JPH075314Y2 - 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構 - Google Patents

回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構

Info

Publication number
JPH075314Y2
JPH075314Y2 JP10726789U JP10726789U JPH075314Y2 JP H075314 Y2 JPH075314 Y2 JP H075314Y2 JP 10726789 U JP10726789 U JP 10726789U JP 10726789 U JP10726789 U JP 10726789U JP H075314 Y2 JPH075314 Y2 JP H075314Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
arm member
drive mechanism
caterpillar
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10726789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0346051U (ja
Inventor
孝夫 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP10726789U priority Critical patent/JPH075314Y2/ja
Publication of JPH0346051U publication Critical patent/JPH0346051U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH075314Y2 publication Critical patent/JPH075314Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オーバーヘッドコンベヤやフロアコンベヤ等
のチェーンによって駆動されるコンベヤにおいて、当該
チェーンを駆動するためのキャタピラドライブ機構に関
する。
従来技術及びその課題 上記のようなキャタピラドライブ機構の中には、過負荷
を検知できるようにした、いわゆるフローティングドラ
イブ機構がある。
その例を第4図によって示すと、フローティングドライ
ブ機構40は、コンベヤチェーン41に過負荷が加わったと
きに、キャタピラチェーン42を介して移動フレーム43が
移動し、リミットスイッチ44がその移動を検知してモー
タ45を停止させるようになっている。
しかし、この機構は全体的に大きく、しかも構造が複雑
であり、部品点数も多く、メンテナンスを要する箇所が
多いという欠点があった。従って、コストも高くなると
いう問題がある。
また、減速機46とキャタピラチェーン駆動軸47との間に
他の伝動チェーン48が介在しており、固定部49と移動フ
レーム43との間のガタを避けられないという問題や、コ
ンベヤチェーン41にいわゆるシャクリが発生する問題も
ある。
課題を解決するための手段 本考案は、スプロケット軸に直結された駆動部と、前記
スプロケット軸に対して直角な面内を回動するように前
記駆動部に取付けられたアーム部材とを有し、前記スプ
ロケット軸又は駆動部が固定フレームに対して回転自在
に支持され、前記駆動部がコンベヤチェーンを駆動する
際に生じる反力に抗するように前記アーム部材を付勢
し、過負荷を前記アーム部材の前記付勢力に抗する回動
により検知するようにしたキャタピラドライブ機構によ
り、前記課題を解決したものである。
作用 通常運転状態では、駆動部からの動力は駆動部と直結さ
れたスプロケット軸を介してキャタピラチェーンに伝達
される。コンベヤチェーンから受ける反力によって駆動
部が回動しようとするが、アーム部材がこの反力に抗す
るように付勢されていることにより釣り合いが保たれ、
駆動部の回動は生じない。
コンベヤチェーンに過負荷が発生すると、前記反力が或
る値に設定されている前記付勢力を越え、駆動部はアー
ム部材を付勢力に抗して回動させる。コンベヤチェーン
に過負荷が発生したことは、このアーム部材の回動を検
知することにより行われる。
過負荷が検知されれば、モータの停止等の処置が講じら
れる。
実施例 第1図は本考案のキャタピラドライブ機構10の実施例を
示す図である。
コンベヤチェーン11は、キャタピラチェーン12によっ
て、図中右方向に駆動される。キャタピラチェーン12
は、駆動スプロケット軸13と従動スプロケット14に介装
されている。
駆動部は、モータ20及び軸上ウォーム減速機21からな
る。なお、駆動部がモータだけの場合もある。この駆動
部は駆動スプロケット13の軸22と直結されており、キャ
タピラチェーン12を直接駆動する。スプロケット軸22
は、第2図に示すように、一対の支持部材23,24によ
り、固定フレーム25に回転自在に支持されている。従っ
て、従来のような他の伝動チェーン(第4図の符号48参
照。)がないから、コンベヤチェーン11の走行速度には
瞬間的な速度変化を生じることもなく、円滑な駆動が可
能になる。
なお、モータ20と減速機21を第1図のように直角に配し
たのは、幅方向にコンパクトにするためである。
符号26はアーム部材であって、スプロケット軸22に対し
て直角な面内を延びるように、減速機21の本体に取付け
られている。
第3図に示すように、固定フレーム25には、スプロケッ
ト軸22に対して直角な面内をコンベヤチェーン11の駆動
方向に延びる摺動軸30が取付けられ、摺動金具31がこの
軸上に挿入されている。摺動金具31は、圧縮ばね32によ
り或る値に設定された付勢力で右方向に付勢され、右側
はストツパ33に当て止めされている。
アーム部材26は一端において摺動金具31と接続ピン34に
よって係合している。符号35は、摺動金具31に当接して
設けられたリミットスイッチであり、摺動金具31の左方
向への移動を過負荷として検知する。
次に動作を説明する。
コンベヤチェーン11は、その経路中、数箇所に設けられ
たキャタピラドライブ機構10により、第1図中右方向に
駆動される。コンベヤチェーン11が正常に駆動されてい
れば、その駆動によって生じる反力(トルク)は、ばね
32の設定付勢力を越えないから、摺動金具31はストツパ
