JP2000276705A - 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法

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JP2000276705A JP11080551A JP8055199A JP2000276705A JP 2000276705 A JP2000276705 A JP 2000276705A JP 11080551 A JP11080551 A JP 11080551A JP 8055199 A JP8055199 A JP 8055199A JP 2000276705 A JP2000276705 A JP 2000276705A
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core layer
magnetic head
thin
groove
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Kiyoshi Sato
清 佐藤
Toshihiro Kuriyama
年弘 栗山
Toshinori Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録トラック幅が1μm以下である薄膜磁気
ヘッドを提供し、また、記録トラック幅が1μm以下で
ある薄膜磁気ヘッドを製造する方法を提供する。 【解決手段】 上部コア層47及び下部コア層27が後
部領域Yから磁極端領域Xに向けて延在して媒体対向面
152に露出し、磁極端領域Xにて上部コア層47と下
部コア層27の間にギャップ層45が設けられてなる薄
膜磁気ヘッドであり、下部コア層27に絶縁層42が積
層され、絶縁層42の磁極端領域Xに、媒体対向面15
2から後部領域Yに向けて延在する溝43が設けられ、
溝43に、下部磁極層44とギャップ層45と上部磁極
層46とが積層されると共に、下部磁極層44が下部コ
ア層27に接合され、上部磁極層46が上部コア層47
に接合されてなることを特徴とする薄膜磁気ヘッド41
及びこの薄膜磁気ヘッド41の製造方法を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁気ヘッド及
びその製造方法に関し、特に、1μm以下の微小なトラ
ック幅を有する薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図26に、従来の浮上式磁気ヘッド15
0を示す。この浮上式磁気ヘッド150は、スライダ1
51と、スライダ151に備えられた複合型薄膜磁気ヘ
ッド157を主体として構成されている。符号155
は、スライダ151の磁気記録媒体の移動方向の上流側
であるリーディング側を示し、符号156は、トレーリ
ング側を示す。このスライダ151の媒体対向面152
には、レール151a、151a、151bが形成さ
れ、各レール同士間は、エアーグルーブ151c、15
1cとされている。そして、このスライダ151のトレ
ーリング側156の端面151dに複合型薄膜磁気ヘッ
ド157が設けられている。複合型薄膜磁気ヘッド15
7は、図27及び図28に示すように、磁気抵抗効果素
子を備えたMR磁気ヘッドh1と、書込みヘッドである
薄膜磁気ヘッドh2とが、スライダ151の端面151
d上に積層されてなるものである。
【0003】MR磁気ヘッドh1は、スライダ151の
端面151d上に形成された磁性合金からなる下部シー
ルド層163と、下部シールド層163に積層された読
出ギャップ層164と、媒体対向面152に露出する磁
気抵抗効果素子165と、磁気抵抗効果素子165及び
読出ギャップ層を覆う上部シールド平坦化ギャップ層1
66と、上部シールド平坦化ギャップ層166を覆う上
部シールド層167とから構成されている。上部シール
ド層167は、薄膜磁気ヘッドh2の下部コア層と兼用
とされている。
【0004】上述のMR磁気ヘッドh1は、読出磁気ヘ
ッドとして用いられるものであり、磁気記録媒体からの
微小の漏れ磁界が磁気抵抗効果素子165に印加されて
磁気抵抗効果素子165の抵抗が変化し、この抵抗変化
に基づいた電圧変化を磁気記録媒体の再生信号として読
み取るものである。
【0005】薄膜磁気ヘッドh2は、下部コア層(上部
シールド層)167と、下部コア層167に積層された
ギャップ層174と、ギャップ層174の後部領域Yに
形成されたコイル176と、コイル176を覆う上部絶
縁層177と、磁極端領域Xにてギャップ層174に接
合され、後部領域Yにて下部コア層167に接合される
上部コア層178とから構成されている。コイル176
は、平面的に螺旋状となるようにパターン化されてい
る。また、コイル176のほぼ中央部分にて上部コア層
178の基端部178bが下部コア層167に磁気的に
接続されている。また、上部コア層178には、アルミ
ナなどからなる保護層179が積層されている。
【0006】下部コア層167、ギャップ層174及び
上部コア層178は、複合型薄膜磁気ヘッド157の後
部領域Yから磁極端領域Xに向けて延在すると共に、媒
体対向面152に露出している。媒体対向面152にお
いては、上部コア層178と下部コア層167がギャッ
プ層174を挟んで対向して磁気ギャップを形成してい
る。ここで、磁極端領域Xは媒体対向面152近傍にお
いて上部コア層178と下部コア層167とがギャップ
層174のみを挟んで対向している領域をいい、後部領
域Yは、磁極端領域X以外の領域をいう。
【0007】上述の薄膜磁気ヘッドh2は、書込みヘッ
ドとして用いられるものであり、コイル176に記録電
流が与えられると、この記録電流により上部コア層17
8及び下部コア層167に磁束が発生し、この磁束が磁
気ギャップから外部に漏れて漏れ磁界を生じ、この漏れ
磁界により磁気記録媒体が磁化されて記録信号が記録さ
れる。
【0008】ところで、上記の薄膜磁気ヘッドh2を製
造する際においては、予め下部コア層167、ギャップ
層174および上部コア層178を順次積層パターンニ
ングし形成する。ここで、上部コア層178は、フレー
ムメッキ法により、メッキ、イオンミーリングを用いて
加工され、媒体対向面152に露出する上部コア層17
8の幅は、前記フレームメッキ等のレジスト幅や、メッ
キ、エッチング加工により規定され、この媒体対向面1
52に露出する上部コア層178の幅により、磁気記録
トラック幅が規定されている。このように、薄膜磁気ヘ
ッドh2の磁気記録トラック幅(媒体対向面に露出する
上部コア層178の磁極端側の幅)を狭く設定すること
により、磁気記録媒体のトラック幅を小さくすることが
可能になって、磁気記録媒体のトラック密度を増大で
き、ひいては、記録密度を高めることが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の薄膜磁
気ヘッドh2においては、上部コア層の厚さが厚いの
で、フレームメッキ等の手段によりこれらの各層を精度
良く形成し、磁極端を現状の最高の加工精度で加工した
としても、レジストのパターン形成時の露光の分解能の
限界により、記録トラック幅を1μm以下にするのは困
難であり、磁気記録媒体の記録密度をより向上させるこ
とができないという課題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、記録トラック幅が1μm以下である
薄膜磁気ヘッドを提供すると共に、記録トラック幅が1
μm以下である薄膜磁気ヘッドを製造する方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。本発明の薄膜磁
気ヘッドは、上部コア層及び下部コア層が後部領域から
磁極端領域に向けて延在してそれらの端面が媒体対向面
に露出し、前記後部領域にて前記上部コア層と前記下部
コア層が磁気的に接続され、前記磁極端領域にて前記上
部コア層と前記下部コア層の間にギャップ層が設けられ
てなる薄膜磁気ヘッドであり、前記下部コア層に絶縁層
が積層され、該絶縁層の前記磁極端領域に、前記媒体対
向面から前記後部領域に向けて延在する溝が設けられ、
前記溝は、前記下部コア層側と前記上部コア層側と前記
媒体対向面側に各々開口する溝本体部と、前記上部コア
層側の溝本体部開口に形成された傾斜部とからなり、前
