JPH0643843Y2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

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JPH0643843Y2
JPH0643843Y2 JP770989U JP770989U JPH0643843Y2 JP H0643843 Y2 JPH0643843 Y2 JP H0643843Y2 JP 770989 U JP770989 U JP 770989U JP 770989 U JP770989 U JP 770989U JP H0643843 Y2 JPH0643843 Y2 JP H0643843Y2
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JP
Japan
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terminal
output
tape deck
switch
selecting
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JP770989U
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康彦 高橋
裕司 山田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はテープデッキと増幅器とを備えた音響機器に
関し、さらに詳言すればテープデッキをテープデッキテ
スト可能状態にすることを容易にした音響機器に関す
る。
(従来技術) 従来、テープデッキと増幅器とを、またはテープデッキ
と増幅器とチューナ等とを備えて一体に構成された音響
機器においては、テープデッキの録音入力信号端子およ
び再生出力信号端子は音響機器背面等、すなわち外部端
子とて設けられておらず、音響機器内部で接続されてし
まっていて、入力セレクタによる入力の選択、記録入力
信号の通過・遮断制御および再生出力信号の通過・遮断
制御を行なうスイッチ手段の制御をマイクロコンピュー
タにより行ない、所望の入力状態にすることを行なって
いる。
この制御によって、希望の音源装置からの信号を増幅器
に導いて増幅し、記録入力信号としてテープデッキに導
いて記録したり、テープデッキからの再生出力信号を増
幅器に導いて増幅したりすること等が選択的に行なわれ
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記した如き従来の音源装置によるときは再生出
力信号端子および記録入力信号端子が外部に設けられて
いないために、製造時のテープデッキの調整用にテープ
デッキのプリント配線基板に調整用の再生出力信号端子
および記録入力信号端子を特に設けている。このため、
プリント配線基板の面積および容積が大きくなるという
問題点のほかに、テープデッキ調整時に一旦組立てられ
た音響機器の側板などをはずして、調整のための接続を
行なわなければならず、作業能率が悪いという問題点が
あった。
この考案はプリント配線基板に再生出力信号端子および
記録入力信号端子を設けなくてもすむ音響機器を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案に音響機器は、第1図に示す如く記録入力信号
が第1スイッチ手段11を介して入力され、かつ再生出力
信号が第2スイッチ手段12を介して出力されるテープデ
ッキ1と、増幅器2と、それぞれの音源装置に電気的に
接続される外部設置の入力端子13および出力端子14と、
入力端子13の1つを選択する第1選択手段15と、出力端
子の1つを選択する第2選択手段16と、第1選択手段15
によって選択された入力端子を増幅器2の入力端子およ
び第2スイッチ手段12の出力側に接続する第1接続手段
171と、増幅器の入力端子を第3スイッチ手段22を介し
て第1スイッチ手段11の入力側および第2選択手段16に
よって選択された出力端子に接続する第2接続手段172
と、入力端子13の選択および出力端子14の選択を指示す
る選択指示手段18と、選択指示手段18からの出力に伴っ
て第1選択手段15により入力端子および第2選択手段16
により出力端子を選択させ、かつ第1スイッチ手段11と
第3スイッチ手段22をオン状態におよび第2スイッチ手
段12をオフ状態に制御する第1制御手段19と、テープデ
ッキテスト指示手段20、と、テープデッキテスト指示手
段20からの出力を受けて第1および第2スイッチ手段11
および12をオン状態に制御し、第3スイッチ手段22をオ
フ状態に制御し、かつ第1および第2選択手段15および
16によって所定の入力端子および出力端子を選択させる
第2制御手段21とを備えたことを特徴とするものであ
る。
(作用) テープデッキテスト指示手段20によってテープデッキテ
スト指示をしたときは、第2制御手段21によって所定の
入力端子および出力端子が選択され、第1スイッチ手段
11および第2スイッチ手段12はオン状態に制御され、か
つ第3スイッチ手段22はオフ状態に制御される。この結
