JPH0644690B2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH0644690B2
JPH0644690B2 JP59213516A JP21351684A JPH0644690B2 JP H0644690 B2 JPH0644690 B2 JP H0644690B2 JP 59213516 A JP59213516 A JP 59213516A JP 21351684 A JP21351684 A JP 21351684A JP H0644690 B2 JPH0644690 B2 JP H0644690B2
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circuit
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transistor
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正浩 八十原
田中  慎二
博充 中野
功 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、OA機器や音響映像機器などに、基準発振源
として使用される発振回路に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、OA機器や音響映像機器を制御する際、より安定
した制御を行なうために、その基準発振源としてより安
定した出力を得ることができる発振回路が必要となって
きた。
以下、図面を参照しながら従来の発振回路について説明
する。
第3図は従来の発振回路の回路結線図であり、50は基
準電圧源で、その出力は抵抗61および62を介してト
ランジスタ63および64のベースに接続され、前記ト
ランジスタ63および64のコレクタはそれぞれトラン
ジスタ65および66のコレクタに接続されている。前
記トランジスタ65,66のベースは共通となり、前記
トランジスタ65のコレクタに接続され、前記トランジ
スタ65,66のエミッタは共に正側電源線路に接続さ
れている。前記トランジスタ66のコレクタはトランジ
スタ66のベースに接続され、前記トランジスタ67の
コレクタは正側電源線路に接続されている。トランジス
タ69のコレクタは定電流源68を介して正側電源線路
に接続されると共に同トランジスタのベースに接続され
ている。前記トランジスタ69およびトランジスタ7
0,71のベースは共通となり、前記トランジスタ6
9,70,71のエミッタは共に接地されている。前記
トランジスタ70のコレクタは前記トランジスタ63お
よび64の共通エミッタに接続され、前記トランジスタ
71のコレクタは前記トランジスタ67のエミッタに接
続されると共にトランジスタ80のベースに接続されて
いる。前記トランジスタ80のコレクタは正側電源線路
に接続され同エミッタは抵抗81を介して接地されると
共に出力端子100に接続されている。前記トランジス
タ63のベースはコンデンサ90および発振子91の直
列回路を介して前記トランジスタ67のエミッタに接続
されている。なお、前記各構成要素61〜71により増
幅回路60を構成している。
以上のように構成された従来例の発振回路についてその
動作を説明する。
第3図において、A点は増幅回路60の非反転入力であ
り、B点は出力である。従ってコンデンサ90,発振子
91の直列回路と前記増幅回路60は正帰還ループを形
成し、前記コンデンサ90と前記発振子91の直列共振
周波数で発振する。発振出力は、トランジスタ80によ
りインピーダンス変換され、出力端子100より出力さ
れる。
しかしながら、上記のような構成においては、電源電圧
や温度が変動すると、コンデンサ90と発振子91の直
列回路の印加電圧が変動し、発振周波数や発振振幅が変
動し、安定した発振出力が得られないという問題を有し
ていた。
発明の目的 本発明の目的は、従来の発振回路における上記のような
不都合に鑑みてなされたものであり、電源電圧あるいは
周囲温度の変動に対して、発振周波数や発振振幅の変動
が無く、極めて安定した発振出力を得ることができる発
振回路を提供することである。
発明の構成 本発明の発振回路は、増幅回路と前記増幅回路の正帰還
ループに挿入された容量性素子と誘導性素子の直列回路
と、前記増幅回路の入力にバイアス電位を与えるバイア
ス電位発生回路とを備え、前記バイアス電位発生回路を
温度補償された定電圧源と、前記定電圧源出力をレベル
シフトするための複数のダイオードおよびトランジスタ
により構成し、前記増幅回路の出力は、前記バイアス電
位発生回路出力に対して温度補償されるように構成し、
前記増幅回路出力の振幅は、前記温度補償された定電圧
源出力に対応して得られるように構成したものであり、
これにより電源電圧変動や周囲温度の変動に対して極め
