JPH0644660U - 自動車車体修理用タワー延長用具 - Google Patents

自動車車体修理用タワー延長用具

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JPH0644660U
JPH0644660U JP8774792U JP8774792U JPH0644660U JP H0644660 U JPH0644660 U JP H0644660U JP 8774792 U JP8774792 U JP 8774792U JP 8774792 U JP8774792 U JP 8774792U JP H0644660 U JPH0644660 U JP H0644660U
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JP
Japan
Prior art keywords
tower
shaft
side plate
shaft support
holes
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Pending
Application number
JP8774792U
Other languages
English (en)
Inventor
敬司 李
Original Assignee
明々工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 明々工業株式会社 filed Critical 明々工業株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来使用されているタワーの高さを高くして
使用する。 【構成】 上下方向に伸延しタワー1を構成する両側の
側板10の対称位置に上下方向に列をなして多数の軸支
持孔12を穿設してあり、その軸支持孔を選択して所望
の高さ位置に滑車等を軸支持して使用可能な自動車車体
修理用タワーに対し、上記両側板の上部に夫々沿って配
置される両側板部25を両側板部間にまたがる結合部2
6で一体に結合しその両側板部に夫々上記軸支持孔に一
致した軸孔27を複数個穿設した連結部21と、その連
結部と一体に形成され上方へ伸延したタワー延長部22
と、そのタワー延長部に上記軸支持孔と同様に穿設され
た第2軸支持孔31と、上記一致した軸支持孔と軸孔に
挿通した連結軸23とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車車体修理用タワーの上端部に取り付けてタワーの高さを延長 する延長用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、事故その他により変形した車体を修理する場合にタワーと称する器具が 使用される。タワーは、例えば、実開昭54−183052号公報に見られるよ うなものであり、その概略の構成を図2に示す。同図はタワー1を使用している 状態を示すもので、修理車体2の変形部分に対向してタワー1を固定し、車体2 の凹んだ部分2aにクランプ金具3を用いてチエン4の一端を結合し、そのチエ ン4の他方をタワー1に軸支持したチエン滑車5、6を介してレバー7に結合し てあり、そのレバー7は油圧シリンダ8で揺動駆動されるようになっている。同 図の状態で油圧シリンダ8が伸長するように動作するとチエン4がクランプ金具 3を引っ張るので車体の凹んだ部分が修復される。図における9は押し工具で油 圧シリンダで構成され、タワー1と車体2の突出変形した部分2bの間に設置さ れる。同図の状態で押し工具9が伸長動作すると、突出変形した部分が修復され る。
【0003】 タワー1は下方の台の部分から上方へ伸延した部分が両側の側板10、10及 び背面板11からなるコ字型の断面に形成されており、その側板10、10を水 平方向に貫通した多数の軸支持孔12が上下方向に列をなして設けられている。 チエン滑車5、6のタワー1に対する支持部として多数の軸支持孔12の適切な 高さ位置のものが使用され、また押し工具9のタワー側支持部としても軸支持孔 12の適切な高さ位置のものが使用される。つまり、支持軸13が簡単に着脱で きるようになっていて、チエン滑車5、6や押し工具9を車体の変形状態に応じ て適当な高さ位置に支持し、所望の押し引き操作ができるようになっている。 従来のタワー1は、乗用車修理用として製作されており高さが1600〜17 00mmである。
【0004】 また別に、このような車体修理作業は、押しや引きの程度、その方向等を見極 めるために車体の計測と平行して行わなければならないものである。従って計測 作業を含めてクランプ金具の着脱等を容易にするために、最近では修理車体は、 車体の下に作業者が出入りしやすいように床面よりも少し高い位置に固定される 用ようになってきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述のようなタワーを使用する車体修復作業において、車体の修復箇所がルー フパネルである場合、車高の高い車種である場合、トラックやバスの修復に使用 しようとする場合等では、タワーの高さが不足することが多い。 