記溝に、下部磁極層と前記ギャップ層と上部磁極層とが
積層されると共に、前記下部磁極層が前記下部コア層に
接合され、前記上部磁極層が前記上部コア層に接合され
て、前記上部磁極層により上部磁極端が構成され、前記
下部磁極層により下部磁極端が構成されてなることを特
徴とする。
【0012】また、本発明の薄膜磁気ヘッドは、前記溝
本体部が、前記下部コア層上に立設されて前記媒体対向
面に到達された2つの側壁面と、これら2つの側壁面を
前記溝本体部の前記後部領域側にて連結し、前記上部磁
極端及び前記下部磁極端のギャップデプスを規定する磁
極端面とを具備してなることを特徴とする。また、前記
傾斜部が、前記2つの側壁面に連続する2つの側壁側傾
斜面と、前記磁極端面に連続する磁極端傾斜面とからな
ることを特徴とする。更に、前記下部磁極層及び前記ギ
ャップ層が前記溝本体部に位置して積層され、前記上部
磁極層が前記溝本体部及び前記傾斜部に渡って積層され
てなることを特徴とする。更に、前記下部コア層の上面
が研磨加工されたことを特徴とする。
【0013】本発明の薄膜磁気ヘッドは、下部コア層と
下部磁極層とにより下部コアが形成され、上部コア層と
上部磁極層とにより上部コアが形成され、下部磁極層と
ギャップ層と上部磁極層とにより磁気ギャップが形成さ
れて、上部コアと下部コアとの間に磁気ギャップが介在
してなるものである。磁気ギャップを構成する下部磁極
層とギャップ層と上部磁極層の一部が、予め形成された
溝本体部に積層されるので、記録トラック幅は溝本体部
の幅により決定される。従って、溝本体部の幅を狭くす
ることにより、記録トラック幅を狭くすることが可能に
なる。また、本発明の薄膜磁気ヘッドにおいては、磁気
ギャップのギャップデプスが媒体対向面から溝本体部の
磁極端面までの距離にて規定され、磁気ギャップを構成
する下部磁極層とギャップ層と上部磁極層の一部が溝本
体部に積層されるので、ギャップデプスがばらつくこと
がない。
【0014】また、上部磁極層が溝本体部と傾斜部に渡
って積層されて上部コア層に接合されるので、上部磁極
層の上部コア層側にテーパ部が形成される。このテーパ
部の存在により、上部コア層と上部磁極層との間での磁
束の流れが円滑になって、磁束が上部コア層と上部磁極
層との接合部分にて漏れることがない。また、下部コア
層の上面を研磨加工することにより、下部コア層の上面
が表面粗さ0.001μm〜0.015μmの範囲の平
坦面となるので、溝を精度良く形成することが可能にな
って、記録トラック幅を狭くすることが可能になる。
【0015】また、前記溝本体部の側壁面間の幅が1μ
m以下、より好ましくは0.5μm以下とすることも可
能であり、これにより記録トラック幅を1μm以下とす
ることが可能になる。
【0016】また、本発明の薄膜磁気ヘッドにおいて
は、前記側壁側傾斜面の傾斜角度が、前記下部コア層に
対して10〜80度の範囲であることが好ましい。更
に、前記磁極端傾斜面の傾斜角度は、前記下部コア層に
対して10〜80度の範囲であることが好ましい。側壁
側傾斜面の傾斜角度が10度未満では、上部コア層と下
部コア層との間のリアクタンスが小さくなり、磁気記録
トラック端部の漏れ磁束が大きくなるので好ましくな
く、80度を超えると、上部磁極層の体積が減少し上部
磁極層のリアクタンスが大きくなるため、上部コア層か
ら上部磁極層に供給される磁束の損失が生じ、磁気ギャ
ップに有効な磁束量が減少するので好ましくない。ま
た、磁極端傾斜面の傾斜角度が10度未満では、上部コ
ア層と下部コア層との間のリアクタンスが小さくなり、
磁極端傾斜面付近で上部コア層から上部磁極層への漏れ
磁界が増大するので好ましくなく、80度を超えると、
必然的に上部コア層の断面形状を滑らかに形成すること
ができず、上部コア層断面形状が部分的に鋭角的にな
り、この付近の反磁界が大きくなるため、記録効率が落
ちるので好ましくない。
【0017】本発明の薄膜磁気ヘッドにおいては、前記
絶縁層、前記下部磁極層、前記ギャップ層及び前記上部
磁極層が前記媒体対向面に露出していることが好まし
い。このように構成することにより、媒体対向面におけ
る記録トラック幅が絶縁層の溝本体部の幅と一致するの
で記録トラック幅を狭くすることが可能になり、また、
磁気ギャップが媒体対向面から露出するので、磁気ギャ
ップから生じる漏れ磁界によって磁気記録媒体に対して
効率よく磁気記録することが可能となる。
【0018】また、前記絶縁層は、AlO、Al23
SiO、SiO2、Ta25、TiO、AlN、AlS
iN、TiN、SiN、Si34、NiO、WO、WO
3、BN、CrNのうちのいずれか1種からなる単層膜
あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜により形成
されたものであることが好ましい。絶縁層が前記記載の
材質からなるものであれば、溝を形成する際に異方性エ
ッチングを行うことが可能になって、サイドエッチング
が発生することなく、特に溝の深さ方向に対する溝(溝
本体部)の幅の寸法精度を向上することが可能になる。
【0019】また、前記ギャップ層は、Au、Pt、R
h、Pd、Ru、Cr、NiMo合金、NiW合金、N
iP合金、NiPd合金のうちのいずれか1種からなる
単層膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜によ
り形成されたものであることが好ましい。これらの材料
は、いずれも非磁性材料であって磁化することがなく薄
膜磁気ヘッドのギャップ層を構成するものとして最適で
あると共に、これら材料は金属材料であって下地コア層
を電極とする電気メッキ法にて溝内に積層することが可
能となるので、ギャップ層を溝の溝本体部に確実に形成
することができ、ギャップ層の幅を溝本体部の幅と一致
させることが可能になる。
【0020】更に、上部磁極層及び下部磁極層は、Fe
Ni合金、FeがNiよりも高濃度のFeNi合金、C
oFeNi合金のうちのいずれか1種からなる単層膜あ
るいは2種以上の単層膜を積層した多層膜により形成さ
れたものであることが好ましい。これらの材料は、いず
れも軟磁気特性に優れた磁性材料であって薄膜磁気ヘッ
ドのコアを構成するものとして最適であると共に、これ
ら材料は金属材料であって下地コア層を電極とする電気
メッキ法にて溝内に積層することが可能となる。
【0021】また、本発明の複合型薄膜磁気ヘッドは、
磁気抵抗効果素子を備えた読出磁気ヘッドと、先に記載
の薄膜磁気ヘッドとが積層されてなることを特徴とす
る。
【0022】本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法は、上
部コア層及び下部コア層が後部領域から磁極端領域に向
けて延在して媒体対向面に露出し、前記後部領域にて前
記上部コア層と前記下部コア層が磁気的に接続され、前
記磁極端領域にて前記上部コア層と前記下部コア層の間
にギャップ層が設けられてなる薄膜磁気ヘッドの製造方
法であり、前記下部コア層の上面を研磨して平坦化し、
前記下部コア層に絶縁層を積層し、前記絶縁層の前記磁
極端領域に、前記媒体対向面から前記後部領域に向けて
延在する溝を形成すると共に、該溝の底面を前記下部コ
ア層に到達させ、該溝に、下部磁極層と前記ギャップ層
と上部磁極層を積層して前記下部コア層と前記下部磁極
層とを接合させ、前記絶縁層の前記後部領域にコイルを
形成し、前記磁極端領域にて前記上部磁極層と接合し、
前記後部領域にて前記コイルの一部を覆う前記上部コア
層を形成することを特徴とする。また、前記絶縁層に異
方性エッチングを施すことにより、前記溝を形成するこ
とが好ましい。
【0023】ここで、下部コア層を研磨して平坦化すれ
ば、後の工程において積層する絶縁層が平坦化されて、
異方性エッチングにて溝を精度良く形成することが可能
になって、記録トラック幅を狭くすることが可能にな
る。また、溝を異方性エッチングにて形成すれば、サイ
ドエッチングが発生することなく、溝の深さ方向に対す
る溝幅の寸法精度を向上することが可能になる。また、
溝を形成するに際しては、絶縁層にマスク層を積層して
このマスク層にパターンを形成し、このパターンから露
出する絶縁層に対して異方性エッチングを行うことが好
ましい。
【0024】異方性エッチングは、反応性イオンエッチ
ング法にて行うのが、寸法精度良く溝を形成できる点で
