JPH0644334U - 波形管用直管継手 - Google Patents

波形管用直管継手

Info

Publication number
JPH0644334U
JPH0644334U JP7727692U JP7727692U JPH0644334U JP H0644334 U JPH0644334 U JP H0644334U JP 7727692 U JP7727692 U JP 7727692U JP 7727692 U JP7727692 U JP 7727692U JP H0644334 U JPH0644334 U JP H0644334U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
joint
sealing material
straight pipe
pipe joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7727692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2586272Y2 (ja
Inventor
靖司 志賀
哲哉 稲掛
承治 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tigers Polymer Corp filed Critical Tigers Polymer Corp
Priority to JP7727692U priority Critical patent/JP2586272Y2/ja
Publication of JPH0644334U publication Critical patent/JPH0644334U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586272Y2 publication Critical patent/JP2586272Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水密性が良好で耐水圧特性に優れた波形管用
直管継手を提供すること。 【構成】 軸方向に2分割された一対の継手本体10
と、軸方向に2分割された一対のシール材15と、ボル
ト21及びナット22とで構成されている。シール材1
5のフランジ部16の根元部分には突条17が連続的に
形成されている。継手本体10は2本の波形管の端部を
突き合わせた部分にシール材15を介して圧着固定され
る。このとき、シール材15の突条17が互いに圧着
し、水密性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、直管継手、詳しくは、2本の波形管の端部を突き合わせ、該突き合 わせ部分を連結するための直管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、地中埋設用の電線管として合成樹脂製の螺旋波形管又は環状波形管が 用いられており、この波形管を連結するための直管継手としては、例えば、実開 昭63−138827号公報に記載のものが知られている。この直管継手は、図 5に示すように、螺旋波形管1の突き合わせ部分に、軸方向に2分割されたシー ル材2,2(加硫ゴム材)を介して、軸方向に2分割された継手本体5,5を被 せ、ボルト8とナット9とで継手本体5,5のフランジ部6,6を締め付けるよ うにしたものである。シール材2,2のフランジ部3,3は継手本体5,5のフ ランジ部6,6に挟み込まれ互いに圧着し、水密性を確保する。
【0003】 しかし、このような直管継手においては、ボルト8とナット9とを締め付ける に伴って、シール材2,2には図5中矢印a,aで示す力が作用し、シール材2 ,2の接合部分に隙間4が発生し、水密性が損なわれる。本考案者の耐水圧実験 によれば、直径50mmの螺旋波形管1において0.1kg/cm2の水圧で漏 水が発生した。
【0004】
【考案の目的、構成、作用、効果】
そこで、本考案の目的は、水密性が良好で耐水圧特性に優れた波形管用直管継 手を提供することにある。 以上の目的を達成するため、本考案に係る直管継手は、軸方向に2分割され、 両側にフランジ部を設けた継手本体と、軸方向に2分割され、両側にフランジ部 を設けると共に該フランジ部の根元部分に波形の突条を連続的に形成したシール 材と、継手本体の結合手段とで構成した。シール材は連結されるべき波形管と同 様の波形を有する。継手本体はその内面が波形管の外面形状より若干大きい波形 を有し、結合手段で締め付けるとシール材全体を包み込んで波形管に圧着させる 。結合手段は継手本体のフランジ部をシール材のフランジ部を間に介して、締め 付ける。この締付け時において、シール材の接合部分は突条が互いに突き合わさ れて締め付けられ、大きな圧着力が作用する。従って、シール材の接合部分(突 条どおしの圧着部分)に隙間が生じることはなく、良好な水密性を得ることがで き、耐水圧特性が向上する。
【0005】
【実施例】
以下、本考案に係る直管継手の実施例につき、添付図面を参照して説明する。 図1に一実施例である直管継手の構成部品を示す。この直管継手は、軸方向に 2分割された継手本体10,10と、軸方向に2分割されたシール材15,15 と、ボルト21,21及びナット22,22とで構成されている。
【0006】 継手本体10,10は、硬質樹脂(例えば、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリ プロピレン等)にて成形され、内面には螺旋波形管1(図5参照)の外面形状よ り若干大きい螺旋波形が形成されている。また、両側にはフランジ部11,11 が設けられている。 シール材15,15は、軟質樹脂又はゴム(例えば、硬度40Hsの合成ゴム 、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム等)にて成形され、内面には螺旋 波形管1(図5参照)の外面形状と同形状の螺旋波形が形成され、外面には前記 継手本体1,1の内面形状と同形状の螺旋波形が形成されている。また、両側に はフランジ部16,16が設けられ、フランジ部16,16の根元部分には突条 17,17が波形に連続して形成されている。突条17,17の幅寸法bはシー ル材15,15の肉厚に等しく、その高さ寸法は螺旋波形管1の直径等によって も異なるが約0.5〜1.0mmである。
【0007】 以上の構成からなる直管継手は、まず、シール材15,15をそれぞれの継手 本体10,10の内側に嵌め込み、連結すべき2本の螺旋波形管1の端部を突き 合わせ、突き合わせ部分に継手本体10,10を両側から被せ、ボルト21,2 1をフランジ部11,11の孔12,12に挿通し、ナット22,22とでフラ ンジ部11,11を締め付ける(図2参照)。
