JPH0644684A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0644684A
JPH0644684A JP4199614A JP19961492A JPH0644684A JP H0644684 A JPH0644684 A JP H0644684A JP 4199614 A JP4199614 A JP 4199614A JP 19961492 A JP19961492 A JP 19961492A JP H0644684 A JPH0644684 A JP H0644684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
phase
signal
controlled oscillator
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP4199614A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Yoshida
律生 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4199614A priority Critical patent/JPH0644684A/ja
Publication of JPH0644684A publication Critical patent/JPH0644684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録モードの判定を確実に行えるようにする。 【構成】再生ヘッドからの再生FM輝度信号を、位相同
期ループ15に供給して、側波を生じる要因となる輝度
信号の高域を落とした後、モード判定(キャリア判定)
を行うために通過周波数帯域が異なる複数の帯域通過フ
ィルタ21、22に与えている。そして、フィルタ出力
をそれぞれ検波器23、24により検波して各検波出力
のレベルの大きい方を判定し、これに対応したFM復調
器14の適切な復調部を選択するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号を記録及び
再生する磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用いて磁気テープ上に映像
信号を記録再生する磁気記録再生装置(以下VTRと記
す)においては、輝度信号を記録する場合、輝度信号を
FM信号に変換して記録している。この場合、解像度は
輝度信号帯域に比例した解像度となる。近年、テレビの
大型化に伴い、輝度信号は高解像度となっており、VT
Rにおいても高解像度のものが要求される。そこでビデ
オヘッドの狭ギャップ化を図りFM輝度信号の周波数を
変更して輝度信号帯域を広げることが行われている。し
かしこの種のVTRにおいても、従来と同様にFM輝度
信号を記録再生する機能を要求(互換性が要求)される
ために、2つの異なるFM周波数で動作することができ
る信号処理回路を装備するようにしている。
【0003】図2は、横軸に周波数をとり、縦軸に利得
をとって輝度信号を2つの異なることなる変調波で周波
数変調(FM)した場合のFM信号帯域を示してる。周
波数f1、f3は同期先端部分に対応し、周波数f2、
f4は白ピークレベルに対応している。輝度信号がこの
ような2つの異なる変調波で記録されると、これを再生
する側場合には、いずれの記録モードであるかを判別す
る必要がある。
【0004】従来の磁気記録再生装置においては、両者
のスペクトルが分離していることを利用して記録モード
を判別している。即ち、周波数f1〜f2を通過帯域と
する帯域通過フィルタ(BPF)と、周波数f3〜f4
を通過帯域とする帯域通過フィルタ(BPF)とを使用
し、再生信号をこれらの帯域通過フィルタに通し、いず
れのフィルタの出力信号の検波出力レベルが大きいかを
判別することにより記録モードを判別している。ところ
が、一般に輝度信号は高い周波数成分を含んでおり、そ
の変調信号のスペクトルはf1〜f2或いはf3〜f4
の周波数よりも広がっている。即ち、FM信号の側波
は、キャリアから比較的離れた周波数に分布する。例え
ば、f3〜f4にキャリアを有するFM信号の側波がf
1〜f2の範囲に分布した場合には、f1〜f2の通過
帯域のBPFからの検波出力レベルが高くなり、2つの
検波出力のレベル差が小さくなり、誤り検出の原因とな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
磁気記録再生装置において、記録された輝度信号の記録
モードを判別する場合に、誤った判定を行うという問題
がある。そこでこの発明は、記録モードの判定を確実に
行うことができる磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、周波数変調
された再生信号と電圧制御発振器の出力を位相比較器に
より位相比較し、その位相誤差出力をループフィルタで
平滑して前記電圧制御発振器の発振周波数制御端子に与
えることにより、前記再生信号の中心周波数に位相同期
する位相同期ループ手段と、前記電圧制御発振器の出力
が供給され、それぞれ通過周波数帯域が異なる複数のフ
ィルタと、この複数のフィルタ出力のレベルの大きさを
比較して、最もレベルの大きいフィルタ出力を判定する
ことにより前記再生信号の変調モードを判定する手段と
を具備したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の手段により、変調モードを決定づけるフ
ィルタに入力する信号は、再生信号そのものではなく、
当該再生信号に位相同期ループにより同期した電圧制御
発振器の出力であるために、正確に帯域分離が可能であ
り誤り判定が防止されることになる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例である。再生ヘ
