JP2534350B2 - フイルム記号読取装置 - Google Patents

フイルム記号読取装置

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JP2534350B2
JP2534350B2 JP1099602A JP9960289A JP2534350B2 JP 2534350 B2 JP2534350 B2 JP 2534350B2 JP 1099602 A JP1099602 A JP 1099602A JP 9960289 A JP9960289 A JP 9960289A JP 2534350 B2 JP2534350 B2 JP 2534350B2
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孝 今村
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフイルムに記録されたバーコード等の記号を
読取るためのフイルム記号読取装置に関する。
〔従来の技術〕
写真ネガフイルムには幅方向端部付近にフイルム種類
等を表示するバーコードが形成されている。このバーコ
ードはフイルム幅方向端面から所定寸法とされているた
め、フイルムを幅方向に挟持する付勢力を付与させなが
ら読取センサをバーコードに対応させてバーコードを読
取ることによって、正確にセンサをバーコードに追従さ
せることができる。
ところが付勢力でフイルムを幅方向に挟持すると、フ
イルム中央部が撓みを生じてフイルムの案内手段と接触
するため、フイルムを長手方向に移動させる場合にフイ
ルムう画像面に傷付を生じる原因となる。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明はフイルム幅方向に挟持力を付与してセンサを
バーコード等の記号に追従させて記号を読取る場合に
も、フイルムに撓みを生じさせることがないフイルム記
号読取装置を得ることが目的である。
〔課題を解決する手段〕
本発明は、フイルム上に記録された記号を読取るフイ
ルム記号読取装置であって、フイルム長手軸線を中間部
で屈曲させる屈曲案内手段と、この屈曲部近傍でフイル
ムに近接して配置されフイルム上の記号を読取るセンサ
ーと、を有することを特徴としている。
このように本発明では、フイルムの長手方向中間部で
長手軸線を屈曲させるため、この屈曲部のフイルムは幅
方向に加えられる外力に対する抵抗力が大きく、幅方向
にセンサを追従させるために付勢力を付与してもフイル
ム幅方向に沿ったフイルム表面は直線状を呈しており、
撓みを生じない。このためこの屈曲部付近へ挟持力を付
与してセンサを幅方向端部から所定位置に正確に配置す
ることができ、かつ画像面の傷付も生ずることがない。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用されたフイルムキヤリア10が
示されている。このフイルムキヤリア10では台座12へ案
内溝14が設けられ、ネガフイルムFを長手方向(矢印A
方向)に案内する水平案内路を構成するようになってい
る。案内溝14には幅方向中間部がさらに切欠かれた深溝
部15が設けられている。
台座12へ支軸16で軸支されたアーム18には支軸16へア
ーム18と同軸的に軸支された小アーム19が収容されてお
り、アーム18と所定量だけ相対回転可能とされている。
アーム18の先端には案内溝14へ挿入される案内板22が取
り付けられている。アーム18はラツチ18Aが台座12のフ
ツク12Aへ係合して閉止状態とされ、この状態でアーム1
8は図示しないばねで案内溝14から抜出す方向に付勢さ
れている。このため案内板22は案内溝14の底面との間に
ネガフイルムFの案内用間隔を形成している。
案内溝14の長手方向中間部には焼付開口24が形成さ
れ、案内板22には焼付開口26が形成されると共にネガフ
イルムFの幅方向両端に対応して押圧板28が取り付けら
れ、焼付画像齣が焼付開口24、26内に入り込むとソレノ
イド32の付勢力で小アーム19がアーム18から離れる方向
に押圧され、押圧板28がネガフイルムFを焼付開口24の
周縁へ挟持固定するようになっている。なお、焼付開口
