JPH064465B2 - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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JPH064465B2
JPH064465B2 JP63262379A JP26237988A JPH064465B2 JP H064465 B2 JPH064465 B2 JP H064465B2 JP 63262379 A JP63262379 A JP 63262379A JP 26237988 A JP26237988 A JP 26237988A JP H064465 B2 JPH064465 B2 JP H064465B2
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JP
Japan
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card
belt
driven roller
portions
pair
Prior art date
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JP63262379A
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JPH02110042A (ja
Inventor
修 田野
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/374,524 priority patent/US5039849A/en
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Priority to DE68912428T priority patent/DE68912428T2/de
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、カードを二位置間で搬送するためのカード搬
送装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えばIC記憶素子を内蔵するIC記憶カードを
始めとして光学的、磁気的、電子的、物理的、或いはそ
の他の形式の情報記憶手段を有する情報記憶媒体として
のカードの読出し或いは書込みを行うためのカードリー
ドライタに於て、カードを搬送するための装置としては
種々の形式のものがある。例えば、同一出願人による特
願昭63−166099号明細書に提案されているよう
に、駆動プーリ及び従動プーリに丸ベルトを巻回し、ガ
イドローラによりカードの搬送面に向けて突出するよう
にガイドされる直線部分と、ばね部材により弾発付勢さ
れた対向従動ローラとの間にカードを挾持して搬送する
ようにしたものがある。
上記ばね部材は、一般にコ字形状をなす板ばねからな
り、互いに平行な一対のアーム部の遊端部により従動ロ
ーラを両端部を枢支しているため、従動ローラの両端部
への付勢力が各アームごとに独立的に作用する。従っ
て、例えば従動ローラの丸ベルトに対する当接部が軸線
方向の中心からずれて組付けられると、その当接部を支
点とした左右のモーメントの大きさに違いが生じて、カ
ードの搬送面に対して従動ローラが大きく傾いてしま
う。従動ローラが大きく傾いていると、搬送面に対して
傾いた状態でカードが搬送されて、走行抵抗が大きくな
る等、種々の障害の要因となるため、丸ベルトの中心に
対して従動ローラの軸線方向の中心を当接させるべく、
従動ローラを高精度に位置決めして組付ける必要がある
が、組付作業が煩雑化するという問題がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、従動ローラを高精度に位置決めすることなく、カー
ドの搬送面に対する従動ローラの傾きを防止し得るカー
ド搬送装置を提供することにある。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、カードを2位置間
で搬送するためのカード搬送装置であって、互いに間隔
をおいてそれぞれ回動自在に軸支された一対のプーリに
巻回された比較的細幅のベルトと、前記ベルトを長手方
向に駆動する手段と、前記ベルトの一部を前記カードの
搬送面に向けて突出させるガイド手段と、前記ベルトと
共働して前記カードを挟持して搬送するべく前記ベルト
の突出部に対向する位置にばね部材により支持されかつ
前記ベルトより幅広の従動ローラとを有し、前記ばね部
材が、前記従動ローラの両端部をそれぞれ枢支する一対
の支持片と、前記各支持片の前記枢支部の近傍部同士を
互いに連結する橋絡部とを有することを特徴とするカー
ド搬送装置を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、無端搬送手段が従動ローラに対して
中心からずれた位置に局部的に当接しても橋絡部が設け
られていることから、ばね部材の一対の支持片の各枢支
部同士が互いに一体的に撓もうとするため、従動ローラ
が大きく傾くことを防止できる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明に基づくカード搬送装置のケーシング
1の上面を切除して示す平面図であり、第2図は第1図
のII−II線についてみた側断面図である。ケーシング1
は偏平であって、しかも第1図及び第2図に於ける左右
方向の軸線方向に長い箱型をなし、図の左側の後端面を
