JPH11346473A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH11346473A
JPH11346473A JP15249298A JP15249298A JPH11346473A JP H11346473 A JPH11346473 A JP H11346473A JP 15249298 A JP15249298 A JP 15249298A JP 15249298 A JP15249298 A JP 15249298A JP H11346473 A JPH11346473 A JP H11346473A
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春彦 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電流が小く、クロストークが発生しない駆
動電源回路を具備する半導体集積装置を提供すること。 【解決手段】同図(a)で、非反転増幅器10の基準電
圧VS に対して、可変抵抗R1 を変えることで、V1 を
形成し、反転チャージポンプ回路2で−V1を発生させ
る。また、同図(b)で、ロジック電源の電圧VDDを、
4倍チャージポンプ回路3の入力に入れ、VDDの4倍の
電圧をV0 として出力する。この、VGND 、V0 、−V
0 、V1 、−V1 の電位を駆動電源回路で発生させ、こ
れらの電位で液晶パネルを駆動する。一個のオペアンプ
回路1の使用と、インピーダンスの低いグランド電位V
GND を非選択電位とすることで、消費電流の低減とクロ
ストークの防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置な
どを駆動する電源回路(以下、駆動電源回路と称す)を
具備する半導体集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は液晶パネルの走査線図と駆動回路
ブロック図である。液晶パネル60はCOM走査線53
(走査ライン)を形成したガラス基板と、SEG走査線
54(データライン)を形成したガラス基板を対向さ
せ、その基板間に液晶を充填した構造となっている。C
OM走査線53とSEG走査線54に電位を与え、これ
らの電位が与えられた走査線が交差する点で液晶が動作
する。
【0003】また、COM走査線53の電位とSEG走
査線54の電位の差、つまり、COM走査線53とSE
G走査線54間の電圧の大きさと、この電圧の極性で液
晶の動作は変わってくる。これらの走査線に電位を与え
る回路がCOM駆動回路51とSEG駆動回路52であ
る。この液晶パネル60と、液晶パネル60のCOM走
査線53およびSEG走査線54を駆動するCOM駆動
回路51およびSEG駆動回路52と、これらの駆動回
路に電源を供給する駆動電源回路70と、図示しない制
御信号を出力するロジック回路で液晶表示装置は構成さ
れている。
【0004】この液晶パネル60は、例えば、SEG走
査線54は128本、COM走査線53は64本で12
8×64のマトリックスで表示される。また、COM走
査線53とSEG走査線54の交点近傍は微小な浮遊コ
ンデンサAが形成される。図6は液晶表示装置を駆動す
る従来の駆動電源回路図である。ここでは、図5の駆動
電源回路70の詳細な回路図を示す。図示しないロジッ
ク回路の電源電圧VDDを4倍チャージポンプ回路96で
4倍の電位レベルに昇圧(電位的にはマイナス方向)す
る。ここで4倍チャージポンプ回路96とは、電源電圧
VDDを基準にしてマイナス側に4倍の電圧とする。つま
りVDD−4×VDD=−3×VDDの電圧とする回路のこと
をいう。
【0005】V0 とVEE間を可変抵抗R16も含めて抵抗
R11〜R15で抵抗分割し、各分割個所からそれぞれオペ
アンプ回路101(ここでは差動増幅器81とpMOS
FET86および電流源回路91で構成されるオペアン
プ回路のみを代表として示した。他の4個のオペアンプ
