JPH10292645A - 橋梁等鉄筋コンクリート構造物の切断装置 - Google Patents

橋梁等鉄筋コンクリート構造物の切断装置

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JPH10292645A
JPH10292645A JP36778697A JP36778697A JPH10292645A JP H10292645 A JPH10292645 A JP H10292645A JP 36778697 A JP36778697 A JP 36778697A JP 36778697 A JP36778697 A JP 36778697A JP H10292645 A JPH10292645 A JP H10292645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全かつ経済的に、しかも環境を悪化させる
ことなく、短期間にしかも容易に鉄筋コンクリート構造
物を撤去する工法を提供する。 【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物1に着脱可能に
止着される取付台4,と、ラツク3を備え前記取付台に
支持されて側方に伸びるロツド3,と、モータによって
回転駆動されるケーブル駆動プーリ11及びラツク3に
噛合するピニオンを有し前記ロツドに移動可能に装着さ
れる自走台9と、前記取付台に支持され前記ケーブル駆
動プーリと共に同一平面上に配置される少なくとも二つ
のガイドプーリ5と、鉄筋コンクリート構造物に掛けら
れたのち、前記ガイドプーリを経て前記ケーブル駆動プ
ーリに掛けられる無端状ワイヤーソー7とから鉄筋コン
クリート構造物の切断装置を構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した橋梁等の鉄
筋コンクリート構造物を切断し撒去する工法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の道路交通事情のため、あるいは以
前一斉に、大量に作られた橋梁の老朽化のため、古い橋
梁を撒去して新しい、あるいは大型の橋に作り替える必
要性が増大している。
【0003】従来の橋梁の撤去、特に橋脚の撤去に際し
ては、比較的水深の浅い河川の橋脚の場合は、通常のク
ロ一ラ式重機の先端に取り付けられた打撃式ハンマー等
で破砕した後、破砕ガラを除去する工法が行なわれてい
る。
【0004】また、小規摸の橋脚の場合には、手持式エ
アブレーカーによって、人力で行なうこともあり、ある
いは橋脚上部よりジャッキ、ハンマー、穿孔用ドリル等
で下方向に穿孔し、その中にセメント膨張材を充填して
その膨張圧力によって破砕を行なう工法も知られてい
る。
【0005】一方、水深が2〜3mの場合には、クロー
ラ式重機は、そのままでは橋脚に近付くことができない
ため、橋脚周囲に鋼製の矢板を打ち込み、その内部の水
を常時揚水ポンプによって汲み上げ、ドライの伏態にし
た後、クローラ式重機等による打撃式破砕を行なってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の各種の橋脚
撤去方法において、穿孔用ドリル等で上下方向に穿孔
し、その中にセメント膨張材を充填して破砕を行なう場
含には、完全な破砕を行なうことができず、亀裂を発生
させる程度にすぎず、打撃式破砕の前作業としかならな
い。
【0007】また、水深が深い場合に、剛製の矢板を打
ち込む際には、矢板打設用建設機械や鋼製資材を運び工
事を行なうために大型の台船を必要とする。そのため工
費が高くなるほか、大型台船を航行させる川の広さ、水
の深さが必要となり、使用範囲ば限られてしまう。
【0008】また、街の中にある橋の場含は、工事中の
騒音等を発生し、その対策のために工事期間が長期化
し、工事責が高騰する等の欠点があった。
【0009】これらの原因により、古い橋脚は撤去せず
残しておくことも多く、これらは景観を著しく損なうこ
ととなっている。また、上記のような古い橋脚の撤去に
