３、４に挟持されて図示しない画像読取部が
配設された上ガイド板５および下ガイド板６に案内され
るようになっている。
検知装置としては、例えば、図３〜５に記載されたよう
なものが知られている。図３において(本図は特開昭６
０−１４４２５６号公報参照)、１、２は図示しない原
稿給紙トレイからの原稿Ｐが案内される上ガイド、下ガ
イド板であり、該ガイド板１、２に案内される原稿Ｐは
搬送ローラ３、４に挟持されて図示しない画像読取部が
配設された上ガイド板５および下ガイド板６に案内され
るようになっている。
【０００３】搬送ローラ３は板ばねからなる支持部材７
によって搬送ローラ４に当接、離隔可能に支持されてお
り、この支持部材７の上方には紙厚検知センサ８が配設
され、この紙厚検知センサ８は支持部材７の移動量を検
知して図示しない制御装置に検知情報を出力するように
なっている。制御装置はこの紙厚検知センサ８からの検
知情報に基づき、支持部材７を検知し、これに基づいて
原稿の重送を検知するようになっている。具体的に、原
稿の先端部の一定長さを基準値とし、先端部から後端部
までの一定長さの平均値が前記基準値と差がある場合に
原稿が重送されているものと判断する。
によって搬送ローラ４に当接、離隔可能に支持されてお
り、この支持部材７の上方には紙厚検知センサ８が配設
され、この紙厚検知センサ８は支持部材７の移動量を検
知して図示しない制御装置に検知情報を出力するように
なっている。制御装置はこの紙厚検知センサ８からの検
知情報に基づき、支持部材７を検知し、これに基づいて
原稿の重送を検知するようになっている。具体的に、原
稿の先端部の一定長さを基準値とし、先端部から後端部
までの一定長さの平均値が前記基準値と差がある場合に
原稿が重送されているものと判断する。
【０００４】図４は一般的な紙厚検知センサの原理を示
すものである。紙厚検知センサは本体11内に収納された
発光素子12および位置検出素子13から構成されており、
本体11のスリット11ａを介して発光素子12からガイド板
14側に照射された光の反射光を位置検出素子13で検出す
ることによって原稿Ｐの厚さを検知するようになってい
る。
すものである。紙厚検知センサは本体11内に収納された
発光素子12および位置検出素子13から構成されており、
本体11のスリット11ａを介して発光素子12からガイド板
14側に照射された光の反射光を位置検出素子13で検出す
ることによって原稿Ｐの厚さを検知するようになってい
る。
【０００５】例えば、原稿無しの場合には、反射光がＳ
1となり、原稿Ｐ1が１枚の場合には、反射光がＳ2とな
ってＳ1に対して厚さｔ1の位置で位置検出素子13に反射
光が入光される。また、原稿Ｐ1およびＰ2が重送される
場合には、反射光がＳ3となってＳ2に対して厚さがｔ2
の位置で位置検出素子13に反射光が入光されることによ
り、原稿Ｐの重送が検知されるようになっている。
1となり、原稿Ｐ1が１枚の場合には、反射光がＳ2とな
ってＳ1に対して厚さｔ1の位置で位置検出素子13に反射
光が入光される。また、原稿Ｐ1およびＰ2が重送される
場合には、反射光がＳ3となってＳ2に対して厚さがｔ2
の位置で位置検出素子13に反射光が入光されることによ
り、原稿Ｐの重送が検知されるようになっている。
【０００６】一方、図５では(本図は特開昭６３−２５
８３４６号公報参照)、搬送ローラ３、４に挟持されて
上ガイド板17および下ガイド板18に搬送された原稿Ｐの
紙厚を図４と同様の原理を有する紙厚検知センサ19によ
って検知することによって原稿Ｐの重送を検知するよう
になっている。なお、図５において20は原稿押えマイラ
ーである。
８３４６号公報参照)、搬送ローラ３、４に挟持されて
上ガイド板17および下ガイド板18に搬送された原稿Ｐの
紙厚を図４と同様の原理を有する紙厚検知センサ19によ
って検知することによって原稿Ｐの重送を検知するよう
になっている。なお、図５において20は原稿押えマイラ
ーである。
【０００７】また、その他の技術としては、特開平５−
４３０９１号公報に記載されたものがあり、このもの
は、上述した紙厚検知センサに加えて原稿のサイズを検
知する原稿サイズ検知センサを用いることにより、紙質
または紙厚が異なる原稿が混在して搬送されるという場
合にこの混在した原稿の重送を防止するようにしてい
る。このものは、紙質または紙厚が異なる原稿が、一般
的にサイズが異なる原稿であるケースが多いことから原
稿の紙厚検知結果に加えて原稿のサイズを検知している
ものである。
４３０９１号公報に記載されたものがあり、このもの
は、上述した紙厚検知センサに加えて原稿のサイズを検
知する原稿サイズ検知センサを用いることにより、紙質
または紙厚が異なる原稿が混在して搬送されるという場
合にこの混在した原稿の重送を防止するようにしてい
る。このものは、紙質または紙厚が異なる原稿が、一般
的にサイズが異なる原稿であるケースが多いことから原
稿の紙厚検知結果に加えて原稿のサイズを検知している
ものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
６０−１４４２５６号公報に記載されたものにあって
は、搬送ローラ３および支持部材７を介して紙厚の検知
