JPH064453Y2 - ピツクアツプの送り機構 - Google Patents
ピツクアツプの送り機構Info
- Publication number
- JPH064453Y2 JPH064453Y2 JP1986126268U JP12626886U JPH064453Y2 JP H064453 Y2 JPH064453 Y2 JP H064453Y2 JP 1986126268 U JP1986126268 U JP 1986126268U JP 12626886 U JP12626886 U JP 12626886U JP H064453 Y2 JPH064453 Y2 JP H064453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bevel gear
- rack
- drive
- intermediate bevel
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本考案はバックラッシュを防止したピックアップの送り
機構に関する。
機構に関する。
ロ従来技術 ピックアップの送り機構に於いて、バックラッシュを防
止した技術は例えば実開昭60−82763号公報に開
示されている。しかしながら、斯かる従来技術にあって
はバックラッシュ防止手段は固定ラックと可動ラックと
をコイルバネで連結し、斯かるラックに対してピニオン
の歯を噛合させることによりこのピニオンの歯を固定ラ
ックと可動ラックにて狭圧する構成としたものである。
止した技術は例えば実開昭60−82763号公報に開
示されている。しかしながら、斯かる従来技術にあって
はバックラッシュ防止手段は固定ラックと可動ラックと
をコイルバネで連結し、斯かるラックに対してピニオン
の歯を噛合させることによりこのピニオンの歯を固定ラ
ックと可動ラックにて狭圧する構成としたものである。
ハ考案が解決しようとする問題点 本考案は固定ラックと可動ラックを利用することなく、
簡単な構造にてバックラッシュを防止せんとするもので
ある。
簡単な構造にてバックラッシュを防止せんとするもので
ある。
ニ問題点を解決する為の手段 ピックアップをモータによって移送するピックアップの
送り機構において、前記ピックアップに固定されたラッ
クと、モータ等の駆動軸に装着された駆動笠歯車と、前
記ラックと前記駆動笠歯車の間に介在された第1、第2
及び第3の中間笠歯車と、該中間笠歯車を前記駆動笠歯
車方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第3の中間笠
歯車は、その軸が前記駆動笠歯車の軸に対して垂直とな
るように該駆動笠歯車に係合され、前記第2の中間笠歯
車は、その軸が前記第3の中間笠歯車の軸に対して垂直
となるように該第3の中間笠歯車に係合され、前記第1
の中間笠歯車は前記第2の中間笠歯車の軸の他端に装着
されると共に、その軸が前記ラックに対して垂直となる
ように該ラックに係合され、前記付勢手段による付勢力
を前記第1、第2及び第3の中間笠歯車を介して前記駆
動笠歯車及び前記ラックに伝達し、而して、前記駆動笠
歯車の回転力を前記ラックに伝達する構成である。
送り機構において、前記ピックアップに固定されたラッ
クと、モータ等の駆動軸に装着された駆動笠歯車と、前
記ラックと前記駆動笠歯車の間に介在された第1、第2
及び第3の中間笠歯車と、該中間笠歯車を前記駆動笠歯
車方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第3の中間笠
歯車は、その軸が前記駆動笠歯車の軸に対して垂直とな
るように該駆動笠歯車に係合され、前記第2の中間笠歯
車は、その軸が前記第3の中間笠歯車の軸に対して垂直
となるように該第3の中間笠歯車に係合され、前記第1
の中間笠歯車は前記第2の中間笠歯車の軸の他端に装着
されると共に、その軸が前記ラックに対して垂直となる
ように該ラックに係合され、前記付勢手段による付勢力
を前記第1、第2及び第3の中間笠歯車を介して前記駆
動笠歯車及び前記ラックに伝達し、而して、前記駆動笠
歯車の回転力を前記ラックに伝達する構成である。
ホ作用 ラック及び駆動笠歯車に対して中間笠歯車が弾性的に当
接するので、バックラッシュが良好に防止される。
接するので、バックラッシュが良好に防止される。
ヘ実施例 対物レンズ(1)を有するピックアップ(2)にラック(2
a)が形成されている。ピックアップ(2)は案内されて
ディスクの半径方向に移動される。モータ(4)はブラケ
ット(5)に固定されており、モータ(4)の駆動軸(4a)
には駆動笠歯車(6)が装着されている。ブラケット(5)に
回転自在に枢支された軸(7)の両端には第1中間笠歯車
(8)及び第2中間笠歯車(9)が装着されている。第1中間
笠歯車(8)はピックアップ(2)のラック(2a)に噛合し
ている。ブラケット(5)に植立した軸(10)には第3中間
笠歯車(11)が回転自在に装着されており、この第3中間
笠歯車(11)は軸(10)に装着されたコイルスプリング(12)
により第2図に於いて上方向に付勢されている。
a)が形成されている。ピックアップ(2)は案内されて
ディスクの半径方向に移動される。モータ(4)はブラケ
ット(5)に固定されており、モータ(4)の駆動軸(4a)
には駆動笠歯車(6)が装着されている。ブラケット(5)に
回転自在に枢支された軸(7)の両端には第1中間笠歯車
(8)及び第2中間笠歯車(9)が装着されている。第1中間
笠歯車(8)はピックアップ(2)のラック(2a)に噛合し
ている。ブラケット(5)に植立した軸(10)には第3中間
笠歯車(11)が回転自在に装着されており、この第3中間
笠歯車(11)は軸(10)に装着されたコイルスプリング(12)
により第2図に於いて上方向に付勢されている。
従って、第3中間笠歯車(11)と駆動笠歯車(6)は、第3
中間笠歯車(11)の軸(10)が駆動笠歯車(6)の軸(4a)に対
して垂直に且つ弾性的に当接することになる。また、第
3中間笠歯車(11)と第2中間笠歯車(9)は、第2中間笠
歯車(9)の軸(7)が第3中間笠歯車(11)の軸(10)に対して
垂直に且つ弾性的に当接している為、軸(7)には第2図
に於いて左方向の力が働き、その結果、第1中間笠歯車
(8)とラック(2a)も、第1中間笠歯車(8)の軸がラックに
対して垂直に且つ弾性的に当接することになる。それ
故、全ての噛合部分でバックラッシュが良好に防止され
ることになる。
中間笠歯車(11)の軸(10)が駆動笠歯車(6)の軸(4a)に対
