JPH0644524A - 磁気変換器及び磁気変換器を製造する方法 - Google Patents

磁気変換器及び磁気変換器を製造する方法

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JPH0644524A
JPH0644524A JP5069285A JP6928593A JPH0644524A JP H0644524 A JPH0644524 A JP H0644524A JP 5069285 A JP5069285 A JP 5069285A JP 6928593 A JP6928593 A JP 6928593A JP H0644524 A JPH0644524 A JP H0644524A
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magnetic
layer
transducer
insulating
core
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Beverley R Gooch
ビバリー・アール・グーチ
George R Varian
ジョージ・アール・バリアン
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Ampex Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の磁気テープ媒体を用いて高周波信号
を記録再生する改善された磁気変換器を提供する。多数
の変換器が同じプロセスで同時に形成され、その結果、
均一性の高い大量生産、高精度及び低コストに向く磁気
変換器が得られる。 【構成】 変換器ヘッドは半分に分かれて成層され、部
分的に強磁性のコア部を含み、それは導電性の層を有す
る対向する面で境界され、その各々は信号コイル部分を
形成している。各コア部は、半分のY型断面構造として
形成され、足部分及び腕部分を有する。2つの変換器ヘ
ッドの半分は、絶縁ギャップに関し反対向きに接合さ
れ、一つの変換器ヘッド形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド変換器に関す
るものであり、より詳細には、磁気テープ媒体で使用す
るための磁気ヘッド用の成層された高周波の磁気変換器
及びその変換器を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープレコーダの性能は、録音ヘッ
ド及びテープを作るために使用される磁気材料及び磁気
特性に影響を与えるこれらの材料の構造に依存する。磁
気的にハード材料はその高残留磁気、高保磁力及び低透
磁率によって特徴づけられ、主に記録テープの製造及び
他のメディア記録に使用される。一方、低保磁力、低残
留磁気及び比較的に高い透磁率を示す磁気的にソフト材
料は、一般に、電気信号が磁気テープから再生され及び
記録される磁気ヘッド用の磁気コアを作るために利用さ
れる。
【0003】ビデオレコーダのために、典型的なリング
形式の磁気のビデオ・ヘッドは、非磁性体のギャップ・
スペーサ及び信号情報が接続されるコイルを有する2つ
の磁気コアから構成される。記録ビデオヘッドは、信号
システムからの電気エネルギを物理的ギャップからビデ
オヘッドに放出される磁界に変換し、このビデオヘッド
は電気信号に比例して磁気テープ上に磁気パターンを作
る。再生ビデオヘッドは、逆に、物理的ギャップを通る
磁気テープからの磁束を集め、それを記録された磁束に
比例した電気信号に変換する。
【0004】フェライト材料は、従来、ビデオヘッド用
の磁性体として使用されてきた。高解像度ビデオテープ
レコーダ、デジタルビデオテープレコーダ等の出現によ
って金属粉媒体、金属蒸気媒体等の高保磁力記録媒体が
使用され、より大容量の情報記録のための高密度構造へ
の傾向が速まった。この進展によって、媒体上に記録さ
れた情報信号の周波数を増大させる必要が生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フェライトコアは、これらの応用に必要な機能を達成す
る特性を供給することができなかった。その固有の欠点
のために、すなわち、製造プロセス中のフェライト材料
のチッピング(欠け落ち)及びブレイキング(破壊)を
除去できなかったために、フェライトコアによっては幅
の狭いトラックを形成し又は薄い磁気コアの成層を行う
ことができなかった。
【0006】フェライト・ヘッドの製造上の問題に加え
て、特に記録プロセスの期間にヘッドが高保磁力磁気テ
ープで使用されると、性能上の問題が生じる。高保磁力
磁気テープでは従来の磁気テープよりも記録の間に大き
な信号が必要とされる。これは、テープからの信号レベ
ルは非常に小さいので、フェライト・ヘッドを再生動作
で使用する場合には問題とならない。高記録信号及びよ
り小さいヘッドの場合には、この信号は再生の時にフェ
ライト・ヘッドを飽和させる。フェライト・ヘッドが高
保磁力磁気テープと接触すると大きなノイズ・レベルが
発生し、そのために許容できるSN比を達成するために
さらに大きな信号が必要となる。バルク金属ヘッドは同
様に性能が悪く、主に渦電流損のために高周波数応答が
遅い欠点がある。
【0007】上述の考察は、より高い磁束飽和密度を有
する市販のコバルト・ジルコニウム・ニオビウム(CZ
N)合金のような磁性体、各々がそれぞれ85%の鉄、
6%のアルミニウム、9%のシリコンを有するアルフェ
シル(Alfesil)、センダスト(Sendus
t)、スピナロイ(Spinalloy)又はバコデュ
ール(Vacodur)を含む鉄・アルミニウム・シリ
コン合金、及びアモルファス金属が使用できる。使用さ
さるヘッド・コア材料の磁気特性のほかに、ビデオ・ヘ
ッドの性能に関する大きな設計上の考察点としては、ト
ラック幅、ギャップの長さ、ギャップの深さ、コアの断
面領域、及び他のコアの幾何学的配置(例えば、経路の
長さ)等がある。これらのパラメータの各々は、磁気テ
ープレコーダの設計基準に従って選択されなければなら
ない。一方、同時に、ヘッド効率はできるだけ高く維持
する必要がある。
【0008】したがって、改善された短い磁路を有する
高周波磁気変換器にとってコアの磁気抵抗を減らし、磁
気コアで使われる磁性体の透磁率に依存しないような磁
気抵抗値まで低減することが重要である。それに加え
て、渦電流損及び他の周波数の影響は最小にすべきであ
る。また磁極チップの摩耗も最小にし、さらに、漏洩磁
気抵抗も最小にすべきである。理想的には、ヘッドは、
より高い周波数応答を提供し、そしてコア材料は普通の
録音レベルでは飽和しないような特性にすべきである。
そのような変換器の製造は、大量生産、高精度、低コス
