JP2586272Y2 - 波形管用直管継手 - Google Patents

波形管用直管継手

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JP2586272Y2
JP2586272Y2 JP7727692U JP7727692U JP2586272Y2 JP 2586272 Y2 JP2586272 Y2 JP 2586272Y2 JP 7727692 U JP7727692 U JP 7727692U JP 7727692 U JP7727692 U JP 7727692U JP 2586272 Y2 JP2586272 Y2 JP 2586272Y2
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靖司 志賀
哲哉 稲掛
承治 服部
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、直管継手、詳しくは、
2本の波形管の端部を突き合わせ、該突き合わせ部分を
連結するための直管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中埋設用の電線管として合成
樹脂製の螺旋波形管又は環状波形管が用いられており、
この波形管を連結するための直管継手としては、例え
ば、実開昭63−138827号公報に記載のものが知
られている。この直管継手は、図5に示すように、螺旋
波形管1の突き合わせ部分に、軸方向に2分割されたシ
ール材2,2(加硫ゴム材)を介して、軸方向に2分割
された継手本体5,5を被せ、ボルト8とナット9とで
継手本体5,5のフランジ部6,6を締め付けるように
したものである。シール材2,2のフランジ部3,3は
継手本体5,5のフランジ部6,6に挟み込まれ互いに
圧着し、水密性を確保する。
【0003】しかし、このような直管継手においては、
ボルト8とナット9とを締め付けるに伴って、シール材
2,2には図5中矢印a,aで示す力が作用し、シール
材2,2の接合部分に隙間4が発生し、水密性が損なわ
れる。本考案者の耐水圧実験によれば、直径50mmの
螺旋波形管1において0.1kg/cm2の水圧で漏水
が発生した。
【0004】
【考案の目的、構成、作用、効果】そこで、本考案の目
的は、水密性が良好で耐水圧特性に優れた波形管用直管
継手を提供することにある。以上の目的を達成するた
め、本考案に係る直管継手は、軸方向に2分割され、両
側にフランジ部を設けた継手本体と、軸方向に2分割さ
れ、両側にフランジ部を設けると共に該フランジ部の根
元部分に波形の突条を連続的に形成したシール材と、継
手本体の結合手段とで構成した。シール材は連結される
べき波形管と同様の波形を有する。継手本体はその内面
が波形管の外面形状より若干大きい波形を有し、結合手
段で締め付けるとシール材全体を包み込んで波形管に圧
着させる。結合手段は継手本体のフランジ部をシール材
のフランジ部を間に介して、締め付ける。この締付け時
において、シール材の接合部分は突条が互いに突き合わ
されて締め付けられ、大きな圧着力が作用する。従っ
て、シール材の接合部分(突条どおしの圧着部分)に隙
間が生じることはなく、良好な水密性を得ることがで
き、耐水圧特性が向上する。
【0005】
【実施例】以下、本考案に係る直管継手の実施例につ
き、添付図面を参照して説明する。図1に一実施例であ
る直管継手の構成部品を示す。この直管継手は、軸方向
に2分割された継手本体10,10と、軸方向に2分割
されたシール材15,15と、ボルト21,21及びナ
ット22,22とで構成されている。
【0006】継手本体10,10は、硬質樹脂(例え
ば、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等)に
て成形され、内面には螺旋波形管1(図5参照)の外面
形状より若干大きい螺旋波形が形成されている。また、
両側にはフランジ部11,11が設けられている。シー
ル材15,15は、軟質樹脂又はゴム(例えば、硬度4
0Hsの合成ゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプ
レンゴム等)にて成形され、内面には螺旋波形管1(図
5参照)の外面形状と同形状の螺旋波形が形成され、外
面には前記継手本体1,1の内面形状と同形状の螺旋波
形が形成されている。また、両側にはフランジ部16,
16が設けられ、フランジ部16,16の根元部分には
突条17,17が波形に連続して形成されている。突条
17,17の幅寸法bはシール材15,15の肉厚に等
しく、その高さ寸法は螺旋波形管1の直径等によっても
異なるが約0.5〜1.0mmである。
【0007】以上の構成からなる直管継手は、まず、シ
ール材15,15をそれぞれの継手本体10,10の内
側に嵌め込み、連結すべき2本の螺旋波形管1の端部を
突き合わせ、突き合わせ部分に継手本体10,10を両
側から被せ、ボルト21,21をフランジ部11,11
の孔12,12に挿通し、ナット22,22とでフラン
ジ部11,11を締め付ける(図2参照)。
【0008】ボルト21,21とナット22,22の締
付けによって、シール材15,15が波形管1と継手本
体10,10との間に圧着され、波形管1が連結される
と共に水密に保持される。水密性が問題となるのはシー
ル材15,15の接合部分Aであるが、接合部分Aでは
突条17,17が互いに突き合わされて締め付けられ、
大きな圧着力が生じている。従って、接合部分Aに隙間
が生じるおそれはなく、良好な水密性を得ることができ
る。
【0009】本考案者の耐水圧実験によれば、直径65
mm以下の螺旋波形管において、5kg/cm2の水圧
でも漏水が発生しなかった。図3はシール材15,15
の変形例を示し、上側のシール材15に突条17を形成
し、下側のシール材15の対向面はフラットにしたもの
である。逆の形態であってもよい。
【0010】図4はシール材15,15のいまひとつの
変形例を示し、突条17’,17’はフランジ部16,
16の外側から内方へ徐々に肉厚を厚くした。なお、本
考案に係る直管継手は前記実施例に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、一方の継手本体10のフランジ部11,11に
ボルトを一体的に形成し、他方の継手本体10の孔1
2,12に挿入してナットで締め付けるようにしてもよ
い。さらに、螺旋波形管に限らず、環状波形管の直管継
手としても利用できる。
【0011】また、継手本体10及びシール材15の材
質は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る直管継手の一実施例を示す分解斜
視図。
【図2】図1に示した直管継手を組み立てた状態を示す
横断面図。
【図3】シール材の変形例を示す横断面図。
【図4】シール材のいまひとつの変形例を示す横断面
図。
【図5】従来の直管継手を組み立てた状態を示す横断面
図。
【符号の説明】
10…継手本体 11…フランジ部 15…シール材 16…フランジ部 17,17’…突条 21…ボルト 22…ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−139198(JP,A) 実公 昭57−61267(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 9/00 - 9/12 H02G 3/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の波形管の端部を突き合わせ、該突
    き合わせ部分を連結するための直管継手において、 軸方向に2分割され、内面に波形管の外面形状より若干
    大きい波形を有し、両側にフランジ部を設けた継手本体
    と、 軸方向に2分割され、内面に波形管の外面形状と同形状
    の波形を有し、外面に継手本体の内面形状と同形状の波
    形を有し、両側にフランジ部を設けると共に、該フラン
    ジ部の根元部分に波形の突条を連続的に形成したシール
    材と、 前記継手本体のフランジ部を、前記シール材のフランジ
    部を間に介在させて締め付ける結合手段と、 を備えたことを特徴とする直管継手。
  2. 【請求項2】 前記シール材の突条の幅寸法がシール材
    の肉厚と略等しいことを特徴とする請求項1記載の直管
    継手。
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