【0008】 ボルト21,21とナット22,22の締付けによって、シール材15,15 が波形管1と継手本体10,10との間に圧着され、波形管1が連結されると共 に水密に保持される。水密性が問題となるのはシール材15,15の接合部分A であるが、接合部分Aでは突条17,17が互いに突き合わされて締め付けられ 、大きな圧着力が生じている。従って、接合部分Aに隙間が生じるおそれはなく 、良好な水密性を得ることができる。
【0009】 本考案者の耐水圧実験によれば、直径65mm以下の螺旋波形管において、5 kg/cm2の水圧でも漏水が発生しなかった。 図3はシール材15,15の変形例を示し、上側のシール材15に突条17を 形成し、下側のシール材15の対向面はフラットにしたものである。逆の形態で あってもよい。
【0010】 図4はシール材15,15のいまひとつの変形例を示し、突条17’,17’ はフランジ部16,16の外側から内方へ徐々に肉厚を厚くした。 なお、本考案に係る直管継手は前記実施例に限定するものではなく、その要旨 の範囲内で種々に変更することができる。 例えば、一方の継手本体10のフランジ部11,11にボルトを一体的に形成 し、他方の継手本体10の孔12,12に挿入してナットで締め付けるようにし てもよい。さらに、螺旋波形管に限らず、環状波形管の直管継手としても利用で きる。
【0011】 また、継手本体10及びシール材15の材質は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る直管継手の一実施例を示す分解斜
視図。
【図2】図1に示した直管継手を組み立てた状態を示す
横断面図。
【図3】シール材の変形例を示す横断面図。
【図4】シール材のいまひとつの変形例を示す横断面
図。
【図5】従来の直管継手を組み立てた状態を示す横断面
図。
【符号の説明】
10…継手本体 11…フランジ部 15…シール材 16…フランジ部 17,17’…突条 21…ボルト 22…ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の波形管の端部を突き合わせ、該突
    き合わせ部分を連結するための直管継手において、 軸方向に2分割され、内面に波形管の外面形状より若干
    大きい波形を有し、両側にフランジ部を設けた継手本体
    と、 軸方向に2分割され、内面に波形管の外面形状と同形状
    の波形を有し、外面に継手本体の内面形状と同形状の波
    形を有し、両側にフランジ部を設けると共に、該フラン
    ジ部の根元部分に波形の突条を連続的に形成したシール
    材と、 前記継手本体のフランジ部を、前記シール材のフランジ
    部を間に介在させて締め付ける結合手段と、 を備えたことを特徴とする直管継手。
  2. 【請求項2】 前記シール材の突条の幅寸法がシール材
    の肉厚と略等しいことを特徴とする請求項1記載の直管
    継手。
JP7727692U 1992-11-10 1992-11-10 波形管用直管継手 Expired - Fee Related JP2586272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7727692U JP2586272Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 波形管用直管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7727692U JP2586272Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 波形管用直管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0644334U true JPH0644334U (ja) 1994-06-10
JP2586272Y2 JP2586272Y2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=13629344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7727692U Expired - Fee Related JP2586272Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 波形管用直管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586272Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298088A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Tigers Polymer Corp 管継ぎ手の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298088A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Tigers Polymer Corp 管継ぎ手の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2586272Y2 (ja) 1998-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3546250B2 (ja) 波形管用継手
IE67344B1 (en) Composite sleeve method for its assembly and joint comprising application thereof
JP2000320761A (ja) 波形管用継手
JP2878924B2 (ja) 異種管継手
US4014556A (en) Sealing ring means for pipe couplings
JPH0644334U (ja) 波形管用直管継手
JPH08152084A (ja) 管継手
JP2649546B2 (ja) コルゲート管の継手
JPH0514071Y2 (ja)
US20050099003A1 (en) Gasket for acid waste couplings
JPH01203788A (ja) 樹脂管と継手本体との接続構造
JPH0564592U (ja) 管継手構造
JP2550157Y2 (ja) 波形管用管継手
JP3763620B2 (ja) 管継手
JP3584303B2 (ja) 管継手
JP2000310379A (ja) 継 手
JPH0231669Y2 (ja)
JPH045832Y2 (ja)
KR200318981Y1 (ko) 신속 결합관
KR200237730Y1 (ko) 관이음용 커플링밴드
JPS5810060Y2 (ja) 管継手
JPH0623821Y2 (ja) 螺旋波形管用連結具
JPH0728465Y2 (ja) 合成樹脂製継手
JP2934734B2 (ja) 管継手
JPH0747947Y2 (ja) コルゲート管の相互連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees