JPH0450720Y2 - - Google Patents

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JPH0450720Y2
JPH0450720Y2 JP1989002325U JP232589U JPH0450720Y2 JP H0450720 Y2 JPH0450720 Y2 JP H0450720Y2 JP 1989002325 U JP1989002325 U JP 1989002325U JP 232589 U JP232589 U JP 232589U JP H0450720 Y2 JPH0450720 Y2 JP H0450720Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、音場再生装置に関する。
背景技術 従来の音場再生装置の例を第2図を参照しつつ
説明する。
第2図において、ソース1乃至3がセレクタ1
に供給されている。例えば、ソース1は図示しな
いビデオデイスクプレーヤから供給されるステレ
オ信号であり、ソース2はCDプレーヤから供給
されるステレオ信号である。また、ソース3は、
FMチユーナから供給されるステレオ信号であ
る。なお、モノラル信号であつても良い。
セレクタ1は、操作者の指定に応じてソース1
乃至3からいずれか1を選択して2チヤンネルア
ンプ2及びサラウンド回路3に供給する。2チヤ
ンネルアンプ2は、ソース信号の左右チヤンネル
信号を別々に増幅する2つのアンプにより構成さ
れ、左右チヤンネル信号をパワー増幅してリスニ
ングルーム4の正面の中央寄りに左右対称に配置
された主スピーカ4a及び4bに夫々供給する。
主スピーカ4a及び4bは夫々左右音声を再生す
る。
サラウンド回路3は、ソース信号を遅延する遅
延回路と該遅延回路の出力を増幅する増幅器とか
らなる直列回路が多数並列接続されてなる3つあ
るいはそれ以上の反射音回路によつて構成され
る。例として4つの場合を示す。反射音回路は擬
似反射音信号を生成する。各反射音回路の遅延回
路の遅延時間及び増幅器の増幅レベル等のパラメ
ータは、例えば図示しないマイクロプロセツサに
よつて設定される。マイクロプロセツサは、再生
せんとする音場に対応するデータを図示しない
ROMから読取る。第1及び第2の反射音回路の
各擬似反射音信号出力は夫々フロントアンプ5及
び6によつてパワー増幅されて、リスニングルー
ム4の正面の左右に配置されたフロント副スピー
カ4c及び4dに供給される。第3及び第4の反
射音回路の各擬似反射音信号出力は、夫々リアア
ンプ7及び8によりパワー増幅されて、リスニン
グルーム4の背面の左右に配置されたリア副スピ
ーカ4e及び4fに供給される。サラウンド回路
3及びアンプ5〜8は音場再生装置10を構成す
る。
このようにして、2チヤンネルステレオ再生の
際に、擬似反射音をフロント及びリア副スピーカ
によつて加えることにより、リスニングルーム4
において演奏ホールと同じような臨場感を得てい
る。
ところで、擬似反射音を発生せしめるべく複数
の副スピーカを駆動する音場再生装置は比較的に
高価であり、音場再生を行わない場合にもより有
効な利用が望まれている。
考案の概要 よつて、本考案の目的とするところは、音場再
生のみならず他の機能をも発揮し得る音場再生装
置を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案による音場
再生装置は、互いに隔離された複数の音場空間に
各々設置された複数のスピーカと、前記各音場空
間のスピーカに複数の音響信号源から得られる少
なくとも一つのソース信号を選択的に中継する信
号選択中継手段とを有し、前記ソース信号に基づ
いて前記各音場空間に音場を再生する音場再生装
置であつて、前記信号選択中継手段は、前記複数
の音響信号源の一つを選択して第1のソース信号
とする第1のセレクタと、前記第1のソース信号
から複数の擬似反射音信号を生成する反射音生成
手段と、前記擬似反射信号の少なくとも一つおよ
び前記第1のソース信号のいずれか一方を選択的
に増幅して第1の出力信号を生成しこの第1の出
力信号を第1の音場空間に中継する第1の増幅手
段と、前記複数の音響信号源の一つを選択して第
2のソース信号とする第2セレクタと、前記擬似
反射音信号の少なくとも一つおよび前記第2のソ
ース信号のいずれか一方を選択的に増幅して第2
の出力信号とする第2の増幅手段と、前記第2の
出力信号が前記増幅された擬似反射音信号の場合
にはこの第2の出力信号を前記第1の音場空間に
中継し、前記第2の出力信号が前記増幅された第
2のソース信号の場合にはこの第2の出力信号を
第2の音場空間に中継する中継手段とを含むこと
を特徴としている。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図を参照し