最も好ましい。
【0025】前記マスク層としては、フォトレジスト
層、金属膜層、フォトレジスト層と金属膜層との積層
体、金属酸化物層のいずれか1種であることが好まし
い。前記フォトレジスト層としては、通常のポジ型、ネ
ガ型フォトレジストのほか、遠紫外線、電子線、X線、
イオン線等により露光可能なフォトレジストであっても
良い。また、前記金属膜層としては、Ti、Zr、N
b、Ta、Cr、Mo、W、Ru、Co、Rh、Ir、
Ni、Pd、Pt、Au、Al、In、Siのいずれか
1種または2種以上であることが好ましく、単層膜また
は、それらの多層膜で形成してもよい。さらに、前記金
属酸化物層としては、SiO、SiO2 、TaO、Ta
25、TiO、SiN、Si34、CrO、WO、Zr
O、NiO、AlO、IrOのいずれか1種または2種
以上であることが好ましく、単層膜または、それらの多
層膜で形成してもよい。
【0026】さらに、溝を反応性イオンエッチング法に
て形成する際に用いる反応ガスは、CF4、CF4とO2
との混合ガス、C26、C26とO2 との混合ガス、C
48、C48とO2 との混合ガス、Cl2、BCl3、C
2とBCl3 との混合ガス、CHF3、CHF3とAr
との混合ガスのいずれか1種または2種以上の混合ガス
を用いることが好ましい。これらの反応ガスは、絶縁層
およびマスク層の材質に基づいて上記のガスの中から好
適なものが選定される。
【0027】本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
ては、前記溝を形成した後に、前記絶縁層の上面と前記
溝との接続部分にイオンビームを照射してエッチングす
ることにより、前記下部コア層側と前記上部コア層側と
前記媒体対向面側に各々開口する溝本体部と、前記上部
コア層側の溝本体部開口に形成された傾斜部とを形成す
ることが好ましい。また、レジストのエッジにテーパエ
ッジされる条件にて反応性エッチングすることで絶縁層
上の傾斜部を形成することが好ましい。また、前記下部
磁極層及び前記ギャップ層を前記溝本体部に積層し、前
記上部磁極層を前記溝本体部及び前記傾斜部に渡って積
層することが好ましい。更に、前記下部磁極層と前記ギ
ャップ層と前記上部磁極層を、前記下部コア層を電極と
する電気メッキ法にて形成することが好ましい。
【0028】また、本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法
においては、前記絶縁層と前記コイルの間に、前記磁極
端傾斜面に向けて傾斜する傾斜面を有するコイル絶縁層
を形成することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2には、本発明に係る
複合型薄膜磁気ヘッドを示す。尚、これらの図において
前述した図26〜図28に示す構成要素と同一の構成要
素には同一符号を付してその説明を省略する。図1に示
すように、本発明に係る複合型薄膜磁気ヘッド1は、磁
気抵抗効果素子を備えた読出磁気ヘッド(MR磁気ヘッ
ドまたはGMR磁気ヘッド)21と薄膜磁気ヘッド(書
き込み用インダクティブヘッド)41が、スライダ15
1の端面151dに積層されてなるものである。
【0030】図1に示すように、読出磁気ヘッド21
は、スライダ151の端面151d上に形成された基板
絶縁層22と、該基板絶縁層22に積層されて磁性合金
からなる下部シールド層23と、下部シールド層23に
積層された読出磁気ヘッド21を挟んだ形で設けられ、
読出磁気ヘッド21のシールド間隔を決める読出ギャッ
プ層24と、読出ギャップ層24に埋め込まれて一部を
媒体対向面に露出させた磁気抵抗効果素子25と、読出
ギャップ層24に積層された上部シールド平坦化ギャッ
プ層26と、上部シールド平坦化ギャップ層26に埋め
込まれた上部シールド層27とからなるものである。上
部シールド層27は、薄膜磁気ヘッド41の下部コア層
と兼用とされている。また、上部シールド層(下部コア
層)27は、FeNi合金,FeCoNi合金等からな
る軟磁性合金であることが好ましく、単層膜またはそれ
らの多層膜で形成してもよい。下部シールド層23、読
出ギャップ層24、上部シールド平坦化ギャップ層2
6、上部シールド層27、および磁気抵抗効果素子25
の各端面は、媒体対向面152側に露出している。ま
た、磁気抵抗効果素子25には、センス電流を与えるた
めの電極層28,28が接続されている。
【0031】磁気抵抗効果素子25としては、磁気抵抗
効果を有する軟磁性材料の他、いわゆる巨大磁気抵抗効
果素子(GMR素子)を例示できる。
【0032】上述の読出磁気ヘッド21においては、磁
気記録媒体からの微小の漏れ磁界が磁気抵抗効果素子2
5に印加されて磁気抵抗効果素子25の抵抗が変化し、
この抵抗変化に基づいた電圧変化を磁気記録媒体の再生
信号として読み取る。
【0033】本発明に係る薄膜磁気ヘッド41は、図1
〜図5に示すように、下部コア層(上部シールド層)2
7に絶縁層42が積層され、絶縁層42の磁極端領域X
に、媒体対向面152から後部領域Yに向けて延在する
溝43が設けられ、下部磁極層44とギャップ層45と
上部磁極層46とが溝43に積層されると共に、下部磁
極層44が下部コア層27に接合され、更に上部磁極層
46が上部コア層47に接合されて、上部磁極層46に
より上部磁極端46bが構成され、下部磁極層44によ
り下部磁極端44bが構成されてなるものである。
【0034】図2に示すように、上部コア層47及び下
部コア層27は、後部領域Yから磁極端領域Xに向けて
延在してそれらの端面47a、27aが媒体対向面15
2から露出している。また、上部コア層47及び下部コ
ア層27は後部領域Yにて接合されて磁気的に結合され
ている。ここで、磁極端領域Xとは、図2に示すよう
に、媒体対向面152近傍において上部コア層47と下
部コア層27とがギャップ層45を挟んで対向している
領域をいい、後部領域Yは、磁極端領域X以外の領域を
いう。
【0035】図3〜図4に示すように、溝43は、下部
コア層27側と上部コア層47側と媒体対向面152側
に各々開口する溝本体部51と、上部コア層47側の溝
本体部51開口に形成された傾斜部61とからなるもの
である。溝本体部51は、下部コア層27上に立設され
て媒体対向面152に到達された2つの側壁面52、5
2と、これら2つの側壁面52、52を溝本体部51の
後部領域側Yにて連結し、上部磁極端46b及び下部磁
極端44bのギャップデプスを規定する磁極端面53と
に少なくとも区画されてなる。また、傾斜部61は、側
壁面52に接続されて溝本体部51の幅方向の外側に向
けて傾斜する2つの側壁側傾斜面62、62と、磁極端
面53に接続されて後部領域Y側に傾斜する磁極端傾斜
面63とに少なくとも区画されてなる。下部磁極層44
及びギャップ層45は、溝本体部51に位置して積層さ
れて、下部磁極層44が下部コア層27に接合されてい
る。また、上部磁極層46は、溝本体部51及び傾斜部
61に渡って積層されて、上部コア層47と接合されて
いる。また、絶縁層42、下部磁極層44、ギャップ層
45及び上部磁極層46は、媒体対向面152に露出し
ている。このように構成することにより、媒体対向面1
52における記録トラック幅が溝43の幅と一致するの
で記録トラック幅を狭くすることが可能になり、また、
磁気ギャップが媒体対向面152に露出するので、磁気
ギャップから生じる漏れ磁界によって磁気記録媒体に対
して効率よく磁気記録することが可能となる。
【0036】本発明の薄膜磁気ヘッド41は、下部コア
層27と下部磁極層44とにより下部コアが形成され、
上部コア層47と上部磁極層46とにより上部コアが形
成され、下部磁極層44とギャップ層45と上部磁極層
46とにより磁気ギャップが形成されて、上部コアと下
部コアとの間に磁気ギャップが介在してなるものであ
る。磁気ギャップを構成する下部磁極層44とギャップ
層45と上部磁極層46の一部が、予め形成された溝本
体部51に積層されるので、記録トラック幅は溝本体部
51の幅により決定される。従って、溝本体部51の幅
を狭くすることにより、記録トラック幅を狭くすること
が可能になる。また、本発明の薄膜磁気ヘッド41にお
いては、磁気ギャップのギャップデプスが媒体対向面1
52から溝本体部51の磁極端面53までの距離にて規