トが達成でき、また高度の均一性を達成すべきである。
本発明は、これらのニーズを満たし、さらに関連する利
点を供給する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープ媒体
を用いて高周波信号を記録再生する改善された磁気変換
器は、絶縁ギャップによって分離された一対の半分の変
換器ヘッドを反対向きに接合したものである。変換器ヘ
ッドの各半分は、成層され、少くとも、部分的に強磁性
のコア部を含み、それは導電性の層を有する対向する面
で境界され、その各々は信号コイル部分を形成してい
る。各コア部は、半分のY型断面構造として形成され、
足部分及び腕部分を有する。2つの変換器ヘッドの半分
は、絶縁ギャップを形成する接合材料と隣接した足部分
に置かれて接合される。腕部分の端部は、成層コア部分
の磁路中にブロック型の強磁性の極片を有し、端部の中
間のV型部分に延び、絶縁ギャップと隣接する。2つの
磁極片はギャップの共通平面と直交する面にある。
【0010】各成層コア部分は、第一の絶縁層を有し、
その上に磁性体材料と絶縁材料の薄い複数の層が交互に
成層される。成層コア部の外側及び内側面上の導電性の
層は、外側及び内側導体を形成し、たとえば、ジャンパ
によって電気的に接続されることによって、1又は2タ
ーン・コイルを形成する。内側導体は、磁極片の下の絶
縁ギャップ層の反対側のY型の開口を介して通過する
(実質的に充填されている)2つの内側導体の横部分に
よって逆U型を構成する。内側導体の足部分は成層コア
部にまたがる。内側及び外側の両導体は、成層コア部の
幅より大きい幅であるので、基板ブロックを個々の変換
器を形成するためにスライスした後に、内側及び外側の
導体の端部はジャンパにより接続することにより卷線コ
イルが形成される。
【0011】前置増幅器手段は、変換器上に直接載置さ
れ、電気的にコイル端と接続され、それにより前置増幅
器から変換器コイルに短いリードで配線される。これに
よって、例えば、100〜150MHzの高周波におい
て長いリードで生じる静電容量及びインダクタンスによ
る損失が減少する。
【0012】本発明の磁気変換器を製造する方法は、少
くとも2つの全く同じ半分の変換器ヘッドを形成するス
テップを含んでいる。ここで、各半分のY型の変換器ヘ
ッドはコア構造を構成するために形成される面及び磁極
構造を構成するために形成させる帯状面を有する基板を
提供することから始まり;外側のコイル導体を供給する
ために面に導電性の層を形成し;成層コア構造を形成す
るために絶縁物質と磁性体とを交互に成層し;個々の成
層コア部を形成するために成層コア構成を選択的に除去
し;成層コア部の面及び側面エッジに絶縁層を形成し;
内側U型コイル導体を供給するために絶縁層上に第二の
内側導体層を形成し;帯状部に磁性体の磁極片をコア部
の腕の端部に形成し;絶縁された接合材料を有するY型
変換器を形成するために、2つの変換器ヘッドの半分を
向い合わせて接合し、2つの極片の間のギャップを形成
する。
【0013】
【作用】本発明においては、全ての変換器は、物質の堆
積及びフォトリソグラフィ法のような大量生産、高精度
及び低コスト技術によって製造される。バッチ組立てに
よって、多数の変換器ための磁気コア材料のすべてが、
同じプロセスステップで堆積され、変換器のギャップの
すべてが同時に形成される。この結果、全ての変換器が
高い均一性を有する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の高周波用磁気変換器の斜視図
である。図2は図1の変換器の主要な素子の部分的な分
解図である。図1及び図2において、薄膜磁気変換器2
0は絶縁ギャップ層25を介して接合された2つの同じ
加工片で組み立てられた材料基板22,22’によって
構成される。図1及び図2は、説明を容易にするため
に、図式的に表現されており、寸法は正確でない。以下
に述べられるように、組み立てられた加工片は、第一及
び第二のヘッド部21,21’を含む変換器20が供給
される。この変換器20は第一及び第二の成層磁気コア
部24,24’で形成され、1対の内側U型の導体2
6,26’、1対の外側導体28,28’、一対の磁極
チップ30,30’から形成される。変換器20は、一
般にY型の断面を有し、Y型コア部24,24’の腕位
置の端部に装着され、絶縁ギャップ層25の面に直角の
方向に延びる磁極チップ30,30’、好ましくは1〜
2ターン・コイルを形成するためのジャンパ線の接続を
可能にするために変換器の外側からアクセス可能な内外
導体26,26及び28,28’を有する。
【0015】図1において、各成層磁気コア部24(図
2参照)は、内側導体26及び外側導体28の間にはさ
まれ、「内側」及び「外側」の語は、変換器20の軸の
中心線上の絶縁ギャップ25の面との関係で使用され
る。絶縁ギャップ25は一つの素子として表示されてい
るが、絶縁ギャップ25の部分は2つの同様な各ヘッド
部の上に接合及び接合されたときひとつのギャップを形
づくる2つの層が堆積されている。
【0016】外側導体28,28’は、一般に湾曲板状
構造の穴のあいていない導体層である。一方、内側導体
は、一般に、成層コア部24の半Y形に形成される卷線
ギャップであるウィンドウを通して通過する横部分26
a,26a’を有するU型構造である。内側導体26,
26’の足26b,26c及び26b’26c’はコア
部24の端にまたがっている。上述のように、各コア部
24,24’は、絶縁層27,27’を有し、これは内
側面及びその横のエッジを覆っている。
【0017】図3〜図15において、本発明の成層され
た高周波磁気変換器20を組立てる場合に利用されるシ
ーケンシャルなステップが、この組立ての間に利用され
た材料とともに表わされる。特に図3において、この方
法における出発材料としては、アルミナ(Al23)の
ような適当な非磁性、非導電性材料、チタンカーバイド
(TiC)とアルミナの混合物のようなセラミックス、
及びその他の同等の材料で構成される細長い薄いブロッ
ク基板22が供給される。まず、基板22は、相互に垂
直で少くとも第一及び第二の面34及び36を有する。
基板22は0.030インチ(0.76mm)の厚さを
有しており、従来の機械的方法又は反応イオンビームエ
ッチング(RIBE)によって形づくられる。切欠き部
38、基板22の長手方向のエッジの下部に形成され
る、この切欠き部38は直角になっており、第一の面3
4及びそれと垂直な面38に平行な面38aを有する。
【0018】上部の長手方向のエッジ、すなわち、2つ
の面34と36の交点で、基板22は、面34に平行な
第一の面40を含む斜の凹部と、表面34及び40と角
