JPH083413Y2 - 紙幣入出金機におけるエレベータ駆動機構 - Google Patents

紙幣入出金機におけるエレベータ駆動機構

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JPH083413Y2
JPH083413Y2 JP9331589U JP9331589U JPH083413Y2 JP H083413 Y2 JPH083413 Y2 JP H083413Y2 JP 9331589 U JP9331589 U JP 9331589U JP 9331589 U JP9331589 U JP 9331589U JP H083413 Y2 JPH083413 Y2 JP H083413Y2
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JP
Japan
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stacker
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JP9331589U
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JPH0333855U (ja
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広一 五井
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、紙幣入出金機にセットされるスタッカ内に
設けられ紙幣を支持して昇降動作を行うエレベータに、
駆動力を伝達する紙幣入出金機におけるエレベータ駆動
機構に関する。
「従来の技術」 従来、紙幣入出金機等には入金時に紙幣を受け入れて
収納するとともに出金時にその受け入れた紙幣を放出す
るリサイクル型のスタッカが着脱自在に設けられてい
る。該スタッカ内には昇降自在のエレベータが設けられ
ており、スタッカ内に収納される紙幣はそのエレベータ
上に収納されることになつていた。エレベータに昇降動
作を行わせる駆動源は、特開昭62−205941号公報に示す
ように紙幣入出金機の機体側に設けられ、該駆動源によ
つて回動されるとともに、駆動源同様機体側に設けられ
る駆動ギアがスタッカ内に設けられエレベータに駆動力
を伝達する受動ギアと噛み合うことでエレベータが昇降
動作を行うようになつていた。
「考案が解決しようとする課題」 前記のように、スタッカが機体にセットされたときに
噛み合うようになつている一対の歯車の場合、いずれか
一方例えば機体側の駆動ギアが噛み合い方向に弾圧的に
支持されていなければ、両ギアが確実に噛み合うことが
できなくなる。しかし、噛み合い確実にしようとして駆
動ギアに対する弾圧力を強くし過ぎた場合、バックラッ
シ(一対のギアのピッチ円周上の遊び)がなくなり、両
ギアが回動しなくなる場合があつた。両ギアが回動しな
くなるとエレベータ自体の昇降動作ができなくなり、紙
幣の収納あるいは放出に支障を来たすおそれがあつた。
本考案は、機体側の駆動ギアとスタッカ側の受動ギア
とを適度なバックラッシで確実に噛み合わせて、機体側
の駆動源の駆動力をスタッカ側のエレベータへ円滑に伝
達することができる紙幣入出金機におけるエレベータ駆
動機構の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 前記目的を達成するために、本考案では紙幣を支持す
る昇降自在のエレベータと、機体側の駆動ギアと噛み合
つて駆動力を前記エレベータ側へ伝達する受動ギアとを
有するスタッカが機体内に着脱自在にセットされる紙幣
入出金機において、前記受動ギアの側部に該受動ギアの
ピッチ径より小径となる受動側ディスクを同軸状に一体
に形成し、前記受動ギア側へ向けて弾圧される前記駆動
ギアの同軸側方に該駆動ギアのピッチ径より大径となり
前記受動側ディスクに当接する駆動側ディスクを回動自
在に軸支して構成したことを特徴とする。
「作用」 前記のように構成することにより、機体内にスタッカ
がカセットされた状態において、受動側ディスクと駆動
側ディスクとが当接するので、受動ギアと駆動ギアの軸
間距離を確実に確保し適度なバックラッシで受動ギアと
を噛み合わせることができる。従つて、機体側に設けら
れた駆動源の駆動力を円滑にスタッカ側のエレベータに
伝達することができる。
「実施例」 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は要部の側面図を示し、紙幣入出金機の機体側
に載置してセットすることができるスタッカ(1)の内
部両側には両無端ベルト(8)をそれぞれ立設し、両無
端ベルト(8)にまたがつて架着した支持金具(9)の
上方には、紙幣を載置できる水平姿勢のエレベータ
(2)を固設し、スタッカ(1)の下部には、両無端ベ
ルト(8)の下部に掛合するプーリ(10)にそれぞれ嵌
着する回転軸(11)を軸架し、該回転軸(11)の一端側
には受動ギヤ(4)を嵌合固定するが、該受動ギヤ
(4)の側部には、該ギヤのピッチ径より小径となる受
動側ディスク(5)を同軸芯にして一体的に形成し構成
する。
前記スタッカ(1)を載置してセットすることができ
る機体側に軸架した伝動軸(12)にはブラケット(13)
の中間部を枢支し、伝動軸(12)の端部に嵌着したプー
リ(14)と駆動モータ(15)のプーリ(16)には伝動ベ
ルト(17)を掛装し、前記ブラケット(13)の先端側に
軸架した支軸(7)には、前記伝動軸(12)の伝動ギヤ
(18)に常時嵌合するとともに前記受動ギヤ(4)に噛
合できる駆動ギヤ(3)を嵌着し、該駆動ギヤ(3)の
側方の支軸(7)部位には前記受動側ディスク(5)に
衝合して接触できる駆動側ディスク(6)を遊嵌し、前