ッド11により磁気テープよりピックアップされた再生
信号は、ロータリートランス12を介して前置増幅器1
3により増幅され、FM復調器14に供給される。また
前置増幅器13の出力は、位相同期ループ15を形成す
る位相比較器16に入力される。位相比較器16には電
圧制御発振器18からの出力も供給されている。位相比
較器16は両入力の位相比較を行い、位相誤差出力を
得、この誤差出力を低域通過フィルタ(ループフィル
タ)17に入力する。フィルタ17で得られる平滑出力
は、制御信号として電圧制御発振器18の周波数制御端
子に供給される。ここで、ループフィルタ17の特性
は、輝度信号の高域成分を十分に減衰できる特性に設定
されている。
【0010】従って上記の位相同期ループによると、電
圧制御発振器18の出力では輝度信号の高域成分が含ま
れず、つまり輝度信号の高域成分による側波成分が十分
に抑圧され、再生信号の中心周波数(キャリア周波数)
に位相同期するために、再生信号の帯域の大小にかかわ
らず安定した周波数の出力を電圧制御発振器18から得
ることができる。再生信号をFM復調されたものとして
現した場合、図(B)の信号aのように高域成分が含ま
れていたとしても、ループフィルタ17の出力を見た場
合は図(B)の信号bのように高域成分が除去されてい
る。高域成分が含まれると、FM波に側波が生じ、いず
れのキャリア周波数のFM信号かを判定しにくい場合が
あるが、このように位相同期ループによる周波数制限を
行うと、容易にキャリア周波数を判別することができ
る。
【0011】電圧制御発振器18の出力は、周波数帯域
特性が互いf1、f2と異なる帯域通過フィルタ(BP
F)21、22に供給される。そして各BPF21、2
2の出力はそれぞれ検波器23、24により例えば振幅
検波される。各検波器23、24の出力は、さらにレベ
ル比較器25に入力される。レベル比較器25は、いず
れのフィルタ出力のレベルが最も大きいかを判定し、そ
の判定出力を得る。この判定出力は、再生信号がいずれ
のモード(いずれの周波数の変調波)で変調されている
かを示すものであり、システムが対応した復調モードと
なるように。FM復調器14の復調モード切り換え端子
に供給される。FM復調器14としては、例えば、複数
のFM復調部を並列に有し、その適切な復調部の出力が
判定出力により選択的に導出されるようになっている。
また図においては、復調部の切り換え手段のみを示して
いるが、実際には各FM周波数に応じた適切な復調処理
がえられるように、フィルタ特性等も切り換えられるよ
うになっている。なお位相同期ループは、再生時に上記
のようにモード判別のために利用される他に、記録時に
は変調用のキャリア発生器としても活用することができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
記録モードの判定を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図及び動作説明
のために示した波形図。
【図2】記録モードの異なる映像信号の説明図。
【符号の説明】
11…再生ヘッド、12…ロータリートランス、13…
前置増幅器、15…位相同期ループ、16…位相比較
器、17…低域通過フィルタ、18…電圧制御発振器、
21、22…帯域通過フィルタ、23、24…検波器、
25…レベル比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変調された再生信号と電圧制御発
    振器の出力を位相比較器により位相比較し、その位相誤
    差出力をループフィルタで平滑して前記電圧制御発振器
    の発振周波数制御端子に与えることにより、前記再生信
    号の中心周波数に位相同期する位相同期ループ手段と、 前記電圧制御発振器の出力が供給され、それぞれ通過周
    波数帯域が異なる複数のフィルタと、 この複数のフィルタ出力のレベルの大きさを比較して、
    最もレベルの大きいフィルタ出力を判定することにより
    前記再生信号の変調モードを判定し、前記再生信号のF
    M復調器を適切な復調特性に切り換える手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4199614A 1992-07-27 1992-07-27 磁気記録再生装置 Pending JPH0644684A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4199614A JPH0644684A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 磁気記録再生装置

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JP4199614A JPH0644684A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 磁気記録再生装置

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JPH0644684A true JPH0644684A (ja) 1994-02-18

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ID=16410789

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JP4199614A Pending JPH0644684A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 磁気記録再生装置

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