JPH0643577Y2 - ダクト用パッキング材 - Google Patents

ダクト用パッキング材

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Publication number
JPH0643577Y2
JPH0643577Y2 JP4924590U JP4924590U JPH0643577Y2 JP H0643577 Y2 JPH0643577 Y2 JP H0643577Y2 JP 4924590 U JP4924590 U JP 4924590U JP 4924590 U JP4924590 U JP 4924590U JP H0643577 Y2 JPH0643577 Y2 JP H0643577Y2
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JP
Japan
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packing material
metal foil
tape
duct
cloth
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JP4924590U
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JPH048864U (ja
Inventor
秀彦 永広
Original Assignee
三笠技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調用、排煙用、乾燥機用等のダクトの連結
部のフランジ間に挟着されるパッキング材に係る。
〔従来の技術〕
本考案者は、ダクト用パッキング材に気密性を付与する
ために、実願昭63-59701号考案(実開平1-163289号)を
提案した。この先行考案は、ダクト接合部の対向する両
フランジ間に挟着されるパッキング材において、ダクト
の内側に位置する面を含む該パッキング材の表面にアル
ミ箔等の金属箔を貼着したことを特徴とするものであ
る。この考案により、金属箔を貼着しない場合に起こり
得るいくつかの問題点は解決されたが、内厚テープ状の
パッキング材の、少くとも一側面を含む表面に金属箔を
貼着する作業は容易でなかった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、前記先行考案の改良に関するもので、その目
的は、金属箔貼布のダクト用パッキング材において、金
属箔の貼布を容易にすることと、気密性及びその他の性
能においても満足のできるものを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために採用した手段を例示の図を
用いて述べると次のとおりである。
(1)本考案のダクト用パッキング材は、第1図に示す
ように、片面全体にアルミ箔のごとき金属箔1を貼布し
た布地テープ2を使用し、その金属箔貼布面を外側にし
て両側端3、4を突き合わすように折り曲げ、その折り
曲げ面5に、片面に粘着剤を塗布した離型テープ6を貼
り合わせ、その粘着剤により前記テープの両側端3、4
を接合7したことを特徴とする。
(2)また、本考案のダクト用パッキング材は、第2図
に示すように、前記(1)に記載のパッキング材におい
て、折り曲げられる布地テープ2によって包み込まれる
ように、糸、ひも等の繊維集合体8、9、10を導入する
ことにより、該繊維集合体がパッキング材の内部に長手
方向に沿って挿入されていることを特徴とする。
〔作用〕
前記構成により、本考案のパッキング材は全面に金属箔
が貼布されたことになる。
粘着剤を塗布した離型テープの貼り合わせにより、粘着
剤は離型テープよりも金属箔貼布の布地テープの方によ
り強く結合することになり、該布地テープの突き合わさ
れた両側端を接合する。使用に際して離型テープを剥離
すると、パッキング材の本体の表面に移行した粘着剤に
より、該本体をダクトフランジに貼着することができ
る。
折り曲げの外力に対応する応力が金属箔貼布の布地テー
プに内在し、この応力は折り曲げられたテープ部分を旧
位置に復帰させる方向に作用するから、この応力により
パッキング材にクッション性が生ずる。
糸、ひも等の繊維集合体を挿入することにより、パッキ
ング材の内部の空隙が埋められて内部密度が高まると共
に、クッション性を増大させることができる。
〔実施例〕
金属箔を貼布する布地には、織布、編布、不織布等が使
用される。金属箔にはアルミ箔、錫箔等が使用される。
パッキング材の内部に挿入される繊維集合体には、糸、
ひものほかに布地テープ等が使用される。
金属箔を貼布した布地テープは、折り曲げ装置に通すこ
とによって折り曲げられ、折り曲げ直後に粘着剤塗布の
離型テープを折り曲げ面に重ね合わせ、対向に設けた引
き出しローラ間を通すことにより、折り曲げ面に離型テ
ープが貼り合わされる。挿入される繊維集合体は、前記
の布地テープを折り曲げ装置に通す際に導入される。
本考案品を使用する際は、離型テープを剥離して、パッ
キング材の本体を対向するダクトフランジの片方に輪状
に貼着し、他の片方のダクトフランジを重ね合わせ、ボ
ルト締め等の方法により、ダクトフランジ間に挟着、固
定する。
〔考案の効果〕
本考案の効果を次に列挙する。
(1)本考案のパッキング材は全面に金属箔が貼布され
ているから、パッキング材として重要な気密性を確保す
ることができる。
(2)本考案品の材料である金属箔貼布の布地テープ
は、広巾長尺の布地と金属箔シートとの間に熱溶融性樹
脂フィルムを介在させて熱圧することによって得られる
金属箔貼布の布地の裁断により容易に作成され、本考案
品は、この布地テープを折り曲げて、両側端を請求項1
に記載の態様で接合することによって得られから、従来
容易でないとされていたパッキング材への金属箔の貼布
が、本考案によれば、きわめて容易におこなえることに
なった。
(3)前記の作用の項で述べたように、本考案品はパッ
キング材としてダクト連結部のシールに欠くことのでき
ないクッション性を有する。
(4)繊維集合体の挿入により、パッキング材の内部を
充実させると共に、クッション性を増大させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を剥離、切開して示す本考案品の一例の斜
視図、第2図は同じく別例の斜視図である。 1……金属箔、2……布地テープ、3、4……布地テー
プの側端、5……折り曲げ面、6……離型テープ、7…
…接合部、8、9、10……繊維集合体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面全体にアルミ箔のごとき金属箔を貼布
    した布地テープを使用し、その金属箔貼布面を外側にし
    て両側端を突き合わすように折り曲げ、その折り曲げ面
    に、片面に粘着剤を塗布した離型テープを貼り合わせ、
    その粘着剤により前記テープの両側端を接合したことを
    特徴とするダクト用パッキング材。
  2. 【請求項2】折り曲げられる布地テープによって包み込
    まれるように、糸、ひも等の繊維集合体を導入すること
    により、該繊維集合体がパッキング材の内部に長手方向
    に沿って挿入されていることを特徴とする請求項1に記
    載のダクト用パッキング材。
JP4924590U 1990-05-11 1990-05-11 ダクト用パッキング材 Expired - Lifetime JPH0643577Y2 (ja)

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JPH048864U JPH048864U (ja) 1992-01-27
JPH0643577Y2 true JPH0643577Y2 (ja) 1994-11-14

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