JP2514847Y2 - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JP2514847Y2
JP2514847Y2 JP1987002598U JP259887U JP2514847Y2 JP 2514847 Y2 JP2514847 Y2 JP 2514847Y2 JP 1987002598 U JP1987002598 U JP 1987002598U JP 259887 U JP259887 U JP 259887U JP 2514847 Y2 JP2514847 Y2 JP 2514847Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はオーディオ回路等に用いられる増幅器に係
わり、特に2つの増幅系統を有する増幅器に関する。
[従来の技術] 近年、オーディオ入力信号に特別な信号処理を施こす
ことによって、ホールの残響音や反射音に類似する音を
形成し、あるいは、特殊な効果音を形成するサラウンド
プロセッサという装置が開発され、実用化されている。
この装置を内蔵する増幅器は、入力信号(チューナ,プ
レーヤ等の出力)を増幅し、メインスピーカへ供給する
第1の増幅系統と、サラウンドプロセッサの出力を増幅
してサブスピーカへ供給する第2の増幅系統とを有して
いる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来の増幅器において、サラウン
ドプロセッサは必ずしも常時使用されるわけではなく、
使用されない場合もある。このような場合、第2の増幅
系統も勿論使用されず、遊んでしまう。
この考案は、このような事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、第2の増幅系統の有効利用を図った増
幅器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、複数のステレオソースを入力する複数の
入力端と、この複数の入力端からステレオソースを選択
する入力セレクタと、この入力セレクタによって選択さ
れたステレオソースの信号を増幅する第1の増幅系統
と、この第1の増幅系統で増幅された信号を出力する第
1および第2の出力端と、前記入力セレクタによって選
択されたステレオソースの信号に所定の信号処理を施す
信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理さ
れた信号を増幅する第2の増幅系統と、この第2の増幅
系統で増幅された信号を出力する第3および第4の出力
端と、前記複数の入力端からステレオソースを選択し録
音装置の録音端子へ出力する録音セレクタとを備えた増
幅器において、前記信号処理回路によって信号処理され
た信号と前記録音セレクタによって選択されたステレオ
ソースの信号とを選択的に切り換え前記第2の増幅系統
へ供給する切換手段を有し、この切換手段が前記信号処
理回路によって信号処理された信号を選択したとき、前
記第1の増幅系統が前記入力セレクタによって選択され
たステレオソースの信号を増幅し第1および第2の出力
端に出力するとともに、前記第2の増幅系統が前記切換
手段によって選択された前記信号処理回路によって信号
処理された信号を増幅し前記第3および第4の出力端に
出力するように構成し、前記切換手段が前記録音セレク
タによって選択されたステレオソースの信号を選択した
とき、前記第1の増幅系統が前記入力セレクタによって
選択されたステレオソースの信号を増幅し第1および第
2の出力端に出力するとともに、前記第2の増幅系統が
前記録音セレクタによって選択されたステレオソースの
信号を増幅し第3および第4の出力端に出力するように
構成することを特徴としている。
[作用] この考案によれば、切換手段が、信号処理回路によっ
て信号処理された信号と録音セレクタによって選択され
たステレオソースの信号とを選択的に切り換える。そし
て、この切換手段が信号処理回路によって信号処理され
た信号を選択したとき、第1の増幅系統が入力セレクタ
によって選択されたステレオソースの信号を増幅し第1
および第2の出力端に出力するとともに、第2の増幅系
統が切換手段によって選択され信号処理回路によって信
号処理された信号を増幅し第3および第4の出力端に出
力するように構成し、切換手段が録音セレクタによって
選択されたステレオソースの信号を選択したとき、第1
の増幅系統が入力セレクタによって選択されステレオソ
ースの信号を増幅し第1および第2の出力端に出力する
とともに、第2の増幅系統が録音セレクタによって選択
されたステレオソースの信号を増幅し第3および第4の
出力端に出力するように構成する。
これにより、録音装置への録音ソースを選択すること
が目的の録音セレクタを、切換手段による選択切換によ
って、4スピーカ(サラウンド)から2スピーカ(ステ
レオ)に切り換えられた場合でも、サラウンドスピーカ
(第3、第4の出力端)で、録音セレクタで選択された