限らず、各種の鉄筋コンクリート構造物を切断する際に
も同様の問題を生ずる。
【0010】したがって、本発明は、安全かつ経済的
に、しかも環境を悪化させることなく、短期間にしかも
容易に鉄筋コンクリート構造物を撤去する工法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、鉄筋コンクリート構造物に着脱可能に止着さ
れる取付台と、ラツクを備え前記取付台に支持されて側
方に伸びるロツドと、モータによって回転駆動されるケ
ーブル駆動プーリ及び前記ラツクに噛合するピニオンを
有し前記ロツドに移動可能に装着される自走台と、前記
取付台に支持され前記ケーブル駆動プーリと共に同一平
面上に配置される少なくとも二つのガイドプーリと、鉄
筋コンクリート構造物に掛けられたのち、前記ガイドプ
ーリを経て前記ケーブル駆動プーリに掛けられる無端状
ワイヤーソーとから鉄筋コンクリート構造物の切断装置
を構成したものである。
【0012】本発明は、上記のように構成したので、ロ
ッドや自走台及びガイドプーリが取付台に支持されてい
るため、取付台を鉄筋コンクリート構造物に取付けれ
ば、これらも鉄筋コンクリート構造物に取付けられるよ
うになる。しかもケーブル駆動プーリとガイドプーリは
始めから芯出しをして取付けておくことができるので、
取付ける都度一々芯出しのため各プーリの向きや位置を
調整する必要がない.また、取付台に支持されるガイド
プーリは、鉄筋コンクリート構造物の切断箇所に隣接し
て配置することが可能で、切断完了までその状態を維持
することができ、切削用ケーブルが切断箇所よりずれな
いようにできるため、切断面がきれいで、切断精度も上
がる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。最初に、本発明の参考例を図1〜図6により、
鉄筋コンクリート構造物の切断対象として、老巧化した
橋梁の切断を行う例を説明する。図1及び図2におい
て、解体撤去すべき橋脚lの上部に、小型作業船や簡易
ボートによりワイヤーソー駆動機構及びその固定部材を
搬入する。橋脚lの上面2には、ラック3を形成したロ
ッド3’を支持する支持台4を固定する取付台4’を取
り付け、少なくとも2つの上部ガイドプーリ5,5支持
用の支持フレーム6を固定する。
【0014】ラック3は、橋脚lを切削ケーブルとして
のワイヤーソー7で切断するための充分な長さを有し、
このラック3には、油圧等のモータによって駆動される
ワイヤーソー駆動装置10が移動自在に固定され、この
ワイヤーソー駆動装置10上には、ケーブル駆動プーリ
ー11が回転自在に支持され、ワイヤーソー駆動装置1
0によりチェーン等で駆動される。自走台9上のワイヤ
ーソー駆動装置10には、ラック3と噛み合うピニオン
を備えており、図示されないピニオン駆動装置によって
駆動され、それにより、ラツク3に沿って水平方向に移
動可能となっている。これらのワイヤーソー駆動装置あ
るいはピニオン駆動装置は、作業船12上の油圧ユニッ
ト13に設けたコントローラ14によって油圧モータ等
の駆動の制御が行なわれる。
【0015】切断作業に際しては、これらの諸装置を橋
脚1上に固定した後、水中作業によって、図2に示すよ
うな水平プーリ15と垂直プーリ16の組からなる下部
第lガイドプーリ17と、水平プーリ20と垂直プーリ
21の組からなる下部第2ガイドプーリ22とを橋脚l
の下部に固定する。
【0016】その後、ワイヤーソー7を各水平プーリl
5,20及ぴ垂直プーリ16,17に掛け、ワイヤーソ
ー7を上方に導いて上部ガイドプーリ5,5に掛け、こ
れを水平方向に導いて支持フレーム6に取り付けたガイ
ドプーリ8,8にガイドさせつつ駆動プーリ11に掛
け、ワイヤーソー駆動装置10の水平方向移動によっ
て、ワイヤーソーを所定張力に維待する。
【0017】ワイヤーソー駆動装置10の作動によって
ワイヤーソー7は駆動され、ワイヤーに付着したダイヤ
モンド粒等の粒子により、コンクリート製の橋脚1は、
内部の鉄筋と共に切断されていく。切断の進行によるワ