度を持って交差している第二のテーパ面42とを提供す
るために加工される。後で、明らかになるが、隣接にす
る表面34と42は、半Y型構成中のコア部を製造する
ために使用される面を構成するコア断面を提供するため
に隣接面として作用する。
【0019】面40は、磁極チップ帯状として作用し、
その中で、等しく分離された同一の複数の磁極チップ切
欠き部44が形成され、切欠き部44の底部のエッジは
テーパ面42と面40の交差によって形成される線と共
に延びている。切欠き部44の深さは、面40の幅に対
応し、本質的には、長方形の構成及び切欠き部44の寸
法は、以下に述べるように、磁極チップ30,30’の
幅及び厚さを形成する。
【0020】この組立て方法は、単一の基板22ブロッ
クから、多くの成層された、高周波の磁気変換器20が
製造されるので、その磁極チップ切欠き部44の数は、
ひとつの基板22ブロックから製造される変換器20の
数と比例している。さらに、図示される実施例において
は、数ダースのオーダ又は数百のオーダ、さらにはそれ
より多くの数の場合にもなる。後の組立てステップを容
易にするために、基板ブロック22及び面34及びテー
パ面42及び磁極チップ帯状面40を含むより多くのコ
ア構造は、たとえば、機械的研磨によって平面に研磨さ
れ、十分に洗浄されるべきである。図示されない150
0オングストロームのオーダの絶縁層は基板ブロック2
2の平面34及びテーパ面40の上に堆積され、もし必
要ならば、基板ブロック22の電気絶縁を改善する。い
くぶん厚い層の絶縁材料が、導体で非磁性体基板ブロッ
ク22と共に利用することができる。
【0021】図3は図1の成層された高周波の磁気変換
器の製造方法における出発材料を示す斜視図である。図
3において示される基板22ブロックにおいて、磁極チ
ップ帯状面40における複数の磁極チップ切欠き部44
の各々は、一般にフォトリソグラフィー又は化学エッチ
ング技術において利用されるフォトレジスト46で充満
され、そのフォトレジスト46の容積及び構成は切欠き
部44の外側の寸法に対応する。すなわち、切欠き部4
4は、周囲の平面36及び40まで延びたフォトレジス
ト面で充満される。たとえば銅のような、高導電率で非
磁性体金属の導体層28が隣接の面34,42を構成す
るコア構造上に堆積する。どのような導電層も、切欠き
部38の上又は下には堆積されない。少しの部分が磁極
チップ面40上に堆積される。1ミル(25ミクロン)
の厚さを有するこの導体層28は、スパッタリング、真
空蒸着、イオンプレーティング等のを含む従来の多くの
技術によって堆積することができる。図4は、フォトレ
ジスト46で充満された磁極チップ切欠き部44及び隣
接面34,42上に堆積した導体28の層を有する基板
ブロック22を示す。
【0022】図5は、導体層上に交互に堆積された磁性
体層及び絶縁体層を示す斜視図である。図5において、
導体層28の上に100〜200マイクロインチ(2.
54〜5.08ミクロン)の厚さを有する第一の絶縁層
49が堆積され、次に高透磁率磁性体及び絶縁体材料の
薄い層50,51が交互に堆積される。図5に示される
ように、この堆積層は、テーパの上部の面42に延びて
磁極チップ帯状面40を覆う。薄い磁性体層50は、各
々が40マイクロインチ(1.06ミクロン)の厚さを
有し、市販のコバルト・ジルコニウム・ニオビウム(C
ZN)合金のような磁性体、各々がそれぞれ85%の
鉄、6%のアルミニウム、9%のシリコンを有するアル
フェシル(Alfesil)、センダスト(Sendu
st)、スピナロイ(Spinalloy)又はバコデ
ュール(Vacodur)を含む鉄・アルミニウム・シ
リコン合金、及び同様のアモルファス金属が使用でき
る。
【0023】薄い絶縁体層51としては1〜2マイクロ
インチ(0.025〜0.05ミクロン)の厚さを有す
るアルミナ(Al23)又は二酸化シリコン(Si
2)が適当な材料である。薄い絶縁体及び磁性体層5
0,51は、同様にスパッタリング、真空蒸着、イオン
プレーティング又は同様の従来技術によって堆積でき
る。説明及び紙面の都合上、図5及びその後の図におい
て磁性体層50及び絶縁層51の数はそれぞれ2層しか
表わされていない。しかしながら、実際には磁性体層5
0の外側には絶縁層が10〜12層程度設けられる。
【0024】図6は、積層された材料が部分的に除去さ
れるステップを示す斜視図である。個々の成層コア部2
4は、図6において描写されるように、積層された材料
を部分的に除去することによって形成される。複数のコ
ア部24は互いに平行に形成され、磁極チップ切欠き部
44のから下方に一直線に延びている。コア部24の配
列は、図6に描写されるように、薄い積層した層50,
51及び底部絶縁層51を選択的に除去することによっ
て形成され、それにより導体層28が露出する。この材
料を選択的に除去するために、反応イオンビームエッチ
ング(RIBE)が使用でき、又は、露光されたフォト
レジストを利用した光化学エッチングを使用することが
できる。上述のように、この材料は、コア部24に隣接
する部分から除去され、同様に磁極チップ帯状面40に
沿った材料は上部まで除去され、コア部24の端部は同
一平面となり、面40と垂直に形成される。
【0025】図7は、絶縁層及び導体が堆積される様子
を示す斜視図である。図8は、図7の3F−3Fで切断
した上面図である。図7及び図8において、成層コア部
24が形成された後に、上部絶縁層27(図2参照)
は、露出された前面及び成層コア部24の側面及び上部
と同様に、導体28を含む露出された面上に堆積され
る。この層27は均一の厚さの層であり、露出面及びエ
ッジの輪郭に続く。この絶縁層27の堆積に続いて、こ
の加工片の全ての露出面には導体層26が堆積され、基
板ブロック22の最初の面34に平行な十分な厚さの面
を形成する。図8において、導体層26の面は前のステ
ップで堆積された絶縁層27と同一平面である。導電体
層は、図7及び図8に示されるように、成層コア部2
4、成層コア部24の下及びその間のエリア、磁極チッ
プ帯状面40及び磁極チップ切欠き部44を覆ってい
る。この上部導体層26は、隣接のコア部24間の空間
で0.5ミル(12ミクロン)の厚さの寸法を有する。
【0026】図9は、磁極チップ切欠き部のフォトレジ
ストが除去される様子を示す斜視図である。図9に示さ
れるように、次のステップにおいて、成層コア部24上
の磁極チップ帯状面40から、磁極チップ切欠き部44
のフォトレジスト46が除去される。この成層コア部2
4の上部の湾曲した腕の露出された端部を介して共通面
が形成される。この共通面は、磁極帯状面40及び導体
層26の面に垂直である。導体層26の上部及び底部エ
ッジの両面は、導体26の残りの上面エッジ層が磁極チ
