JPH0328022Y2 - - Google Patents

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JPH0328022Y2
JPH0328022Y2 JP1983105585U JP10558583U JPH0328022Y2 JP H0328022 Y2 JPH0328022 Y2 JP H0328022Y2 JP 1983105585 U JP1983105585 U JP 1983105585U JP 10558583 U JP10558583 U JP 10558583U JP H0328022 Y2 JPH0328022 Y2 JP H0328022Y2
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JP1983105585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば複写工程に応じて積載収容
した用紙を1枚ずつ複写装置内に供給する給紙装
置に関する。
〔従来の技術〕
一般に複写機のカセツト装填口には用紙を積載
収容したカセツトが装着され、複写機側の給紙手
段で用紙を順次1枚ずつ装置内に取り込むように
なつている。
ところが、このカセツトは少量の用紙を収容す
る構造であるため、使用量の多いサイズの用紙に
あつては、使用者が頻繁に用紙を補給しなければ
ならず不便である。
そこで、カセツト装填口に大容量の給紙装置を
装着するものが提案されている。かかる給紙装置
は、収容した用紙の最上紙に係合する給紙手段で
用紙を順次送り出しているが、用紙の消費に伴つ
て用紙収容台(紙載台)を給紙手段側に上昇させ
たり、用紙補給のため最下位置に降下させたりす
る必要があり、紙載台を上下昇降自在に構成して
ある。
従来この紙載台の昇降手段としては、第1図に
示すように紙載台50をワイヤ、ベルト、チエン
等の懸引部材51で支持し、この懸引部材51を
駆動軸52に図示の如く巻き込むか、あるいは駆
動軸52にスプロケツトを取り付け、このスプロ
ケツトに懸引部材51としてのチエンを噛合して
紙載台50を昇降させている。
そして、駆動軸52と駆動モータ53とをウオ
ームギアー54及びウオームホイール56で連結
するものが多く採用されている。
これはウオームギアー54とウオームホイール
56との噛合部で紙載台50を任意位置にロツク
できると同時に、紙載台50の下降時にスムース
な運動が可能で、特別なロツク手段あるいはブレ
ーキ機構、ガバナ機構等を必要としないためであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがこの紙載台昇降用のウオームギアー5
4には次の欠点がある。
従来このウオームギアー54は、装置フレーム
55に軸承した駆動軸52に装着したウオームホ
イール56に噛み合つている。
このため、紙載台50の荷重が駆動軸52にか
かると、駆動軸52は図示2点鎖線の方向に撓
み、ウオームギアー54とウオームホイール56
との噛合部で歯跳びが生じ、ウオームホイール5
6の寿命、耐久性を損なう。
また、駆動軸52が図示矢印方向のスラスト力
を受けて移動した場合には、ウオームギアー54
とウオームホイール56との噛合部がずれて故障
を引き起こし易い。
さらに、駆動モーター53の出力軸にウオーム
ギヤー54が直結していると、駆動軸52に加わ
つた水平軸直角力が、直接駆動モーター軸に伝達
され、駆動モーターの軸を移動する負荷が生じ、
駆動モーターの耐久性を減退させる。
従つて、従来の駆動軸52は装置フレーム55
に堅牢に取り付け、撓みが生じないようにすると
共に、スラストベアリング等を用いて軸方向に偏
移しないように配慮しなければならない。
またウオームギアー54とウオームホイール5
6との噛み合いは、装置組立時にある時間回転さ
せて騒音を除く、所謂エージングを一定時間実施
しなければならず、振動その他で他の機器例えば
用紙検知センサ等に悪影響を及ぼす恐れがある。
〔考案の目的〕
この考案は、紙載台を昇降させる駆動軸と駆動
モータとの間のウオームギアー及びウオームホイ
ールの噛み合い及び装置組立時のエージングが容
易であり、他の機器に悪影響を及ぼすことも無
く、装置に不用意、特に紙載台に用紙装填時に衝
撃が加えられても歯跳びの恐れがなく、更に駆動
軸がスラスト方向にがたついても、ウオームギア
ーとウオームホイールとの噛み合いが食い違うこ
とのなく、加えて駆動軸の水平軸直角力がウオー
ムギヤーに及んだとしても駆動モーターの軸には
直接に負荷が生ぜず、円滑な紙載台の昇降が長期
間に亘つて可能な給紙装置を得ることを目的とす
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について、図面を参
照して説明する。
〈構成〉 第2図のように複写機1のカセツト装填口2に
は、給紙装置Aが取り付けられている。この給紙
装置Aは、用紙を収容し順次これを繰り出す用紙