定され、磁気ギャップを構成する下部磁極層44とギャ
ップ層45と上部磁極層46の一部が溝本体部51に積
層されるので、ギャップデプスがばらつくことがない。
【0037】また、上述の薄膜磁気ヘッド41において
は、上部磁極層46が溝本体部51と傾斜部61とに渡
って積層されて上部コア層47に接合されるので、上部
磁極層46の上部コア層47側にテーパ部46aが形成
される。このテーパ部46aの存在により、上部コア層
47と上部磁極層46との間での磁束の流れが円滑にな
って、磁束が上部コア層47と上部磁極層46との接合
部分にて漏れることがない。また、溝本体部51の幅が
1μm以下、より好ましくは0.5μm以下とされるの
で、記録トラック幅を1μm以下とすることが可能にな
る。
【0038】また、図4に示すように、側壁側傾斜面6
2の傾斜角度αは、下部コア層27の上面に対して10
〜80度の範囲であることが好ましい。更に、図5に示
すように、磁極端傾斜面63の傾斜角度βは、下部コア
層27の上面に対して10〜80度の範囲であることが
好ましい。側壁側傾斜面62の傾斜角度が10度未満で
は、上部コア層47と下部コア層27との間のリアクタ
ンスが小さくなり、磁気記録トラック端部の漏れ磁束が
大きくなるので好ましくなく、80度を超えると、上部
磁極層46の体積が減少し上部磁極層46のリアクタン
スが大きくなるため、上部コア層47から上部磁極層4
6に供給される磁束の損失が生じ、磁気ギャップに有効
な磁束量が減少するので好ましくない。また、磁極端傾
斜面63の傾斜角度が10度未満では、上部コア層47
と下部コア層27との間のリアクタンスが小さくなり、
磁極端傾斜面63付近で上部コア層47から上部磁極層
46への漏れ磁界が増大するので好ましくなく、80度
を超えると、必然的に上部コア層47の断面形状を滑ら
かに形成することができず、上部コア層47の断面形状
が部分的に鋭角的になり、この付近の反磁界が大きくな
るため、記録効率が落ちるので好ましくない。
【0039】また、図2及び図5に示すように、絶縁層
42には、コイル絶縁層48が積層されている。コイル
絶縁層48の磁極端領域X側の上面は、磁極端傾斜面6
3に向けて傾斜する傾斜面48aとされている。更に、
コイル絶縁層48には、コイル49が形成され、更にコ
イル絶縁層48とコイル49を覆う上部絶縁層50が積
層されている。コイル49は、コイル絶縁層48にて平
面的に螺旋状となるようにパターン化されている。上部
コア層47は、上部磁極層46及びコイル絶縁層48の
傾斜面48a及び上部絶縁層50を覆い、上部絶縁層5
0を介してコイル49を覆うようにして形成されてい
る。絶縁層42とコイル49との間にコイル絶縁層48
が設けられているので、下部コア層27と上部コア層4
7との磁気的絶縁が十分となり、また、コイル絶縁層4
8に磁極端傾斜面63に向けて傾斜する傾斜面48aが
形成されているので、反磁界の小さい滑らかな形状を形
成でき、上部コア層47から上部磁極層46への磁束の
流れがスムーズになり、後部領域Yにおける上部コア層
47から下部コア層27への漏れ磁界を低減でき、記録
効率及びオーバーライト特性(重ね書き能力)を向上す
ることができる。
【0040】なお図29に示すように、コイル絶縁層4
8を省略して、絶縁層42上にコイル49を形成し、絶
縁層42とコイル49を覆う上部絶縁層250を形成し
た構造としても良い。この場合、上部絶縁層250の磁
極端領域X側の上面を磁極端傾斜面63に向けて傾斜す
る傾斜面とすれば、図2に示すコイル絶縁層48の機能
を上部絶縁層250により実現できると共に、コイル絶
縁層48の省略により製造工程の削減を図ることができ
る。
【0041】絶縁層42は、AlO、Al23、Si
O、SiO2、Ta25、TiO、AlN、AlSi
N、TiN、SiN、Si34、NiO、WO、W
3、BN、CrNのうちのいずれか1種からなる単層
膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜により形
成されたものであることが好ましい。絶縁層42が前記
記載の材質からなるものであれば、溝43を形成する際
に異方性エッチングを行うことが可能になってサイドエ
ッチングが発生することなく、特に溝43の深さ方向に
対して溝幅の寸法精度を向上することが可能になる。
【0042】また、ギャップ層45は、Au、Pt、R
h、Pd、Ru、Cr、NiMo合金、NiW合金、N
iP合金、NiPd合金のうちのいずれか1種からなる
単層膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜によ
り形成されたものであることが好ましい。これらの材料
は、いずれも非磁性材料であって磁化することがなく薄
膜磁気ヘッドのギャップ層を構成するものとして最適で
あると共に、これら材料は金属材料であって下部コア層
27を電極とする電気メッキ法にて溝43内に積層する
ことが可能となるので、ギャップ層45を溝43の溝本
体部51に確実に形成することができ、ギャップ層45
の幅を溝本体部51の幅と一致させることが可能にな
る。
【0043】更に、下部磁極層44及び上部磁極層46
は、FeNi合金、FeがNiよりも高濃度のFeNi
合金、CoFeNi合金のうちのいずれか1種からなる
単層膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜によ
り形成されたものであることが好ましい。これらの材料
は、いずれも軟磁気特性に優れた磁性材料であって薄膜
磁気ヘッドのコアを構成するものとして最適であると共
に、これら材料は金属材料であって下部コア層27を電
極とする電気メッキ法にて溝43内に積層することが可
能となる。
【0044】上述の薄膜磁気ヘッド41においては、コ
イル49に記録電流が与えられ、この記録電流により上
部コア層47及び下部コア層27に磁束が発生し、更に
この磁束が上部磁極層46及び下部磁極層44に印加さ
れ、磁束がギャップ層45から外部に漏れて漏れ磁界を
生じ、この漏れ磁界により磁気記録媒体が磁化されて記
録信号が記録される。
【0045】次に、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造
方法を説明する。本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、下部コア層27の上面を研磨して平坦化して、前記
下部コア層27に絶縁層42を積層し、絶縁層42の磁
極端領域Xに溝43を形成し、この溝43に、下部磁極
層44とギャップ層45と上部磁極層46を積層し、上
部磁極層47と接合する上部コア層47を形成すること
を特徴とするものである。
【0046】まず、図10に示すように、スライダ15
1の端面151d上に、基板絶縁層22、下部シールド
層23、磁気抵抗効果素子25、電極28、28、読出
ギャップ層24を順次形成し、更に読出ギャップ層24
上に下部コア層(上部シールド層)27を形成する。次
に、図11において、読出ギャップ層24及び下部コア
層27を覆う上部シールド平坦化ギャップ層26を形成
する。次に、図12において、上部シールド平坦化ギャ
ップ層26の上面を研磨して下部コア層27の上面27
aを露出させ、更にこの上面27aを研磨して平坦化す
る。ここでの研磨は、いわゆるCMP法等の手段により
行うことができる。上面27aの平坦度は、表面粗さと
して0.001μm〜0.015μmの範囲とするのが
好ましい。この時点で読出磁気ヘッド21が完成する。
ここで、下部コア層27の上面27aを研磨して平坦化
するのは、後の工程において積層する絶縁層が平坦化さ
れ、異方性エッチングにて溝を精度良く形成することが
可能になって、記録トラック幅を狭くすることが可能に
なるからである。
【0047】次に、図13において、上部シールド平坦
化ギャップ層26の一部及び下部コア層27を覆う絶縁
層42を積層する。絶縁層42は、AlO、Al23
SiO、SiO2、Ta25、TiO、AlN、AlS
iN、TiN、SiN、Si34、NiO、WO、WO
3、BN、CrNのうちのいずれか1種からなる単層膜
あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜により形成