イヤーソー7の張力低下分は、油圧ユニット13の制御
装置により常時監視し、所定張カを維持するよう、ワイ
ヤーソー駆動装置をラック3に沿って移動させる。ま
た、切断の進行に合わせて切断面間に楔を挿入してお
き、切断時のワイヤーソーにかかる橋脚の動カを減少さ
せる。
【0018】このようにして、橋脚の水平方向切断が行
なわれるが、橋脚の高さに応じて、更に任意の高さ部分
の水平方向切断を行なっても良い。
【0019】次いで、橋脚の垂直切断を行なうに際して
は、図3及び図4に示すように、取付台4’に固定され
ている支持台に固定されたロッド3’のラック3に移動
自在に自走台9を設け、自走台9に設けたワイヤーソー
駆動装置10に対して、駆動プーリ24を水平に設置す
る。また、ラック3を備えたロッド3’の端部には、支
持フレーム6に支持された2組のガイドプーリ25,2
6を固定する。
【0020】切断作業に際しては、水中作業者により、
前記水平切断時に、楔を挿入することにより生じている
空間にワイヤーソーを通し、それを上方に導いてガイド
プーリ25,26にガイドさせ、駆動プーリ24に掛け
る。
【0021】以下、同様にしてワイヤーソー駆動装置l
0を移動させて、ワイヤーソーに所定張力を維持させつ
つ切断を行なう。同様の作業を順次行い、図1に示す切
断予定部28を各々切断する。
【0022】一方、橋脚の垂直切断に際しては、図5及
び図6に示す第2の参考例のように、橋脚の水面下に下
部ガイドプーリ30,31を設け、更に橋脚の上部には
上部ガイドプーリ32,33を設ける。
【0023】切断作業に際しては、ワイヤーソー7を最
初、橋脚の上面2に掛け、橋脚lの側面に沿って下方に
導き、下部ガイドプーリ30,31に掛け、その後、再
び上方に導いて上部ガイドプーリ32,33に掛け、水
平方向に導いてガイドプーリ34にガイドさせつつ駆動
プーリ24に掛ける。
【0024】ワイヤーソー駆動装置10の作動によっ
て、橋脚lは、上面側から下方に向けて切断することが
できる。
【0025】上記参考例においては、鉄筋コンクリート
構造物の例としての橋脚を切断するに際して、橋脚上に
取付台4’を固定し、この取付台4’に固定された支持
台4に、ラック3を形成したロッド3’を支持し、ロッ
ド3’に自走台9を移動可能に装着し、この自走台9に
モータによって回転駆動されるケーブル駆動駆動プーリ
11と、ラック3に噛合いするピニオンを設け、更に、
取付台に支持された支持フレーム6に上部ガイドプーリ
5,5を支持したものであり、図5及び図6には、支持
フレーム6に支持した上部ガイドプーリ5,5は、ケー
ブル駆動プーリ11と共に同一平面上に配置している。
【0026】一方、上記参考例の装置においては、たと
えば図1及び図2の装置においてはロッド3’が2本の
取付台4’に支持され、上部ガイドプーリ5,5がこの
取付台とは別個に設置される支持フレーム6に支持する
ように構成されているので、ケーブル駆動プーリとガイ
ドプーリの芯出しに手数を要する。
【0027】それに対して、図3及び図4に示す装置に
おいては、ロッドの端部に支持フレーム6を一体的に固
定しこの支持フレームに対して2組のガイドプーリ2
5,26を固定したものであり、このものにおいてはロ
ッド上にケーブル駆動プーリとガイドプーリが固定され
る構造のため、上記参考例のようなケーブル駆動プーリ
とガイドプーリとの芯出しに手数を要することがなくな
る。
【0028】また、図5及び図6に示す装置において
は、支持フレーム6に支持した上部ガイドプーリ5,5
は、ケーブル駆動プーリ11と共に同一平面上に配置し
ているので、特にケーブル駆動プーリとガイドプーリと
の芯出しが容易となる。しかしながら、この参考例にお
いては、2個の取付台によりロッドを支持しているの
で、その取り付け作業に手数を要する問題がある。
【0029】図7に示す装置は本発明の実施例を示し、
上記各参考例の欠点をすべて解決すした装置である。即
ち、図7の装置は、鉄筋コンクリート構造物としての橋
脚1に着脱可能に止着される取付台4’と、ラツク3を
備え、取付台4’に支持されて側方に伸びるロツド3
と、モータによって回転駆動されるケープル駆動プーリ
11及びラツク3に噛合するピニオンを有し、ロツド
3’に移動可能に装着される自走台9と、取付台4’に
支持され、ケーブル駆動プーリ11と共に同一平面上に
配置される少なくとも二つのガイドプーリ5,5と、鉄
筋コンクリート構造物に掛けられたのち、ガイドプーリ
5,5を経て、ケーブル駆動プーリ11に掛けられる無
端状の切削ケープル7とから鉄筋コンクリート構造物の
切断装置を構成したものである。
【0030】この実施例においては、ラック3を垂直方
向に立設し、ワイヤーソー駆動装置10をワイヤーソー
の切断作業の進行と共に上方に移動させる。この切断方
法においても、前記のように橋脚の下方からの切断及び
上方からの切断を行うことができる。また、この装置を
橋脚の側壁に固定することにより水平方向の切断を行う
ことが出来るのは当然である。
【0031】上記のように構成することにより、ロッド
3’や自走台9及びガイドプーリ5,5が取付台4’に
支持されているため、取付台を鉄筋コンクリート構造物
1に取付ければ、これらも鉄筋コンクリート構造物に取
付けられるようになる。しかもケーブル駆動プーリ11
とガイドプーリ5,5は始めから芯出しをして取付けて
おくことができるので、取付ける都度一々芯出しのため
各プーリの向きや位置を調整する必要がない。また、取
付台に支持されるガイドプーリ5,5は、鉄筋コンクリ
ート構造物の切断箇所に隣接して配置することが可能
で、切断完了までその状態を維持することができ、切削
用ケーブルが切断箇所よりずれないようにできるため、
切断面がきれいで、切断精度も上がる。
【0032】なお、垂直切断に際し、切断したブロック
の倒壊を防止するため、切断後に帯鉄36を各ブロック
部分に固定しておいても良い。
【0033】また、橋脚の水中部分にガイドプーリを取
り付けあるいはワイヤーソーを巻く等の作業を行うに際
し、水中作業者が水流に流されないように、また流木等
の影響を受けないように、図8(イ),(ロ)に示すよ
うに、金属製の格子38を適宜組み合わせ、橋脚lの周
囲に川底から立設しサークル39を設置しても良い。
【0034】上記のようにしてブロック状に切断された
コンクリート塊は、作業船により搬出することが可能と
なるが、切断個所を少なくし大ブロックを形成した時に
は作業船の搬出は困難となる。その際には、図9(ニ)
に示すようなビニール製の縦l.2m、横2m程の密封
袋40を、縦方向に切断したブロック42の隣接問隙4
3に挿入し、密封袋40の空気供給口41から、エアコ
ンプレッサからの高圧空気を袋の中に供給する。この
時、密封袋はエアジャッキの作用をなし、端部のプロッ
クはその押圧力により水中に転倒させることができる。
【0035】その際、転倒予定側のブロック42の両側
面に適宜フック44を固定しておき、水中への転倒後
に、このフックにロープを掛け、水中でのブロックの浮
力を利用して、小さな力でクレーンによってブロックを
川底から離しつつ船により搬出することが可能となる。
【0036】また、水中に転倒したブロックのフック4
4に対し、図10(イ),(ロ)に示すように、空気袋
からなるエアリフト45のロープ46を取付け、空気袋
にエアーコンプレッサからの高圧空気を供給すると、エ
アリフト45は、その浮力によりコンクリートブロック
42を浮上させつつ膨張し、コンクリートブロック42
は川底から離れる。この状態で、牽引ロープ47により
川岸の方向ヘウインチ等で牽引するか、船によって牽引
して所定の位置へ運搬する等により撤去することができ
る。
【0037】この際、エアリフトとして用いる空気袋
は、ブロックの大きさ、重さに応じて任意の大きさのも
のを選択し、あるいは所定の大きさのものを任意個数連
結して使用することが可能である。
【0038】一方、本発明の装置を、従来から用いられ
ている爆薬やガス圧による破砕手段と共に併用すること
もできる。その際には、予め縦方向に配筋されている縦
鉄筋をワイヤーソーによって水平方向に適宜の個所切断
しておき、更に必要に応じて、縦鉄筋の間隔保持を行っ