収容部A1と、カセツト装填口2への連結部であ
る用紙搬出部A2とから構成されている。
用紙収容部A1は、適宜形状例えばボツクス形
状の装置フレーム3に紙載台4と給紙手段5とを
内蔵している。
用紙搬出部A2は複写機1内に用紙を給送する
搬出ガイド6を備えている。図示の搬出ガイド6
には複写機1側の入口ローラ7と係合及び退避自
在に揺動可能な可動ガイド31及びその作動ソレ
ノイド33が設けられている。尚、この用紙搬出
部A2の構造は、装着する複写機1に応じて適宜
構成すれば良い。
従つて、用紙収容部A1から繰り出された用紙
は、用紙搬出部A2から複写機1の入口ローラ7
に送られ、複写工程に応じてこの入口ローラ7を
回転すれば用紙は複写機1内に供給される。
第3図イのように装置フレーム3の左右対向す
る側枠3a,3bには、それぞれ上下方向のガイ
溝9が紙載台4の上下昇降量に応じた長さに形成
してある。そしてこの左右ガイド溝9に紙載台4
がローラ10,11を介して嵌合され、紙載台4
がガイド溝9に沿つて上下昇降自在に支持されて
いる。
また紙載台4の上部には、第2図のように装置
フレーム3に軸架された給紙ローラからなる給紙
手段5が配設され、図示しない駆動モータに連結
してある。尚、給紙手段5としては無端ベルト等
種々の構造が広く提案されている。
側枠3a,3bのガイド溝9に嵌合支持された
紙載台4にはワイヤ、ベルト、チエン等の懸引部
材12の一端が固定され、側枠3a,3bの上部
に取り付けた従動プーリ13に掛けた後、その他
端を駆動プーリ14aに固定してある。この巻取
ドラム14aは、側枠3a,3bを紙載台4の下
側位置で貫通して支持された駆動軸14左右端に
取り付けられている。
このような構成において、この実施例は第3図
イ,ロのように駆動軸14と駆動モータMとを次
のようにウオームギアー17を介して連結したも
のである。
まずウオームギアー17と駆動モータMとを装
置フレーム3とは別にユニツト化して駆動ユニツ
ト16を設け、この駆動ユニツト16を装置フレ
ーム3に駆動軸14と噛み合うように取り付け
る。
即ち、駆動モータMをユニツト枠16に固定
し、駆動モータMの回転軸とユニツト枠16に軸
承したウオームギアー17とを動力伝達手段であ
る平歯車群18を介して連結する。
ウオームギアー17には同様にユニツト枠16に
軸承した出力軸19のウオームホイール20が噛
み合つている。また出力軸19には出力用の平歯
車22が取り付けてあり、この平歯車22に噛み
合う平歯車21が駆動軸14に取り付けてある。
そしてユニツト枠16は、装置フレーム3の底板
に位置微調整可能にビス止めするようになつてい
る。
〈組立及び動作〉 今、給紙装置Aとは別に、駆動モータM、ウオ
ームギアー17、ウオームホイール20、出力用
平歯車22をユニツト枠16にそれぞれ組み込
み、駆動ユニツトを構成したとすると、この段階
で駆動モータMを回転起動し、ウオームギアー1
7とウオームホイール20との噛合面を馴染ませ
る所謂エージングを行い、噛合面の騒音を軽減す
る。
このエージングが終了した後、駆動ユニツトを
その出力軸19の平歯車22が駆動軸14の平歯
車21に噛み合う位置で装置フレーム3に取り付
ける。
そして紙載台4を上昇させるときは、駆動モー
タMを回転させればウオームギアー17で減速さ
れた後、出力軸19の平歯車22を介して装置フ
レーム3の駆動軸14の平歯車21に伝動され、
駆動軸14の回転で懸引部材12がドラム14a
に巻き取られ、紙載台4は装置フレーム3のガイ
ド溝9に沿つて上昇する。
紙載台4が所定位置に上昇し駆動モータMを停
止すると、紙載台4に加わる力は懸引部材12を
介して駆動軸14に回転力及び軸方向の撓み力
(第1図の2点鎖線)として作用し、この回転力
はウオームギアー17とウオームホイール20と
の噛合面で阻止される。従つて紙載台4はその位
置に静止ロツクされる。
次に紙載台4を下降させるときは、駆動モータ
Mを逆方向に回転させれば、紙載台4は急激に降
下しようとする。この紙載台4の荷重はウオーム
ギアー17とウオームホイール20との噛合面で
受け止められ、駆動モータMの回転速度に応じて
緩やかに降下する。
〈考案の効果〉 (1) [ウオームギアー17のエージングが容易で
ある。] 駆動モータMとウオームギアー17、ウオーム
ホイール20を装置フレーム3とは別にユニツト
枠16に組み込んでユニツト化したので、装置製
造時のウオーム噛合面のエージング作業を用紙装
置Aとは別に駆動ユニツトのみで行うことができ
る。
従つて、エージング作業が容易であると共に、
装置の他の機器に振動等の悪影響を及ぼす恐れが
ない。
(2) [ウオームギアー17及びウオームホイール
20の歯跳びの恐れがなく、耐久性に優れてい
る。] 紙載台4に連結した駆動軸14には紙載台4の
荷重の影響で撓み力が作用するが、平歯車21,
22を介してウオームギアー17が連結してある
から、駆動軸14が撓んだ場合にも複雑な噛合面
を形成するウオームギアー17とウオームホイー
ル20とには駆動軸14の回転力のみが負荷とし