24、26には同軸的に図示しない焼付光源及び感光材料が
対応されて焼付作業が行われるようになっている。
案内溝14には焼付開口24を挟んでネガフイルムFの搬
送方向上流側及び下流側に駆動ローラ34、36が軸支され
てその一部が案内溝14上へ突出している。これらの駆動
ローラ34、36は台座12内で図示しないモータの駆動力を
受け回転ネガフイルムFへ搬送力を付与するようになっ
ている。これらの駆動ローラ34、36へネガフイルムFを
押圧するための押圧ローラ38、42が案内板22へ軸支され
ている。
案内溝14には駆動ローラ34よりもフイルム搬送方向上
流側に挟持ブロツク44、46がネガフイルムFの幅方向外
側に配置されている。これらの挟持ブロツク44、46はフ
イルム幅方向に長手方向とされ台座12内に設けられるガ
イド軸48によって連結されている。すなわち第3図に示
される如くガイド軸48の一端は挟持ブロツク44へ固着さ
れ、中間部が台座12へ固着されるスライド軸受52を貫通
し、先端部が挟持ブロツク46を貫通している。
この挟持ブロツク46を貫通したガイド軸48の先端部と
挟持ブロツク46との間には圧縮コイルばね54が介在され
ている。これによって挟持ブロツク44、46は互いに接近
する方向の付勢力を生じており、搬送されるネガフイル
ムFを幅方向両側から挟持するようになっている。
これらの挟持ブロツク44、46の上流側には同様形状の
挟持ブロツク56、58が設けられ、同様にガイド軸62で連
結されるとともに圧縮コイルばね64の付勢力で挟持力を
生じている。これらの挟持ブロツク56、58の高さは挟持
ブロツク44、46よりも高くされ、挟持ブロツク56、58の
頂面は挟持ブロツク44、46の頂面よりも高位置となって
いる。
第4図に示される如く挟持ブロツク44、56には軸心が
垂直とされた円孔66がそれぞれ穿設されており、センサ
ブロツク68の一部から互いに平行に突出されるガイドピ
ン72が挿入されるようになっている。また同様に挟持ブ
ロツク46、58には円孔74が形成されセンサブロツク76の
ガイドピン78が挿入されるようになっている。
これらのセンサブロツク68、76は案内板22へ固着され
た支軸81が貫通され若干量だけ互いに接離可能とされて
いる。またこれらのセンサブロツク68、76にはセンサ82
がそれぞれ収容されており、ガイドピン72、78がそれぞ
れ円孔66、74へ収容されるとこれらの挟持ブロツクとと
もにフイルム幅方向へ移動して、挟持ブロツク44と46と
の対向面及び挟持ブロツク56と58との対向面から一定の
距離にセンサ82が配置されて、ネガフイルムFの幅方向
端面から所定位置に記録されたバーコードBを正確に読
取ることができるようになっている。
なお、センサブロツク68、76から垂下されるガイドピ
ン72、78は同一軸寸法とされているが、これらのガイド
ピン72、78が立設されるセンサブロツク68、76の底面は
挟持ブロツク44、46と挟持ブロツク56、58との高さ相違
量に応じて高さが段違いとなっている。
また円孔66の一方及び円孔74の一方はフイルム搬送方
向(矢印A方向)に長手方向とされた長孔とし、フイル
ム幅方向の精度を維持しつつ製作、組付を容易にしても
よい。
センサ82に対応して台座12内には光源84が埋め込まれ
ており、透明な保護カバー86を介してフイルムのバーコ
ードをセンサ82へ向けて照射するようになっている。
これらのセンサ82及び光源84からフイルム搬送方向上
流側は第1図に示される如く案内溝14が次第に高くなる
ように傾斜された斜面14Aとなっている。さらに案内板2
2もこの斜面14Aに対応した斜面22Aとなっている。従っ
て第2図に示される如く案内板22が案内溝14内に入り込
んだ状態で斜面14A、22Aの間にネガフイルムの傾斜案内
路(矢印B方向)が形成され、水平案内路との間でネガ
フイルムFが屈曲して案内されるようになっている。
この斜面14A、22Aにも駆動ローラ92及び押圧ローラ94
が配置されてネガフイルムFの幅方向両端部付近に挟持
力及び駆動力を生じさせるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
フイルムキヤリア10は第1図の開放状態で案内溝4内
へネガフイルムFを配置し、アーム18を閉止してラツチ
18Aをフツク12Aへ係合するとネガフイルムFが搬送可能
状態となる。アーム1の閉止によって案内板22へ設けら
れたセンサブロツク68、76のガイドピン72、78は挟持ブ
ロツク44、46及び56、58の円孔66、74へ各々案内されて
入り込み、第3図に示される如くセンサブロツク68が挟
持ブロツク44、56と、センサブロツク76が挟持ブロツク
46、58と各々連結されてネガフイルムFの幅方向へと移
動可能となる。
なお第2図のようにアーム18を閉止した状態でネガフ
イルムFを案内溝14内へ長手方向に挿入してもよい。
駆動ローラ34、36及び92が駆動されると、ネガフイル
ムFはこれらのローラ押圧ローラとの間に挟持されて矢
印A方向へ駆動される。
ネガフイルムFは挟持ブロツク56と58との間及び挟持
ブロツク44と46との間を通って焼付開口24方向へと移動
する。このため挟持ブロツク56と58及び挟持ブロツク44
と46によって圧縮コイルばね64、54の挟持力を受ける。
センサブロツク68、76はこれらの挟持ブロツクに追従し
てネガフイルムFの幅方向端部から所定位置にセンサ82
を配置するのでバーコードBが正確に読み取られる。
特にネガフイルムFは案内溝14と斜面14Aとの間で長
手軸線が屈曲されているので、この屈曲部では幅方向の
圧縮力に対する抵抗が大きく、ネガフイルムFが幅方向
に撓みを生ずることなく、幅方向断面が平面形状を維持
している。このためネガフイルムFの幅方向中央部にあ
る画像面が案内溝14、案内板22と接触することはなく、
画像に傷付を生ずることがない。
必要画像齣が焼付開口24へ至るとフイルム搬送が停止
されソレノイド32の励磁力で小アーム19が駆動され、ア
ツパマスク28によって焼付画像齣の周囲が案内溝14へ押
圧固定されて焼付作業が行われる。
なお上記実施例においてネガフイルムFの長手軸線が
水平案内路と傾斜案内路との間で屈曲される角度は3度
以上であることが必要であるが、実用上は3度〜15度の
間とすることにより、フイルム搬送を円滑にしつつ幅方
向の撓みをなくすことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、バーコード等の記号
を読取る場合にフイルムに挟持力を付与しても、フイル
ムを幅方向に撓ませることなく確実にバーコードを読取
り、かつ画像面の傷付を防止できる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたフイルムキヤリアを示す開
放状態の斜視図、第2図は閉止状態を示すフイルム長手
軸線を沿った断面図、第3図はセンサの追従構造を示す
第1図III−III線断面図、第4図は第3図の主要部を示
す分解斜視図である。 B……バーコード、 F……ネガフイルム、 10……フイルムキヤリア 14……案内溝、 14A……斜面、 22……案内板、 22A……斜面、 44……挟持ブロツク、 46……挟持ブロツク、 56……挟持ブロツク、 57……挟持ブロツク、 58……挟持ブロツク、 68……センサブロツク、 76……センサブロツク、 82……センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム上に記録された記号を読取るフイ
    ルム記号読取装置であって、フイルム長手軸線を中間部
    で屈曲させる屈曲案内手段と、この屈曲部近傍でフイル
    ムに近接して配置されフイルム上の記号を読取るセンサ
    ーと、を有することを特徴としたフイルム記号読取装
    置。
JP1099602A 1989-04-19 1989-04-19 フイルム記号読取装置 Expired - Lifetime JP2534350B2 (ja)

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JPH02277036A JPH02277036A (ja) 1990-11-13
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