ップ切欠き部44の底面と連続になり、導体26の底面
エッジ層が成層コア部24の底面エッジと連続になるよ
うに除去される。
【0027】図10は、磁極チップ切欠き部の中間のエ
リアがフォトレジストでマスクされる様子を示す斜視図
である。図10に示されるように、磁極チップ帯状面4
0に沿った磁極チップ切欠き部44の中間のエリアは、
適当なフォトレジスト56でマスクされ、その部分は棒
状に形成され、それぞれ導体層26の残りの面及びブロ
ック22の上部の面36と横方向の同一平面を形成す
る。その後、磁極チップ帯状面40の磁極チップ切欠き
部44及び隣接する棒型フォトレジスト部分56で形成
され、成層コア部24の上部にある箱型開口に磁極チッ
プ30がスパッタされる。磁極チップ30用の磁性体合
金材料としては、磁性体成層コア部24中の薄い磁気層
50で使用される磁気材料と同じものが使用され、成層
コア部24の上端部と直接接触するようにスパッタされ
る。
【0028】図11は棒型フォトレジスト部分が除去さ
れる様子を示す斜視図である。図12はギャップ層が堆
積される様子を示す斜視図である。次に、スパッタされ
た磁極チップ30(図11参照)の間からフォトレジス
ト56が除去され、成層コア部24の面を含む正面に面
した前面ギャップ及び導体層26の上部面及び磁極チッ
プ30面は、スムーズで平らな面を形成するために研磨
され洗浄される。RIBEプロセスを用いた機械研磨又
は旋盤がこのために使用できる。この研磨動作によっ
て、コア部24(図8参照)を覆っている絶縁層27の
ほぼ全てが除去され、コア部24の上の金属層が露出さ
れ、この研磨又動作によって、ギャップ面58に示され
るように、非常に平らな非常に均一の面が作られる。そ
の後、ギャップ面58には所定のギャップ間隔の半分の
厚さを有する絶縁ギャップ層25a(図2中の単一ギャ
ップ層25として描写されている)が堆積され、残りの
半分の厚さは図12で示されるように形成され、これに
よって磁気変換器20が完成する。
【0029】図13は半分の変換器ヘッド部2つを反対
向きに対向させて接合する直前の様子を示す斜視図であ
る。図14は半分の変換器ヘッド部2つを反対向きに対
向させて接合した後の様子を示す斜視図である。変換器
20の変換器ヘッド部21,21’の2つのそれぞれの
半分は、向い合って置かれ、すなわち、このギャップ
は、ギャップ面のX、Y方向の成層ヘッドコア部24及
び磁極チップ30を有するギャップ面に形成される。こ
のギャップ面は、実際にはギャップ層25aの下のコア
部である参照数字24で示される点線部分である。図面
の簡単のために、他方のヘッド部21’はヘッド部21
と番号が同じで、「’」が付けられる。2つのヘッド部
21,21’は、図13に示されるように、従来方法に
よってガラスで接合され、図14に示されるような変換
器20のブロックに作られる。低部切欠き部38 一緒
に締めつけられたこの2つのヘッド部21,21’は、
合わさって第一の接合切欠き部38を形成する。同様
に、上部接合用切欠き部は一対の磁極チップ30,30
及び30’,30’間でスペースを形成する。ガラス5
9が上部及び下部切欠き部内のスペースに充填される。
【0030】図15は変換器がスライスされ個々のブロ
ックとして形成された様子を示す斜視図である。図15
に示される個々の変換器20は、図14に示される切り
込み線61に沿って基板ブロック22、22’を有する
ようにスライスされる。これらの切り込み線61は通常
基板ブロック22,22’とある角度を有し、アジマス
記録のために望ましい角度に選ばれる。通常、個々の変
換器20は、一度の動作によってスライスされ、全ての
変換器20が一度に製造される。
【0031】両方の導体層26,28は、接合された基
板ブロック22,22’の全長と同じである。図16は
個々の変換器20の拡大された斜視図である。切断の
後、両方の導体層26,28のエッジは、磁極チップ3
0のまわりのギャップ面58の下の変換器20の面で露
出される。変換器20についてさらに述べると、底部の
最初の堆積導体層28は外側導体28を構成し、上部の
最後の堆積導体層26は内側導体26を構成し、第一の
変換器20、すなわち、左側半分は「’」なしで表示さ
れ、第二の変換器20、すなわち、右側半分は「’」に
よって表示される。
【0032】外側導体28,28’及び内側導体26,
26’は、このように露出するので、これらの導体を適
当なジャンパ線によって接続することによって、1〜2
ターンコイルとして作用するようにできる。図17と図
18は変換器20の反対側の面を示している。図17に
おいては、外側導体28は隣接する内側導体26に第一
のジャンパ64によって接続され、外側導体28’は隣
接する内側導体26’に第一のジャンパ66によって接
続される。図18においては、反対面上のジャンパ76
は、外側の導体28と内側導体26’を接続し、さら
に、導体26と28を接続し、そこからそれぞれリード
74及び72によって引き出すことによって、2ターン
の信号コイルを構成できる。
【0033】さらに、図18に示すように、小さな集積
回路で構成される前置増幅器70が変換器20の反対側
の表面上に直接置かれる。前置増幅器のリード72は、
外側導体28’に接続され、前置増幅器の他のリード7
4は、内側導体26に接続される。変換器20の設計段
階で、物理的に変換器20に付けられた前置増幅器70
は、高周波で長いリードによって生じる静電容量、誘導
損失を減少させるために、信号コイルのヘッド巻線から
前置増幅器70へ非常に短いリードを供給するように配
置される。
【0034】図19、図20は完成された変換器20を
さらに詳細に説明するための平面図である。図21−図
23はその断面図である。これらの図において、各変換
器20は、絶縁ギャップ層25で分離された対向する成
層コア部24,24’を含み、この絶縁ギャップ層25
は、さらに、対向する一対の磁極チップ30,30’を
分離する。図21に示されるように、対向する成層コア
部24,24’の上部は、各々に薄い磁気層及び絶縁層
50、51及び50’,51’を含み、一般に外側へテ
ーパし、成層コア部24と24’がY型を形成する。外
側絶縁層27、27’で示される底部絶縁層27は、外
側の導体28、28’を伴う成層コア部24,24’の
両側に配置され、その各々は、反対側の成層コア部2
4,24’のY型構造と適合する。絶縁ギャップ層25
の両側のY型構造の最上部の幅広部の内側には内側導体
26,26’の腕木部分26a,26a’がある(図2
及び図22参照)。組み合わされた腕木部分26a,2
6a’は、絶縁ギャップ層25に沿って、コア部24,
24’の2つの腕部分の接合部に形成されたV型卷線ウ