ステレオソースの信号を出力させることが可能になる。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明す
る。第1図はこの考案の一実施例の構成を示すブロック
図であり、この図において、符号T1〜T10は入力端子で
ある。この入力端子T1〜T10において、T1,T6は各々レコ
ードプレーヤからL(レフト)チャンネル信号、R(ラ
イト)チャンネル信号が供給される端子であり、他の端
子も図に示す通りである。また、T11,T12は録音信号出
力端子であり、テープレコーダの信号入力端子に接続さ
れる。1,2は連動動作をする入力セレクタ(第1の入力
セレクタ)であり、これらの入力セレクタ1,2の共通つ
まみを、例えばビデオディスクプレーヤ(VDP)の位置
にあわせると、入力端子T4,T9の信号が各々入力セレク
タ1,2を介して可変抵抗3,4へ供給される。可変抵抗3,4
は各々レベル調整用の可変抵抗であり、各摺動子に得ら
れる信号がメインアンプ5,6によって増幅され、出力端
子7,8を介してメインスピーカ{フロント(前面)スピ
ーカ}9,10へ印加される。
13,14は録音信号セレクタ(第2の入力セレクタ)で
あり、レコードプレーヤ,CDプレーヤ,チューナ,ビデ
オディスクプレーヤの内のいずれかの出力信号を選択
し、録音信号出力端子T11,T12へ出力する。この場合、
出力端子T11へはLチャンネル信号が、出力端子T12へは
Rチャンネル信号が各々出力される。15はサラウンドプ
ロセッサである。このサラウンドプロセッサ15は、入力
セレクタ1,2を介して供給される入力信号に遅延処理,
周波数帯域選別処理(フィルタリング処理)等の信号処
理を施し、出力端子S1〜S3から出力する。このサラウン
ドプロセッサ15には、第1,第2の信号処理モードがあ
り、第1の処理モードにおいては、出力端子S2からL/R
チャンネル共通の処理済信号を出力し、また、第2の信
号処理モードにおいては、L/Rチャンネル別に異なる処
理済信号を出力端子S1,S3から出力する。17,18は連動動
作をするサラウンドモード選択スイッチ、19,20はレベ
ル調整用の可変抵抗、21,22はパワーアンプ、23,24は出
力端子、25,26はサブスピーカ{リヤ(背面)スピー
カ}である。
このような構成において、サラウンドプロセッサ14を
使用する場合は、サラウンドモード選択スイッチ17,18
を第1または第2のモードに合わせる。第1のモードに
合わせると、スイッチ17の共通端子17aと端子17c、スイ
ッチ18の共通端子18aと端子18cが各々接続される。これ
により、サラウンドプロセッサ15の出力端子S2から出力
される信号が、スイッチ17,可変抵抗19,パワーアンプ21
を介してサブスピーカ25へ供給されると共に、スイッチ
18,可変抵抗20,パワーアンプ22を介してスピーカ26へ供
給される。また、サラウンドモード選択スイッチ17,18
を第2のモードに合わせた場合は、スイッチ17の共通端
子17aと端子17b、スイッチ18の共通端子18aと端子18bが
各々接続され、これにより、サラウンドプロセッサ15の
出力端子S1の信号が可変抵抗19,パワーアンプ21を介し
てスピーカ25へ供給され、また、出力端子S3の信号が可
変抵抗20,パワーアンプ22を介してスピーカ26へ供給さ
れる。
一方、サラウンドプロセッサ15を使用しない場合は、
サラウンドモード選択スイッチ17,18を第3のポジショ
ンに合わせる。これにより、スイッチ17の共通端子17a
と端子17d、スイッチ18の共通端子18aと端子18dが接続
され、したがって、録音信号セレクタ13の共通端子1aと
可変抵抗19、録音信号セレクタ14の共通端子14aと可変
抵抗20が各々接続される。この結果、録音信号セレクタ
13,14によって選択された信号がスイッチ17,18、可変抵
抗19,20、パワーアンプ21,22を介してスピーカ25,26へ
供給される。
このように、上記実施例によれば、サラウンドプロセ
ッサ15を使用しない場合に、パワーアンプ21,22を他の
信号の増幅に使用することができる。この結果、例えば
サブスピーカ25,26を別の部屋に置き、メインスピーカ
9,10とソースが異なる信号を再生させることも可能とな
る。また、サブスピカ25,26によって、テープに録音さ
れているカラオケ等の伴奏音を再生し、メインスピーカ
9,10によってマイク収音出力の再生をすることも可能と
なる。
なお、サラウンドモード選択スイッチ17に代えて、第
2図に示すように、モード選択スイッチ30と、サラウン
ド選択スイッチ31を設けてもよい。また、サラウンドモ
ードとして実施例に示すモード以外を用いてもよく、モ
ード数をさらに増すことも可能である。また、複数のテ
ープレコーダを接続できるように、録音信号セレクタ1
3,14を複数組設けてもよい。また、この考案は、実施例
に示すサラウンドプロセッサ15に限らず、他の種の効果
音発生回路を内蔵する増幅器にも適用可能である。
[考案の効果] この考案によれば、切換手段が、信号処理回路によっ
て信号処理された信号と録音セレクタによって選択され
たステレオソースの信号とを選択的に切り換える。そし