して垂直に且つ弾性的に当接することになる。また、第
3中間笠歯車(11)と第2中間笠歯車(9)は、第2中間笠
歯車(9)の軸(7)が第3中間笠歯車(11)の軸(10)に対して
垂直に且つ弾性的に当接している為、軸(7)には第2図
に於いて左方向の力が働き、その結果、第1中間笠歯車
(8)とラック(2a)も、第1中間笠歯車(8)の軸がラックに
対して垂直に且つ弾性的に当接することになる。それ
故、全ての噛合部分でバックラッシュが良好に防止され
ることになる。
ト考案の効果 以上述べた本考案に依れば、ピックアップに固定された
ラックと、モータ等の駆動軸に装着された駆動笠歯車
と、前記ラックと前記駆動笠歯車の間に介在された第
1、第2及び第3の中間笠歯車と、該中間笠歯車を前記
駆動笠歯車方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第3
の中間笠歯車は、その軸が前記駆動笠歯車の軸に対して
垂直となるように該駆動笠歯車に係合され、前記第2の
中間笠歯車は、その軸が前記第3の中間笠歯車の軸に対
して垂直となるように該第3の中間笠歯車に係合され、
前記第1の中間笠歯車は前記第2の中間笠歯車の軸の他
端に装着されると共に、その軸が前記ラックに対して垂
直となるように該ラックに係合され、前記付勢手段によ
る付勢力を前記第1、第2及び第3の中間笠歯車を介し
て前記駆動笠歯車及び前記ラックに伝達する。以って、
前記駆動笠歯車の回転力が前記ラックに伝達される構成
であるので、簡単な構造にて良好にバックラッシュを防
止することができる。
ラックと、モータ等の駆動軸に装着された駆動笠歯車
と、前記ラックと前記駆動笠歯車の間に介在された第
1、第2及び第3の中間笠歯車と、該中間笠歯車を前記
駆動笠歯車方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第3
の中間笠歯車は、その軸が前記駆動笠歯車の軸に対して
垂直となるように該駆動笠歯車に係合され、前記第2の
中間笠歯車は、その軸が前記第3の中間笠歯車の軸に対
して垂直となるように該第3の中間笠歯車に係合され、
前記第1の中間笠歯車は前記第2の中間笠歯車の軸の他
端に装着されると共に、その軸が前記ラックに対して垂
直となるように該ラックに係合され、前記付勢手段によ
る付勢力を前記第1、第2及び第3の中間笠歯車を介し
て前記駆動笠歯車及び前記ラックに伝達する。以って、
前記駆動笠歯車の回転力が前記ラックに伝達される構成
であるので、簡単な構造にて良好にバックラッシュを防
止することができる。
図面は何れも本考案に係るピックアップの送り機構を示
すものであり、第1図は平面図、第2図は正面図であ
る。 (2)はラック(2a)を有するピックアップ、(4)は駆動
軸(4a)を有するモータ、(6)は駆動笠歯車、(8)(9)
(11)は中間笠歯車、(12)はコイルスプリング(付勢手
段)
すものであり、第1図は平面図、第2図は正面図であ
る。 (2)はラック(2a)を有するピックアップ、(4)は駆動
軸(4a)を有するモータ、(6)は駆動笠歯車、(8)(9)
(11)は中間笠歯車、(12)はコイルスプリング(付勢手
段)
Claims (1)
- 【請求項1】ピックアップをモータによって移送するピ
ックアップの送り機構において、 前記ピックアップに固定されたラックと、モータ等の駆
動軸に装着された駆動笠歯車と、前記ラックと前記駆動
笠歯車の間に介在された第1、第2及び第3の中間笠歯
車と、該中間笠歯車を前記駆動笠歯車方向に付勢する付
勢手段とを備え、 前記第3の中間笠歯車は、その軸が前記駆動笠歯車の軸
に対して垂直となるように該駆動笠歯車に係合され、 前記第2の中間笠歯車は、その軸が前記第3の中間笠歯
車の軸に対して垂直となるように該第3の中間笠歯車に
係合され、 前記第1の中間笠歯車は前記第2の中間笠歯車の軸の他
端に装着されると共に、その軸が前記ラックに対して垂
直となるように該ラックに係合され、 前記付勢手段による付勢力を前記第1、第2及び第3の
中間笠歯車を介して前記駆動笠歯車及び前記ラックに伝
達し、而して、前記駆動笠歯車の回転力を前記ラックに
伝達することを特徴とするピックアップの送り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986126268U JPH064453Y2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ピツクアツプの送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986126268U JPH064453Y2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ピツクアツプの送り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332349U JPS6332349U (ja) | 1988-03-02 |
JPH064453Y2 true JPH064453Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31019912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986126268U Expired - Lifetime JPH064453Y2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ピツクアツプの送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064453Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6187281A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-02 | Seiko Epson Corp | キヤリツジ送り機構 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP1986126268U patent/JPH064453Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6332349U (ja) | 1988-03-02 |
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