ィンドウの喉部分を実質的に設けられる。磁極チップ3
0、30’は、Y型成層コア部24,24’の上部の上
に配置され、基板22によって支持されガラス充填剤5
9によって保持される。磁極チップ30,30’は、外
側の絶縁層27,27’及びY型成層コア部24,2
4’の外側導体28,28’の外側に絶縁ギャップ25
の面と関連してわずかに延びる。
【0035】変換器20の物理的サイズは非常に小さ
い。本実施例においては、個々の変換器20の長さ及び
幅は0.100インチ(2.54mm)であり、一方、
厚さは0.017インチ(0.43mm)である。より
重要なことは、この磁気コアのサイズは非常に小さく、
成層コア部24の長さは0.005インチ(0.127
mm)であり、磁極チップ30,30’の高さは0.0
005インチ(0.0127mm)である。成層コア部
24,24’のY型構造の中央における内側導体26,
26’の高さは、同じ程度、すなわち0.0005イン
チ(0.0127mm)である。Y型上端における組み
合わされた成層コア部24,24’の幅は約0.002
インチ(0.05mm)であり、磁極チップ30,3
0’の組み合わされた幅はほぼ0.0035インチ
(0.09mm)である。磁極チップ30,30’及び
成層コア部24,24’の深さは、ともに0.001イ
ンチ(0.0254mm)である。
【0036】図21及び図22は、有効磁束パスを劇的
に示したものである。図22は絶縁を除去した場合の絶
縁ギャップ25の面に沿った部分である。上記の寸法を
図22に利用すると、磁極チップ30の幅は0.001
インチ(0.0254mm)であり、厚さ(ギャップ深
さに対応する垂直の寸法)は0.0005インチ(0.
0127mm)であり、それは導体26の横方向部分2
6aの厚さと同じ寸法である。磁極チップ30の上面か
ら成層コア部24の下部エッジへの全垂直寸法は約0.
0055インチ(0.14mm)である。このため、V
型開口の喉の下のコア部24の足部の長さは約0.00
45(0.114mm)となる。喉部分の軸方向の長さ
は、コア部24の全長の約10%である。高磁束結合効
率は、いくつかの要因の結果として得られる。すなわ
ち、ギャップ深さは非常に小さくコイルはこの磁極チッ
プの近くに置かれる。すなわち、内側導体26の横方向
部分26aは、読み取り/記録ギャップ及び使用される
テープのような磁気媒体の両方のすぐ近くに置かれる。
さらに、横方向部分26aは、本質的に、コア部24及
び絶縁ギャップ層25の腕部分の間の間隔を充満する。
その上、コア部24に接合された足部分によって形成さ
れる後部ギャップの長さは反対側の磁極チップのギャッ
プ・エリアの読み取り/書き込みエリアより実質的に大
きい。
【0037】物理的サイズが小さい磁気コア26によっ
て、磁路の長さは、短くなり、内側導体26,26’の
距離になる。磁路が非常に短くなると、コアの磁気抵抗
は、コアの透磁率に依存しなくなり、その結果、100
〜150MHzの周波数範囲における磁束効率が非常に
増加する。この周波数範囲の透磁率は、コア部を薄い積
層を用いて製造することによって渦電流損及び他の周波
数の影響を実質的に減少できる。変換器10において使
用させる40マイクロインチ(1.06ミクロン)層の
磁気合金の透磁率は非常に良い状態の500程度の範囲
にできるので、多層コアの透磁率は、磁気層間の電気的
絶縁の品質値を十分に低くでき、及び発生応力を低くで
きるので多数の磁気の層を設けることができる。従っ
て、コア透磁率への依存を減らすことは100〜150
MHzの周波数範囲で比較的高い磁束効率を得るために
非常に重要である。
【0038】小さい変換器のサイズの故に、磁極チップ
30,30’の上を全コアはギャップ25の面に垂直な
方向に移動する磁気テープと接触する。ギャップ25を
その間に有する磁極チップ30,30’の厚さは、変換
器20のトラック幅を構成し、これは従来の方法でビデ
オ・ヘッド・スキャナ上にマウントされる。この磁極チ
ップ30,30’は、成層ではなく一体の磁性体である
ので、磁極チップ30,30’の耐摩耗性は改善され
る。この成層中の個々の薄い絶縁層51,51’は二次
ギャップリップルと一般に呼ばれる波形を発生するか
ら、成層コア部24,24’は、磁気ビデオテープに露
出しない。
【0039】内側及び外側導体26,26’、28,2
8’は漏洩インダクタンスを減らす成層コア部24の近
くに堆積される。従来の薄膜変換器における螺旋導体
は、かなりの漏洩インダクタンスを有し、ビデオ・ヘッ
ドの機能を低下させる。コア部24の腕部分の合流点に
卷線ウィンドウを形成することによって、及び堆積され
た導体26,26’の横部分26a,26a’を有する
卷線ウィンドウを実質的充填することによって、実際
上、磁束ウィンドウ領域に入るギャップ25のまわり及
び中のすべての磁束はウィンドウ内の卷線コイルと結合
し、それによって漏れ磁束パスを最小にするか又は除去
する。
【0040】変換器20は高周波数及び広いバンド幅を
有するシステム用に設計される。小さいコアサイズにし
た結果、ヘッド・コアの端で拾われる磁束とギャップ2
5によって拾われる磁束の位相が異なるという事実のた
めに測定できる「ヘッド衝突」が起こり得る。この二次
磁束は、ギャップ25において基本の信号磁束を破壊的
又は建設的に交互に作用し、交互にヘッドバンプと呼ば
れる減衰波動を発生する。第一のバンプは、テープと接
触している長さに対応する波長で発生する。したがっ
て、磁極チップ30,30’の長さを成層コア部24,
24’を越えて広げることにより、第一のバンプが発生
する波長は増加し、そのため周波数は下がる。さらに、
磁極・エッジ読み取りの高周波効率が減少し、それによ
りエッジ読み取りパルスのピーク振幅は減少する。
【0041】本明細書に記載の成層された高周波の磁気
変換器及び製造方法の幅広い種々の変形及び改善は当業
者にとっては明らかである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気コア
のサイズは非常に小さいために、実質的に内側導体のま
わりの距離である短い磁気の経路長が生じる。非常に短
い磁路によって、コアの磁気抵抗はコア透磁率に依存し
なくなり、100〜150MHzの周波数範囲において
磁束効率が非常に大きくなる。この周波数範囲における
透磁率は、実質的に薄い積層によってコア部を製造する
ことによって最小になる渦電流損及び他の周波数の影響
が減少する。
【0043】また、小さい変換器サイズのために、全コ
アは磁極チップの上を進む磁気テープと接触する。磁性
体が成層というよりもむしろ一体化されたために磁極チ
ップの耐摩耗性が改善さた。成層ヘッド・コア部は、磁
気ビデオテープに露出されない。さらに、内側及び外側