本発明は、従来使用されているタワーの高さを高くして使用できる自動車車体 修理用タワー延長用具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段は、上下方向に伸延しタワーを構成する両側の側板の対称位置に 上下方向に列をなして多数の軸支持孔を穿設してあり、その軸支持孔を選択して 所望の高さ位置に滑車等を軸支持して使用可能な自動車車体修理用タワーに対し 、上記両側板の上部に夫々沿って配置される両側板部を両側板部間にまたがる結 合部で一体に結合しその両側板部に夫々上記軸支持孔に一致した軸孔を複数個穿 設した連結部と、その連結部と一体に形成され上方へ伸延したタワー延長部と、 そのタワー延長部に上記軸支持孔と同様に穿設された第2軸支持孔と、上記一致 した軸支持孔と軸孔に挿通した連結軸とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、従来のタワー上端にタワー延長部を連結部を介して設置し、 一致しているタワーの軸支持孔と連結部の軸孔とに連結軸を挿通することによっ て連結状態とすることができるから、必要に応じて簡単にタワーを延長して使用 できる。タワー延長部は第2軸支持孔を備えているので、チエン滑車や押し工具 等をタワーと同様に支持させることができる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図1を用いて説明する。この実施例は図2に示した従来の タワー1に対して使用することができるようにしたものである。このタワー延長 用具20は、連結部21と、タワー延長部22と、連結軸23とからなる。
【0009】 連結部21は、タワー1の上端部の両側板10、10の内側に沿って配置され る両側板部25、25と、タワー1の背面板11に沿って内側に配置され両側板 部25、25を一体に結合している結合部26とで構成され、タワー1の上端部 の上から1番目と2番目の軸支持孔12に一致する位置に同じ大きさの軸孔27 を穿設されている。
【0010】 タワー延長部22は、タワー1の上端を上方へ延長形成したような形状で、す なわち、両側板10、10に下端を接した両第2側板28、28及び第2背面板 29からなるコ字状断面の部材で、溶接により連結部21と一体に形成されてい る。30は溶接部である。このタワー延長部22の長さは700mmである。両 第2側板28、28には、タワー1における軸支持孔12と同様な第2軸支持孔 31が数個穿設されている。
【0011】 連結軸23は、軸支持孔12および軸孔27に挿入される太さのもので、頭部 23aを有し、挿入後は着脱の容易なピン32で抜け止め状態とされる。
【0012】 このように構成されたタワー延長用具20は、図示のように、従来のタワー1 の上端に取り付けて、従来のタワー1が上方へ700mm延長されたものとして 使用される。
【0013】 上記実施例において、連結軸23はピン32で抜け止めをしたが、連結軸をボ ルトとしてナットで抜け止めをしてもよい。 上記実施例において、連結部21をタワー1の上端の内側に位置させる構成の ものについて説明したが、外側に位置させる構成としてもよい。その場合、外観 は太くなるが、内側が広くなるのでその部分を利用する場合には都合がよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、従来使用されているタワーの高さを高くして使用できるから 、車体の修復箇所が乗用車のルーフパネルである場合、修復箇所が車高の高い車 種の高い位置である場合、トラックやバスの修復に使用しようとする場合等に使 用できるようになり、しかも簡単な操作でタワーの高さを高くできるから、必要 なときのみ使用するようにすれば、作業性を損なうことなく、修理可能範囲を拡 大できる。そして特別にトラックやバス用のタワーを製作することなく、従来の タワーを使用できるから、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)は正面図、
(b)は部分破断側面図である。
【図2】従来のタワーとその使用状態の一例を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 タワー 10 側板 11 背面板 12 軸支持孔 20 タワー延長用具 21 連結部 22 タワー延長部 23 連結軸 25 側板部 26 結合部 27 軸孔 31 第2軸支持孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に伸延しタワーを構成する両側
    の側板の対称位置に上下方向に列をなして多数の軸支持
    孔を穿設してあり、その軸支持孔を選択して所望の高さ
    位置に滑車等を軸支持して使用可能な自動車車体修理用
    タワーに対し、上記両側板の上部に夫々沿って配置され
    る両側板部を両側板部間にまたがる結合部で一体に結合
    しその両側板部に夫々上記軸支持孔に一致した軸孔を複
    数個穿設した連結部と、その連結部と一体に形成され上
    方へ伸延したタワー延長部と、そのタワー延長部に上記
    軸支持孔と同様に穿設された第2軸支持孔と、上記一致
    した軸支持孔と軸孔に挿通した連結軸とを具備する自動
    車車体修理用タワー延長用具。
JP8774792U 1992-11-26 1992-11-26 自動車車体修理用タワー延長用具 Pending JPH0644660U (ja)

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JP8774792U JPH0644660U (ja) 1992-11-26 1992-11-26 自動車車体修理用タワー延長用具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117