て作用し、噛合状態の偏移による歯跳び、騒音等
の問題が生じない。
(3) [駆動軸14のスラスト方向のがたつきをを
許容できる。] 駆動軸14にスラスト方向の力が作用して軸方
向に移動しても、駆動軸14とウオームホイール
20とが平歯車21,22を介して連結されてい
るので、ウオームギアー17及びウオームホイー
ル20の噛合面が偏移する恐れがなく、従来のよ
うに駆動軸14を堅牢かつスラスト方向のがたつ
きなく構成する必要がない。
(4) [駆動モータの出力軸とウオームギヤとを平
行に配置し、かつ両者を平歯車になる動力伝達
手段を介して結合したので、駆動モータに衝撃
力などが作用しない。] 駆動軸14と出力平歯車22の軸とを含む平面
内の軸直角分力は、出力平歯車22を介して、ウ
オームギヤ17に及んだとしても、この力は動力
伝達手段の平歯車群で逃げて、駆動モータMには
及ぶことがなく、駆動モータの耐久性向上に寄与
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の説明図、第2図はこの考案
の全体説明図、第3図イ,ロはその要部の説明図
である。 3……装置フレーム、4……紙載台、5……給
紙手段、12……懸引部材、14……駆動軸、M
……駆動モータ、16……ユニツト枠、17……
ウオームギアー、18……平歯車、20……ウオ
ームホイール、21,22……平歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレームの両側枠に設けられた駆動ローラおよ
    び従動ローラに懸引部材を懸け渡し、端部を紙載
    台に連結して昇降自在に成し、該紙載台の用紙の
    最上部用紙を給紙手段によつて順次繰り出す給紙
    装置において、 前記両側枠に軸承された前記駆動ローラの駆動
    軸に、駆動力を受ける平歯車を固設する一方、 前記平歯車に駆動力を伝える出力平歯車を備え
    た駆動ユニツトを、前記フレームに着脱自在の別
    体に構成するとともに、 前記駆動ユニツトは、前記出力平歯車の歯車軸
    と同軸に設けられたウオームホイールと、該ウオ
    ームホイールに噛合するウオームギヤと、動力源
    である駆動モータとからなり、該駆動モータの出
    力軸と前記ウオームギヤの回転軸とは平行に、か
    つ両者は平歯車による動力伝達手段によつて結合
    されたことを特徴とする給紙装置。
JP10558583U 1983-07-05 1983-07-05 複写機用給紙装置 Granted JPS6012540U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10558583U JPS6012540U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 複写機用給紙装置

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JP10558583U JPS6012540U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 複写機用給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPS6012540U JPS6012540U (ja) 1985-01-28
JPH0328022Y2 true JPH0328022Y2 (ja) 1991-06-17

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JP10558583U Granted JPS6012540U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 複写機用給紙装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656457A (en) * 1979-10-12 1981-05-18 Canon Inc Paper loading device

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128663U (ja) * 1974-08-25 1976-03-02
JPS53103303U (ja) * 1977-01-24 1978-08-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656457A (en) * 1979-10-12 1981-05-18 Canon Inc Paper loading device

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JPS6012540U (ja) 1985-01-28

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