の導体が成層ヘッド・コアの近くにまとめられるので漏
洩インダクタンスは減少する。
【0044】全変換器20は、物質の堆積及びフォトエ
ッチングのような、大量生産、高精度、及び低コスト技
術によって製造される。バッチ製造によって、多数の変
換器ための磁気コア材料のすべてが、同じ処理ステップ
の間に堆積され、そして全ての変換ギャップが同時に形
成される。この結果、変換器の全てに対して高い均一性
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波用磁気変換器の斜視図である。
【図2】図1の変換器の主要な素子の部分的な分解図で
ある。
【図3】図1の成層された高周波の磁気変換器の製造方
法における出発材料を示す斜視図である。
【図4】フォトレジストで充満された磁極チップ切欠き
部及び隣接面上に堆積した導体層を有する基板ブロック
を示す斜視図である。
【図5】導体層上に交互に堆積された磁性体層及び絶縁
体層を示す斜視図である。
【図6】積層された材料が部分的に除去されるステップ
を示す斜視図である。
【図7】絶縁層及び導体が堆積される様子を示す斜視図
である。
【図8】図7の上面図である。
【図9】磁極チップ切欠き部のフォトレジストが除去さ
れる様子を示す斜視図である。
【図10】磁極チップ切欠き部の中間のエリアがフォト
レジストでマスクされる様子を示す斜視図である。
【図11】棒型フォトレジスト部分が除去される様子を
示す斜視図である。
【図12】ギャップ層が堆積される様子を示す斜視図で
ある。
【図13】半分の変換器ヘッド部2つを反対向きに対向
させて接合する直前の様子を示す斜視図である。
【図14】半分の変換器ヘッド部2つを反対向きに対向
させて接合した後の様子を示す斜視図である。
【図15】変換器がスライスされ個々のブロックとして
形成された様子を示す斜視図である。
【図16】本発明の成層された高周波磁気変換器の拡大
斜視図である。
【図17】本発明の2ターン構造の成層された高周波磁
気変換器の底部の導体ストリップに接続されたジャンパ
を示す底面斜視図である。
【図18】図17の2ターン構造の成層された高周波磁
気変換器の上面の導体ストリップに接続されたジャンパ
を示す平面斜視図であり、変換器上の導体ストリップに
接続された前置増幅器が示される。
【図19】図16−18の変換器の上面図である。
【図20】図16−18の変換器の正面図図である。
【図21】図19の線9−9に沿った断面図である。
【図22】図20の線10−10に沿った断面図であ
る。
【図23】図20の線11−11に沿った断面図であ
り、図17及び図18に示された電気接続におけるジャ
ンパとリードが示される。
【符号の説明】
20 磁気変換器 21 ヘッド部 22 基板 24 成層磁気コア部 25 絶縁ギャップ層 25a 絶縁ギャップ層 26 内側導体 26a 横部分(腕木部分) 26b 導体26の足 27 絶縁層 28 外側導体 30 磁極チップ 34 第一の面 36 第二の面 38 切欠き部 40 第一の面(磁極チップ帯状面) 42 第二のテーパ面 44 切欠き部 46 フォトレジスト 49 第一の絶縁層 50 磁性体層 51 絶縁層 56 フォトレジスト 58 ギャップ面 59 ガラス 61 切り込み線 64 ジャンパ 66 ジャンパ 70 前置増幅器 72 リード 74 リード 76 ジャンパ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気媒体を用いて高周波信号を記録/再
    生するための磁気変換器において:絶縁ギャップによっ
    て分離されかつ接合された一対の磁気コア部を有し、こ
    の磁気コア部は複数の薄い磁性体と絶縁材料とが交互に
    層をなし、前記一対の磁気コア部は反対向きに突き合わ
    せられY型をなすように構成され;一対の外側絶縁層
    は、Y型の一対の磁気コア部の外側面上に構成され;一
    対の外側導体は、前記一対の外側絶縁層上に構成され;
    一対の内側導体は、Y型の一対の磁気コア部の開口端に
    構成され、前記一対の内側導体は前記絶縁ギャップのい
    ずれかの側の上にあるように構成され;一対の磁性体磁
    極チップは前記一対の磁気コア部のV型上部端上に構成
    され、かつ前記絶縁ギャップによって分離され、前記磁
    極の一つは前記一対の磁気コア部の一つの上に構成され
    て、前記磁極チップの他は前記磁気コア部の他の一方の
    上に構成されることを特徴とする磁気変換器。
  2. 【請求項2】 請求項1の磁気変換器において、 さらに、信号コイルを形成するために前記一対の磁気コ
    ア部の前記内側導体及び外側導体を電気的に接続する手
    段を含むことを特徴とする磁気変換器。
  3. 【請求項3】 請求項2の磁気変換器において、 さらに前記変換器に物理的に結合され、前記信号コイル
    に電気的に接続された前置増幅器手段を含むことを特徴
    とする磁気変換器。
  4. 【請求項4】 磁気媒体を用いて高周波信号を記録/再
    生するための磁気変換器において:反対向きに突き合わ
    されY型構造を形成する第一の磁気コア素子及び第二の
    磁気コア素子を含み、各磁気コア素子構造は、 a.磁性体及び絶縁材料からなる複数の薄い交互の層、 b.前記コア素子の外側面上に構成された外側絶縁層、 c.前記外側絶縁層上に構成された外側導体、 d.前記コア素子の内側面上に構成され、半Y型部の外
    側に延びた腕部中のセグメントを含む内側導体素子、 e.前記コア素子の腕部分の端部上で前記セグメント上
    に構成された磁極チップ、 f.前記外側導体及び前記磁極チップ部を含む前記コア
    素子を支持する基板、とを有し;さらに、前記第一及び
    第二の磁気コア素子の間に構成された絶縁ギャップ層;
    前記絶縁ギャップ層のまわりの前記Y型構造中で前記第
    一及び第二の磁気コア素子を支える接合手段;信号コイ
    ルを形成するために前記第一及び第二の磁気コア素子の
    前記内側及び外側導体を電気的に相互に接続する手段;
    とを備えたことを特徴とする磁気変換器。
  5. 【請求項5】 請求項4の磁気変換器において、 さらに前記変換器に物理的に結合され、前記信号コイル
    に電気的に接続された前置増幅器手段を含むことを特徴
    とする磁気変換器。
  6. 【請求項6】 磁気媒体を用いて高周波信号を記録/再
    生するための磁気変換器において:反対向きに突き合わ
    せY型構造を形成する第一の磁気コア素子及び第二の磁
    気コア素子を含み、各磁気コア素子構造は、 a.第一の平面及び一定の角度で前記第一の平面と連続