されたものであり、スパッタリング法、CVD法、蒸着
法等の手段により積層する。絶縁層42の厚さは、0.
5〜2μmの範囲とすることが好ましい。
【0048】次に、図14において、絶縁層42にマス
ク層71を形成し、このマスク層71にフォトリソグラ
フィ技術によりパターン71aを形成し、パターン71
aから露出した絶縁層42に対して異方性エッチングを
行うことにより、溝43を形成する。異方性エッチング
の手段としては、反応性イオンエッチング法(RIE
法)を好適に用いることができる。
【0049】ここで、マスク層71は、好ましくは、厚
さが0.5μm〜3μmの範囲とされ、フォトレジスト
層、金属膜層、フォトレジスト層と金属膜層との積層
体、金属酸化物層のいずれか1種であることが好まし
い。フォトレジスト層としては、通常のポジ型、ネガ型
フォトレジストの他、遠紫外線、電子線、X線、イオン
線等により露光可能なフォトレジストであっても良い。
また、金属膜層としては、Ti、Zr、Nb、Ta、C
r、Mo、W、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、
Pt、Au、Al、In、Siのいずれか1種であるこ
とが好ましく、単層膜またはそれらの多層膜から形成し
てもよい。更に、金属酸化物層としては、SiO、Si
2 、TaO、Ta25、TiO、SiN、Si34
CrO、WO、ZrO、NiO、AlO、IrOのいず
れか1種または2種以上であることが好ましく、単層膜
またはそれらの多層膜から形成してもよい。さらに、溝
43をRIE法にて形成する際に用いる反応ガスは、C
4 、CF 4 とO2 との混合ガス、C26、C26とO
2 との混合ガス、C48、C48とO2 との混合ガス、
Cl2 、BCl3 、Cl2 とBCl3 との混合ガス、C
HF 3 、CHF3 とArとの混合ガスのいずれか1種ま
たは2種以上の混合ガスを用いることができる。これら
の反応ガスは、絶縁層42およびマスク層71の材質に
基づいて上記のガスの中から好適なものが選定される。
【0050】形成された溝43は、図6に示すように、
媒体対向面152から後部領域Yに向けて(図中矢印y
方向)延在すると共に、溝の底面から下部コア層27の
上面27aが露出するように形成される。この溝43の
幅は、1μm以下、好ましくは0.5μm以下とされ
る。
【0051】次に、図15において、マスク層71を剥
離し、新たに保護層72を形成する。この保護層72
は、溝43の周囲を除いて絶縁層42を覆うように形成
する。次に、図16及び図7において、物理的イオンビ
ームエッチング法(Ar等の希ガスによるイオンミリン
グ法)により、絶縁層42の上面と溝43の接続部分を
エッチングすることにより、溝43に側壁側傾斜面6
2、62及び磁極端傾斜面63を形成する。エッチング
する際のイオンビームの照射角度θは、図中鉛直方向に
対して30°≦θ≦70°の範囲とされ、またスライダ
151を回転させながらエッチングを行うことが好まし
い。側壁側傾斜面62、62及び磁極端傾斜面63は、
溝43の周辺を除き形成された保護層72及びイオンビ
ームとの相互作用であるシャドウ効果により株コア層2
7の上面27aに対し所定の角度に傾斜して形成され
る。
【0052】このようにして側壁側傾斜面62、62及
び磁極端傾斜面63が形成されることにより、図7、図
17及び図18に示すように、溝43には、下部コア層
27に隣接する溝本体部51と、絶縁層42の上面(上
部コア層47側)に隣接する傾斜部61が形成される。
【0053】また、溝本体部51及び傾斜部61を形成
する手段として、以下に示す方法を採用することができ
る。まず、図13に示した場合と同様に絶縁層42を積
層した後、図30に示すように、この絶縁層42にマス
ク層73を形成すると共に、フォトリソグラフィ技術に
よりマスク層73にパターン73aを形成する。次に図
31に示すように、パターン73aから露出した絶縁層
42に対して反応性イオンエッチング(RIE;Reacti
ve Ion Etching)を行うことにより、図31に示すよう
な溝43を形成する。
【0054】マスク層73は、厚さが0.5μm〜4μ
mの範囲とされ、その厚さは、RIE法におけるマスク
層73のエッチングレートと、磁気記録トラックとなる
べきパターン73aの幅を形成できる厚さにより決定さ
れる。このパターン73aの幅寸法は、磁気記録トラッ
クの幅寸法が0.5μm以下であれば2.0μm以下で
あることが好ましい。このマスク層73は、絶縁層42
の材質とほぼ同一のエッチングレートを有する材質が選
択され、例えば、フォトレジスト層であることが好まし
い。フォトレジスト層としては、通常のポジ型、ネガ型
フォトレジストの他、遠紫外線、電子線、X線、イオン
線等により露光可能なフォトレジストであっても良い。
【0055】図30では、パターン73aから露出した
絶縁層42に対して、図14における反応性イオンエッ
チングよりも異方性を弱めた、より等方性エッチングに
近い反応性イオンエッチング(RIE;Reactive Ion E
tching)を行い、パターン73aの底部の絶縁層42と
マスク層73におけるパターン73aの角部分がエッチ
ングされる。そして、パターン73aの角部分に所定の
角度を有する斜面が形成された後、図31に示すよう
に、反応性イオンエッチングの異方性を回復させてエッ
チングを行い、マスク層73,パターン73aの底部の
絶縁層42を同時にエッチングしてゆき、図32に示す
ように、溝43を形成する。このようにして、最初に等
方性の反応性イオンエッチングを行い、その後に異方性
の反応性イオンエッチングを行うことにより、マスクの
傾斜パターンが絶縁層42に転写された傾斜面形状を有
する溝43が形成され、図7、図16、図17及び図1
8に示すような溝本体部51及び傾斜部61を形成する
ことが可能となる。
【0056】またこの方法では、反応性イオンエッチン
グ(RIE;Reactive Ion Etching)における条件を、
図14に示した場合よりも異方性を弱めたパターン73
a斜面形成条件、また、異方性を回復させたマスク層7
3,絶縁層42条件のように、段階的にステップして制
御することにより、溝43のエッチングとマスク層73
の剥離(除去)を同時におこなうとともに、このとき磁
気ヘッド周辺の雰囲気を大きく変化しないことが可能な
ため、各層の形成、膜厚制御性、再現性を向上すること
ができるとともに、反応ガス雰囲気の制御等工程数の削
減が可能であり、作業性の向上が可能で、生産性に優れ
るという効果を奏する。
【0057】次に、図19において、絶縁層42にコイ
ル絶縁層48を積層する。コイル絶縁層48は、その磁
極端領域X側の上面が、磁極端傾斜面63に向けて傾斜
する傾斜面48aとされる。
【0058】次に、図20、図21、図8及び図9に示
すように、溝43に下部磁極層44、ギャップ層45を
形成し、更に上部磁極層46を形成する。これら各層4
4、45、46の形成は、電気メッキ法により行うのが
好ましく、特に、軟磁性合金からなる下部コア層27を
電極とし、各層44、45、46の材料を順次積層して
いくことが好ましい。下部コア層27は、その大部分が
絶縁層42により覆われているが、溝43の底面におい
て、図6に示すように、下部コア層27の上面27aが
露出しているので、この露出した下部コア層27に、下
部磁極層44、ギャップ層45および上部磁極層46が
堆積し、これらが溝43内にのみ形成される。
【0059】具体的には、図8に示すように、まず下部
磁極層44及びギャップ層45を電気メッキ法により下
部コア層27の上面27aに順次積層する。このとき、
下部磁極層44及びギャップ層45は、溝43の溝本体
部51内に位置するようにその厚さを調整して形成され
る。下部磁極層44の厚さは、0.1μm以上0.5μ
m以下とされ、好ましくは0.2μmとされる。また、
ギャップ層45の厚さは、0.1μm以上0.3μm以
下とされ、好ましくは0.2μmとされる。次に、図9
に示すように、上部磁極層46を電気メッキ法によりギ
ャップ層45上に積層する。このとき、上部磁極層46
は、溝43の溝本体部51から傾斜部61に渡って位置
するようにその厚さを調整して形成される。上部磁極層
46の厚さは、0.2μm以上3.0μm以下とされ、
好ましくは1.0μmとされる。
