JPH0737218A - 磁気変換器とその製造方法 - Google Patents

磁気変換器とその製造方法

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JPH0737218A
JPH0737218A JP16934493A JP16934493A JPH0737218A JP H0737218 A JPH0737218 A JP H0737218A JP 16934493 A JP16934493 A JP 16934493A JP 16934493 A JP16934493 A JP 16934493A JP H0737218 A JPH0737218 A JP H0737218A
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JP
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magnetic
winding
groove
transducer
inch
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JP16934493A
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Beverley R Gooch
ビバリー・アール・グッチ
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Ampex Systems Corp
Original Assignee
Ampex Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロスは最小にし、漏れリラクタンスを減少さ
せ、コア材料は通常の信号レベルで用いるときには磁気
飽和に励磁されない変換器を提供すること。 【構成】絶縁ギャップによって分けられ面取りされた縁
を有し、前記縁に対して実質的に垂直な表面を規定する
ように一体接着されており、それぞれが前記面取りした
縁上に配置された高い透磁率の磁気材料の薄い層を有し
ており、前記縁は前記表面に近接した巻線開口30を形
成する一対の磁気コア部12,14をお互いに向かい合
わせた形状となっている実質的に同一な磁気コア部1
2,14と、第1の窓に近接したコア部12,14に形
成され、前記表面から距離をおいて設けられた巻線開口
44と、前記縁に連結した実質的に一直線に配置された
前記窓を通り、巻線開口30を実質的に満たすコイル手
段35とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッド変換器に関
し、特にそのコアの脚を形成するためにスパッタストリ
ップを用いた小コアメタルヘッド変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープデータレコーダの性能は記録
ヘッドやテープを形成するのに用いられる磁気材料の特
性やそれらの磁性に影響するこれらの材料の構造の形状
に依存する。記録テープや他の関連する記録媒体の製造
には、高い残留磁気、高い飽和保磁力、低い透磁率を特
色とする磁気的にかたい材料が主に用いられている。一
方、磁気テープに電気信号を記録し、また電気信号を再
生する手段であるヘッドの磁気コアを製造するのに、低
い飽和保磁力、低い残留磁気、相対的に高い透磁率を示
す磁気的にやわらかい材料が用いられている。
【0003】典型的なリング型磁気ヘッドは、非磁性の
ギャップスペーサと信号データと結合されたコイルとと
もに2つの高い透磁性を有する磁気コアで構成されてい
る。記録ヘッドは、信号システムからの電気エネルギ
を、電気信号に比例して磁気テープ上に磁気パターンを
印加するヘッドの物理的なギャップから放射される磁気
フィールドに変換する変換器である。逆に再生ヘッド
は、物理的ギャップを横切る磁気テープからの磁束を収
集し、かつ記録された磁束に比例した電気信号に変換す
る変換器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フェライト材料は、従
来からビデオヘッドにおける磁性体として用いられてい
た。金属粉末媒体や金属蒸着媒体等のような高い飽和保
磁力の記録媒体を合成使用した高精細度ビデオテープレ
コーダ、デジタルビデオテープレコーダ、コンピュータ
デジタルデータ記憶機器等の到来は、より大容量の情報
でさえも録音するための高密度構造への傾向を加速し
た。この進展の一部分として、媒体に記録した情報信号
の周波数の増大の必要が生じた。通常のフェライトコア
はこれらの用途のために必要とされる性能を達成するた
めに求められた特徴を提供することが簡単にはできな
い。固有の脆性により製造過程で必然的に生じるフェラ
イト材料のチッピング破壊を排除できないために、フェ
ライトコアは狭いトラック幅又は細い磁気コア積層を作
れない。
【0005】フェライトヘッドに関係する製造の問題に
加えて、特にこのようなヘッドが高い飽和保磁力の磁気
テープと共に用いられる場合や、録音過程において性能