て安定した発振出力を得ることができる。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における発振回路の回路結線
図であり、1は定電流源でその出力はバイアス電位発生
回路10に供給されている。2は温度補償された定電圧
源であり、その出力はダイオード11,12,13を介
して前記定電流源1に接続されると共にトランジスタ1
4,24のベースに接続されている。前記トランジスタ
14,24のコレクタは共に正側電源線路に接続され、
前記トランジスタ14のエミッタはトランジスタ15の
ベースに接続されると共に抵抗16を介してトランジス
タ17のコレクタおよびトランジスタ19のベースに接
続されている。前記トランジスタ19のコレクタは正側
電源線路に接続され、同エミッタは前記トランジスタ1
7のベースおよびトランジスタ18,27,28のベー
スに接続されている。前記トランジスタ17,18,2
7,28のエミッタは全て接地され、前記トランジスタ
18のコレクタは前記トランジスタ15のエミッタに接
続され、前記トランジスタ15のコレクタは正側電源線
路に接続されている。前記トランジスタ15のエミッタ
は抵抗21および22を介してトランジスタ29および
30のベースに接続され、前記トランジスタ29,30
のエミッタは共通となり前記トランジスタ27のコレク
タに接続されている。前記トランジスタ29のコレクタ
は前記トランジスタ24のエミッタに接続され、前記ト
ランジスタ30のコレクタは抵抗26を介して前記トラ
ンジスタ24のエミッタに接続されると共にトランジス
25のベースに接続されている。前記トランジスタ25
のコレクタは正側電源線路に接続され、同エミッタは前
記トランジスタ28のコレクタに接続されると共にトラ
ンジスタ80のベースに接続されている。前記トランジ
スタ80のコレクタは正側電源線路に接続され、同エミ
ッタは抵抗81を介して接地されると共に出力端子10
0に接続されている。前記トランジスタ29のベースは
コンデンサ90および発振子91の直列回路を介して前
記トランジスタ25のエミッタに接続されている。な
お、前記各構成要素21〜30により増幅回路20を構
成している。また、増幅回路20の出力部を構成するト
ランジスタ24,25はバイアス回路を、抵抗26は増
幅発生手段をそれぞれ構成している。
以上のように構成された本実施例の発振回路について以
下その動作を説明する。
第1図において、増幅回路20の非反転入力と出力の間
にコンデンサ90の発振子91の直列回路が挿入されて
おり、前記直列回路の直列共振周波数で正帰還がかかり
発振動作を行なうが、このとき、前記直列回路の端子間
電圧Vfおよび出力端子100に現われる電圧Voは次
のようになる。
Vf=VBE(25)+VR(26)+VBE(24)−VBE(14) −VBE(15)−VR(21) ……(1) Vo=Vr+VD(11)+VD(12)+VD(13)−VBE(24) −VR(26)−VBE(25)−VBE(80)……(2) ここで、VBE(n)はトランジスタnのベース・エミッタ間
電圧、VR(l)は抵抗lの端子間電圧、VD(m)はダイオード
mの順方向電圧、Vrは温度補償された定電圧源2の出力
電圧を示す。
全てのトランジスタの特性は同じであるとすると、トラ
ンジスタ14,24およびトランジスタ15,25のエ
ミッタ電流は同じであるから VBE(14)=VBE(24),VBE(15)=VBE(25) またVR(21) は微少であり、無視すると、(1)式は(3)式
となる。
Vf=VR(26) ……(3) また、ダイオードの順方向電圧とトランジスタのベース
・エミッタ間電圧は等しいとすると(2)式は(4)式とな
る。
Vo=Vr−VR(26) ……(4) ここで、VR(26) は、差動トランジスタ対29,30に
おいて、トランジスタ29がON、トランジスタ30が
OFFのとき、VR(26)=Oであり、トランジスタ29が
OFF、トランジスタ30がONのとき、VR(26) はト
ランジスタ27のコレクタ電流IC27 によって定まる。I
C27 はトランジスタ17のコレクタ電流IC17 のミラー
電流であるから、IC27=IC17である。また、IC17(R16は抵抗16の値) である。従って、VR(26)は零から まで変化することになる。(R26は抵抗26の値) 故に(3)式,(4)式は(5)式,(6)式となる。
(5)式,(6)式より、R26/R16が一定であれば、コンデン
サ90と発振子91の直列回路に印加される電圧V
交流的に一定である。従って発振周波数は変化しない。
また、出力電圧Vの振幅VOPPとなり、変化しない。
以上のように本実施例によれば、温度補償された定電圧
源2を含むバイアス電位発生回路10により、増幅回路
20の入力にバイアス電位を与えると共に、増幅回路2
0の出力にもバイアス回路を成すトランジスタ24,2
5を介して同入力と同一の温度特性を有するバイアス電
位を与え、さらに増幅回路20の出力増幅を振幅発生手