つつ説明する。第1図に示された回路において第
2図に示された回路を対応する部分には同一符号
を付しており、かかる部分の説明は省略する。
第1図においては、まず、信号選択回路2aを
用いて、第1の音場空間としてのリスニングルー
ム4においてサラウンド再生をなす場合とサラウ
ンド再生をしない場合とで第1の増幅手段として
の2チヤンネルアンプ2を共用する構成としてフ
ロントアンプ5及び6を節約している。更に、第
2セレクタとしてのセレクタ20が第1セレクタ
としてのセレクタ1とは別途に設けられており、
その入力端側には、複数の音響信号源としてのソ
ース1乃至3が供給され、セレクタ20は、セレ
クタ1と同様に操作者の指定に応じてセレクタ1
とは無関係にソース1乃至3のいずれか一つを第
2のソース信号として選択する。セレクタ20に
よつて選択されたソース信号は音場再生装置21
の入力端子21aを介してリレースイツチ22及
び23の各一方入力端子に供給される。リレース
イツチ22及び23の各他方入力端子にはサラウ
ンド回路3の第3及び第4反射音回路から夫々擬
似リア反射音信号が供給される。リレースイツチ
22及び23は、スイツチ24から供給される閉
成指令信号に応じて2つの入力信号のうちいずれ
かを選択して夫々第2の増幅手段としてのリアア
ンプ7及び8に供給する。リアアンプ7によつて
パワー増幅されたリレースイツチ22の出力信号
は上記閉成指令信号に応じて動作する中継手段と
してのリレースイツチ25のコモン端子に供給さ
れる。リレースイツチ25は、閉成指令信号が存
在しないとき、増幅された出力信号を出力端子2
1bを介してリスニングルーム4内のリアスピー
カ4eに供給し、閉成指令信号が存在するときリ
スニングルーム4とは別の部屋(第2の音場空
間)27内に配置されたスピーカ27aに出力端
子21cを介して供給する。
また、リアアンプ8によつてパワー増幅された
リレースイツチ23の出力信号は中継手段として
のリレースイツチ26のコモン端子に供給され
る。リレースイツチ26は上記閉成指令信号が存
在しないとき増幅された出力信号を出力端子21
dを介してリスニングルーム4内のリアスピーカ
4fに供給し、上記閉成指令信号が存在するとき
部屋27内に配置されたスピーカ27bに出力端
子21eを介して供給する。
かかる構成において、リスニングルーム4内に
て音場再生をなすときは、信号選択回路2aによ
つて、サラウンド回路3の出力を2チヤンネルア
ンプ2に中継し、スイツチ24を開放状態とす
る。そうすると、サラウンド回路3からの擬似反
射音信号がリレースイツチ22及び23によつて
選択されて、リアアンプ7及び8により増幅され
る。このパワー増幅された擬似反射音信号がリレ
ースイツチ25及び26によつてリスニングルー
ム4内のリアスピーカ4e及び4fに夫々供給さ
れて従来例と同様の音場再生がリスニングルーム
4においてなされる。
一方、部屋27において音場再生をなすとき
は、スイツチ24を閉成してリレースイツチ2
2,23,25及び26に閉成指令信号を供給す
る。各リレースイツチが切換えられると、セレク
タ20により聴取者が選択したソース信号がリア
アンプ7及び8によつてパワー増幅されて部屋2
7に配置されたスピーカ27a及び27bに夫々
供給される。従つて、部屋27において好みのオ
ーデイオソースを聴取することができる。この場
合、同時にリスニングルーム4においては、スピ
ーカ4a及び4bを用いて部屋27で聴取するた
めに選択されたソース信号とは無関係に選択され
たソース信号に基づいた音場再生が可能である。
こうして、音場再生装置のアンプ7及び8を、
サラウンド回路3の出力信号のパワー増幅にのみ
ならず、サラウンド回路3を介さずに入力される
ソース信号の増幅にも使用することとしたので、
一つの音場空間では選択されたソース信号を反射
音信号によるサラウンドなどの所定再生により聴
取できるとともに、別の音場空間では別に選択さ
れたソース信号を聴取でき、音場再生装置を多目
的に使用することができる。
なお、第1図に点線で示されるようにセレクタ
20によりいずれかのソース信号を選択した場合
に、セレクタ20と連動してスイツチ24が自動
的に切換えられる構成とすることが出来る。
また、2チヤンネルアンプ2がリアアンプと同
様にソース信号と擬似反射音信号とを択一的に増
幅する構成とすることも出来る。
また、リレースイツチ22,23,25及び2
6各々を別々に動作せしめる構成とすれば、リス
ニングルーム4において1のソース信号を主スピ
ーカ4a及び4bにて再生中に例えばリアスピー
カ4e及び4fによつて他のソース信号を再生す
ることが出来る。
考案の効果 以上説明したように本考案の音場再生装置にお
いては、複数の音響信号源から互い無関係なソー
ス信号を複数選択し、互いに隔離された複数の音