を行なっていたため、搬送ローラ３および支持部材７の
ガタや原稿Ｐのばらつき(厚紙と薄紙の混在等)、あるい
は原稿Ｐの挙動のばらつき等によって紙厚の変位量がば
らついた場合に誤検知をしてしまうという問題があっ
た。
６０−１４４２５６号公報に記載されたものにあって
は、搬送ローラ３および支持部材７を介して紙厚の検知
を行なっていたため、搬送ローラ３および支持部材７の
ガタや原稿Ｐのばらつき(厚紙と薄紙の混在等)、あるい
は原稿Ｐの挙動のばらつき等によって紙厚の変位量がば
らついた場合に誤検知をしてしまうという問題があっ
た。
【０００９】また、特開昭６３−２５８３４６号公報に
記載のものにあっては、紙厚検知センサが透過光によっ
て原稿の紙厚を検知しているため、原稿の濃度や原稿の
挙動のばらつきによって上述したように誤検知を起こし
てしまうという問題があった。また、特開平５−４３０
９１号公報に記載されたものにあっては、紙厚検知セン
サに加えて原稿サイズ検知センサを設けているため、原
稿Ｐのばらつき(厚紙と薄紙の混在等)がある場合でもこ
の原稿の重送を防止することができるが、紙厚検知セン
サが１つであるため、原稿の濃度や原稿の挙動のばらつ
きによって上述したように誤検知を起こしてしまうとい
う問題があった。
記載のものにあっては、紙厚検知センサが透過光によっ
て原稿の紙厚を検知しているため、原稿の濃度や原稿の
挙動のばらつきによって上述したように誤検知を起こし
てしまうという問題があった。また、特開平５−４３０
９１号公報に記載されたものにあっては、紙厚検知セン
サに加えて原稿サイズ検知センサを設けているため、原
稿Ｐのばらつき(厚紙と薄紙の混在等)がある場合でもこ
の原稿の重送を防止することができるが、紙厚検知セン
サが１つであるため、原稿の濃度や原稿の挙動のばらつ
きによって上述したように誤検知を起こしてしまうとい
う問題があった。
【００１０】そこで請求項１記載の発明は、搬送中の原
稿の変位量を正確に捉えるようにして、原稿の紙厚の検
出精度を向上させることができ、原稿の重送を確実に検
知することができる画像読取装置の原稿重送検知装置を
提供することを目的としている。
稿の変位量を正確に捉えるようにして、原稿の紙厚の検
出精度を向上させることができ、原稿の重送を確実に検
知することができる画像読取装置の原稿重送検知装置を
提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記課題を解決するために、画像読取部と給紙トレイの
間の原稿搬送路に、原稿の先端部を検知する原稿先端検
知装置および原稿の厚さを検知する紙厚検知装置からな
る検知手段が配設されるとともに、原稿先端検知装置お
よび紙厚検知手段からの検知情報に基づいて搬送中の原
稿の重送を検知する重送検知手段を有する画像読取装置
の原稿重送検知装置であって、前記紙厚検知装置を２つ
の紙厚検知センサから構成し、該厚紙検知センサを原稿
搬送路を挟んで向かい合わせに配設したことを特徴とし
ている。
上記課題を解決するために、画像読取部と給紙トレイの
間の原稿搬送路に、原稿の先端部を検知する原稿先端検
知装置および原稿の厚さを検知する紙厚検知装置からな
る検知手段が配設されるとともに、原稿先端検知装置お
よび紙厚検知手段からの検知情報に基づいて搬送中の原
稿の重送を検知する重送検知手段を有する画像読取装置
の原稿重送検知装置であって、前記紙厚検知装置を２つ
の紙厚検知センサから構成し、該厚紙検知センサを原稿
搬送路を挟んで向かい合わせに配設したことを特徴とし
ている。
【００１２】
【作用】請求項１記載の発明では、原稿の搬送路を挟ん
で２つの原稿検知センサが配設される。したがって、搬
送中の原稿の紙厚の変位量が正確に捉えられ、様々な紙
種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送中の
原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部品を
介さずに原稿の紙厚の変位量が正確に検知される。この
結果、原稿の紙厚の検出精度が向上され、原稿の重送が
確実に検知される。
で２つの原稿検知センサが配設される。したがって、搬
送中の原稿の紙厚の変位量が正確に捉えられ、様々な紙
種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送中の
原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部品を
介さずに原稿の紙厚の変位量が正確に検知される。この
結果、原稿の紙厚の検出精度が向上され、原稿の重送が
確実に検知される。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１、２は請求項１記載の発明に係る画像読取装置の原稿
重送検知装置の一実施例を示す図である。まず、構成を
説明する。図１において、21は原稿Ｐが載置可能な給紙
トレイであり、給紙トレイ21上の原稿Ｐはピックアップ
ローラ22によってピックアップされた後、給紙ローラ23
および分離ローラ24によって１枚ずつ分離されて搬送路
25上に搬送されるようになっている。
１、２は請求項１記載の発明に係る画像読取装置の原稿
重送検知装置の一実施例を示す図である。まず、構成を
説明する。図１において、21は原稿Ｐが載置可能な給紙
トレイであり、給紙トレイ21上の原稿Ｐはピックアップ
ローラ22によってピックアップされた後、給紙ローラ23
および分離ローラ24によって１枚ずつ分離されて搬送路
25上に搬送されるようになっている。
【００１４】また、搬送路25上の原稿Ｐは搬送ローラ2
6、27、28に挟持されて公知の画像読取部29に搬送され
るようになっており、画像読取部29によって画像が読み
取られるようになっている。また、この読取後の原稿Ｐ
は排紙ローラ30によって図示しない排紙トレイ上に排紙
される。また、給紙トレイ21と搬送ローラ26の間の搬送
路25ａ上にはフォトセンサからなる原稿先端検知センサ
(原稿先端検知装置)31が配設されており、このセンサ31
は原稿Ｐの先端を検知してコントローラ32に信号を出力
するようになっている。
6、27、28に挟持されて公知の画像読取部29に搬送され
るようになっており、画像読取部29によって画像が読み
取られるようになっている。また、この読取後の原稿Ｐ
は排紙ローラ30によって図示しない排紙トレイ上に排紙
される。また、給紙トレイ21と搬送ローラ26の間の搬送
路25ａ上にはフォトセンサからなる原稿先端検知センサ
(原稿先端検知装置)31が配設されており、このセンサ31
は原稿Ｐの先端を検知してコントローラ32に信号を出力
するようになっている。
【００１５】また、搬送ローラ26および搬送ローラ27の
間の搬送路25ｂには紙厚検知装置33が配設されており、
この紙厚検知装置33は搬送路25ｂを挟んで対向するフォ
トセンサからなる紙厚検知センサ34、35から構成されて
いる。なお、搬送路25は図２に示すように上ガイド板36
と下ガイド板37から構成されており、図２では搬送路25
ｂのガイド板36、37のみを示している。
間の搬送路25ｂには紙厚検知装置33が配設されており、
この紙厚検知装置33は搬送路25ｂを挟んで対向するフォ
トセンサからなる紙厚検知センサ34、35から構成されて
いる。なお、搬送路25は図２に示すように上ガイド板36
と下ガイド板37から構成されており、図２では搬送路25
ｂのガイド板36、37のみを示している。
【００１６】このセンサ34、35は図２に示すように、本
体41、42内に収納された発光素子43、44および位置検出
素子45、46から構成されており、本体41、42のスリット
41ａ、42ａを介して発光素子43、44から原稿Ｐに照射さ
れた光の反射光を位置検出素子45、46で検出することに
よって原稿Ｐの厚さを検知してコントローラ32に出力す
るようになっている。
体41、42内に収納された発光素子43、44および位置検出
素子45、46から構成されており、本体41、42のスリット
41ａ、42ａを介して発光素子43、44から原稿Ｐに照射さ
れた光の反射光を位置検出素子45、46で検出することに
よって原稿Ｐの厚さを検知してコントローラ32に出力す
るようになっている。
【００１７】コントローラ32は原稿先端検知31および紙
厚検知センサ34、35からの検知情報に基づいて原稿の重
送を検知するものであり、具体的には、原稿先端検知31
が原稿の先端部を検知した場合に、紙厚検知センサ34、
35で原稿の先端部の一定長の紙厚を検知してこれを記憶
し、この検知結果を原稿Ｐの一定長以降の紙厚と比較し
てこの紙厚に差があった場合に原稿Ｐが重送されている
ことを検知する。なお、原稿先端検知センサ31および紙
厚検地装置33は検知手段を構成し、コントローラ32は重
送検知手段を構成している。
厚検知センサ34、35からの検知情報に基づいて原稿の重
送を検知するものであり、具体的には、原稿先端検知31
が原稿の先端部を検知した場合に、紙厚検知センサ34、
35で原稿の先端部の一定長の紙厚を検知してこれを記憶
し、この検知結果を原稿Ｐの一定長以降の紙厚と比較し
てこの紙厚に差があった場合に原稿Ｐが重送されている
ことを検知する。なお、原稿先端検知センサ31および紙
厚検地装置33は検知手段を構成し、コントローラ32は重
送検知手段を構成している。
【００１８】次に、作用を説明する。給紙トレイ21から
給紙された原稿Ｐの先端部は原稿先端検知センサ31によ
って検知された後、紙厚検知センサ34、35によって検知
され、両検知情報はコントローラ32に出力される。コン
トローラ32は、例えば、基準面を下ガイド板37の表面Ｈ
としたときに、先端検知センサ31で検知された原稿Ｐの
先端の一定長を図２(ａ)に示すように、(ａ−ｂ)として
記憶し、それ以降の原稿Ｐの紙厚を図２(ｂ)に示すよう
に(ａ1−ｂ1)として判断する。そして、予め入力されて
いる最も薄い原稿Ｐの紙厚(ｔ)を用いて、 (ａ−ｂ＋ｔ)≦(ａ1−ｂ1)…… という関係が一定時間だけ継続された場合に、すなわ
ち、原稿Ｐの厚さの変位量が一定時間ある場合に、搬送
中の原稿Ｐが重送されたものである判断する。但し、式
において、ａ、ａ1は基準面Ｈから原稿Ｐの表面まで
の紙厚検知センサ34による測定値とし、ｂ、ｂ1は基準
面Ｈから原稿Ｐの裏面までの紙厚検知センサ35による測
定値とする。
給紙された原稿Ｐの先端部は原稿先端検知センサ31によ
って検知された後、紙厚検知センサ34、35によって検知
され、両検知情報はコントローラ32に出力される。コン
トローラ32は、例えば、基準面を下ガイド板37の表面Ｈ
としたときに、先端検知センサ31で検知された原稿Ｐの
先端の一定長を図２(ａ)に示すように、(ａ−ｂ)として
記憶し、それ以降の原稿Ｐの紙厚を図２(ｂ)に示すよう
に(ａ1−ｂ1)として判断する。そして、予め入力されて
いる最も薄い原稿Ｐの紙厚(ｔ)を用いて、 (ａ−ｂ＋ｔ)≦(ａ1−ｂ1)…… という関係が一定時間だけ継続された場合に、すなわ
ち、原稿Ｐの厚さの変位量が一定時間ある場合に、搬送
中の原稿Ｐが重送されたものである判断する。但し、式
において、ａ、ａ1は基準面Ｈから原稿Ｐの表面まで
の紙厚検知センサ34による測定値とし、ｂ、ｂ1は基準
面Ｈから原稿Ｐの裏面までの紙厚検知センサ35による測
定値とする。
【００１９】このように本実施例では、原稿Ｐの搬送路
25ｂを挟んで配設された紙厚検知センサ34、35によって
紙厚Ｐの紙厚を検知しているので、搬送中の原稿Ｐの変
位量を正確に検知することができる。このため、様々な
紙種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送中
の原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部品
を介さずに原稿の紙厚の変位量を正確に検知することが
できる。この結果、原稿Ｐの紙厚の検出精度を向上させ
ることができ、原稿の重送を確実に検知することができ
る。
25ｂを挟んで配設された紙厚検知センサ34、35によって
紙厚Ｐの紙厚を検知しているので、搬送中の原稿Ｐの変
位量を正確に検知することができる。このため、様々な
紙種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送中
の原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部品
を介さずに原稿の紙厚の変位量を正確に検知することが
できる。この結果、原稿Ｐの紙厚の検出精度を向上させ
ることができ、原稿の重送を確実に検知することができ
る。
【００２０】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、搬送中の
原稿の変位量を正確に検知することができるため、様々
な紙種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送
中の原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部
品を介さずに原稿の紙厚の変位量を正確に検知すること
ができる。この結果、原稿の紙厚の検出精度を向上させ
ることができ、原稿の重送を確実に検知することができ
る。
原稿の変位量を正確に検知することができるため、様々
な紙種の原稿や厚さの異なる原稿が混在した場合や搬送
中の原稿の挙動に関係なく、また、搬送ローラ等の他部
品を介さずに原稿の紙厚の変位量を正確に検知すること
ができる。この結果、原稿の紙厚の検出精度を向上させ
ることができ、原稿の重送を確実に検知することができ
る。
【図１】請求項１記載の発明に係る画像読取装置の原稿
重送検知装置の一実施例を示す図である。
重送検知装置の一実施例を示す図である。
【図２】紙厚検知センサの構成図であり、(ａ)は１枚の
原稿の紙厚を検知している状態を示す図、(ｂ)は２枚の
原稿の紙厚を検知している状態を示す図である。
原稿の紙厚を検知している状態を示す図、(ｂ)は２枚の
原稿の紙厚を検知している状態を示す図である。
【図３】従来の画像読取装置の原稿重送検知装置を示す
図である。
図である。
【図４】紙厚検知センサの基本的な原理を説明する図で
ある。
ある。
【図５】他の従来の画像読取装置の原稿重送検知装置を
示す図である。
示す図である。
21 給紙トレイ 25 搬送路 29 画像読取部 31 原稿先端検知センサ(原稿先端検知装置) 33 紙厚検知装置 32 コントローラ(重送検知手段) 34、35 紙厚検知センサ(紙厚検知装置)
Claims (1)
- 【請求項１】画像読取部と給紙トレイの間の原稿搬送路
に、原稿の先端部を検知する原稿先端検知装置および原
稿の厚さを検知する紙厚検知装置からなる検知手段が配
設されるとともに、原稿先端検知装置および紙厚検知手
段からの検知情報に基づいて搬送中の原稿の重送を検知
する重送検知手段を有する画像読取装置の原稿重送検知
装置であって、 前記紙厚検知装置を２つの紙厚検知センサから構成し、
該厚紙検知センサを原稿搬送路を挟んで向かい合わせに
配設したことを特徴とする画像読取装置の原稿重送検知