開放されている。ケーシング1の図の右側の前端には、
例えば磁気カード2を挿入するための挿入口3が設けら
れている。この挿入口3から挿入されるカード2が、ケ
ーシング1の天板4及び底壁5の互いに対向する内面間
を通過するようにされている。底壁5には、カード2を
受容しつつその両側縁部を搬送方向にガイドするための
ガイド溝6が凹設されている。
底壁5のガイド溝6の側方部には、カード2の搬送方向
に所定の間隔をおいて駆動プーリ7と従動プーリ8とが
配設されている。これら両プーリ7、8は、互いに同一
径をなしており、それぞれ底壁5に立設するように設け
られた軸7a、8aにより、カード2の搬送面に対して
直交する軸線回りに回動自在なように軸支されている。
両プーリ7、8には、比較的細幅のレベルとしての例え
ば円形断面形状を有するゴム材からなるベルト9が巻回
されており、その一方の直線区間の部分9aが、カード
2の搬送方向に沿ってかつガイド溝6内に臨むようにさ
れている。
駆動プーリ7と同軸かつ一体をなす大径ギヤ12が、ケ
ーシング2の両側壁間に亘ってブリッジ状に設けられた
支持板部材11により枢支されたアイドルギヤ13を介
して、偏平型モータ14の小径の駆動ギヤ15と連結し
ている。
前記したベルト9の一部としての直線部分9aの両プー
リ7、8の近傍の上方には、天板4に下方に向けて突出
するように固設された一対のブラケット16の下端部に
片持ち支持された固定軸により、それぞれガイド手段と
してのガイドローラ17が枢支されている。両ガイドロ
ーラ17によりベルト9の直線部分9aが、第2図に良
く示されているように両プーリ7、8に巻回された部分
よりも下方に向けて突出するようにガイドされて、カー
ド2の搬送面としてのガイド溝6の底面に近接しかつ沿
うようにされている。なお、ガイドローラ17には、第
3図に良く示されているように、ベルト9の断面形状の
上縁部と補完的な断面形状をなす周方向溝17aが全周
に亘って凹設されており、ベルト9の直線部分9aの走
行位置が左右方向にずれないようにされている。
また、ケーシング1内には、ガイド溝6のベルト9側と
は相反する側の上面を搬送方向に沿って覆うように、挿
入口3からブラケット16近傍に達するガイド板20が
固設されている。挿入口3から挿入されたカード2の一
方の側縁部が、ガイド板20とガイド溝6の底面との間
に受容されて、その上下方向に対して位置決めされる。
このガイド板20のブラケット16側端部には、カード
2の磁気テープ部23に対して情報の読出し/書込みを
行うための磁気ヘッド21が、第4図に示されているよ
うに、ガイド溝6内に臨むように固設されており、ガイ
ド溝6の底壁には、例えば板ばねにより磁気ヘッド21
に向けて弾発付勢された押圧パッド22が設けられてい
る。
ガイド溝6の底壁側には、底壁に開設された開口部を介
してケーシング1内に臨むように、各ガイドローラ17
に対向しかつベルト9より幅広の従動ローラ18がそれ
ぞれ配設されている。従動ローラ18は、底壁5の下面
に固設された板ばねからなる支持体19により支持され
て、ベルト9の直線部分9aのガイドローラ17により
ガイドされる部分に向けて弾発付勢されている。
支持体19は、第5図に示されているように、図の右側
の基端部を底壁5の下面にねじ24により固着され、図
の左側に向けて互い平行をなすように延出された一対の
アーム部19aを有している。両アーム部19aの遊端
部には、第3図に示されるように、互いに対峙するよう
に曲折された枢支部25がそれぞれ設けられており、枢
支部25の上方に向けて開放されたスロット内に従動ロ
ーラ18の軸18aが回動自在に受容されている。ま
た、両アーム部19aの枢支部25近傍部分同士が、従
動ローラ18の軸線に沿って形成された橋絡部26によ
り互いに一体的に連結されている。
このようにして構成されたカード搬送装置にあっては、
挿入口3からカード2が挿入されると、例えば図示され
ないセンサが作動して偏平型モータ1が回転し、駆動プ
ーリ7が第1図の矢印の向きに駆動される。すると、ベ
ルト9の直線部分9aと挿入口3側の従動ローラ18と
の間にカード2の先端部が弾発的に挾持されるため、カ
ード2をケーシング1の後端に向けて搬送することがで
きる。このとき、従動ローラ18のベルト9に対する当
接部が、組付け誤差により軸線方向の中心からずれてい
ても、両アーム部19a間が橋絡部26を介して一体的
に連結されているため、カード2の搬送面に対して大き
く傾くことがない。従って、ベルト9と従動ローラ18
との間にカード2の先端部を円滑に差し込むことができ
ると共に、カード2を搬送面に対して大きく傾くことな
く搬送することができる。
そして、第4図に示されるように、押圧パッド22によ
り磁気ヘッド21側に押圧されたカード2の磁気テープ
部23に対して、磁気ヘッド21により上方の読出し/
書込みを行う。なお、情報の読出し/書込みを行った後
には、偏平型モータ15を逆転してカード2を挿入口3
に向けて戻すことにより、カード2を取出すことができ
る。
また、第6図に示されるように、前記実施例の橋絡部2
6の代わりに、別部材の例えば棒状体をコ字形状に形成
してなる橋絡部材27を設けても良い。この場合には、
橋絡部材27の両端部の曲折部27aを、ろう付け等に
より固着することにより、橋絡部26を設けた場合と同
様に、両枢支部25の近傍部同士を互いに一体的に撓ま
せることができる。
なお、本実施例にあっては、ベルト9によりカード2を
搬送するようにしたが、ベルト9に限ることなく、例え