の問題がある。録音期間において、より大きい信号は従
来の磁気テープよりも高い飽和保磁力の磁気テープを必
要とする。この問題は、テープからの信号レベルは大き
さにおいてもっとより小さいので、再生操作をしている
間については厳しくない。記録信号が大きくなるにつれ
て、信号はフェライトヘッドを磁気飽和させるように駆
動する傾向がある。再生または“プレイバック”してい
る間、そのような高い飽和保磁力を有する磁気テープと
フェライトヘッドの接触の結果によるかなりの雑音レベ
ルが観察される。その高いノイズレベルは許容できるS
/N比を達成するためにはより大きい信号を必要とす
る。同様に大型メタルヘッドは主として、高い周波数応
答が不良という不利な性能を有している。
【0006】上述した問題点は、コバルト−ジルコニウ
ム−ニオビウム(CZN)合金や、各々基準組成が鉄8
5%、アルミニウム6%、シリコン9%であるアルフェ
シル(Alfesil ),センダスト(Sendust ),スピンア
ロイ(Spinalloy )又はバコダ(Vacodur )を含む鉄−
アルミニウム−シリコン合金や、さらにアモルファス金
属を含むそのような材料の録音ヘッドの使用から導かれ
る。
【0007】ヘッドコア材料の磁性の使用に加えて、ヘ
ッドの性能を規定する限界設計問題はトラック幅、ギャ
ップ長さ、ギャップ深さ、コア形状(例えば、パス長
さ)である。これらのパラメータそれぞれは、同時にヘ
ッドを可能な限り高い効率に保つ一方で、磁気テープレ
コーダ設計判定基準にしたがって選択されるべきであ
る。
【0008】したがって、コアリラクタンスを減じ、そ
して減じられたコアリラクタンスを磁気コアにおいて用
いられる磁性体の透磁率により依存しないようにさせる
ために高い周波数磁気変換器は重大な要求が存在する。
加えて、損失は最小とすべきで、漏れリラクタンスは減
らされるべきで、コア材料は通常の信号レベルで用いる
ときには磁気飽和するように駆動されてはならない。そ
のような変換器の製造は大容量の体積、高い精度、低コ
ストであるべき、高い均等度を達成べきである。本発明
はこのような要求を実行し、一層利点に関連したものを
備える。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の前述したもの等
の目的は、磁気テープ媒体上の高い周波数信号を再生/
記録する改良された磁気変換器によって達成された。す
なわち、この変換器は第1と第2のほぼ同じ部分を有
し、これらは対向関係に接着され、ポールチップに近接
した形成された巻口と低い切断巻口を有する変換器を形
成し、巻口は変換器のギャップの軸上のコイルを提供す
るようにコイルが巻かれ、コアの足は非磁性支持体の上
にスパッタリング等により設けられたAlfesil 材料等の
2つの片によって形成されている。
【0010】それぞれのコア部は細長い非磁性ブロック
支持体の一部分として形成され、最初は共通の面の対向
する縁の対向する細長い接着切欠と一方の切欠に近接し
た中間巻線溝とを提供するように形成されている。クロ
ム接着層は溝が設けられた面と巻線溝に配置され、その
上にAlfesil 材料のような適当な磁性材料のコア層が形
成されている。次に、工作物には巻線溝に対して垂直方
向に向けられた溝を規定するアレー又は多数の等間隔の
V字型トラック幅が設けられ、工作物の第2の巻線溝が
第1の巻線溝に対して平行かつ近接して工作物が切断さ
れる。トラック幅溝と第2の巻線溝は、多数の近接した
ほぼ平行で独立したコア部を提供する接着層及びコア層
を全体に切断するのに十分な深さである。溝が設けられ
た面はクロム接着層が配置され、適当な絶縁物又はアル
ミニウム酸化物又はシリコン二酸化物のような適当な材
料のギャップ層が続いている。2つのこのような工作物
は接触関係に対向配置されており、2つの接着切欠によ
りガラス接着が行われ、ガラスの流れの温度と時間が巻
線開口にガラスの流れが入らないように制御されてい
る。
【0011】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。すなわち、磁気コアのサイズは非常に小さく、磁路
長さを小さくしている。磁気パスが非常に短いことで、
コアリラクタンスがコア透磁率に依存しなくなり、その
結果、75から150MHzの周波数範囲において磁束
効率が増大する。完全な変換器は、大量生産、非常に高
い精度、材料析出過程のような低コストによって製造さ
れる。一括製造によって、大量の変換器のための全ての
磁気コア材料が同じ製造ステップの間にでき、同時に全
ての変換ギャップが形成される。このことにより全ての
変換器の均等度が高くなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1において、10はヘッド又は変換器を示してい
る。変換器10は、12,14で示す第1と第2のコア
ハーフから形成されており、その製造の説明の間に明白
になるものであり、これらは全く同様の形状のハーフで
あり、これらは両方は必要があれば同時に形成してもよ
い。組み立てられた変換器は概して平板状の細い断面の