回路を上から102、103、104、105と符号を
付すこととする)を介してV0 =VDD、V01、V02 V
03、V04、V05の6種類の電位レベルを発生させる。こ
の回路ではオペアンプ回路100を5個必要とする。
【0006】例えば、VDD=3Vとし、4倍チャージポ
ンプ回路96でVEE=−9Vとし、3V−(−9V)=
12Vを5等分分割した場合(64分割の場合は一般
に、非等分分割であるが、ここでは単純化して5等分分
割とした)、つまり、可変抵抗を0Ωとした場合、VEE
O =VEEとなり、分割点の電位はV11=3V−2.4V
=0.6V、V12=3V−(2.4V×2)=−1.8
V、V13=3V−(2.4V×3)=−4.2V、V14
=3V−(2.4V×4)=−6.6V、V15=VEE0
=3V−(2.4V×5)=−9Vとなる。可変抵抗を
調整することで、例えば、VEE0 が−9Vから−3V程
度に可変できる。
【0007】この駆動電源回路70は通常、可変抵抗で
調整したVEE0 を用いて、このV0−VEE0 を5分割
し、V0 〜V05の6種類の電位レベルを発生させる電源
であり、これらの電位を図5のCOM駆動回路51やS
EG駆動回路52へ供給する。図6の回路のV01とV03
を出力するオペアンプ回路101、103では、pMO
SFETがVDD側に接続され電流源回路91、93がV
EE0 側に接続されている。またV02、V04、V05を出力
するオペアンプ回路102、104、105では、nM
OSFETがVEE0 側に接続され、電流源回路92、9
4、95がVDD側に接続されている。
【0008】この駆動電源回路70から出力されるV0
、V01、V02、V03、V04、V05の電位を図5のCO
M駆動回路51とSEG駆動回路52の液晶駆動回路に
入力し、液晶パネル側へCOM出力およびSEM出力を
出力する。図7は図5のCOM駆動回路およびSEG駆
動回路の出力波形である。図6に示した駆動電源回路の
各電位レベルをCOM駆動回路51およびSEG駆動回
路52で時間的に変化させて、液晶パネル60を駆動す
る。実線の波形はCOM出力111で、点線の波形はS
EG出力112である。このCOM出力111の電位が
COM走査線53の電位となり、SEG出力112の電
位がSEG走査線54の電位となる。
【0009】COM出力111はV01を基準電位にV01
からV05へ、またV05からV01へ電位が変動し、さらに
V01からV04に基準電位を変えて、V04からV0 へ、V
0 からV04へ電位が変動する。また、SEG出力112
はV02を基準電位に、V02からV0 へ、V0 からV02へ
電位が変動し、V02からV03に基準電位を変えて、V03
からV05へ、V05からV03へ電位が変動する。
【0010】前記のように、COM出力111のV01、
V04はSEG出力112の電位が変動している場合に、
電位が固定されているので、非選択電位と呼ばれてい
る。またSEG出力112ではV02、V03が非選択電位
と呼ばれている。前記したように、COM出力111と
SEG出力112の電位差が液晶パネル60に印加され
て、画像が形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この液晶パネル60
は、前記したように、COM走査線53とSEG走査線
54の交差点近傍が液晶を介して対向しているので、微
小な浮遊コンデンサAが多数配置された構造となる。図
6のV01、V03を出力するオペアンプ回路101、10
3では、インピーダンスの高い電流源回路91、93が
VEE0 側に接続され、V02、V04、V05を出力するオペ
アンプ回路102、104、105では、インピーダン
スの高い電流源回路92、94、95がVDD側に接続さ
れている。そのために、図7のように、SEG出力11
2の電位が変化した瞬間に、液晶パネル60の浮遊コン
デンサAを介してCOM出力111に電位変動のノイズ
103、104(ヒゲ電圧ノイズ)が重畳する(図
8)。
【0012】この重畳するノイズには、動作時のオペア
ンプ回路のインピーダンスの違いにより、大きなノイズ
103と小さなノイズ104の2種類ある。これらのノ
イズ103、104が液晶パネルの画質を悪化させる、
クロストークの原因となる。一方、これを防止するため
に、電流源回路91〜95のインピーダンスを下げる
と、今度は駆動電源回路70の消費電流が増大する。
【0013】この発明の目的は、前記の課題を解決し
て、消費電流が小く、クロストークが発生しない駆動電
源回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、複数種類の電位レベルを発生させる電源回路にお
いて、グランド電位レベルと、単位電位レベルと、該単
位電位レベルを反転した反転単位電位レベルと、前記単
位電位レベルをチャージポンプ回路で高電位に変換した
高電位レベルと、該高電位レベルを反転した反転高電位
レベルの5種類の電位レベルを発生する構成とする。
【0015】前記電源回路は液晶表示装置を駆動するも
のであって、前記グランド電位を前記液晶表示装置の走
査ラインの非選択電位に用いるとよい。前記の電源回路
を半導体装置に集積するとよい。この半導体装置の形成
方法は、第1導電形の半導体基板の表面層に第2導電形
の第1ウエル領域を選択的に形成し、該第1ウエル領域
と離して、第2導電形の第2ウエル領域、第3ウエル領
域および第4ウエル領域をそれぞれ選択的に形成し、前
記第1ウエル領域の表面層に第1導電形の第5ウエル領
域を選択的に形成し、該第5ウエル領域の表面層に第2
導電形の第1ソース領域と第2導電形の第1ドレイン領
域を選択的にそれぞれ形成し、該第1ソース領域と該第
1ドレイン領域に挟まれた前記第5ウエル領域上に第1
ゲート絶縁膜を介して第1ゲート電極を形成して、第1
pチャネルMOSFETを形成し、前記第2ウエル領域
の表面層に第1導電形の第2ソース領域と第2ドレイン
領域を選択的にそれぞれ形成し、該第2ソース領域と該
第2ドレイン領域に挟まれる第2ウエル領域上に第2ゲ
ート絶縁膜を介して第2ゲート電極を形成して、第2n
チャネルMOSFETを形成し、前記第3ウエル領域の
表面層に第1導電形の第3ソース領域と第3ドレイン領
域を選択的にそれぞれ形成し、該第3ソース領域と該第
3ドレイン領域に挟まれる第3ウエル領域上に第3ゲー
ト絶縁膜を介して第3ゲート電極を形成して、第3nチ
ャネルMOSFETを形成し、前記第4ウエル領域の表
面層に第1導電形の第4ソース領域と第4ドレイン領域
を選択的にそれぞれ形成し、該第4ソース領域と該第4
ドレイン領域に挟まれる第4ウエル領域上に第4ゲート
絶縁膜を介して第4ゲート電極を形成して、第4nチャ
ネルMOSFETを形成し、前記半導体基板の表面層に
第2導電形の第5ソース領域と第5ドレイン領域を選択
的にそれぞれ形成し、該第5ソース領域と該第5ドレイ
ン領域に挟まれる前記半導体基板上に第5ゲート絶縁膜
を介して第5ゲート電極を形成して、第5pチャネルM
OSFETを形成し、前記半導体基板の表面層に第2導
電形の第6ソース領域と第6ドレイン領域を選択的にそ
れぞれ形成し、該第6ソース領域と該第6ドレイン領域
に挟まれる前記半導体基板上に第6ゲート絶縁膜を介し
て第6ゲート電極を形成して、第6pチャネルMOSF
ETを形成する。前記の第1p、第5および第6のpチ
ャネルMOSFETと第2ないし第4nチャネルMOS
FETを用いて電源回路を構成し、前記第1pチャネル
MOSFETのゲート電極の電位を浮遊(フローティン
グ)電位とするとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施例の液
晶パネルを駆動する半導体集積装置に形成された駆動電
源回路で、同図(a)はV1 、−V1 を発生する回路
で、同図(b)はV0 、−V0 を発生する回路である。
同図(a)において、オペアンプ回路1を用いて構成さ
れた非反転増幅器10の基準電圧VS に対して、可変抵
抗R1 を変えることで、V0 より低い任意のV1 を形成
