JPH0643684B2 - 橋梁床版の水平方向の切断方法 - Google Patents

橋梁床版の水平方向の切断方法

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JPH0643684B2
JPH0643684B2 JP1134307A JP13430789A JPH0643684B2 JP H0643684 B2 JPH0643684 B2 JP H0643684B2 JP 1134307 A JP1134307 A JP 1134307A JP 13430789 A JP13430789 A JP 13430789A JP H0643684 B2 JPH0643684 B2 JP H0643684B2
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    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、老朽化等により改築の必要となった橋梁床版
を低公害、かつ、経済性を備えて撤去することのできる
橋梁床版の水平方向の切断方法に関する。
(従来の技術) 高架道路等における橋梁床版は、年月の経過により老朽
化したり、損傷したりし、改築の必要が生じ、改築の際
には、その橋梁床版を形成するコンクリート床版を撤去
する必要が生じる。
通常行われている撤去の仕方は、第9図に示すようにコ
ンクリート床版をコンクリートカッターを用いて橋桁に
沿ってその両側を上下方向に切断するとともに前か後に
長さ方向に間隔をもって幅員方向も上下方向に切断し、
コンクリートブロックとし、第10図に示すように大型
クレーン等を用いて切断したコンクリートブロックを吊
り込み撤去する。コンクリートブロック撤去後は、第1
1図に示すように橋桁上の残コンクリートを(a)人力
ブレーカーや(b)大型油圧ブレーカーを用いて破砕し
たり、(c)油圧圧砕機により圧砕する。その後第12
図に示すように床版定着アンカーをガス切断器等により
切断したり床版破砕屑をベルトコンベア等により回収す
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような撤去工法は、種々の問題を生
じる。まず、コンクリート床版の橋梁幅員方向の切断は
当然として橋桁方向の両側も上下方向に切断しなければ
ならず、切断そのものもかなりの時間を要する。そのう
え、橋桁上の残コンクリートをブレーカーにより破砕し
たりするため、騒音、振動、粉塵公害が著しく、市街地
作業に不適であるばかりでなく、橋桁の損傷をも招くこ
とになる。しかも、コンクリート床版の撤去後も床版定
着アンカーの切断作業、コンクリート破砕屑の回収作業
等2次的な作業を余儀なくされる。
本発明は、このような点に鑑み、以下に述べるところに
より、低公害で経済性を備えた橋梁床版の撤去工法に適
したコンクリート床版と橋桁との接触部のハンチ部分の
水平方向の切断方法を提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) コンクリート床版と橋桁との接触部のハンチ部分及び床
版定着アンカーを水平方向に切断するとともに幅員方向
を上下方向に切断してコンクリートブロックを作り、こ
の橋桁より切り離されたコンクリートブロックを撤去す
ることにより、上記問題点を解決するものであり、詳し
くは、コンクリート床版と橋桁との接触部のハンチ部分
の橋桁両側橋軸方向の水平方向にソーイングワイヤーを
沿わせ、このソーイングワイヤーを橋桁と接触するハン
チ部分の橋桁方向両側にハンチ部分の水平方向の切断高
さに合せて取り付けた一対のガイドレールに移動可能に
保持される遊動滑車を経て先端はコンクリート床版を横
断させ、かつ、水平方向切断線途中に設けられた方向転
換用滑車を用いて方向転換せしめ、駆動装置移動レール
を介して移動する駆動装置の回転体にエンドレス状にし
て回転可能に案内し、このソーイングワイヤーを回転体
の回転により回転させ、駆動装置移動レールを介して駆
動装置を移動させることにより、ソーイングワイヤーに
よってハンチ部分及び床版定着アンカーを水平方向に切
断するとい橋桁両側橋軸方向のガイドレールに沿わせた
ソーイングワイヤーの方向に対して、遊動滑車を経てコ
ンクリート床版を横断して切断する箇所のソーイングワ
イヤーの折角が、切断抵抗により一定以上の角度をなし
たとき停止し、角度が小さくなるかなくなったとき移動
するようにするものである。
(作用) 上記構成において、コンクリート床版はコンクリート床
版と橋桁との接触部のハンチ部分において、床版定着ア
ンカーとともに水平方向に切断され、かつ、幅員方向を