果、テープデッキの再生出力信号端子は所定の入力端子
に接続され、かつテープデッキの記録入力信号端子は出
力端子に接続された状態となる。したがってテープデッ
キのプリント基板に再生出力信号端子および記録入力信
号端子を設ける必要はなく、所定の入力端子が再生出力
信号端子となり、かつ所定の出力端子が記録入力信号端
子となって、テープデッキ1の調整ができる。
また、選択指示手段18によって選択指示をしたときは、
選択指示手段18からの出力にともなって入力端子および
出力端子が選択され、第1スイッチ手段11および第3ス
イッチ手段22がオン状態にされ、かつ第2スイッチ手段
12がオフ状態にされるため、選択された入力端子からの
信号が増幅器2、選択された出力端子およびテープデッ
キ1の記録入力信号端子に供給されることになる。ま
た、選択指示手段18による選択を変えることによって選
択される入力端子および/または出力端子が変更され
る。
(実施例) 以下、この考案を実施例により説明する。
第2図はこの考案の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
この実施例における音響機器はテープデッキ1と増幅器
2とが一体に構成されている場合を例示している。
3はアナログスイッチ群であって、入力セレクタを構成
するアナログスイッチ31〜35、テープデッキ2の再生出
力信号の通過・遮断を制御するアナログスイッチ36、テ
ープデッキの記録入力信号の通過・遮断を制御するアナ
ログスイッチ37、VTR(記録側)への記録入力信号の通
過・遮断を制御するアナログスイッチ38およびアナログ
スイッチ38への入力セレクタからの出力信号通過・遮断
を制御するアナログスイッチ39からなるスイッチ群であ
り、アナログスイッチ群3の各アナログスイッチ31〜39
はキーボード4からの出力を受けたマイクロスイッチ5
からの出力によって独立してオン・オフ制御されるよう
にしてある。
6は音響機器の背面に設けられた入/出力端子群であっ
て、アナログスイッチ31、32、33、34、35、38の一方の
端子に各別に接続されたPHONO端子、CD端子、VTR(再生
側)端子、補助端子、チューナ端子、VTR(記録側)端
子を備えている。アナログスイッチ36の一方の端子はテ
ープデッキ1の再生出力信号端子に、アナログスイッチ
37の一方の端子はテープデッキ1の記録入力信号端子に
接続してある。さらに、アナログスイッチ31〜35の他方
の端子は増幅器2の入力端子およびアナログスイッチ36
の他方の端子に接続してある。アナログスイッチ37の他
方の端子はアナログスイッチ39を介して増幅器2の入力
端子に接続し、かつアナログスイッチ38の他方の端子に
接続してある。
キーボード4には各音源装置(本実施例においてはVTR
は再生側と記録側とを独立したものとして取扱う)中の
“1"の選択を指示する選択キースイッチ、たとえばPHON
O選択指示キースイッチ、CD選択指示キースイッチ、VTR
(再生側)選択指示キースイッチ、チューナ選択指示キ
ースイッチ、VTR(記録側)選択指示キースイッチを備
えている。さらにまたキーボード4にはテープデッキテ
キスト指示キースイッチが設けてある。
選択キースイッチ中の1つ、たとえばPHONO選択指示キ
ースイッチを押圧したときはキーボード4からの信号を
受けてマイクロコンピュータ5はアナログスイッチ31
37、38および39をオン状態に制御すると共に、他のアナ
ログスイッチ32〜36はオフ状態に制御して、PHONO端子
に供給された音声信号を増幅器2に導いて増幅すると共
に、テープデッキ1の記録入力信号端子およびVTR(記
録側)端子に供給する。したがってテープデッキ1およ
び/またはVTRにおいてPHONO端子に供給された音声信号
が記録可能な状態に制御される。なお、選択キースイッ
チ中の他の選択指示キースイッチが押圧された場合も同
様である。
本実施例における作用を次に説明する。
音響機器に電源が投入されると、テープデッキテスト指
示キースイッチがオンか否かがチェックされ(ステップ
S1)、テープデッキテスト指示キースイッチがオン状態
にされたと判別すると、ステップS1に続いてアナログス
イッチ33、36〜38のみがオン状態に制御され、他のアナ
ログスイッチはオフ状態に制御される(ステップS2)。
ステップS2に続いて選択キースイッチがオンか否かがチ
ェックされ、ステップS2に続いて選択キースイッチがオ
ンされるまでステップS2の状態が維持される(ステップ
S3)。ステップS2が実行されたことによりテープデッキ
1の再生出力信号端子はVTR(再生側)端子に接続さ
れ、テープデッキ1の記録入力信号端子はVTR(記録
側)端子に接続された、第4図に示す状態となる。ここ
でVTR(再生側)端子およびVTR(記録側)端子は音響機
器の背面に設けられている。したがってテープデッキ1
のテストのために記録入力信号はVTR(記録側)端子か
ら供給でき、テストの場合におけるテープデッキ1から
の再生出力信号はVTR(再生側)端子から取り出すこと
ができて、テープデッキ1のテストが可能となる。
ステップS1においてテープデッキテスト指示キースイッ