ば特願昭63−166099号明細書に提案されている
ように、カード2の搬送面に対して傾けて設けられた搬
送ローラとの間にカードを挾持して搬送する構造のもの
にも適用可能である。
[発明の効果] このように本発明によれば、従動ローラの両端部を枢支
するばね部材の一対の支持片の枢支部近傍部同士が、互
いに一体的に撓もうとすることから、従動ローラに対し
て中心からずれた位置に局部的に無端搬送手段が当接し
ても、従動ローラが大きく傾くことがないため、従動ロ
ーラを高精度に組付ける必要がなく、組付けが容易にな
り製造コストを低減し得るなど、その効果は極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づくカード搬送装置のケーシング
の上面を切除して示す平面図である。 第2図は、第1図のII−II線についてみた側断面図であ
る。 第3図は、第1図のIII−III線についてみた図である。 第4図は、第1図のIV−IV線についてみた断面図であ
る。 第5図は、第2図のV線についてみた矢視図である。 第6図は、第2の実施例を示す第5図に対応する図であ
る。 1…ケーシング 2…カード 3…挿入口 4…天板 5…底壁 6…ガイド溝 7…駆動プーリ 7a…軸 8…従動プーリ 8b…軸 9…ベルト 9a…直線部分 11…支持板部材 12…大径ギヤ 13…アイドルギヤ 14…偏平型モータ 15…駆動ギヤ 16…ブラケット 17…ガイドローラ 17a…溝 18…従動ローラ 18a…軸 19…支持体 19a…アーム部 20…ガイド板 21…磁気ヘッド 22…押圧パッド 23…磁気テープ部 24…ねじ 25…枢支部 26…橋絡部 27…橋絡部材 27a…曲折部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードを2位置間で搬送するためのカード
    搬送装置であって、 互いに間隔をおいてそれぞれ回動自在に軸支された一対
    のプーリに巻回された比較的細幅のベルトと、前記ベル
    トを長手方向に駆動する手段と、前記ベルトの一部を前
    記カードの搬送面に向けて突出させるガイド手段と、前
    記ベルトと共働して前記カードを挟持して搬送するべく
    前記ベルトの突出部に対向する位置にばね部材により支
    持されかつ前記ベルトより幅広の従動ローラとを有し、 前記ばね部材が、前記従動ローラの両端部をそれぞれ枢
    支する一対の支持片と、前記各支持片の前記枢支部の近
    傍部同士を互いに連結する橋絡部とを有することを特徴
    とするカード搬送装置。
JP63262379A 1988-07-04 1988-10-18 カード搬送装置 Expired - Lifetime JPH064465B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63262379A JPH064465B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 カード搬送装置
US07/374,524 US5039849A (en) 1988-07-04 1989-06-30 Card conveying structure for card accessing devices
EP89306796A EP0350274B1 (en) 1988-07-04 1989-07-04 Card conveying structure for card accessing devices
DE68912428T DE68912428T2 (de) 1988-07-04 1989-07-04 Kartentransportanordnung für Kartenzugangsvorrichtungen.

Applications Claiming Priority (1)

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JP63262379A JPH064465B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 カード搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH02110042A JPH02110042A (ja) 1990-04-23
JPH064465B2 true JPH064465B2 (ja) 1994-01-19

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JP63262379A Expired - Lifetime JPH064465B2 (ja) 1988-07-04 1988-10-18 カード搬送装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049644Y2 (ja) * 1984-12-26 1992-03-10
JPH045482Y2 (ja) * 1985-02-15 1992-02-17
JPS63113030U (ja) * 1987-01-19 1988-07-20

Also Published As

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JPH02110042A (ja) 1990-04-23

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