て、この切換手段が信号処理回路によって信号処理され
た信号を選択したとき、第1の増幅系統が入力セレクタ
によって選択されたステレオソースの信号を増幅し第1
および第2の出力端に出力するとともに、第2の増幅系
統が切換手段によって選択された信号処理回路によって
信号処理された信号を増幅し第3および第4の出力端に
出力するように構成し、切換手段が録音セレクタによっ
て選択されたステレオソースの信号を選択したとき、第
1の増幅系統が入力セレクタによって選択されたステレ
オソースの信号を増幅し第1および第2の出力端に出力
するとともに、第2の増幅系統が録音セレクタによって
選択されたステレオソースの信号を増幅し第3および第
4の出力端に出力するように構成したので、録音装置へ
の録音ソースを選択することが目的の録音セレクタを、
切換手段による選択切換によって、4スピーカ(サラウ
ンド)から2スピーカ(ステレオ)に切り換えられた場
合でも、サラウンドスピーカ(第3、第4の出力端)
で、録音セレクタで選択されたステレオソースの信号を
出力させることが可能になり、通常は録音装置の録音端
子へ録音ソースを出力させるのみであった録音セレクタ
を有効利用することができる。
また、チューナ、レコードプレーヤ等種々のソースの
出力端を増幅器の入力端子に接続したままで(接続を切
り換えることなく)、2系統の信号再生を行うことがで
き、単一の増幅器を2倍に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は同実施例におけるスイッチ17の変形例を示す回路図
である。 1,2……入力セレクタ(第1の入力セレクタ)、5,6……
メインアンプ(第1の増幅系統)、13,14……録音信号
セレクタ(第2の入力セレクタ)、15……サラウンドプ
ロセッサ(信号処理回路)、17,18……サラウンドモー
ド選択スイッチ(切換手段)、21,22……パワーアンプ
(第2の増幅系統)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のステレオソースを入力する複数の入
    力端と、 この複数の入力端からステレオソースを選択する入力セ
    レクタと、 この入力セレクタによって選択されたステレオソースの
    信号を増幅する第1の増幅系統と、 この第1の増幅系統で増幅された信号を出力する第1お
    よび第2の出力端と、 前記入力セレクタによって選択されたステレオソースの
    信号に所定の信号処理を施す信号処理回路と、 この信号処理回路によって信号処理された信号を増幅す
    る第2の増幅系統と、 この第2の増幅系統で増幅された信号を出力する第3お
    よび第4の出力端と、 前記複数の入力端からステレオソースを選択し録音装置
    の録音端子へ出力する録音セレクタと、 を備えた増幅器において、 前記信号処理回路によって信号処理された信号と前記録
    音セレクタによって選択されたステレオソースの信号と
    を選択的に切り換え前記第2の増幅系統へ供給する切換
    手段を有し、 この切換手段が前記信号処理回路によって信号処理され
    た信号を選択したとき、前記第1の増幅系統が前記入力
    セレクタによって選択されたステレオソースの信号を増
    幅し第1および第2の出力端に出力するとともに、前記
    第2の増幅系統が前記切換手段によって選択され前記信
    号処理回路によって信号処理された信号を増幅し前記第
    3および第4の出力端に出力するように構成し、 前記切換手段が前記録音セレクタによって選択されたス
    テレオソースの信号を選択したとき、前記第1の増幅系
    統が前記入力セレクタによって選択されたステレオソー
    スの信号を増幅し第1および第2の出力端に出力すると
    ともに、前記第2の増幅系統が前記録音セレクタによっ
    て選択されたステレオソースの信号を増幅し第3および
    第4の出力端に出力するように構成する、 ことを特徴とする増幅器。
JP1987002598U 1987-01-12 1987-01-12 増幅器 Expired - Lifetime JP2514847Y2 (ja)

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JPS63111014U JPS63111014U (ja) 1988-07-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5187401U (ja) * 1975-01-08 1976-07-13
JPS5623791Y2 (ja) * 1975-09-10 1981-06-04
JPS6172916U (ja) * 1984-10-19 1986-05-17
JPS6195107U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19

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