上下方向に切断されるので容易に撤去しやすい大きさの
コンクリートブロックが形成される。
水平方向の切断は、ソーイングワイヤーを用いて行わ
れ、ソーイングワイヤーは移動レールを介して移動する
駆動装置の回転体の回転により回転して切断を進行し、
切断の進行に伴い、駆動装置はレールを介して移動し、
ソーイングワイヤーの張力を保つ。またソーイングワイ
ヤーは一対のガイドレールと遊動滑車の組み合せにより
目標とする水平方向の切断高さを正確に保持するととも
にソーイングワイヤーに生じる折角が大きくなるのを防
止する。
(実施例) つぎに、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第3図は、切断方法を示す概略説明図で、そ
れぞれ側面、平面、第1図のA−A断面を示す。
図面において、1はコンクリート床版、2は橋桁、3は
床版定着アンカー、4はソーイングワイヤー、5は方向
転換滑車、6は駆動装置、7は駆動装置移動レール、8
は挿通孔、9はガイドレール、10は遊動滑車である。
コンクリート床版1は、橋桁2に載置されて床版定着ア
ンカー3によって定着されている。床版定着アンカー3
は、たとえば、第13図に示すように鋼板と鉄筋の組み
合せ(a)、スタットジベル(b)、鉄筋又は締鉄
(c)、角鋼と鉄筋(d)、鉄筋(e)のようなものが
あり、橋桁2のフランジ2aとコンクリート床版1のハ
ンチ部分1aとを強固に定着している。
このようにしてなるコンクリート床版1にあって、橋桁
との接触部であるハンチ部分1aを床版定着アンカー3
とともに水平方向に切断し、またコンクリート床版1の
幅員方向を上下方向に切断しコンクリートブロックと
し、コンクリート床版1と橋桁2とを切り離す。水平方
向の切断と幅員方向の上下方向の切断とは前後してもよ
い。
水平方向の切断は、ソーイングワイヤー4を切断個所に
当て、ソーイングワイヤー4を回転させながら水平方向
に移動して行う。
一般に用いられているソーイングワイヤー4は第14図
及び第15図に示すように複数のダイヤモンドビーズ4
aにワイヤー4bを通してエンドレスに形成されてい
る。
ソーイングワイヤー4はコンクリート床版1のハンチ部
分1aの橋桁2の直角方向に窄孔した挿通孔8に挿通さ
れ、ハンチ部分1aの橋桁方向両側のコンクリート床版
下面に、ハンチ部分1aの水平方向切断高さに取り付け
たガイドレール9に移動可能に保持される遊動滑車10
を経て水平方向切断線に沿わせる。ソーイングワイヤー
4はハンチ部分1aの端部、たとえば伸縮継手位置で
は、挿通孔を設けることなく、その端面に沿わせるとと
もに両側水平方向に沿わせればよい。
ガイドレール9と遊動滑車10は第4図及び第5図に示
すようにハンチ部分1aの切断高さ位置に合せ、切断長
さに見合う長さで、コンクリート床版1の下面にハンチ
部分1aをはさんで一対が取り付けられる。ガイドレー
ル9はコンクリート床版下面に直接取り付けてもよいが
この実施例では、コ字状の鋼材からなり鋼板11に固着
され、この鋼板11をコンクリート床版下面にアンカー
止め12することにより取り付けられている。ガイドレ
ール9の取り付け方の別の実施例を第6図に示すと、こ
の実施例では、ガイドレール9は橋桁2間に渡して橋桁
2にボルト止め21して取り付けられた支持材22にボ
ルト止め23して固定される。遊動滑車10は、ガイド
レール9に沿って移動可能なようにガイド板13に取り
付けられ、ガイド板13は、ガイドレール9のコ字状部
に噛み込まれて移動する被保持部14を有している。ガ
イドレール9は、たとえば第7図乃至第9図に示すよう
な種々の形状が考えれるが、遊動滑車10の被保持部1
4の形状は、それぞれ適合する形状とすればよい。
このようにしてなるガイドレール9に保持される移動滑
車10を経てハンチ部分1aの橋桁両側橋軸方向の水平
方向に沿わされたソーイングワイヤー4はハンチ部分1
aの橋桁両側橋軸方向の水平方向途中に設けられた方向
転換滑車5により方向転換させる。この実施例において
は、コンクリート床版下面に取り付けられハンチ部分1
aの両側に位置する方向転換滑車5を介して下方へ方向
転換し、さらに下方の方向転換滑車5により水平方向に
方向転換している。この方向転換は、切断の進行に伴っ
て、ソーイングワイヤー4を切断方向に移動させるため
の移動空間を保つことができる。下方には駆動装置6を
移動させる移動レール7が敷設され駆動装置6が位置し
ている。方向転換したソーイングワイヤー4は、下方に
敷設した駆動装置移動レール7を介して移動する駆動装
置6の回転体に回転体の回転により回転可能にエンドレ
ス状にして巻かれている。駆動装置6は回転体の回転に