部材として形成されており、2つのブロックを並べ、一
体に接着した後にこれらをスライス等することによって
形成されている。
【0013】図2から図10において、変換器10は第
1と第2の同一の断面又はコアハーフ12,14を含ん
でおり、これらが対向関係に一体に接着され、ポールチ
ップに隣接した巻線開口30と低いカットの巻線開口4
4を有しており、それらの巻線開口は変換器10のギャ
ップの軸線上にコイル35を設けるためにあってコイル
35の巻線を受けるために配列されており、コアの足
は、Alfesil 材料等の高い透磁性の磁性合金材料の2つ
の片によって形成されており、非磁性支持体の上に溶着
又はスッパタされている。本実施例においては、スッパ
タリングが望ましい。
【0014】コアセクション又はハーフ12,14のそ
れぞれは、細長い非磁性ブロック支持体20の部位とし
て形成されており、共通の表面22の反対側の端の上の
対向した細長く接着した芯切欠26,28と、隣接した
関係において細長い巻線開口30と、一つの切欠と平行
になるように26,28,30を設けている。クロム接
着層32は面22上、巻線溝30の中に配置され、32
の上にはAlfesil 材料等の適当な高い周波数磁性材料の
コア層34が設けられている。コバルト−ジルコニウム
−ニオビウム合金を使ってもよいが、望ましい実施例で
はAlfesil が用いられる。その後、工作物にはアレイ又
は巻線溝30の対して垂直方向に定められたアレイ又は
複数の等間隔に並べられたV字型のトラック幅基準溝4
0a〜40jが設けられ、工作物に第1の巻線溝30に
平行、隣接関係に第2の巻線溝44が切られている。ト
ラック幅溝40a〜40jと第2の巻線溝44は、隣接
の大多数、通常は平行なコアセクションを設けることが
できるように接着層32とコア層34を通して完全に切
ることができる十分な深さである。溝が設けられた表面
22は、第2のクロム接着層52の上に配置されてお
り、52の上には絶縁物又はアルミ酸化物やシリコン二
酸化物のような適当な材料のギャップ層54が続いてい
る。2つのそのような工作物は突き合わせ関係に対向配
置されるように位置しており、ガラス接着は2組の対向
する接着溝によって形成された2つの溝によって行わ
れ、ガラス57の流れ温度と時間は巻線開口へのガラス
の流れを妨げるように制御されている。
【0015】図2から図5において、本発明の高い周波
数の磁性変換器10のコアセクション又はハーフ12,
14のそれぞれの製造に用いられる順序方法段階を述べ
る。図2に固有の方法における最初はカルシウムチタネ
ートや他のセラミック材料や他の比較可能な誘電体材料
等の適当な非磁性・非導電の材料の細長く薄いブロック
支持体20である。最初にこの支持体20は少なくとも
第1と第2の相互に垂直な面22,24を有しており、
面22は接着面と呼ばれ、面24はヘッド端の面と呼ば
れる。支持体20は通常の機械的方法又は反応性イオン
ビームエッチング(RIBE)によって、支持体20の
上側・下側(図において)の縦端にそれぞれ26,28
で示す直角の第1と第2の接着切欠が形成される。これ
らの溝26,28は等しい深さ(接着面22に対して垂
直方向において)であり、それの一つの面は接着面22
に対して垂直になるように形成されている。巻線溝30
は、上側端に隣接する支持体20の接着面に上側の接着
溝26と隣接するがずれているように形成されている。
巻線溝30はV字型・U字型や半円型のような便利な形
状をとり、溝30の形状と深さをいう主な機能は後述す
るように他の部分に接着されたときコイル巻を受けるの
に十分な寸法を有する。
【0016】図3において、支持体20の構成と形成の
後、クロムのような適当な物質の接着層32を面22に
溶着し、通常組成が鉄85%、アルミニウム6%、シリ
コン9%である鉄−アルミニウム−シリコン合金である
Alfesil 等の適当な高い透磁性の磁性合金のコア層34
が続いている。接着層32の組成の選択は層34の組成
の互換性と同じように支持体20の材料の組成の互換性
によって述べられる。クロム層32とAlfesil 層34と
は、2〜3マイクロインチ程度の極めて僅かな厚さのク
ロム層にスパッタリング等の適当な手段によって溶着さ
れてもよい。層32,34の溶着において、接着切欠は
マスキング方法等のめっきを妨げる適当な方法によって
保護されている。
【0017】図4において、半製品には多数の等間隔の
トラック幅切欠40a〜40jが設けられ、これらの切
欠40a〜40jは端面に垂直方向に延びており、接着
切欠26,28の深さのほぼ半分の深さに層32,34
を切り進むのに十分な深さである。これらのトラック幅
切欠は都合のよい方法、すなわち、通常の機械的方法又
は反応性イオンビームエッチングによって形成されてい
る。トラック幅切欠40a〜40jは水平面(例えば図
5に示すように)において対称的にである。すなわち、
これらはむしろ断面がV字型であり、この結果、後述す
るスライスの後、35で示すポールチップが断面が台形
形状となり、0.002インチ程度のTWで示すトラッ
ク幅を規定する台形の短い(又は先)足又は端の寸法と