    な第二の平面を含む面を構成するコア構造を有し、さら
    に、前記第一の面と平行な面を構成し前記第二の面と連
    続する磁極チップ面を含む基板、 b.面を構成する前記コア構造上の第一の導体層、 c.前記第一の導体層上の第一の絶縁層、 d.前記第一の絶縁上に構成され、複数の薄い磁性体と
    絶縁材料との交互の層を有する成層コアを含み、前記成
    層コア部、前記第一の絶縁層及び前記第一の導体層は面
    を構成する前記コア構造の断面をなし、 e.前記第二の面に対応している部分において成層コア
    部のセグメントを有している第二の導体層、 f.前記第一の絶縁層、前記第一の導体層及び前記第二
    の導体層の前記セグメントととオーバーレイ関係にあ
    り、前記コア部上部と磁気関係がある前記磁極チップ面
    の少くとも一部に構成された磁性体磁極チップと、を有
    し;さらに、前記第一及び第二の磁気コア素子の間に構
    成された絶縁ギャップ層;前記絶縁ギャップ層のまわり
    の前記Y型構造中で前記第一及び第二の磁気コア素子を
    支える接合手段;信号コイルを形成するために前記第一
    及び第二の磁気コア素子の前記内側及び外側導体を電気
    的に相互に接続する手段;とを備えたことを特徴とする
    磁気変換器。
  7. 【請求項7】 請求項6の磁気変換器において、 さらに前記変換器に物理的に結合され、前記信号コイル
    に電気的に接続された前置増幅器手段を含むことを特徴
    とする磁気変換器。
  8. 【請求項8】 請求項6の磁気変換器において、 前記磁極チップの磁性体は、前記成層コア部の磁性体と
    同一であり、前記磁性体は、コバルト・ジルコニウム・
    ニオビウム合金、鉄・アルミニウム・シリコン合金及び
    アモルファス金属のグループから選択されることを特徴
    とする磁気変換器。
  9. 【請求項9】 請求項6の磁気変換器において、 前記絶縁材料はアルミナ、二酸化シリコン及びセラミッ
    クスのグループから選択されることを特徴とする磁気変
    換器。
  10. 【請求項10】 請求項6の磁気変換器において、 前記導体層は銅であることを特徴とする磁気変換器。
  11. 【請求項11】 磁気媒体を用いて高周波信号を記録/
    再生するための磁気変換器において:絶縁ギャップ層に
    よって分離された半分の変換器ヘッドを接合した一対の
    変換器ヘッドを含み、各半分の変換器ヘッドは、 平面型の第一の導体層と;前記第一の導体層に密接に付
    着し、薄い磁性体及び絶縁材料が交互に積層され、前記
    第一の導体層及び前記成層コア部からなる複合部は背中
    合わせでY型の断面を形成し、所定の幅を有する第二の
    成層コア部と;コア部エッジに隣接する前記第一の導体
    層に沿って前記成層コア部の隣接面及びエッジをオーバ
    ーレイする絶縁層と;Y型断面のV型部の前記絶縁ギャ
    ップ層の反対側に隣接したもう一方の半分の変換器の横
    部分に沿って、その横部分を有する逆U型部材として形
    成された前記絶縁層上の第二の導体層と;成層コア部分
    の腕の端部と関連する磁路中にあり、及び前記横部分の
    すぐ近くにあり、前記絶縁ギャップ層の面に垂直の方向
    に前記V型部分に延びるブロック型磁極チップとを有す
    ることを特徴とする磁気変換器。
  12. 【請求項12】 請求項11の磁気変換器において、 内側及び外側導体の両方は成層コア部の幅より大きい幅
    であり、半分の成層コア部の2つを接合した後に、前記
    第一及び第二の導体層のエッジはアクセス可能であり、
    さらに前記変換器は前記第一及び第二の導体層のエッジ
    を電気的に相互に接続し信号コイルを形成するための手
    段を含むことを特徴とする磁気変換器。
  13. 【請求項13】 請求項11の磁気変換器において、 前記第二導体層の2つの隣接する横部分と前記絶縁ギャ
    ップ層の中間部分がV型部を構成することを特徴とする
    磁気変換器。
  14. 【請求項14】 磁気媒体を用いて高周波信号を記録/
    再生するための磁気変換器を製造する方法において:各
    々が半分のY型を有し、少くとも2つの磁気コア部を形
    成し、 磁気コア部は、磁性体及び絶縁材の複数の薄い交互の層
    を含み、外側の絶縁層は前記コア素子の外側面上に構成
    され、外側導体は前記外側の絶縁層上に構成され、内側
    導体はY型の外側に延びている上部の前記コア素子の内
    側面上に構成され、磁極チップは、半分Y型の上の前記
    コア部の上に構成され、前記コア素子を支える基板は前
    記磁極チップの外側導体と外側面を含み;各半分のY型
    磁気コア素子の内側面上に絶縁ギャップ層を形成し;Y
    型磁気変換器を形成するために絶縁ギャップ層で半分の
    磁気コア素子2つを接合し;信号コイルを形成するため
    に内側及び外側導体を電気的に相互に接続する;ステッ
    プとを有することを特徴とする磁気変換器を製造する方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項14の磁気変換器を製造する方
    法において、 前置増幅器手段を前記磁気コア素子の外側の導体及び前
    記磁気コア素子のもう一方の内側導体へ電気的に接続
    し、及び前記磁気コア素子の内側導体を前記磁気コア素
    子のもう一方の外側導体に電気的に接続すするステップ
    を有することを特徴とする磁気変換器を製造する方法。
  16. 【請求項16】 請求項14の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記磁性体は、コバルト・ジルコニウム・ニオビウム合
    金、鉄・アルミニウム・シリコン合金及びアモルファス
    金属のグループから選択されることを特徴とする磁気変
    換器を製造する方法。
  17. 【請求項17】 請求項15の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記絶縁材料はアルミナ、二酸化シリコン及びセラミッ
    クスのグループから選択されることを特徴とする磁気変
    換器を製造する方法。
  18. 【請求項18】 請求項15の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記導体層は銅であることを特徴とする磁気変換器を製
    造する方法。
  19. 【請求項19】 磁気テープ媒体を用いて高周波信号を
    記録/再生するための磁気変換器を製造する方法におい