より、ソーイングワイヤー4を回転させ、ソーイングワ
イヤー4によりコンクリート床版1のハンチ部分1aを
切断し、切断の進行に伴い、移動レール7を介して駆動
装置6が移動し、ソーイングワイヤー4の張力を一定に
保つようになっている。
ここで、ガイドレール9及び遊動滑車10によるガイド
機能は、ハンチ部分1aの切断の際の水平方向の切断高
さを正確に保持するとともに切断面のソーイングワイヤ
ー4の折角を小さくすることにより、ソーイングワイヤ
ー4の負荷を軽減するものである。すなわち、遊動滑車
10の移動を、たとえば、ソーイングワイヤー4の折角
に反応して電気的にあるいは機械的に制御する装置とを
組合せて行なうことにより切断の進行に伴い、強固な床
版定着アンカー3に達したとき、切断抵抗が大きく、過
大な負荷がワイヤーにかかり、ワイヤーの折角が大きく
なり、そのためにワイヤーが切断するという事故を防止
する。
ここで、遊動滑車10の移動は、たとえばソーイングワ
イヤー4の折角に反応して電気的に、あるいは機械的に
制御する装置とを組合せて行ない、最適な状況にコント
ロールする。
機械的な場合の実施例を示せば第10図乃至第12図の
とおりである。
基本的には、駆動装置6の移動によって遊動滑車10は
ガイドレール9に案内されて移動するが、橋桁両側橋軸
方向のガイドレール9に沿わせたソーイングワイヤー4
の方向に対して、遊動滑車10を経てコンクリート床版
を横断して切断する箇所のソーイングワイヤー4の折角
が切断抵抗により一定以上の角度θをなしたとき停止
し、角度θが、小さくなるかなくなったとき移動するよ
うにしてソーイングワイヤー4の折角を良好に保つよう
にする。
以下第10図乃至第12図にその実施例を示す。ガイド
レール9は歯付レール9aとし、この歯付レール9a上
に遊動滑車10が固定されているガイド板13に取り付
けられている被保持部14としての歯付車輪が保持され
ており、被保持部14は、歯付レール9a上を走行す
る。ソーイングワイヤー4は、ガイド板13上にヒンジ
15によって取り付けられているアーム16の先端滑車
17に張力がかかる方向より接触させるとともにアーム
16はヒンジ15を中心にしてスプリング20により切
断面反対方向に引張られるようになっている。アーム1
6の他端は先端滑車17が一定の張力を感じたとき被保
持部14の進行を停止するブレーキ装置18の作動装置
19を備えている。
しかして、駆動装置6の駆動により、回転体を回転し、
ソーイングワイヤー4を回転させ、駆動総6が駆動装置
移動レール7を移動し、遊動滑車10がガイドレール9
aを被保持部14を介して移動し、ソーイングワイヤー
4に大きな切断抵抗が生じたとき、ソーイングワイヤー
4は遊動滑車10の進行に抗して折角を形成し、アーム
16もスプリング20に引張られ、作動装置19により
ブレーキ装置18が働き、被保持部14である歯付車輪
をロックする。適度の折角により切断が進行し、折角が
小さくなったとき、ブレーキ装置18が解除され、再び
被保持部14は歯付レール9aを走行し、上記の進行が
繰り返される。
しかして、ソーイングワイヤー4を挿通孔8に挿通し、
ガイドレール9に移動可能に保持される移動滑車10を
経由せしめ、ガイドレール9により案内し、方向転換を
し、駆動装置6の回転体にエンドレス状に巻いた状態
で、駆動装置6の回転体を駆動するとエンドレス状にな
ったソーイングワイヤー4は張力のある状態で回転し、
挿通孔8の内面を切断する。そして、切断の進行に伴
い、駆動装置6を移動レール7に沿って移動するとソー
イングワイヤー4は遊動滑車10により大きな折角を作
ることなく張力が保たれ、ガイドレール9により水平方
向の切断高さが正確に保持されて水平方向に切断を進行
し、コンクリート床版1のハンチ部分1aを床版定着ア
ンカー3とともに橋桁2より切り離す。
しかるのち、適当な間隔で幅員方向に上下方向の切断を
行ってコンクリートブロックとする。なお、幅員方向に
上下方向の切断は水平方向の切断より先に行ってもよ
く、この場合切断部をソーイングワイヤーの挿通孔8と
してもよい。
ついで、切断されたコンクリートブロックは公知の方
法、たとえば、第16図乃至第17図に示すように大型
クレーン等を使用して吊り込み撤去される。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のようにしてなるので、つぎの効果を有
する。
請求項において、コンクリート床版と橋桁との接触
部のハンチ部分及び床版定着アンカーを水平方向に切断
するので従来のようにコンクリート床版を橋桁に沿う両
側の上下方向を切断することなく、幅員方向の上下方向
を適宜の間隔で切断するだけで、橋桁より切り離されコ