なる。特に選択された順番は使用された機器の機能であ
る。スパッタリングに先行して切欠の形成を行うとき、
スパッタリングに先行してばりをとる作業が必要とな
る。しかし、用いた切削方法に依存するだろう。
【0018】深い縦の巻線溝44は上側の巻線溝30に
平行する方向に切られ、溝44の深さは交差トラック幅
溝40a〜40jの深さより深くなっており、接着切欠
26,28の深さよりも深くなっている。溝44の切る
方向は接着面22に規定された水平面に垂直であり、層
32,34双方と支持体20の本体に切り進んでいる。
【0019】溝44は巻線溝30から予め決められた距
離だけ離されて設けられ、長さと幅において、実質的に
巻線溝30よりも大きい。トラック幅TWによる巻線溝
30と切欠26の隣接面との間の距離は前ギャップの面
積を規定し、溝30と溝40に隣接する上側の端との距
離はトラック幅が規定する後ギャップの範囲を結合さ
せ、前述した距離はほぼ10:1のリラクタンスの比率
を提供するように選択される。すなわち、この前ギャッ
プのリラクタンスは後ギャップの10倍である。巻線溝
44の下のAlfesil コア層34の部分は全て、形成され
た変換器10の磁気回路の外にある。この巻線溝44の
部分は変換器のコアの長さ、すなわち、溝44の上のコ
ア層34の寸法を決定する。溝44の上のコア層34が
前ギャップ部分に対応するヘッドコア部分であるチップ
と、巻線溝30である中間部と、後ギャップ部分に対応
する巻線溝34と40との間の低いコア部分からなる3
つの部分を有することが観察される。
【0020】図5は断面を拡大したものであり、付加層
の溶着が見られ、最初にクロムの約1〜2マイクロイン
チの第2の接着層52が溶着されており、第2の接着層
52には絶縁物又はギャップ層54が続き、この厚さは
要求されたトラックギャップ間の半分である。本実施例
では、このギャップ層はほぼ4マイクロインチであり、
この結果、ギャップ間は12マイクロインチとなる。ク
ロム接着層32を設ける設けないは選択的であり、もし
使用した製造方法においてギャップ層54とコア層34
との間の適切な接着があれば設けなくてもよい。
【0021】図6と図7において、2つのコアハーフ1
2,14は対向関係にある2つの同種のブロック20,
20′の部分であり、個別のポール面は一列に並んだ対
向関係にある。個別のブロック20,20′のポール面
は、本質的に連続的に溶着された前述した層の上の面2
2のそれらの残りの部分である。20′で示すこのブロ
ックはブロック20と等しく、説明の便宜上、対応する
要素はプライム(′)が付された同じ参照番号として示
されている。面接触関係にあるブロック20,20′に
より、上側巻線開口が2つの巻線溝30,30′から形
成され、下側巻線開口が切り窓溝44,44′から形成
されている。上側と下側の接着溝は上側の接着切欠2
6,26′の組み及び下側の接着切欠28,28′から
形成されている。2つのコアハーフ12,14は接着の
ために適当に一体として締め付けられている。
【0022】ガラス接着方法によるブロック20,2
0′を一体に接着する方法において、巻線開口へのガラ
ス接着材料の注入を妨げるように注意されなくてはなら
ない。この目的のために、図8と図9に例示する二段階
接着方法を用いる。最初に図7を参照にして、V字型の
溝40a〜40jを対応する溝40a′〜40j′に対
向する関係に接続すると、2つのブロック20,20′
の接合部あるいはインターフェース部においてダイヤモ
ンド形開口部39a〜39jが形成される。これらの開
口部39a〜39jは合成ブロックの深さを横切り、巻
線溝30,30′によって形成された上側コイル巻線開
口と溝44,44′によって形成された下側巻線開口へ
の流体流れ経路を設ける。合成ブロックは図8(形成さ
れた開口部の1つの断面)に示されているように第1に
反転しており、巻線開口は合成ブロックの底部に配置さ
れている。適当なガラスロッド56は、隣接した接着切
欠28,28′によって形成された溝内に位置してお
り、ブロックとガラスはガラスロッド56が溶けて、溶
けたガラス56′が溝44,44′によって形成された
巻線開口を除いて接着溝と開口部39a〜39jとに流
れ込む間に所定の温度及び所定の時間熱せられる。
【0023】締め付けられた合成ブロックは180度回
転させられ、第2のガラスロッド57が隣接した接着切
欠26,26′によって形成された溝内に配置されてい
る。ブロックとガラスロッド57は、ガラスロッド57
が溶けて、溶けたガラス57′が近接した溝30,3
0′によって形成された巻線開口を除いた開口部に流れ
込む間に所定の温度及び所定の時間熱せられる。ガラス
ロッド56,57の組成は支持体、すなわち支持体ブロ
ック20,20′のカルシウムチタネート材料の温度膨
張係数よりも大きいものが選ばれる。最初にブロックの
反対部分が熱することによって、この部分は溝44,4
4′に形成された巻線開口へ長い距離をガラス56′が
流れる。ガラス56′が開口部39a〜39jに流れ、
凝固すると、ブロックは反転される。第2のガラスロッ