ている水平配筋を、ワイヤーソーによって垂直方向に適
宣の個所切断しておく。その後、橋脚に穿孔した孔にダ
イナマイトを必要量挿入し、点火して破砕を行う。それ
により、単に爆薬によって破砕を行う際には、鉄筋によ
って各破砕片が連結して分離されない欠点を解消するこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成することに
より、ロッドや自走台及びガイドプーリが取付台に支持
されているため、取付台を鉄筋コンクリート構造物に取
付ければ、これらも鉄筋コンクリート構造物に取付けら
れるようになる。しかもケーブル駆動プーリとガイドプ
ーリは始めから芯出しをして取付けておくことができる
ので、取付ける都度一々芯出しのため各プーリの向きや
位置を調整する必要がない.また、取付台に支持される
ガイドプーリは、鉄筋コンクリート構造物の切断箇所に
隣接して配置することが可能で、切断完了までその状態
を維持することができ、切削用ケーブルが切断箇所より
ずれないようにできるため、切析面がきれいで、切断精
度も上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例としての橋脚を水平方向に切断
する際の実施例を示す側面図である。
【図2】図lにおける下部ガイドプーリ部分の正面図で
ある。
【図3】本発明の参考例としての橋脚を垂直方向に切断
する際の実施例を示す側面図である。
【図4】同橋脚を垂直方向に切断する際の実施例を示す
正面図である。
【図5】本発明の他の参考例における橋脚を垂直方向に
切断する装置の正面図である。
【図6】同橋脚を垂直方向に切断する装置の平面図であ
る。
【図7】本発明を用い橋脚を垂直方向に切断する実施例
を示す側面図である。
【図8】橋脚を切断する際のサークルを設置する工法を
示し、(イ)はサークルの部分構成を示す斜視図、
(ロ)はサークル設置状態を示す平面図である。
【図9】橋脚を切断する際にエアジヤッキを用いる工法
を示し、(イ)はブロック切断時、(ロ)はエアジヤッ
キ作動時、(ハ)は転倒したブロックの状態を示す側面
図、(ニ)はエアジャッの平面図である。
【図10】橋脚を切断撤去する際にエアリフトを使用す
る例を示し、(イ)は作用前、(ロ)は作用中の状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 橋脚 3 ラック 3’ ロッド 4 支持台 4’ 取付台 5 ガイドプーリ 6 支持フレーム 7 ワイヤーソー 9 自走台 10 ワイヤーソー駆動装置 12 作業船 13 油圧ユニット 15 水平プーリ 16 垂直プーリ 17 下部第1ガイドプーリ 20 水平プーリ 21 垂直プーリ 22 下部第2ガイドプーリ 24 駆動プーリ 25 ガイドプーリ 26 ガイドプーリ 28 切断予定部 38 格子 39 サークル 40 密封袋 44 フック 45 エアリフト 47 牽引ロープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート構造物に着脱可能に止
    着される取付台と、ラツクを備え前記取付台に支持され
    て側方に伸びるロツドと、モータによって回転駆動され
    るケーブル駆動プーリ及び前記ラツクに噛合するピニオ
    ンを有し、前記ロツドに移動可能に装着される自走台
    と、前記取付台に支持され前記ケーブル駆動プーリと共
    に同一平面上に配置される少なくとも二つのガイドプー
    リと、鉄筋コンクリート構造物に掛けられたのち、前記
    ガイドプーリを経て前記ケーブル駆動プーリに掛けられ
    る無端状ワイヤーソーとからなることを特徴とする鉄筋
    コンクリート構造物の切断装置
JP36778697A 1997-12-30 1997-12-30 橋梁等鉄筋コンクリート構造物の切断装置 Expired - Lifetime JP2949165B2 (ja)

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