し、反転チャージポンプ回路2で−V1 を発生させる。
例えば、基準電圧VS =1.2Vとし、(R1 +R2 )
/R1=2とすると、V1 =VS ×(R1 +R2 )/R
1 =2.4V、−V1 =−2.4Vとなる。
【0017】従って、同図(a)の回路でVGND 、V1
、−V1 という3種類の電位レベルを発生させること
ができる。同図(b)において、ロジック電源の電圧V
DDを、例えば、4倍チャージポンプ回路3の入力に入
れ、VDDの4倍の電圧をV0 として出力する。またこの
V0を反転チャージポンプ回路4に入力し、−V0 を出
力する。例えば、VDD=3Vとすると、V0 =VDD×4
=12V、−V0 =−12Vとなる。
【0018】従って、同図(b)の回路でVGND 、V1
、−V1 という3種類の電位レベルを発生させること
ができる。つまり、同図(a)と同図(b)を組み合わ
せて駆動電源回路とすれば、インピーダンスの低いグラ
ンド電位VGND を中心として、プラス側にV1 、V0 マ
イナス側に−V1 、−V0 の5種類の電位レベルを発生
させることができる。
【0019】図2は、この発明の第2実施例で、図1の
駆動電源回路の電位を用いて液晶パネルを駆動する出力
波形である。図1の駆動電源回路で、V1 、−V1 、V
0 、−V0 とグランド電位VGND の5種類の電位レベル
を発生させ、これらの電位レベルを組み合わせて、図5
のCOM駆動回路51およびSEG駆動回路52のCO
M出力6とSEG出力7を発生させる。このインピーダ
ンスの低いグランド電位VGND を、図7の波形のV01、
V04に相当する非選択電位として用いる。
【0020】同図の実線はCOM出力6の波形で点線が
SEG出力7の波形である。これらのCOM出力6の電
位とSEG出力7の電位の差の電圧が、液晶に印加され
る電圧であり、この電圧波形は、図7のCOM出力11
1とSEG出力112間の電圧波形と同じである。図6
の駆動電源回路では、5個のオペアンプ回路101から
105が用いられているが、図1の駆動電源回路は1個
のオペアンプ回路1で構成される。そのため、消費電流
を小さくすることができる。
【0021】また、グランド電位VGND を非選択電位に
選定することで、回路インピーダンスが大幅に低減さ
れ、前記のヒゲ電圧であるノイズがCOM出力6に重畳
されることがなく、従って、クロストークも画面に現れ
ず、画質が向上する。図3はロジック回路とレベルシフ
ト回路および液晶駆動回路のブロック図である。この図
は、本発明の駆動電源回路40の5種類の電位が、液晶
駆動回路50を介して液晶パネル60に与えられる様子
を示したブロック図である。
【0022】ロジック回路41とレベルシフト回路42
とは液晶駆動回路50(COM駆動回路とSEG駆動回
路をいう)を制御する信号回路である。レベルシフト回
路42は低電位のロジック回路41からの信号を高電位
レベルの信号にレベルシフトする回路である。また点線
で示した本発明の駆動電源回路40からVGND 、V1、
−V1 、V0 、−V0 の電位を液晶駆動回路50へ与え
る。液晶駆動回路50のCOM駆動回路とSEG駆動回
路からCOM出力、SEG出力が点線で示した液晶パネ
ル60に出力される。
【0023】この発明の駆動電源回路40を用いること
で、安定な(インピーダンスが低い)グランド電位VGN
D をCOM出力の非選択電位とすることができて、ノイ
ズの重畳が抑制されて、クロストークの発生を防止でき
る。また、この発明の駆動電源回路40では、オペアン
プ回路はV1 の電位を発生させるのに用いだけで、−V
1 、V0 、−V0 の電位はチャージポンプを用いて行う
ため、従来、オペアンプ回路が5個必要であったものが
1個で済み、また消費電流の大幅な低減が図れる。
【0024】図4は図3のブロック図の回路を形成する
CMOS半導体装置の要部断面図である。n基板21の
表面層にpウエル26を形成し、このpウエル26と離
して3個のpウエル22を形成する。pウエル26の表
面層にnウエル27を形成し、このnウエル27の表面
層にpソース28とpドレイン29を形成する。これら
のpソース28とpドレイン29に挟まれたnウエル2
7上にゲート絶縁膜を介してゲート30を形成し、PM
OS3を形成する。
【0025】またpウエル22の表面層にnソース23
とnドレイン24を形成し、nソース23とnドレイン
24に挟まれたpウエル22の表面にゲート絶縁膜を介
してゲート25を形成する。このようにしてNMOS
1、NMOS2、NMOS3が形成される。またn基板
21の表面層にpソース32とpドレイン31を形成
し、これらのpソース32とpドレイン31に挟まれた
n基板21上にゲート絶縁膜を介してゲート33を形成
しPMOS1、PMOS2を形成する。これらのNMO
S1、2、3とPMOS1、2、3とでCMOS半導体
装置が形成される。
【0026】このPMOS3はフローティングとなって
おり、pソース28をロジック回路の電源電圧VDDに接
続する。またPMOS3のpドレイン29とNMOS3
のnドレイン24を接続し、nソース23をグランド電
位VGND とする。またNMOS1のnソース23に−V
0 を印加し、NMOS2のソース23に−V1 を印加
し、PMOS2のpソース32にV1 を印加し、PMO
S1のソース23にV0を印加する。
【0027】図示しない各種回路および点線で示すよう
に接続し、NMOS2、PMOS3、NMOS3および
PMOS2のゲートに制御信号を入れることで、V1 、
−V1、VGND の電位で構成される電圧波形(図2の点
線波形)が出力1から出力される。同様に一点鎖線のよ
うに接続して、出力2からV0 、−V0 、VGND の電位
で構成される電圧波形(図2の実線波形)を出力1から
出力することができる。
【0028】このように、フローティングPMOSを形
成することで、図2の出力波形を出力できる液晶駆動回
路を、本発明の駆動電源回路を形成した半導体集積装置
に集積できる。尚、前記した実施例ではn基板を用いた
場合を説明したが、p基板を用いてプラスの4倍昇圧回
路としても同様の効果が期待できる。この場合はフロー
ティングMOSはPMOSではなくNMOSとする。
【0029】
【発明の効果】この発明により、オペアンプ回路を4個
削減できて、消費電流を大幅に低減できる。また、安定
なグランド電位をCOM出力の非選択電位に活用できる
ために、クロストークの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の液晶表示装置を駆動す
る半導体集積装置に形成された駆動電源回路で、同図
(a)はV1 、−V1 を発生する回路図で、同図(b)
はV0 、−V0 を発生する回路図
【図2】この発明の第2実施例で、図1の駆動電源回路
の電位を用いて液晶パネルを駆動する出力波形図
【図3】ロジック回路とレベルシフト回路および液晶駆
動回路のブロック図
【図4】図3のブロック図の回路を形成するCMOS半
導体装置の要部断面図
【図5】液晶パネルの走査線図と駆動回路ブロック図
【図6】液晶表示装置を駆動する従来の駆動電源回路図
【図7】図5のCOM駆動回路およびSEG駆動回路の
出力波形図
【図8】ノイズが重畳されたCOM出力波形図
【符号の説明】
1 オペアンプ回路 2 反転チャージポンプ回路 3 4倍チャージポンプ回路 4 反転チャージポンプ回路 6 COM出力 7 SEG出力 21 n基板 22、26 pウエル 23 nソース 24 nドレイン 25、30、33 ゲート 27 nウエル 28、32 pソース 29、31 pドレイン 40 駆動電源回路(本発明) 41 ロジック回路 42 レベルシフト 50 液晶駆動回路 51 COM駆動回路 52 SEG駆動回路 53 COM走査線 54 SEG走査線 60 液晶パネル 70 駆動電源回路(従来) VDD ロジック回路電源電圧 VGND グランド電位 VS 基準電圧 R1 可変抵抗 R2 抵抗 V0 、V1 、V01、V02、V03、V04、V05 電位 NMOS1〜3 nチャネルMOSFET PMOS1〜3 pチャネルMOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/822