ド57は切欠26,26′によって形成された接着溝に
配置された場合、接着溝から溝30,30′によって形
成された巻線開口へガラスの流れ距離はとても小さい距
離である。したがって、この流れのために必要とされる
付加された時間は短い。いずれにしても、どちらの部分
の流れは要求された結果に作用するための温度と時間の
機能として制御されている。
【0024】図1に示した個体の変換器10は、図7に
示した線60で支持体ブロック20,20′がスライス
され、刻まれることによって得られる。この線60は、
アジマス記録のために要求された角度がつくられるため
には通常は支持体ブロック20,20′の側面に対して
φ度であり、個体の変換器10が一度に一つスライスさ
れる一方で、1回の単純パスにおいて同時に変換器10
の全てを広幅スライスする動きが普通である。
【0025】図10は図1の変換器10のためのスライ
スされた素材と上側と下側の巻線開口を捩じり又は越え
たコイル35の巻きの側面から示す断面図である。説明
の便宜上、変換器10の物理的大きさはかなり小さい。
図11と図12は回転ヘッドアッセンブリにおいて使用
するための処理の後の変換器10を示したものである。
変換器10は丸くされ、外形が作られたヘッド表面を有
しており、ヘッドの形状はかなり横側の切欠又はくびれ
部分25a,25bを形成する部分の取り外しによって
修正され、その上をテープが通過する細い稜部分25c
を設ける。実際には、組み立ての間この外形と切欠は支
持体20,20′をスライスする前に形成される。最初
に、ヘッド表面24が作られ、適正幅の溝が線60(図
7)によって形成され、図10に示した形状を設けるこ
れらの溝の中間点においてスライスする。図11には結
果が示されており、ほぼ0.002インチのトラック幅
と、ほぼ0.008インチの変換器の厚さTと、ほぼ
0.004インチの合成稜25cの厚さXとなってい
る。
【0026】一例として、個体の変換器10の長さと幅
は、厚さが0.008から0.020インチの範囲であ
る一方で0.100から0.125インチである。コア
層34の能動磁性部分、すなわち、溝44,44′で形
成された巻線開口の下側の上の層34の部分はほぼ0.
016インチの寸法Aであり、この結果、非常に小さい
サイズの磁性コアができる。Bで示すギャップ深さ寸法
は0.001インチのオーダーであり、上側巻線開口寸
法Cは0.004インチであり、上側と下側の巻線開口
の間は約0.011インチ離れている。このため、コイ
ル35はギャップの平面と同じ平面上にあり、巻長さ
(窓と窓との間の距離)は0.011インチとなり、上
側巻線開口(溝30,30′によって形成されている)
は0.004インチとなり、コイル35のターンが十分
に巻け、コイル35が磁性媒体又はテープの表面のパス
から0.001インチとなる。最良の図10において
は、溝30,30′によって形成された窓はほぼ正方形
であり、溝30,30′の角度βはほぼ45度である。
【0027】このようなメタル−イン−ギャップ変換器
10においては、磁路は前ギャップ及び後ギャップの2
つのギャップに相対している。前ギャップの表面に向か
い合うギャップの面積に対して後ギャップの向かい合う
ギャップの面積は大きいので、後ギャップは前ギャップ
に比較してとても低いリラクタンスパスを提供し、その
結果、磁束集中はコイル35に非常に近接する前ギャッ
プにある。本発明による構成の小サイズの変換器によっ
て、コイル35の1巻あたりのインダクタンスが減り、
ヘッド出力電圧の上昇となる与えられた共振周波数の巻
数の増加を許容する。
【0028】小さい物理的サイズの磁気コアのために、
磁気パスの長さを短くできる。磁気パスを非常に短くし
たため、コアリラクタンスがコア透磁率に依存しなくな
り、100〜150MHzの周波数範囲における磁束効
率のかなりの利得が得られる。高い生産量、極めて高い
精密度、材料めっきやスパッタリング等の方法による低
いコストによって完全な変換器10が製造される。一括
して製造することによって、多数の変換器10のための
全ての磁気コア材料が同じ過程ステップの間において処
理され、全ての変換ギャップが同時に形成される。この
結果、全ての変換器10の一様度が高くなる。類似の寸
法のフェライトヘッドと対照的に、本発明のメタルイン
ギャップ変換器10は、周波数範囲の傾向における6d
Bの信号レベルの改良と、変換器によるテープ接触によ
るノイズレベルの実質的な減少を示している。なお、本
発明は前記各実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、変換器10の構造は経
済的で、簡単で、複雑でなく、簡素さにおいて究極的で
ある。本発明の変換器10は、支持体の縁をとって形成
された実質的な2つのスパッタした足である。製造方法
は簡単で、複雑でないため、低コストとなり、高い磁束
効率の通常の用意された有用な製造装置のユニットとな
る。改良の種類は広く、積層し、高い周波数、磁気変換
器と述べてきた製造方法は、この技術において明白であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るメタルインギャップ変
換器の全体を示す透視図。
【図2】図1の変換器の製造において用いられる順序方
法ステップ及び部分の組み立てを示す透視図。
【図3】図1の変換器の製造において用いられる順序方
法ステップ及び部分の組み立てを示す透視図。
【図4】図1の変換器の製造において用いられる順序方
法ステップ及び部分の組み立てを示す透視図。
【図5】図4の5−5線を取り出して工作物を見た断面
図。
【図6】同実施例において、対向関係にある2つの工作
物の分解組立図。
【図7】接着する前の接触関係にある図6と同様の図。
【図8】図1における変換器の2つの部分を接着するの
に用いる2段階ガラス接着方法を示す透視図。
【図9】図1における変換器の2つの部分を接着するの
に用いる2段階ガラス接着方法を示す透視図。
【図10】図1の変換器を10−10線に沿って見た断
面図。
【図11】回転ヘッドアッセンブリに用いた図1の変換
器の透視図。
【図12】図11の変換器の一部を上方から見た図。
【符号の説明】
10…変換器 12,14…コア
ハーフ 20,20′…支持体 22,24…面 26,26′28,28′…切欠 30,30′,4
4,44′…巻線溝 32…接着層 34…コア層 35…コイル 39a〜30j…
開口部 40a〜40j,40a′〜40j′…トラッ
ク幅溝 52…クロム接着層 54…ギャップ層 56,56′,57,57′…ガラスロッド

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ギャップによって分けられ対向する縁
    を有し、前記縁に対して実質的に垂直な表面を規定する
    ように一体接着されており、それぞれが前記対向する縁
    上に配置された高い透磁率の磁気材料の薄い層を有して
    おり、前記縁はお互いに向かい合わせた時に前記表面に
    近接した第1の巻線開口を形成するような形状となって
    いる実質的に同一な一対の磁気コア部と、 前記第1の窓に近接した前記一対のコア部に形成され、
    前記表面から距離をおいて設けられた第2の巻線開口
    と、 前記縁の結合部と実質的に一直線に配置された前記窓を
    通り、前記第1の巻線開口を実質的に満たすコイル手段
    とを備えてなることを特徴とする磁気媒体に高い周波数
    信号を再生/記録する磁気変換器。
  2. 【請求項2】前記磁気コア部は実質的に絶縁材料で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気変換
    器。
  3. 【請求項3】前記対向する縁がトラック幅を定め、かつ
    前記高い透磁率の材料の薄い層はスパッタされた磁性材
    料であることを特徴とする請求項2に記載の磁気変換
    器。
  4. 【請求項4】前記磁性材料はコバルト−ジルコニウム−
    ニオビウム合金及び鉄−アルミニウム−シリコン合金か
    ら構成される群から選ばれていることを特徴とする請求
    項3に記載の磁気変換器。
  5. 【請求項5】前記絶縁材料はアルミナ及びシリコン二酸
    化物及びセラミックスから構成される群から選ばれてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の磁気変換器。
  6. 【請求項6】前記第2の巻線開口の面積は第1の巻線開
    口の面積よりも実質的に大きいことを特徴とする請求項
    1に記載の磁気変換器。
  7. 【請求項7】前記第1と第2の巻線開口との間の距離は
    前記表面と前記第1の巻線開口との間の距離よりも実質
    的に大きいことを特徴とする請求項1に記載の磁気変換
    器。
  8. 【請求項8】前記第1と第2の巻線開口との間の距離は
    前記表面と前記第1の巻線開口との間の距離のほぼ10
    倍であることをことを特徴とする請求項7に記載の磁気
    変換器。
  9. 【請求項9】前記薄い層は約1000分の1インチのス
    パッタ層であることを特徴とする請求項4に記載の磁気
    変換器。
  10. 【請求項10】前記表面と第1の巻線開口の間の距離
    は、約1000分の1インチであることを特徴とする請
    求項9に記載の磁気変換器。
  11. 【請求項11】絶縁ギャップによって分けられ対向する
    縁を有し、前記縁に対して実質的に垂直な表面を規定す
    るように一体接着されており、前記表面は磁気テープメ
    ディアに近接して配置されるような形状となっている実
    質的に同一な一対の磁気コア部,一対の磁気コア部のそ
    れぞれは、 絶縁材料からなり、一方の前記対向する縁を有した支持
    体と、 前記対向する縁上に配置された高い透磁率の磁気材料の
    薄い層を有しており、 同様の他の縁と向かい合わせた時に、両方の縁は前記表
    面に近接した前記巻線開口によって第1と第2の巻線開
    口を形成する,と、 前記縁の結合部と実質的に一直線に配置された前記窓を
    通り、前記表面に近接した巻線開口を実質的に満たす信