ンクリートブロックが形成される。
したがって、コンクリート床版の切断個所が少くて済
み、そのうえ、ハンチ部分を床版アンカーとともに切断
し橋桁よりコンクリート床版を切り離すので橋桁上の残
コンクリートの破砕作業、床版定着アンカーのガス切断
作業、コンクリート屑の回収作業を省略できることによ
り、全体の作業時間を短縮することができる、橋桁上
の残コンクリートの破砕作業を要せず、ブレーカー、油
圧圧砕機等を使用しないので、騒音、振動、粉塵の発生
がきわめて少く、また、橋桁への損傷の影響が少い、
床版定着アンカーのガス溶断を伴わないので熱影響によ
る橋桁の逆そり等悪影響が避けられる、床版コンクリ
ートと橋桁との接触部の切断は、水平方向に対するもの
であるので、交通を止めることなく行うことができる、
全体として時間短縮ができるので、一般交通への影響
を少くすることができる等の利点を有する。
請求項の特有の効果としては、橋桁方向両側のコン
クリート床版にハンチ部分の水平方向の切断高さに合せ
て取り付けた一対のガイドレールに移動可能に保持され
る遊動滑車を床版コンクリートの水平方向切断線にソー
イングワイヤーを沿わせるので、目標とする水平方向の
切断線を正確に保持する、ソーイングワイヤーは方向
転換用滑車を用いて方向転換せしめているので、橋桁方
向に必要な長さだけのハンチ部分の水平方向の切断がて
きる。請求項の特有の効果としては、遊動滑車をガイ
ドレールに沿わせたソーイングワイヤーの方向に対し
て、遊動滑車を経てコンクリート床版を横断して切断す
る箇所のソーイングワイヤーの折角が、切断抵抗により
一定以上の角度をなしたとき停止し、角度が小さくなる
かなくなったとき移動するようにしたので、切断のため
の折角を良好にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、コンクリート床版の切断における
実施例を示す概略図で、第1図は側面図、第2図は平面
図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図は切断線保
持装置を示す断面図、第5図は同平面図、第6図は切断
線保持装置の別の実施例を示す断面図、第7図乃至第9
図は、ガイドレールの実施例図、第10図乃至第12図
は、遊動滑車の制御を示す概略図で、第10図は断面
図、第11図は平面図、第12図は側面図、第13図は
床版定着アンカーを例示した概略斜視図、第14図及び
第15図はソーイングワイヤーの一実施例を示す概略図
で、第14図は平面図、第15図は断面図、第16図及
び第17図は、コンクリート床版の撤去の実施例を示す
概略図で、第16図は幅員方向の概略図、第17図は長
手方向の概略図、第18図乃至第21図は、従来例を示
す概略図である。 図面において、1はコンクリート床版、1aはハンチ部
分、2は橋桁、3は床版定着アンカー、4はソーイング
ワイヤー、5は方向転換滑車、6は駆動装置、7は駆動
装置移動レール、8は挿通孔、9はガイドレール、10
は遊動滑車である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート床版と橋桁との接触部のハン
    チ部分の橋桁両側橋軸方向の水平方向にソーイングワイ
    ヤーを沿わせ、このソーイングワイヤーを橋桁と接触す
    るハンチ部分の橋桁方向両側にハンチ部分の水平方向の
    切断高さに合わせてコンクリート床版下面又は橋桁に取
    り付けた一対のガイドレールに移動可能に保持される遊
    動滑車を経て先端はコンクリート床版を横断させ、か
    つ、途中に設けられた方向転換用滑車を用いて方向転換
    せしめ、駆動装置移動レールを介して移動する駆動装置
    の回転体にエンドレス状にして回転可能に案内し、この
    ソーイングワイヤーを回転体の回転により回転させ、駆
    動装置移動レールを介して駆動装置を移動させることに
    より、ソーイングワイヤーによってハンチ部分及び床版
    定着アンカーを水平方向に切断することを特徴とする橋
    梁床版の水平方向の切断方法。
  2. 【請求項2】遊動滑車は、橋桁両側橋軸方向のガイドレ
    ールに沿わせたソーイングワイヤーの方向に対して、遊
    動滑車を経てコンクリート床版を横断して切断する箇所
    のソーイングワイヤーの折角が、切断抵抗により一定以
    上の角度をなしたとき停止し、角度が小さくなるかなく
    なったとき移動するようにした請求項に記載の橋梁床
    版の水平方向の切断方法。
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