場空間でそれぞれ異なるソース信号を並行して再
生できるので、複数の互いに異なるソース信号を
同時に有効に活用できる。さらに、第1の音場空
間においては選択されたソース信号を反射音信号
によるサラウンドなどの所定再生により聴取でき
るとともに、第2の音場空間においては別に選択
されたソース信号を有効に活用出来て好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すブロツク回路
図、第2図は、従来例を示すブロツク回路図であ
る。 主要部分の符号の説明、1,20……セレク
タ、2……パワーアンプ、3……サラウンド回
路、4……リスニングルーム、4a〜4f,27
a,27b……スピーカ、5,6,7,8……パ
ワーアンプ、10,21……音場再生装置、2
2,23,25,26……リレースイツチ、24
……スイツチ、27……部屋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに隔離された複数の音場空間に各々設置さ
    れた複数のスピーカと、前記各音場空間のスピー
    カに複数の音響信号源から得られる少なくとも一
    つのソース信号を選択的に中継する信号選択中継
    手段とを有し、前記ソース信号に基づいて前記各
    音場空間に音場を再生する音場再生装置であつ
    て、 前記信号選択中継手段は、 前記複数の音響信号源の一つを選択して第1の
    ソース信号とする第1のセレクタと、 前記第1のソース信号から複数の擬似反射音信
    号を生成する反射音生成手段と、 前記擬似反射信号の少なくとも一つおよび前記
    第1のソース信号のいずれか一方を選択的に増幅
    して第1の出力信号を生成しこの第1の出力信号
    を第1の音場空間に中継する第1の増幅手段と、 前記複数の音響信号源の一つを選択して第2の
    ソース信号とする第2セレクタと、 前記擬似反射音信号の少なくとも一つおよび前
    記第2のソース信号のいずれか一方を選択的に増
    幅して第2の出力信号とする第2の増幅手段と、 前記第2の出力信号が前記増幅された擬似反射
    音信号の場合にはこの第2の出力信号を前記第1
    の音場空間に中継し、前記第2の出力信号が前記
    増幅された第2のソース信号の場合にはこの第2
    の出力信号を第2の音場空間に中継する中継手段
    と を含むことを特徴とする音場再生装置。
JP1989002325U 1989-01-12 1989-01-12 Expired JPH0450720Y2 (ja)

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JP1989002325U JPH0450720Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12
CA000609539A CA1321756C (en) 1989-01-12 1989-08-28 Sound field reproducing apparatus
US07/670,465 US5123051A (en) 1989-01-12 1991-03-13 Sound field reproducing apparatus

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JP1989002325U JPH0450720Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12

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JPH0293900U JPH0293900U (ja) 1990-07-25
JPH0450720Y2 true JPH0450720Y2 (ja) 1992-11-30

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JP2552187Y2 (ja) * 1990-09-08 1997-10-27 オンキヨー 株式会社 オーディオ再生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152251A (en) * 1981-03-16 1982-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Broadcasting device
JPS62258600A (ja) * 1986-04-28 1987-11-11 Fujitsu Ten Ltd 車載用オ−デイオ装置

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