【0060】また、図9、図20及び図21において
は、上部磁極層46が溝43から溢れないようにして形
成されているが、上部磁極層46の一部が傾斜部61に
位置していればよく、図34、図35及び図36に示す
ように、上部磁極層146の上面を絶縁層42の上面と
ほぼ面一としても良い。また、下部磁極層44、ギャッ
プ層45および上部磁極層46、146を電気メッキ法
で形成するに際しては、これら各層44、45、46、
146が金属材料からなることが必要とされる。これら
の層の内のいずれか1つが絶縁材料であると、絶縁層が
積層されることになり、電気メッキを継続することが困
難になるからである。また、下部磁極層44および上部
磁極層46、146は軟磁性材料であることが必要とさ
れ、ギャップ層45は非磁性材料からなることが必要と
される。
【0061】従って、下部磁極層44及び上部磁極層4
6、146の好ましい材質としては、FeNi合金、F
eがNiよりも高濃度のFeNi合金、CoFeNi合
金のうちのいずれか1種からなる単層膜あるいは2種以
上の単層膜を積層した多層膜が例示され、ギャップ層4
5の好ましい材質としては、Au、Pt、Rh、Pd、
Ru、Cr、NiMo合金、NiW合金、NiP合金、
NiPd合金のうちのいずれか1種からなる単層膜ある
いは2種以上の単層膜を積層した多層膜等が例示され
る。
【0062】尚、溝43に下部磁極層44、ギャップ層
45及び上部磁極層46、146を形成した後に、コイ
ル絶縁層48を形成しても良い。
【0063】次に、図22に示すように、コイル49を
コイル絶縁層48上に形成し、このコイル49を埋める
上部絶縁層50を積層する。次に図23に示すように、
上部磁極層46及びコイル絶縁層の傾斜面48a及び上
部絶縁層50を覆う上部コア層47を形成する。上部コ
ア層47は、図24及び図25に示すように、上部磁極
層46を完全に覆うとともに、磁気記録トラック幅方向
においては、溝43の傾斜部61内に位置するように形
成することが好ましい。また、図37及び図38に示す
ように上部磁極層146の上面が絶縁層42の上面とほ
ぼ面一とされた構造の場合も、上部コア層47で、上部
磁極層146を完全に覆うように形成することが好まし
い。次いで、媒体対向面152から切断する切断加工、
および該媒体対向面152を研磨加工して、本発明に係
る薄膜磁気ヘッド41が製造される。
【0064】また、図29に示すように、コイル絶縁層
48を省略して、絶縁層42上にコイル49を形成し、
絶縁層42とコイル49を覆う上部絶縁層250を形成
しても良い。この場合、上部絶縁層250の磁極端領域
X側の上面が磁極端傾斜面63に向けて傾斜する傾斜面
となるように形成することが好ましい。
【0065】上述の薄膜磁気ヘッド41は、溝43にて
下部磁極層44とギャップ層45と上部磁極層46が積
層されて磁気ギャップが形成されて媒体対向面152か
ら露出しているので、媒体対向面152において記録ト
ラック幅が溝43の幅と一致するので記録トラック幅を
狭くすることができ、また、磁気ギャップから生じる漏
れ磁界によって磁気記録媒体に対して効率よく磁気記録
することができる。また、磁気ギャップのギャップデプ
スが媒体対向面152から溝本体部51の磁極端面53
までの距離にて規定され、磁気ギャップを構成する下部
磁極層44とギャップ層45と上部磁極層46の一部が
溝本体部51に積層されるので、ギャップデプスがばら
つくことがない。
【0066】また、上述の薄膜磁気ヘッド41において
は、上部磁極層46が溝本体部51と傾斜部61とに渡
って積層されて上部コア層47に接合されるので、上部
磁極層46の上部コア層47側にテーパ部46aが形成
され、このテーパ部46aの存在により、上部コア層4
7と上部磁極層46との間での磁束の流れが円滑になっ
て、磁束が上部コア層47と上部磁極層46との接合部
分にて漏れるのを防ぐことができる。また、溝本体部5
1の幅が1μm以下、より好ましくは0.5μm以下と
されるので、記録トラック幅を1μm以下とすることが
できる。
【0067】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
薄膜磁気ヘッドは、下部コア層に絶縁層が積層され、該
絶縁層に溝が設けられ、前記溝は、溝本体部と傾斜部と
からなり、前記溝に下部磁極層と前記ギャップ層と上部
磁極層とが積層されると共に、前記下部磁極層が前記下
部コア層に接合され、前記上部磁極層が上部コア層に接
合されてなり、磁気ギャップを構成する前記下部磁極層
と前記ギャップ層と前記上部磁極層とが予め形成された
溝本体部に積層されるので、記録トラック幅は溝本体部
の幅により決定される。従って、溝本体部の幅を狭くす
ることにより、記録トラック幅を狭くすることができ
る。また、本発明の薄膜磁気ヘッドにおいては、磁気ギ
ャップのギャップデプスが媒体対向面から溝本体部の磁
極端面までの距離にて規定され、磁気ギャップを構成す
る下部磁極層とギャップ層と上部磁極層の一部が溝本体
部に積層されるので、ギャップデプスがばらつくことが
ない。
【0068】また、本発明の薄膜磁気ヘッドにおいて
は、前記下部磁極層及び前記ギャップ層が前記溝本体部
に位置して積層され、前記上部磁極層が前記溝本体部及
び前記傾斜部に渡って積層されており、上部磁極層の上
部コア層側にテーパ部が形成され、このテーパ部の存在
により、前記上部コア層と前記上部磁極層との間での磁
束の流れが円滑になって、磁束が前記上部コア層と前記
上部磁極層との接合部分にて漏れるのを防止できる。ま
た、前記下部磁極層、前記ギャップ層及び前記上部磁極
層の一部が前記溝本体部に形成され、前記溝本体部の幅
が1μm以下、より好ましくは0.5μm以下とされる
ので、記録トラック幅を1μm以下とすることができ
る。
【0069】更に、本発明の薄膜磁気ヘッドにおいて
は、前記絶縁層、前記下部磁極層、前記ギャップ層及び
前記上部磁極層が前記媒体対向面に露出しているので、
媒体対向面における記録トラック幅が前記溝の幅と一致
して記録トラック幅を狭くすることができ、また、磁気
ギャップから生じる漏れ磁界によって磁気記録媒体に対
して効率よく磁気記録することができる。
【0070】また、前記絶縁層は、AlO、Al23
SiO、SiO2、Ta25、TiO、AlN、AlS
iN、TiN、SiN、Si34、NiO、WO、WO
3、BN、CrNのうちのいずれか1種からなる単層膜
あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜よりなるの
で、前記溝を形成する際に異方性エッチングを行うこと
ができ、サイドエッチングが発生することなく、特に溝
の深さ方向に対する溝幅の寸法精度を向上することがで
きる。
【0071】また、前記ギャップ層は、Au、Pt、R
h、Pd、Ru、Cr、NiMo合金、NiW合金、N
iP合金、NiPd合金のうちのいずれか1種からなる
単層膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜より
なり、これらはいずれも非磁性材料であって磁化するこ
とがなく薄膜磁気ヘッドのギャップ層を構成するものと
して最適であると共に、これら材料は金属材料であって
下地コア層を電極とする電気メッキ法にて溝内に積層す
ることが可能となるので、ギャップ層を溝の溝本体部に
確実に形成することができ、ギャップ層の幅を溝本体部
の幅と一致させることができる。
【0072】また、本発明の複合型薄膜磁気ヘッドは、
磁気抵抗効果素子を備えた読出磁気ヘッドと、先に記載
の薄膜磁気ヘッドとが積層されてなるので、特にコンピ
ュータ等の磁気記録装置にこの複合型薄膜磁気ヘッドが
用いられた場合に、高い記録密度と大きな記憶容量を有
する磁気記録装置を提供することができる。
【0073】本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法は、下
部コア層の上面を研磨して平坦化し、前記下部コア層に
絶縁層を積層し、前記絶縁層の磁極端領域に、媒体対向
面から後部領域に向けて延在する溝を形成すると共に、
該溝の底面を前記下部コア層に到達させ、該溝に、下部
磁極層と前記ギャップ層と上部磁極層を積層して前記下
部コア層と前記下部磁極層とを接合させ、前記絶縁層の
前記後部領域にコイルを形成し、前記磁極端領域にて前