段である抵抗26の電圧降下により得、同電圧降下が温
度補償された定電圧源2の出力に応じたレベルとなるよ
うに構成したことにより、増幅回路20の入出力間に挿
入された容量性素子90と誘導性素子91の直列回路へ
の印加電圧が温度,電源電圧に対して影響されず、発振
周波数や発振振幅の高安定化が実現される。
次に本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第2図は本発明の第2の実施例における発振回路の回路
線図であり、第1の実施例に対し、増幅回路20の出力
段であるトランジスタ25のエミッタとトランジスタ2
8のコレクタの間にダイオード40を順方向に挿入し、
前記ダイオード40のカソードと前記増幅回路20の非
反転入力端子との間にコンデンサ90と発振子91の直
列回路が挿入されるように構成している。
以上のように構成された第2の実施例の発振回路におい
て、コンデンサ90と発振子91の直列回路に印加され
る電圧は、 (VDはダイオードの順電圧)となる。ここでVDは約−2
mV/℃の温度特性を持っているので、前記直列回路に印
加される電圧も同様の温度特性を持って変化する。
以上のように第2の実施例によれば、コンデンサ90と
発振子91の直列回路の印加電圧に温度特性を持たせる
ことにより、前記コンデンサ90と前記発振子91の直
列回路に温度特性が存在する場合、その温度特性を補償
することが可能となる。
なお、本発明の発振回路の実施例において、出力端子1
00に出力される電位の最大値および最小値は、温度補
償された定電圧源出力Vと抵抗16,26の比によっ
てのみ決定する。従ってその直流成分のレベルも前記定
電圧源出力Vと抵抗16,26の比によってのみ決定
し、温度や電源電圧によって変動しないことは言うまで
もない。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、温度補償さ
れた定電圧源を含むバイアス電位発生回路により、増幅
回路に入力バイアス電位を与えると共に同出力にも同入
力と同一の温度特性を有するバイアス電位を与え、さら
に同増幅回路の出力振幅が前記温度補償された定電圧源
出力に応じて発生するように構成しているので、増幅回
路の入出力間に挿入された振動素子(容量性素子と誘導
性素子の直列回路)への印加電圧が周囲温度,電源電圧
の変動に影響されることなく安定に供給され、その結
果、発振周波数,発振振幅が共に極めて安定した発振出
力を得ることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における発振回路の回路結線
図、第2図は本発明の第2の実施例における発振回路の
回路結線図、第3図は従来の発振回路における回路結線
図である。 1……定電流源、2……温度補償された定電圧源、10
……バイアス電位発生回路、20……増幅回路、40…
…ダイオード、50……基準電圧源、60……増幅回
路、90……容量性素子(コンデンサ)、91……誘導
性素子(発振子)、100……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−103159(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】増幅回路(20)と、前記増幅回路の入力
    と出力との間に挿入され、正帰還ループを成す容量性素
    子(90)と誘導性素子(91)の直列回路と、前記増
    幅回路の入力にバイアス電位を与えるバイアス電位発生
    回路(10)とを備え、前記バイアス電位発生回路を、
    温度補償された定電圧源(2)と、前記定電圧源の出力
    をレベルシフトするための複数のダイオード(11),
    (12),(13)およびトランジスタ(14),(1
    5)により構成し、前記増幅回路には、その入力に印加
    される温度補償された前記バイアス電位発生回路の出力
    と同一の温度特性を有するバイアス電位を出力側に与
    え、前記直列回路への印加電圧の直流的な安定化を行う
    バイアス回路(24),(25)と、前記温度補償され
    た定電圧源の出力に応じた出力を前記バイアス回路に重
    畳し、出力振幅を与え、前記直列回路への印加電圧(V
    f)を交流的に安定化させる振幅発生手段(26)とを
    具備させたことを特徴とする発振回路。
JP59213516A 1984-10-11 1984-10-11 発振回路 Expired - Lifetime JPH0644690B2 (ja)

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JPS6192005A JPS6192005A (ja) 1986-05-10
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