    て:連続平面を形成するために、非磁性体、非導電性の
    基板の平面とテーパ面とを形成し、そのテーパ面に隣接
    する平面帯状中に複数の分離された磁極チップ用切り欠
    き部を形成し;分離された磁極チップ切欠き部を前記帯
    状面と平らになるようにフォトレジストを充填し;前記
    平面上及び前記のテーパ付けされた上部面に高導電率、
    非磁性の金属層を堆積し;堆積された高電導率、非磁性
    金属層の上に絶縁材料層を堆積し;前記堆積された絶縁
    材料層の上に複数の磁性体及び絶縁材の薄い層を交互に
    堆積することによって成層構造を形成し;記複数の磁極
    チップ切欠き部の下で一直線になった複数の平行かつ等
    分に分離された成層磁気コア部を形成するために、前記
    分離された磁極チップ切欠き部間の領域の前記高電導
    率、非磁性金属層の上の前記成層構造の部分を選択的に
    除去し;前記高電導率、非磁性金属層の露出された部分
    及び前記成層磁気コア部の露出された表面及びエッジの
    上に均一な厚さの絶縁層を堆積し;露出された絶縁層上
    の高電導率、非磁性金属層を前記基板の前記平面と平行
    なレベルまで、また成層磁気コア部の絶縁面に延びて堆
    積し、 前記帯状面に垂直な面を有し、前記高電導率、非磁性金
    属層の両方の上部の露出されたエッジ、中間の絶縁層及
    び前記成層磁気コア部によって構成される面を形成する
    ために、前記帯状の領域の堆積された材料を選択的に除
    去し;前記テーパにされた上部の面上の複数の磁極チッ
    プ切欠き部から前記フォトレジストを除去し;前記成層
    磁気コア部の一つと関連する磁路にある複数のブロック
    型磁極チップを形成するために、磁性体を前記磁気コア
    部の上の前記磁極チップ切欠き部に選択的に堆積し;前
    記磁気コア部の面、前記磁極チップの面、堆積された高
    電導率、非磁性金属層の面に絶縁ギャップ層を堆積
    し、;複数のY型の磁気変換器を形成するために、絶縁
    ギャップ層に成層磁気コア部を接合し;接合された構造
    から個々のY型磁気変換器をスライスする;ステップを
    有することを特徴とする磁気変換器を製造する方法。
  20. 【請求項20】 請求項19の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記形成ステップは、反応イオンビーム・エッチングを
    用いることを特徴とする磁気変換器を製造する方法。
  21. 【請求項21】 請求項19の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記堆積ステップは、スパッタリングを用いることを特
    徴とする磁気変換器を製造する方法。
  22. 【請求項22】 請求項19の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記堆積ステップは、真空蒸着を用いることを特徴とす
    る磁気変換器を製造する方法。
  23. 【請求項23】 請求項19の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記堆積ステップは、イオンプレーティングを用いるこ
    とを特徴とする磁気変換器を製造する方法。
  24. 【請求項24】 磁気テープ媒体を用いて高周波信号を
    記録/再生するための磁気変換器を製造する方法におい
    て:第一の面中に第二のテーパと連続し交差する第一の
    平面及び前記第一の面に平行で前記第二のテーパ面に隣
    接する第三の平面帯状面を形成するために、相互に垂直
    な第一の面と第二の面を有する非磁性体、非導電性の基
    板を形成し、 前記第一及び第二の面上に高導電率、非磁性の金属層を
    堆積し;堆積された高電導率、非磁性金属層の上に絶縁
    材料層を堆積し;前記堆積された絶縁材料層の上に複数
    の磁性体及び絶縁材の薄い層を交互に堆積することによ
    って成層構造を形成し;前記第三の帯状面より下の第二
    の面に垂直な方向に向いた複数の平行かつ等分に分離さ
    れかつ同じ構造の成層磁気コア部を形成するために、前
    記高電導率、非磁性金属層の上の前記成層構造の部分を
    選択的に除去し;前記高電導率、非磁性金属層の露出さ
    れた部分及び前記成層磁気コア部の露出された表面及び
    エッジの上に均一な厚さの絶縁層を堆積し;露出された
    絶縁層上の高電導率、非磁性金属層を前記第二の面と同
    じ面で前記基板び第一の面と平行なレベルまで、成層磁
    気コア部の絶縁面に延びて堆積し;前記帯状面に垂直な
    面を有し、前記高電導率、非磁性金属層の両方の上部の
    露出されたエッジ、中間の絶縁層及び前記成層磁気コア
    部によって構成される面を形成するために、前記帯状の
    領域の堆積された材料を選択的に除去し;前記成層磁気
    コア部の端部と関連する磁路中に複数の磁極チップを形
    成するために、磁性体を前記磁気コア部の上の前記磁極
    チップ切欠き部に選択的に堆積し;前記磁気コア部の
    面、前記磁極チップの面、堆積された高電導率、非磁性
    金属層の面に絶縁ギャップ層を堆積し、;複数のY型の
    磁気変換器を形成するために、絶縁ギャップ層に2つの
    成層磁気コア部を接合し;接合された構造から個々のY
    型磁気変換器をスライスする;ステップを有することを
    特徴とする磁気変換器を製造する方法。
  25. 【請求項25】 請求項24の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記磁性体は、コバルト・ジルコニウム・ニオビウム合
    金、鉄・アルミニウム・シリコン合金及びアモルファス
    金属のグループから選択されることを特徴とする磁気変
    換器を製造する方法。
  26. 【請求項26】 請求項24の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記絶縁材料はアルミナ、二酸化シリコン及びセラミッ
    クスのグループから選択されることを特徴とする磁気変
    換器を製造する方法。
  27. 【請求項27】 請求項24の磁気変換器を製造する方
    法において、 前記高電導率、非磁性金属層は銅であることを特徴とす
    る磁気変換器を製造する方法。
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