JPH0644397B2 - シフトレジスタの駆動方法 - Google Patents

シフトレジスタの駆動方法

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JPH0644397B2
JPH0644397B2 JP59103828A JP10382884A JPH0644397B2 JP H0644397 B2 JPH0644397 B2 JP H0644397B2 JP 59103828 A JP59103828 A JP 59103828A JP 10382884 A JP10382884 A JP 10382884A JP H0644397 B2 JPH0644397 B2 JP H0644397B2
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JP
Japan
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power supply
shift register
thin film
shift
film transistor
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JP59103828A
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利之 三澤
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Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
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Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
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    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
    • G11C19/28Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using semiconductor elements

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、薄膜トランジスタ(以下TFTと略記す
る。)によつて形成された薄膜シフトレジスタの駆動方
法に関する。
〔従来技術〕
従来、シフトレジスタは単結晶シリコン基板上に集積回
路として形成されていた。第1図は、単結晶シリコン基
板上に形成されたCMOSダイナミツクシフトレジスタ
を等価回路に表現した図である。同図において、101
は正の電源端子、102は負の電源端子、103はシフ
トクロツク入力端子、104はシフトデータ入力端子、
105及び106はクロツクラインを駆動するためのC
MOSインバータである。また、破線で囲まれた部分
は、CMOSインバータ107,108,109,11
0及びP型MOSトランジスタ111,113,N型M
OSトランジスタ112,114より成る、1ビツト分
のシフトレジスタセルである。ここで、単結晶シリコン
基板内に形成された素子の分離は、記号115,11
6,117,118で示すごとき逆バイアスされたPN
接合を用いて行なわれる。このため、従来の単結晶シリ
コン基板上に形成されたシフトレジスタにおいて、クロ
ツクライン119,120の電位は電源電圧の範囲を超
えることは出来なかつた。以上のごとき、従来行なわれ
ていたのと同一の駆動方法によつて薄膜シフトレジスタ
の駆動を行なうと、次に述べる様な不都合が生ずる。第
2図は、単結晶シリコン基板上に形成されたMOSトラ
ンジスタの特性201とシリコン薄膜にて形成されたTF
Tの特性202とをN型トランジスタを例にとつて比較
して示した図である。同図において、横軸はソースから
みたゲートの電位VGSを縦軸はドレインからソースに流
れる電流IDSを表わす。ただし、ソースからみたドレイ
ンの電圧VDSは15V、ゲート長Lは5μm、ゲート幅
Wは10μmである。同図より、TFTは、単結晶シリ
コンMOSトランジスタに比べ、VGSの増加に伴うIDS
の増加が緩やかであり、またオフ電流が高くオン電流が
低い特性を有していることがわかる。特に、TFTのオ
ン電流が低いため、TFTによつて形成された薄膜シフ
トレジスタの動作周波数の上限は、単結晶シリコンMO
Sトランジスタによるシフトレジスタのそれに比べて著
しく低く、この点が薄膜トランジスタの応用を制限する
大きな理由となつている。
〔目的〕
本発明は、以上述べた従来のシフトレジスタの駆動方法
の欠点を補うものであり、その目的はTFTにより形成
されたシフトレジスタの動作周波数の上限を向上させる
ことにある。
〔概要〕
本発明のシフトレジスタの駆動方法は、薄膜トランジス
タからなるインバーター回路と該インバーター回路の一
方の電源端子に正の電源を供給してなる第1の薄膜トラ
ンジスタと、該インバーター回路の他方の電源端子に負
の電源を供給してなる第2の薄膜トランジスタと、該第
1の薄膜トランジスタまたは該第2の薄膜トランジスタ
のゲート電極にシフトクロックを供給してなるクロック
ラインを有してなるシフトレジスタの駆動方法におい
て、該シフトクロックの正のピーク電位は、該シフトレ
ジスタの正の電源電位より高く、該シフトクロックの負
のピーク電位は、該シフトレジスタの負の電源電位より
低いことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第3図及び第4図は本発明の第一の実施例を説明するた
めの図である。第3図は、本発明の駆動方法によつて駆
動される薄膜CMOSダイナミツクシフトレジスタの1
ビツト分の構造を示した図である。同図において、30
1は正の電源端子、302は負の電源端子、303は第
一のシフトクロツクCLの入力端子、304はCLと逆
極性の第二のシフトクロツク▲▼の入力端子、30
5はシフトデータの入力端子、311〜316はP型T
FT、321〜326はN型TFTである。第4図は、
第3図に示した薄膜シフトレジスタを本発明の駆動方法
にて駆動する場合の各信号の電圧レベルの相互関係を示
した図である。同図において、Vは負の電源電位、V
は正の電源電位である。また、401はシフトクロツ
クの信号レベルを表わした図であり、正のピーク電位は
正の電源電位Vより△Vだけ高く、一方、負のピー
ク電位は負の電源電位Vより△V1だけ低く設定されて