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の電位レベルを発生させる電源回
    路において、グランド電位レベルと、単位電位レベル
    と、該単位電位レベルを反転した反転単位電位レベル
    と、前記単位電位レベルをチャージポンプ回路で高電位
    に変換した高電位レベルと、該高電位レベルを反転した
    反転高電位レベルの5種類の電位レベルを発生すること
    を特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記電源回路は液晶表示装置を駆動するも
    のであって、前記グランド電位を前記液晶表示装置の走
    査ラインの非選択電位に用いることを特徴とする請求項
    1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の電源回路を
    半導体装置に集積したことを特徴とする電源回路。
  4. 【請求項4】第1導電形の半導体基板の表面層に第2導
    電形の第1ウエル領域を選択的に形成し、該第1ウエル
    領域と離して、第2導電形の第2ウエル領域、第3ウエ
    ル領域および第4ウエル領域をそれぞれ選択的に形成
    し、前記第1ウエル領域の表面層に第1導電形の第5ウ
    エル領域を選択的に形成し、該第5ウエル領域の表面層
    に第2導電形の第1ソース領域と第2導電形の第1ドレ
    イン領域を選択的にそれぞれ形成し、該第1ソース領域
    と該第1ドレイン領域に挟まれた前記第5ウエル領域上
    に第1ゲート絶縁膜を介して第1ゲート電極を形成し
    て、第1pチャネルMOSFETを形成し、 前記第2ウエル領域の表面層に第1導電形の第2ソース
    領域と第2ドレイン領域を選択的にそれぞれ形成し、該
    第2ソース領域と該第2ドレイン領域に挟まれる第2ウ
    エル領域上に第2ゲート絶縁膜を介して第2ゲート電極
    を形成して、第2nチャネルMOSFETを形成し、 前記第3ウエル領域の表面層に第1導電形の第3ソース
    領域と第3ドレイン領域を選択的にそれぞれ形成し、該
    第3ソース領域と該第3ドレイン領域に挟まれる第3ウ
    エル領域上に第3ゲート絶縁膜を介して第3ゲート電極
    を形成して、第3nチャネルMOSFETを形成し、 前記第4ウエル領域の表面層に第1導電形の第4ソース
    領域と第4ドレイン領域を選択的にそれぞれ形成し、該
    第4ソース領域と該第4ドレイン領域に挟まれる第4ウ
    エル領域上に第4ゲート絶縁膜を介して第4ゲート電極
    を形成して、第4nチャネルMOSFETを形成し、 前記半導体基板の表面層に第2導電形の第5ソース領域
    と第5ドレイン領域を選択的にそれぞれ形成し、該第5
    ソース領域と該第5ドレイン領域に挟まれる前記半導体
    基板上に第5ゲート絶縁膜を介して第5ゲート電極を形
    成して、第5pチャネルMOSFETを形成し、 前記半導体基板の表面層に第2導電形の第6ソース領域
    と第6ドレイン領域を選択的にそれぞれ形成し、該第6
    ソース領域と該第6ドレイン領域に挟まれる前記半導体
    基板上に第6ゲート絶縁膜を介して第6ゲート電極を形
    成して、第6pチャネルMOSFETを形成し、 前記第1p、第5および第6のpチャネルMOSFET
    と第2ないし第4nチャネルMOSFETを用いて電源
    回路を構成し、前記第1pチャネルMOSFETのゲー
    ト電極の電位を浮遊(フローティング)電位とすること
    を特徴とする請求項3に記載の電源回路。
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