記駆動ギヤ(3)を受動ギヤ(4)側に弾圧できるよう
前記ブラケット(13)の後端側には圧縮ばね(19)を連
繋して構成する。
なお、前記駆動側ディスク(6)と受動側ディスク
(5)のそれぞれの径は、前記駆動ギア(3)と受動ギ
ア(4)とが適度のバックラッシを持つて噛み合えるよ
うに設定されている。
したがつて、機体側に設けられた駆動モータ(15)が
駆動指令に基づいて駆動すると、その駆動力はプーリ
(16)、伝動ベルト(17)及びプーリ(14)を介して伝
動軸(12)に伝えられる。該伝動軸(12)に伝えられた
駆動力は、さらに伝動ギア(18)を介して駆動ギア
(3)に伝えられ、該駆動ギア(3)が受動ギア(4)
を回動させ、該受動ギア(4)と同様に回転軸(11)に
固定されたプーリ(10)及び無端ベルト(8)、支持金
具(9)を介してエレベータ(2)を昇降動作させるこ
とになる。なお、エレベータ(2)の上昇動作は駆動モ
ータ(15)の正転駆動で、また下降動作は駆動モータ
(15)の逆転駆動でそれぞれ行われることになる。
圧縮バネ(19)はブラケット(13)を伝動軸(12)中
心に第1図反時計方向に付勢させることになるので、機
体内にスタッカ(1)をセットした状態において、ブラ
ケット(13)の一端に支軸(7)を介して支持されてい
る駆動ギア(3)は受動ギア(4)に確実に噛み合わさ
れることになる。その際、駆動側ディスク(6)と受動
側ディスク(5)とが当接しているので、駆動ギア
(3)と受動ギア(4)との軸間距離は常に一定とな
り、駆動ギア(3)と受動ギア(4)とのバックラッシ
を適度に保つことができる。
受動側ディスク(5)の直径を受動ギア(4)のピッ
チ径より小径とすることで、受動側ディスク(5)と受
動ギア(4)とを一体に形成でき、しかもそのままの状
態で受動ギア(4)に歯切り加工をすることができるの
で、コストの低減が図れることになる。この場合、駆動
側ディスク(6)と受動側ディスク(5)との径が異な
ることで両ディスク(5)(6)間には周速差が生じる
ことになるが、駆動側ディスク(6)が支軸(7)に回
動自在に支持されているので、その周速差を駆動側ディ
スク(6)によつて吸収することができる。
なお、駆動側ディスク(6)と受動側ディスク(5)
のそれぞれの径寸法は、駆動ギアと受動ギアとの軸間距
離を両ギアが適度のバックラッシを持つて噛み合える距
離にて保持でき、且つ前記受動側ディスクの径が受動ギ
アのピッチ径より小径であれば、特に限定するものでは
ない。
「考案の効果」 このように本考案は、紙幣を支持する昇降自在のエレ
ベータと、機体側の駆動ギアと噛み合つて駆動力を前記
エレベータ側へ伝達する受動ギアとを有するスタッカが
機体内に着脱自在にセットされる紙幣入出金機におい
て、前記受動ギアの側部に該受動ギアのピッチ径より小
径となる受動側ディスクを同軸状に一体に形成し、前記
受動ギア側へ向けて弾圧される前記駆動ギアの同軸側方
に該駆動ギアのピッチ径より大径となり前記受動側ディ
スクに当接する駆動側ディスクを回動自在に軸支して構
成したので、 駆動ギア側の弾圧力によつて駆動ギアと受動ギアとを
確実に噛み合わせるとともに、駆動側ディスクと受動側
ディスクとの当接によつて駆動ギアと受動ギアとの軸間
距離を一定とし、両ギアのバックラッシを適度に保つこ
とができ機体側に設けられる駆動源の駆動力をスタッカ
内のエレベータに円滑に伝えることができる。しかも、
受動側ディスクの直径を受動ギアのピッチ径より小径と
して受動ギアと受動側ディスクとを同軸上に一体に形成
することによつて、受動ギアへの歯切り加工がそのまま
行えるのでコストの低減が図れる。
さらに、駆動側ディスクを駆動ギアと同軸上に回動自
在に設けたので、駆動側ディスクと受動側ディスクとの
直径の差によつて生じる周速差を駆動側ディスクによつ
て吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の側面図、第2図は
その一部の正面図を示す。 (1)…スタッカ、(2)…エレベータ、(3)…駆動
ギヤ、(4)…受動ギヤ、(5)…受動側ディスク、
(6)…駆動側ディスク、(7)…支軸、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣を支持する昇降自在のエレベータと、
    機体側の駆動ギアと噛み合つて駆動力を前記エレベータ
    側へ伝達する受動ギアとを有するスタッカが機体内に着
    脱自在にセットされる紙幣入出金機において、 前記受動ギアの側部に該受動ギアのピッチ径より小径と
    なる受動側ディスクを同軸状に一体に形成し、前記受動
    ギア側へ向けて弾圧される前記駆動ギアの同軸側方に該
    駆動ギアのピッチ径より大径となり前記受動側ディスク
    に当接する駆動側ディスクを回動自在に軸支して構成し
    たことを特徴とする紙幣入出金機におけるエレベータ駆
    動機構。
JP9331589U 1989-08-08 1989-08-08 紙幣入出金機におけるエレベータ駆動機構 Expired - Lifetime JPH083413Y2 (ja)

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JP9331589U JPH083413Y2 (ja) 1989-08-08 1989-08-08 紙幣入出金機におけるエレベータ駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPH0333855U JPH0333855U (ja) 1991-04-03
JPH083413Y2 true JPH083413Y2 (ja) 1996-01-31

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