記上部磁極層と接合し、前記後部領域にて前記コイルの
一部を覆う前記上部コア層を形成するので、前記下部磁
極層と前記ギャップ層と前記上部磁極層とにより磁気ギ
ャップが形成され、記録トラック幅が溝の幅により決定
され、溝の幅は1μm以下、より好ましくは0.5μm
以下とすることが可能なので、記録トラック幅を従来の
薄膜磁気ヘッドの記録トラック幅よりも狭くすることが
でき、また下部コア層を研磨して平坦化するので、後の
工程において積層する絶縁層が平坦化されて、異方性エ
ッチングにて溝を精度良く形成することが可能になり、
記録トラック幅を狭くすることができる。
【0074】また、前記絶縁層に異方性エッチングを施
すことにより、前記溝を形成するので、溝の形成時にサ
イドエッチングが発生することなく、溝の深さ方向に対
する溝幅の寸法精度を向上することができる。
【0075】更に、前記下部磁極層と前記ギャップ層と
前記上部磁極層を、前記下部コア層を電極とする電気メ
ッキ法にて形成するので、前記下部磁極層と前記ギャッ
プ層と前記上部磁極層を溝内に確実に形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である複合型薄膜磁気ヘッ
ドの正面図である。
【図2】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドを示
す側面断面図である。
【図3】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの磁
極端領域の要部を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施形態である複合型薄膜磁気ヘッ
ドの磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図5】 本発明の実施形態である複合型薄膜磁気ヘッ
ドの磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【図6】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの製
造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッドの
磁極端領域の要部を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの製
造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッドの
磁極端領域の要部を示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの製
造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッドの
磁極端領域の要部を示す斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの製
造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッドの
磁極端領域の要部を示す斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、複合型薄膜磁気
ヘッドの正面図である。
【図11】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、複合型薄膜磁気
ヘッドの正面図である。
【図12】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、複合型薄膜磁気
ヘッドの正面図である。
【図13】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の正面図である。
【図14】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の正面図である。
【図15】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の正面図である。
【図16】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の正面図である。
【図17】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図18】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【図19】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の側面断面図である。
【図20】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図21】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【図22】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の側面断面図である。
【図23】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の側面断面図である。
【図24】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図25】 本発明の実施形態である薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘッド
の磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【図26】 従来の浮上式磁気ヘッドを示す斜視図であ
る。
【図27】 従来の複合型薄膜磁気ヘッドを示す側面断
面図である。
【図28】 従来の複合型薄膜磁気ヘッドを示す斜視図
である。
【図29】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドを示す側面断面図である。
【図30】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの正面図である。
【図31】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの正面図である。
【図32】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの正面図である。
【図33】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの側面断面図である。
【図34】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの磁極端領域の要部を示す斜視図である。
【図35】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図36】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【図37】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの磁極端領域の要部を示す正面図である。
【図38】 本発明の他の実施形態である薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を説明するための図であって、薄膜磁気ヘ
ッドの磁極端領域の要部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 複合型薄膜磁気ヘッド 27 下部コア層(上部シールド層) 41 薄膜磁気ヘッド 42 絶縁層 43 溝 44 下部磁極層 45 ギャップ層 46、146 上部磁極層 47 上部コア層 48 コイル絶縁層 49 コイル 50、150 上部絶縁層 51 溝本体部 52 側壁面 53 磁極端面 61 傾斜部 62 側壁側傾斜面 63 磁極端傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 利徳 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5D033 BA07 BA13 BA22 DA04 DA08 DA31 5D034 AA02 BA03 BA18 BB02 CA06 DA07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部コア層及び下部コア層が後部領域か