チが押圧されていないと判別されると、ステップS1に続
いて選択キースイッチが押圧されるのを待つ(ステップ
S5)。ステップS5において選択キースイッチが押圧され
たと判別されたとき、またはステップS3において選択キ
ースイッチが押圧されたと判別されたときは、押圧され
た選択指示キースイッチに対応する音源装置を選択する
ためのアナログスイッチがオン状態に制御され、他のア
ナログスイッチがオフ状態に制御される(ステップ
S4)。なお、ステップS3において選択キースイッチが押
圧されるまでステップS2の状態が維持されるため、テー
プデッキ1のテストが終了するまで、アナログスイッチ
33、36〜38のみがオン状態に維持されて、テープデッキ
1のテストが行なえる。またテープデッキ1のテスト終
了後、選択キースイッチ中の“1"の選択指示キースイッ
チを押圧することでテープデッキ1のテストのための接
続状態が解除されることになる。
なお上記した実施例において、アナログスイッチ37およ
び増幅器2の入力端子からVTR(記録側)端子へアナロ
グスイッチ38を介して選択的に出力する場合、すなわち
出力端子が1つの場合を例示したが、出力端子を複数設
けて、その何れかを選択するためのアナログスイッチを
出力端子それぞれに対応させて設け、テープデッキテス
ト指示キースイッチがオンにされたとき予め定めた所定
の出力端子を選択するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、テープデッキテスト
指示によって、予め定めた入力端子および出力端子が選
択され、テープデッキの再生出力信号端子および記録入
力信号端子に各別に接続されるように構成し、かつ入力
端子および出力端子は外部設置されているため、テープ
デッキ調整用に特別の端子を設ける必要はなくなる。こ
の結果、テープデッキのプリント基板にテープデッキ調
整のための再生出力信号端子および記録入力信号端子は
除去できて、プリント基板の面積および容積は小さくて
すむ。さらにテープデッキ調整のとき一旦組立られた音
響機器の側板をはずしたりする必要はなくなり、作業能
率が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を示す機能ブロック図。 第2図はこの考案の一実施例の構成を示すブロック図。 第3図はこの考案の一実施例の作用の説明に供するフロ
ーチャート。 第4図はこの考案の一実施例におけるデッキテスト指示
のときの等価的な接続図。 1……テープデッキ、2……増幅器、3……アナログス
イッチ群、4……キーボード、5……マイクロコンピュ
ータ、6……入/出力端子群、11、12および22……第
1、第2および第3スイッチ手段、13……入力端子、14
……出力端子、15および16……第1および第2選択手
段、171および172……第1および第2接続手段、18……
選択指示手段、19および21……第1および第2制御手
段、20……テープデッキテスト指示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録入力信号が第1スイッチ手段を介して
    入力され、かつ再生出力信号が第2スイッチ手段を介し
    て出力されるテープデッキと、増幅器と、それぞれの音
    源装置に電気的に接続される外部設置の入力端子および
    出力端子と、入力端子の1つを選択する第1選択手段
    と、出力端子の1つを選択する第2選択手段と、第1選
    択手段によって選択された入力端子を増幅器の入力端子
    および第2スイッチ手段の出力側に接続する第1接続手
    段と、増幅器の入力端子を第3スイッチ手段を介して第
    1スイッチ手段の入力側および第2選択手段によって選
    択された出力端子に接続する第2接続手段と、入力端子
    の選択および出力端子の選択を指示する選択指示手段
    と、選択指示手段からの出力に伴って第1選択手段によ
    り入力端子および第2選択手段により出力端子を選択さ
    せ、かつ第1スイッチ手段と第3スイッチ手段をオン状
    態におよび第2スイッチ手段をオフ状態に制御する第1
    制御手段と、テープデッキテスト指示手段と、テープデ
    ッキテスト指示手段からの出力を受けて第1および第2
    スイッチ手段をオン状態に制御し、第3スイッチ手段を
    オフ状態に制御し、かつ第1および第2選択手段によっ
    て所定の入力端子および出力端子を選択させる第2制御
    手段とを備えたことを特徴とする音響機器。
JP770989U 1989-01-27 1989-01-27 音響機器 Expired - Lifetime JPH0643843Y2 (ja)

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JPH02101302U JPH02101302U (ja) 1990-08-13
JPH0643843Y2 true JPH0643843Y2 (ja) 1994-11-14

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