いる。また、402はシフトデータの信号レベルを表わ
す。
以上のごとく駆動信号のレベルを設定する時、第3図に
おける各TFTのソースからみたゲートの電位VGSは次
の様になる。
(1)N型TFT321及び324のVGS オン状態において、VGS=(V2−V1)+△V2 オフ状態において、VGS=−△V1 (2)P型TFT311及び314のVGS オン状態において、VGS=(V1−V2)−△V1 オフ状態において、VGS=△V2 第7図は、第2図に、(1)で得られたVGSを書き加えた
図である。V−V=15V、△V1=△V2=5Vとす
ると、オン状態におけるVGSは701で表わされる様に
GS=20Vであり、オフ状態におけるVGSは702で
表わされる様にVGS=−5Vである。一方、従来の駆動
方法によつて駆動される時、前述のN型TFTのV
GSは、オン状態では703に示されるごとくVGS=15
Vであり、オフ状態ではVGS=0Vである。第7図よ
り、本発明の駆動方法を採用することによつて、N型T
FT321及び324のオン電流が約5倍に増加させら
れ、オン抵抗は約1/5に減少させられることがわかる。
P型TFT311、314についても同様である。
第5図及び第6図は、本発明の第二の実施例を説明する
ための図である。第5図は、本発明の駆動方法によつて
駆動される、薄膜CMOSダイナミツクシフトレジスタ
の1ビツト分の構造を示した図である。同図において、
501は正の電源端子、502は負の電源端子、503
は第一のシフトクロツクの入力端子、504は第二のシ
フトクロツクの入力端子、505は第三のシフトクロツ
クの入力端子、506は第四のシフトクロツクの入力端
子、507はシフトデータの入力端子、511〜516
はP型TFT、521〜526はN型TFTである。第
一のシフトクロツクと第二のシフトクロツクとは信号の
直流レベルが異なるだけで極性は同じである。一方、第
三のシフトクロツクと第4のシフトクロツクも同様に直
流レベルが異なるだけで極性は同じであり、第一、第二
のシフトクロツクとは逆極性である。第6図は、第5図
に示した薄膜シフトレジスタを本発明の駆動方法にて駆
動する場合の各信号の電圧レベルの相互関係を示した図
である。同図において、Vは負の電源電位、Vは正
の電源電位である。また、601は第一及び第三のシフ
トクロツクの信号レベルを表わした図であり、正のピー
ク電位は正の電源電位Vより△V2だけ高く、負のピー
ク電位は負の電源電位に等しく設定される。同様に、6
02は第二及び第四のシフトクロツクの信号レベルを表
わした図であり、正のピーク電位は正の電源電位に等し
く、負のピーク電位は負の電源電位Vより△V1だけ低
く設定される。
603はシフトデータの信号レベルを表わす。
以上のごとく駆動信号のレベルを設定する時、第5図に
おける各TFTのソースからみたゲートの電位VGSは次
の様になる。
(3)N型TFT521及び524のVGS オン状態において、VGS=(V2−V1)+△V2 オフ状態において、VGS=0 (4)P型TFT511及び514のVGS オン状態において、VGS=(V1−V2)−△V1 オフ状態において、VGS=0 (3)で得られた結果を第7図に書き加えると、オン状態
のVGSは704で示される様にVGS=20Vであり、オ
フ状態のVGSは0Vである。従つて、第一の実施例同
様、TFT521,524,511,514のオン抵抗
は1/5程度に低められる。また、オフ抵抗が第一の実施
例よりも高くなるためシフトレジスタの下限周波数は下
げられる。
〔効果〕
本発明は以上のような構成にすることによって、以下の
ような効果が得られる。
すなわち、インバータ回路の電源電圧より高いゲート電
圧をインバータ回路に電源を供給する薄膜トランジスタ
のゲート電極に印加して薄膜トランジスタを駆動するこ
とにより、薄膜シフトレジスタを著しく高速化すること
が可能となる。従って、同じ動作速度の薄膜シフトレジ
スタを実現する際、回路パターンの占有面積を縮小する
ことが可能となる。更に、レーザーアニール等の高価な
プロセスを使用することなく薄膜シフトレジスタの高速
化が実現されるため、製造コストが低減される。また、
本発明をTFTによるアクティブマトリクスパネルに作
り込まれたドライバー回路に応用することによって、コ
スト面で大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明するための図。 第2図は、単結晶シリコンMOSトランジスタとTFT
とを比較した図。 第3図及び第4図は、本発明の第一の実施例を説明する
ための図。 第5図及び第6図は、本発明の第二の実施例を説明する
ための図。 第7図は、本発明の作用を説明するための図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜トランジスタからなるインバーター回
    路と該インバーター回路の一方の電源端子に正の電源を
    供給してなる第1の薄膜トランジスタと、該インバータ
    ー回路の他方の電源端子に負の電源を供給してなる第2
    の薄膜トランジスタと、該第1の薄膜トランジスタまた
    は該第2の薄膜トランジスタのゲート電極にシフトクロ
    ックを供給してなるクロックラインを有してなるシフト
    レジスタの駆動方法において、 該シフトクロックの正のピーク電位は、該シフトレジス
    タの正の電源電位より高く、該シフトクロックの負のピ
    ーク電位は、該シフトレジスタの負の電源電位より低い
    ことを特徴とするシフトレジスタの駆動方法。
JP59103828A 1984-05-23 1984-05-23 シフトレジスタの駆動方法 Expired - Lifetime JPH0644397B2 (ja)

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US6515648B1 (en) 1999-08-31 2003-02-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register circuit, driving circuit of display device, and display device using the driving circuit

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JPS5226857B2 (ja) * 1972-12-11 1977-07-16
JPS5311811B2 (ja) * 1974-12-05 1978-04-25

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