33に当接したままである。
コンベヤチェーン11に過負荷が発生すると、その反作用
力(トルク)が大きくなり、減速機21及びアーム部材26
を、ばね32の設定付勢力に抗して反時計回りに回動させ
る。
本実施例では、減速機21のこのような回動をアーム部材
26を介して摺動金具31に伝達し、この摺動金具31の移動
をリミットスイッチ35により検知することによってモー
タ20を停止させるようにしている。
なお、図示した実施例では、スプロケット軸22が固定フ
レームに対して回転自在に支持されているが、それと同
時に、或いはそれに替えて、駆動部(例えば、減速機2
1)を固定フレーム25に対し回動自在に支持するように
しても上述したのと同等の機能が達成できる。
考案の効果 本考案は、以上のような構成であるから、次の効果を奏
する。
(1)コンベヤチェーンに発生する過負荷を駆動部の回
動として検知することができるので、従来のフローティ
ングドライブ機構よりガタ発生部分が少なく、全長も短
くすることができる。
(2)構造が簡単で部品点数が少なく、コンパクトな過
負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構を得るこ
とができる。
(3)キャタピラチェーンの駆動スプロケットの軸を駆
動部により直接駆動しているから、コンベヤチェーンの
シャクリを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキャタピラドライブ機構の実施例の正
面図、第2図は第1図の上面図、第3図は第1図の上部
拡大図、第4図は従来のフローティングドライブ機構の
正面図である。 10……キャタピラキドライブ機構 11……コンベヤチェーン 12……キャタピラチェーン 13……駆動スプロケット 20……モータ(駆動部) 21……減速機(駆動部) 22……スプロケット軸 25……固定フレーム 26……アーム部材 32……圧縮ばね 35……リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプロケット軸に直結された駆動部と、前
    記スプロケット軸に対して直角な面内を回動するように
    前記駆動部に取付けられたアーム部材とを有し、 前記スプロケット軸又は駆動部が固定フレームに対して
    回転自在に支持され、前記駆動部がコンベヤチェーンを
    駆動する際に生じる反力に抗するように前記アーム部材
    を付勢し、過負荷を前記アーム部材の前記付勢力に抗す
    る回動により検知するようにしたことを特徴とする、 キャタピラドライブ機構。
JP10726789U 1989-09-14 1989-09-14 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構 Expired - Lifetime JPH075314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10726789U JPH075314Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10726789U JPH075314Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0346051U JPH0346051U (ja) 1991-04-26
JPH075314Y2 true JPH075314Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31655965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10726789U Expired - Lifetime JPH075314Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075314Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0346051U (ja) 1991-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH076058Y2 (ja) 電動式チルトステアリング装置
US4852706A (en) Gate operator
US4666361A (en) Arm driving apparatus
JPH075314Y2 (ja) 回動式過負荷検知機構を具えたキャタピラドライブ機構
US6247580B1 (en) Actuator for a bi-directional conveyor belt
JP2902253B2 (ja) エレベータの非常止め装置用セフティリンク機構
JP4104346B2 (ja) 車両用後輪操舵装置
JP3197784B2 (ja) 軸マウントモータの過負荷停止機構
JPH05180299A (ja) アクチュエータ
JP4043812B2 (ja) 無軌条式移動棚
JP3096646B2 (ja) トルク検出装置及びこれを具えた電動モータ付自転車
JP3843542B2 (ja) 産業車両の操舵トルク伝達装置
JP3627126B2 (ja) 建築用電動開閉装置
JPH0665069U (ja) シートリフタ装置
JP2541168B2 (ja) ストッパ装置
JP2653545B2 (ja) マンコンベア装置
JPH081063Y2 (ja) 電動射出成形機のノズル前後進装置
JP3162977B2 (ja) カーゲート用開閉作動装置
JPH0718029Y2 (ja) ウオ−ム歯車装置の両方向リミツタ機構
JP2739398B2 (ja) リーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの操舵装置
JPH0592768A (ja) 電動後輪操舵装置
JPH03253463A (ja) 電動パワーステアリング装置
CA1335821C (en) Gate opener
US5383529A (en) Gear train arrangement of rear wheel steering system for motor vehicle
JPH07315746A (ja) 乗客コンベアの安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term