    ら磁極端領域に向けて延在してそれらの端面が媒体対向
    面に露出し、前記後部領域にて前記上部コア層と前記下
    部コア層が磁気的に接続され、前記磁極端領域にて前記
    上部コア層と前記下部コア層の間にギャップ層が設けら
    れてなる薄膜磁気ヘッドであり、 前記下部コア層に絶縁層が積層され、 該絶縁層の前記磁極端領域に、前記媒体対向面から前記
    後部領域に向けて延在する溝が設けられ、 前記溝は、前記下部コア層側と前記上部コア層側と前記
    媒体対向面側に各々開口する溝本体部と、前記上部コア
    層側の溝本体部開口に形成された傾斜部とからなり、 前記溝に、下部磁極層と前記ギャップ層と上部磁極層と
    が積層されると共に、前記下部磁極層が前記下部コア層
    に接合され、前記上部磁極層が前記上部コア層に接合さ
    れて、前記上部磁極層により上部磁極端が構成され、前
    記下部磁極層により下部磁極端が構成されてなることを
    特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記溝本体部が、前記下部コア層上に立
    設されて前記媒体対向面に到達された2つの側壁面と、
    これら2つの側壁面を前記溝本体部の前記後部領域側に
    て連結し、前記上部磁極端及び前記下部磁極端のギャッ
    プデプスを規定する磁極端面とを具備してなることを特
    徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記傾斜部が、前記2つの側壁面に連続
    する2つの側壁側傾斜面と、前記磁極端面に連続する磁
    極端傾斜面とからなることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記下部磁極層及び前記ギャップ層が前
    記溝本体部に位置して積層され、前記上部磁極層が前記
    溝本体部及び前記傾斜部に渡って積層されてなることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記下部コア層の上面が研磨加工された
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の薄膜磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記溝本体部の2つの側壁面間の幅が1
    μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれかに記載の薄膜磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記側壁側傾斜面の傾斜角度が、前記下
    部コア層に対して10〜80度の範囲であることを特徴
    とする請求項2記載の薄膜磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記磁極端傾斜面の傾斜角度が、前記下
    部コア層に対して10〜80度の範囲であることを特徴
    とする請求項2記載の薄膜磁気ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記絶縁層、前記下部磁極層、前記ギャ
    ップ層及び前記上部磁極層が前記媒体対向面に露出して
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれ
    かに記載の薄膜磁気ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記絶縁層は、AlO、Al23、S
    iO、SiO2、Ta25、TiO、AlN、AlSi
    N、TiN、SiN、Si34、NiO、WO、W
    3、BN、CrNのうちのいずれか1種からなる単層
    膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜により形
    成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のい
    ずれかに記載の薄膜磁気ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記ギャップ層は、Au、Pt、R
    h、Pd、Ru、Cr、NiMo合金、NiW合金、N
    iP合金、NiPd合金のうちのいずれか1種からなる
    単層膜あるいは2種以上の単層膜を積層した多層膜によ
    り形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項1
    0のいずれかに記載の薄膜磁気ヘッド。
  12. 【請求項12】 磁気抵抗効果素子を備えた読出磁気ヘ
    ッドと、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の
    薄膜磁気ヘッドとが積層されてなることを特徴とする複
    合型薄膜磁気ヘッド。
  13. 【請求項13】 上部コア層及び下部コア層が後部領域
    から磁極端領域に向けて延在してそれらの端面が媒体対
    向面に露出し、前記後部領域にて前記上部コア層と前記
    下部コア層が磁気的に接続され、前記磁極端領域にて前
    記上部コア層と前記下部コア層の間にギャップ層が設け
    られてなる薄膜磁気ヘッドの製造方法であり、 前記下部コア層の上面を研磨して平坦化し、前記下部コ
    ア層に絶縁層を積層し、 前記絶縁層の前記磁極端領域に、前記媒体対向面から前
    記後部領域に向けて延在する溝を形成すると共に、該溝
    の底面を前記下部コア層に到達させ、 該溝に、下部磁極層と前記ギャップ層と上部磁極層を積
    層して前記下部コア層と前記下部磁極層とを接合させ、 前記絶縁層の前記後部領域にコイルを形成し、 前記磁極端領域にて前記上部磁極層と接合し、前記後部
    領域にて前記コイルの一部を覆う前記上部コア層を形成
    することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記絶縁層に異方性エッチングを施す
    ことにより、前記溝を形成することを特徴とする請求項
    13記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記溝を形成した後に、前記絶縁層の
    上面と前記溝との接続部分にイオンビームを照射してエ
    ッチングすることにより、 前記下部コア層側と前記上部コア層側と前記媒体対向面
    側に各々開口する溝本体部と、前記上部コア層側の溝本
    体部開口に形成された傾斜部とを形成することを特徴と
    する請求項14記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記下部磁極層及び前記ギャップ層を
    前記溝本体部に積層し、前記上部磁極層を前記溝本体部
    及び前記傾斜部に渡って積層することを特徴とする請求
    項13ないし請求項15のいずれかに記載の薄膜磁気ヘ
    ッドの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記下部磁極層と前記ギャップ層と前
    記上部磁極層を、前記下部コア層を電極とする電気メッ
    キ法にて形成することを特徴とする請求項13ないし請
    求項16のいずれかに記載の薄膜磁気ヘッドの製造方
    法。
  18. 【請求項18】前記絶縁層と前記コイルの間に、前記磁
    極端傾斜面に向けて傾斜する傾斜面を有するコイル絶縁
    層を形成することを特徴とする請求項13ないし請求項
    17のいずれかに記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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