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975194A JPH07228389A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 画像読取装置の原稿重送検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975194A JPH07228389A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 画像読取装置の原稿重送検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228389A true JPH07228389A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12008050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975194A Pending JPH07228389A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 画像読取装置の原稿重送検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07228389A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1000890A2 (de) * | 1998-11-09 | 2000-05-17 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Dickenmessung |
| JP2015166744A (ja) * | 2012-09-17 | 2015-09-24 | ローランド エレクトロニック ゲーエムベーハー | 部材の重なりを監視する方法及び装置 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP1975194A patent/JPH07228389A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1000890A2 (de) * | 1998-11-09 | 2000-05-17 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Dickenmessung |
| EP1000890A3 (de) * | 1998-11-09 | 2001-01-24 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Dickenmessung |
| JP2015166744A (ja) * | 2012-09-17 | 2015-09-24 | ローランド エレクトロニック ゲーエムベーハー | 部材の重なりを監視する方法及び装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0758903A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
| JP3930291B2 (ja) | 給紙装置、画像読取装置 | |
| JPH06113068A (ja) | 記録装置 | |
| US6473112B1 (en) | Image forming apparatus | |
| JPH07291485A (ja) | 重送検知装置及びこれを装着した原稿搬送装置 | |
| US7922166B2 (en) | Image reader | |
| JP3772429B2 (ja) | 紙葉類の状態検出装置 | |
| KR950008426B1 (ko) | 팩시밀리의 송신원고 급지제어방법 | |
| JPH07228389A (ja) | 画像読取装置の原稿重送検知装置 | |
| JPH07172631A (ja) | 原稿重送検知装置 | |
| JPH09142699A (ja) | 画像読取装置の原稿重送検知装置及び同検知方法 | |
| JP2916159B2 (ja) | 帳票搬送制御装置 | |
| JPH0543091A (ja) | 画像読取り装置の原稿重送検知装置 | |
| JP2000007170A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3328446B2 (ja) | 原稿重送検知装置 | |
| US20200231396A1 (en) | Determining device, conveying device, image reading device, and image forming apparatus | |
| JP3270259B2 (ja) | 原稿重送検知装置 | |
| JP4073875B2 (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JPH11239247A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP2005035756A (ja) | シート取扱装置及び画像読取装置 | |
| JPS62185656A (ja) | シ−ト有無検知装置 | |
| JPH06298405A (ja) | 重送検知機構 | |
| JP2000314991A (ja) | 原稿送り装置 | |
| JP2003261241A (ja) | 原稿搬送装置 | |
| JP2020196553A (ja) | 原稿給送装置及び画像読取装置 |