    号コイルとを備えてなることを特徴とする磁気媒体に高
    い周波数信号を再生/記録する磁気変換器。
  12. 【請求項12】前記高い透磁率の材料の薄い層はスパッ
    タされた磁性材料であることを特徴とする請求項11に
    記載の磁気変換器。
  13. 【請求項13】前記磁性材料はコバルト−ジルコニウム
    −ニオビウム合金及び鉄−アルミニウム−シリコン合金
    から構成される群から選ばれていることを特徴とする請
    求項11に記載の磁気変換器。
  14. 【請求項14】前記絶縁材料はアルミナ及びシリコン二
    酸化物及びセラミックスから構成される群から選ばれて
    いることを特徴とする請求項12に記載の磁気変換器。
  15. 【請求項15】前記表面に近接した巻線開口の面積は他
    の巻線開口の面積よりも実質的に小さいことを特徴とす
    る請求項11に記載の磁気変換器。
  16. 【請求項16】前記巻線開口相互の間の距離は前記表面
    とこの表面に近接した巻線開口との間の距離のほぼ10
    倍であることをことを特徴とする請求項11に記載の磁
    気変換器。
  17. 【請求項17】前記薄い層は約1000分の1インチの
    スパッタ層であることを特徴とする請求項11に記載の
    磁気変換器。
  18. 【請求項18】前記表面とこの表面に近接した巻線開口
    の間の距離は、約1000分の1インチであることを特
    徴とする請求項16に記載の磁気変換器。
  19. 【請求項19】前記磁性材料の薄い層は前記表面に近接
    した前記巻線開口の対向する縁上に配置されていること
    を特徴とする請求項11に記載の磁気変換器。
  20. 【請求項20】磁気テープ媒体に高い周波数信号を再生
    /記録する多数の磁気変換器を形成する工作物におい
    て、 互いに垂直な第1と第2の面を有する誘電性のブロック
    型の支持体と、 他の前記表面にほぼ平行し近接した線上の前記表面の一
    つにある第1の浅い溝と、 前記第1の溝と平行な一方の面に設けられたより大きい
    第2の溝と、 前記切欠が介在する多数の縁を供給するために前記第1
    の溝に対してほぼ垂直方向に設けられた前記一方の面に
    設けられた等間隔の多数の切欠と、 少なくとも前記多数の縁上に配置され、縁に他の同様の
    工作物に対向するように配置され、絶縁材料を介挿して
    接着された時に変換器半製品のマトリックスを形成する
    ような形状で、寸法を有し、配置され、工作物を切断に
    よって変換器を形成し、接着し、それぞれが前記第1と
    第2の溝によって形成された第1と第2の巻線開口を有
    している高い透磁率の磁性材料の薄い層とを具備するこ
    とを特徴とする工作物。
  21. 【請求項21】前記高い透磁率の材料の薄い層はスパッ
    タされた磁性材料であることを特徴とする請求項20に
    記載の工作物。
  22. 【請求項22】前記磁性材料はコバルト−ジルコニウム
    −ニオビウム合金及び鉄−アルミニウム−シリコン合金
    から構成される群から選ばれていることを特徴とする請
    求項20に記載の工作物。
  23. 【請求項23】前記絶縁材料はアルミナ及びシリコン二
    酸化物及びセラミックスから構成される群から選ばれて
    いることを特徴とする請求項20に記載の工作物。
  24. 【請求項24】前記第1と第2の溝の寸法は、前記他の
    表面に近接した巻線開口の面積は他の巻線開口の面積よ
    りも実質的に小さくなるようになっていることを特徴と
    する請求項20に記載の工作物。
  25. 【請求項25】前記巻線開口相互の間の距離は前記他の
    表面とこの表面に近接した巻線開口との間の距離のほぼ
    10倍であることをことを特徴とする請求項24に記載
    の工作物。
  26. 【請求項26】前記磁性材料の薄い層は約1000分の
    1インチのスパッタ層であることを特徴とする請求項2
    5に記載の工作物。
  27. 【請求項27】前記表面とこの表面に近接した巻線開口
    の間の距離は、約1000分の1インチであることを特
    徴とする請求項26に記載の工作物。
  28. 【請求項28】前記縁の幅は約1000分の2インチで
    あることを特徴とする請求項27に記載の工作物。
  29. 【請求項29】前記巻線開口相互の間の距離は約100
    0分の11インチであることを特徴とする請求項28に
    記載の工作物。
  30. 【請求項30】非磁性体の1つの平坦な第1の面と、前
    記第1の面と実質的に垂直な第2の面を有する非導電性
    の支持体とを形成し、前記第1面内に前記第2面に近接
    し、実質的に平行な第1の溝を形成するステップと、 第1の面の上と第1の溝の中に高い透磁率の薄い層を配
    置するステップと、 薄い層配置面上に実質的に同一な多数の切欠きを等間隔
    に形成するステップ、切欠は溝と実質的に垂直な方向
    に、しかも切欠間にランドを形成するに足りる深さを有
    し、各ランドはその上に磁性層が配置される部分を有す
    る,と、 第1の溝に実質的に平行な方向に第1の溝よりも深い第
    2の溝を形成するステップと、 少なくともランドの上にギャップ絶縁層を配置するステ
    ップと、 このように処理された前記2つの支持体をランドが対向
    するように結合するステップと、 前記結合支持体から個々の磁気変換器を切り出すステッ
    プと、 第1と第2の溝により形成される2つの開口を巻線を通
    過させることにより、巻線で窓を実質的に充填し、前記
    個々の変換器のいくつかに対してコイルを形成するステ
    ップを具備することを特徴とする周波数信号を再生/記
    録する磁気変換器の製造方法。
  31. 【請求項31】前記磁性材料はスパッタされており、か
    つコバルト−ジルコニウム−ニオビウム合金及び鉄−ア
    ルミニウム−シリコン合金から構成される群から選ばれ
    ていることを特徴とする請求項30に記載の磁気変換器
    の製造方法。
  32. 【請求項32】前記絶縁材料はアルミナ及びシリコン二
    酸化物及びセラミックスから構成される群から選ばれて
    いることを特徴とする請求項30に記載の磁気変換器の
    製造方法。
  33. 【請求項33】前記磁性材料の薄い層の厚さは1000
    分の1インチのオーダーであり、かつ前記第1の溝と第
    2の表面との間は約1000分の1インチであることを
    特徴とする請求項30に記載の磁気変換器の製造方法。
  34. 【請求項34】前記第1の溝によって形成された窓は正
    方形であり、かつその寸法は約1000分の4インチで
    あることを特徴とする請求項33に記載の磁気変換器の
    製造方法。
  35. 【請求項35】2つの窓の間の距離は約1000分の1
    1インチであることを特徴とする請求項34に記載の磁
    気変換器の製造方法。
  36. 【請求項36】非磁性体の1つの平坦な第1の面と、前
    記第1の面と実質的に垂直な第2の面を有する非導電性
    の支持体とを形成し、前記第1面内に前記第2面に近接
    し、実質的に平行な第1の溝を形成するステップと、 少なくとも前記溝の中と前記ランドの上の一つの前記面
    の上に高い透磁率の薄い層を配置するステップと、 前記一つの面に実質的に同一な多数の切欠きを等間隔に
    形成するステップ、切欠は溝と実質的に垂直な方向に、
    しかも切欠間にランドを形成するに足りる深さを有す
    る,と、 第1の溝に実質的に平行な方向に第1の溝よりも深い第
    2の溝を形成するステップと、 少なくともランドの上にギャップ絶縁層を配置するステ
    ップと、 このように処理された前記2つの支持体をランドが対向
    するように結合するステップと、 前記結合支持体から個々の磁気変換器を切り出すステッ
    プと、 第1と第2の溝により形成される2つの開口を巻線を通
    過させることにより、前記個々の変換器のいくつかに対
    してコイルを形成するステップを具備することを特徴と
    する周波数信号を再生/記録する磁気変換器の製造方
    法。
  37. 【請求項37】前記信号コイルの巻線は第1の溝によっ
    て形成された窓を実質的に満たしていることを特徴とす
    る請求項36に記載の磁気変換器の製造方法。
  38. 【請求項38】前記磁性材料はスッパタされており、か
    つコバルト−ジルコニウム−ニオビウム合金及び鉄−ア
    ルミニウム−シリコン合金から構成される群から選ばれ
    ていることを特徴とする請求項36に記載の磁気変換器
    の製造方法。
  39. 【請求項39】前記絶縁材料はアルミナ及びシリコン二
    酸化物及びセラミックスから構成される群から選ばれて
    いることを特徴とする請求項36に記載の磁気変換器の
    製造方法。
  40. 【請求項40】前記磁性材料の薄い層の厚さは1000
    分の1インチのオーダーであり、かつ前記第1の溝と第
    2の表面との間は約1000分の1インチであることを
    特徴とする請求項36に記載の磁気変換器の製造方法。
  41. 【請求項41】前記第1の溝によって形成された窓はほ
    ぼ正方形であり、かつその寸法は約1000分の4イン
    チであることを特徴とする請求項40に記載の磁気変換
    器の製造方法。
  42. 【請求項42】2つの窓の間の距離は約1000分の1
    1インチであることを特徴とする請求項41に記載の磁
    気変換器の製造方法。
  43. 【請求項43】前記ランド部の幅は前記変換器のトラッ
    ク幅を規定しており、かつ前記第2の表面と前記第1の
    溝によって形成された窓は変換器のギャップ深さを規定
    していることを特徴とする請求項36に記載の磁気変換
    器の製造方法。
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